日々の様子をお伝えします

表千家

 2月22日(木)校長先生が本格的な表千家の流儀で、お茶をたててくださいました。
 昨年度経験のある子どもたちは、部屋に入ると、毛氈(もうせん=「赤い布」)に背筋を伸ばして正座し始めました。非日常のキリリとした空気感が漂っていました。

 まず、校長先生から、道具の名前やその使い方などを教えていただきました。

     【「ふくさ」の説明 】

   【  お茶を たてている様子  】

 そして、6年生からお茶をたてていただきました。「お先に」「どうぞ」「いただきます」といった言葉のかけ方や、茶碗を2回、回したり、手を床に着いてお辞儀をする、飲み終わった後は飲み口を指でふき取って壊紙で指を拭くなど、表千家のマナーなども教えていただきました。

【 お茶を いただいている様子 】

 お茶を飲み終えると、お茶の道具に興味津々の子どもたちが、釜の前に集まってきました。「やってみる?」の一言に子供たちは大喜びで一列に並び始めました。そして、「担任の先生や授業担当の先生たちにお茶をたてたい」とはりきって挑戦しました。

【 茶せんの動かし方を教えてもらう様子 】

 茶せんの動かし方が見ているより難しかったようですが、ある児童はたてたお茶の表面にできた”池”(泡だっていないところ)が「とてもいい」とほめられました。

 このお茶会は、子どもたちだけでなく、私たち教員にとっても非日常を味わえる貴重な時間となりました。