日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

十五夜

 今日は、十五夜。登校した子どもたちの体操着、机の中、ロッカーの上などにお月見にお供えする野菜や果物が隠されていました。
 野菜や果物を発見した子どもたちは、目を輝かせて「知ってる?」コーナーに集合。
        
【「知ってる?」コーナーは季節の話題や社会で話題になっていることなど、たくさんのクイズが出されています】

 集合した子どもたちは、用意されたかごの中にそれそれ見つけた野菜や果物をお供えし、自分の見つけたものの名前を書いていきました。

     
           【 今日の「知ってる?コーナー」 】

 お供え物のほかにも、十五夜(お月見)に関する絵本やつきの満ち欠けについての本も置いてあります。生活の中のことばから、関係するさまざまなものに興味をもってもらいたい、関連付けて言葉を広げてもらいたいとの工夫です。
 
 今晩は天気もよさそう。家で満月を見て、家族との会話が弾むといいなと思います。

甲状腺検査を実施しました

 9月28日木曜日

 甲状腺検査を実施しました。

 東京電力福島第一原発発電所の事故を踏まえ、子どもたちの健康を長期に見守るために、隔年で実施されている検査で、今回が3回目となります。

 検査は、福島県立医科大学の方が来て行うため、普段の健康診断とは違う雰囲気です。

 エコーを使用しますし、知らない大人もたくさん…子どもたちの不安を少しでも減らせるよう、事前に養護教諭から検査についての説明をしました。
    【 全校集会での説明に使った資料 】

 当日、怖がったりするかな?と心配もありましたが、過去実施している検査を覚えている児童も多く、緊張しながらもとても上手にスムーズに検査を受けることができました。
        
     【 検査室の入り口に掲示した手順表 】

 

    【先に行っている児童の様子を見て待ちました。】


 
検査結果は、1~2ヶ月以内に各家庭へ直接郵送されることになっています。

 

 

 

 


修学旅行おかえりなさい

 9月21日(木)、22日(金)仙台方面へ小学部5年生・6年生は修学旅行へ行ってきました。郡山へ行くバスではハプニングがあったようですが、皆元気に怪我なく帰ってくることができました。

<1日目>

     【 いわきでの出発式 】


【 郡山から、新幹線に乗って仙台へ向かいます 】


         【  松島にて本・分校の全員で  】


   
    【 松島めぐりの船長の帽子を借りて 】


   【松島めぐりの船にて】


   【 松島蒲鉾本舗にて 】


    【 瑞巌寺にておみくじをひきました 】

 
       【 仙台うみの杜水族館にて 】


      【 ホテルにて 】

<2日目>
    
        【 朝の身支度 】


        【 ベニーランドにて 】


     【仙台名物牛タン】

 本・分校それぞれの子供たちともより新密になり、楽しい2日間になったようです。

小学部修学旅行

 いよいよ、明日9月21日より一泊二日で、小学部5・6年生の修学旅行となりました。これまでに数回本校へ足を運び、本・分校の友だちと調べ学習をしたり、旅行行程の計画を練ったりしてきました。また、校内でも活動内容を確認したり、持ち物を確認したりするなど、5・6年生合同で学習活動を進めてきました。
 行き先は仙台。1日目は以下のしおりの通り、全体で活動し、2日目は各班に分かれて班別行動になります。

 本・分校、すべての児童が怪我なく無事に帰ってくるといいなと思います。そして、たくさんの土産話が聞けるといいなと思います。

飲み過ぎには気をつけよう

 すっかり涼しくなってしまいましたが、夏休み明けには保健室の前にの飲み物に関するこんな掲示がありました。
     
       【今月の保健室前の掲示】
 
 さまざまなペットボトルの中に砂糖が入っています。これは、飲み物自体に入っている砂糖の量と同じです。これを見ると想像より砂糖が多く入っていることが一目でわかります。
 飲み過ぎると、虫歯になることはもちろん、疲れが出たり、イライラしたり、太ったりしてしまします。
 ジュースを飲むときはコップに移して飲んだり、シェアしたりするようにし、飲み過ぎには気をつけたいものですね。

図書の寄贈がありました。

 全国学校図書館協議会よりたくさんの図書を寄贈いただきました。寄贈いただいた本は全校集会で紹介されました。

    
     【寄贈図書の紹介をする図書委員会の児童】

 教科書に関係する本をはじめ、子どもたちの興味・関心のあるものや、これまでに触れたことのないような本まで、この秋の読書にぴったりです。そして、読書で考えを広げたり、深めたり、知識を増やしたりできるといいなと思います。
 
 全国学校図書館協議会の皆様、ありがとうございました。

入賞しました!

 1学期に紹介した幼稚部作成の七夕笹飾り。なんと「平七子供笹飾りコンテスト」で入賞することができました。
     
   
 実際に見に行けなかった方のために、どのような笹飾りだったかをご紹介します。入賞した笹飾りがこちらです。  
     
  【アンパンマンとコキンちゃん】
 
 ひらひらした吹き流しのところに塗り絵を張って装飾してあるところもとてもいいですね。

2学期が始まりました。

 8月28日、長いそして涼しい夏休みを終え2学期の始業式が行われました。怪我もなく、事故もなく、全員が登校できたこと嬉しく思います。
 始業式では、夏休みの約束について振り返りました。約束を忘れていた児童もいましたが、怪我をせず元気に登校できたことが約束を守っていた何よりの証拠?ですね。また、家庭で、たくさんお手伝いをした児童もおり、充実した夏休みになったようです。
                

 さて、2学期にも、各学年、各学級でいろいろな学習が計画されています。
 9月には本分校の5・6年生が合同で修学旅行があります。11月には全校で力を入れている「ふくろう祭(学習発表会」が、そして12月にはクリスマスお楽しみ会などが予定されています。さらに、草野小学校との交流学習も継続して行っていきます。

 保護者の方々をはじめ、後援会会員の皆様、地域の皆様のご支援と、ご協力をいただきながら、楽しく充実した学習活動になるよう務めて参ります。2学期もご支援とご協力をいただければ幸いです。

小川・川前地区の保健師さんにおいでいただきました

 本日、小川・川前地区の保健師さんにお出でいただき、早期教育相談の教室や幼稚部の教室などを見学いただきました。また、幼稚部・小学部の1年間の様子をパワーポイントにてご覧頂きました。
 
      
  【みみらんど、教育相談室の見学】     【学校の様子の説明】

 今回は小川・川前地区の保健師さんに見学いただき、パイプがつながったことで、乳幼児検診などで、聞こえの気になるお子さんやその保護者へのサポート体制が強化されました。
 
 乳幼児教育相談(みみちゃん教室)では『豊かな親子のかかわりを育む』ため、
・楽しい活動を通してお子さんの音への気づきや興味を育みます
・親子での共有体験を通して人とのかかわり、ことばへの興味と理解を育みます
・聞こえやことば、子育てに関する情報の提供を行います
・関係機関と連携しながら、地域でサポートしていきます

(大好きな人との心の通じ合いは、「こころとことばの育ちの基礎」になります)

 今後は、市内の各地域の保健福祉機関に訪問し市内の保健福祉機関との連携強化、そして浜通りの保健福祉機関との連携を一層強化し、子どもたちの健やかな成長のサポートをしていければと考えています。

 ※地域支援センター『みみらんど・いわき』では、みみちゃん教室(乳幼児早期教育相談)の他、出かける支援(保育所・幼稚園・小学校への相談支援)、ことばときこえの学習会などの事業を行っています。

平成29年度いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ

7月28日(金)、福島県立いわき支援学校において「平成29年度 いわき地区特別支援教育研究会 教育セミナーⅠ」が開催されました。
 本校からも分科会の話題提供者として、また学習者として多くの教員が参加しました。
 話題提供をした分科会では「きこえにくいってどういうこと?~<きこえ>について知ろう~」というテーマでお話しさせていただきました。

        
                   【補聴器と人工内耳について】

 話しを聞いてもらうだけではなく、実際に補聴器をつけてどのように聞こえるか、また、耳に指で栓をしてテーマに沿って話しをしてもらいました。

 体験を通しての感想
口形がにていることばの読み取り(はし・はち・はり)
・母音が同じ言葉は口形だけ見ると全て同じように見えた。
・子音は読み取れない。
・集中して見ていたのにわからない。ずっと集中しなければと思うと辛い。
・思ったより、音に頼っているということがわかった。
1対1での会話
・話す側の口の動かし方などに配慮が必要と感じた。
・会話を楽しむというより分かろうと必死になる。
・話ができるとうれしくなる。
・1対1で話すことに集中しているので、他の人から話かけられたら分からないと思った。
集団での会話
・みんながなぜ笑っているのか、うなずいているのか分からず、寂しい、取り残された気持ちになった。
・話しが分からず適当に返事をすることがあった
・ジェスチャーがあると分かりやすかった。
・聞こえる子だけが通じているようで、聞こえない子は寂しい思いをしているのかもしれないと思った。



【グループ内での感想発表】

この後、難聴の教員から「健聴者にありがちな誤解」について4つ、話をしてもらいました。

<健聴者にありがちな誤解>
①補聴器をつけていれば、何でもみんなと同じようにきこえている。
②みんなと同じように行動できているから困っていることはない。
③補聴器をつけていれば、どこからの音でもきこえている
④音声言語(はなしことば)でコミュニケーションできるので、だれとでも、どんな場面でも通じ合える。


 これらの誤解を解消し、子どもたちがより分かりやすい生活や授業が受けられるようにするためには、どんなことが事が必要かについても考え話し合いました。その内容は以下の通りです。

①について
・「ゆっくり」話し、時間や活動のゆとりをもってできるようにする。
・理解して行動できるような配慮(文字・実物・絵)をし、見通しがもてるようにする。
・本人が伝えられる環境作りと、意思表出するための手段を伝える。
②について
・「いつまで」「どのくらい」「誰と」などの内容を見通しがもてるよう視覚化(文字・絵)で表示・提示する。
・話し合い活動のときは、書いて知らせる。
・話す人は、「ゆっくり」「はっきり」「ジェスチャー」を交えて話す。
③について
・スピーカーの位置の確認。
・座席の位置に配慮する。(左右どちらの聴力がよいか、全体を見渡せる位置か)
・緊急時の約束事を決めておく。
④について
・短いことばで指示したり、話したりする。
・本人が分かっているか、伝わっているかどうか確認の方法に工夫が必要。
・文字や絵などの視覚支援があるとよい。
・話しのポイントを視覚化する。

 2時間半という時間ではありましたが、参加者が子どもの立場になって感じたり、今後どのように関わっていくかを考えたりする、とでもいい時間となりました。

 受講できなかった方々、もっと具体的で詳しい話が聞きたいという方、お子さんの聞こえが気になる保護者の方など、いつでも本校の地域支援センター「みみラらんど・いわき」の職員をはじめ、全職員がバックアップさせていただきます。お気軽に、ご相談ください。

福島県立聴覚支援学校平校内 
     地域支援センター「みみらんど・いわき」
     電話 0246ー34-2202
        FAX 0246ー34-5137