日々の様子をお伝えします

2016年2月の記事一覧

みみらんど学習会

 2月26日(金)に、みみらんど学習会「親子でたのしく発音教室」が開催されました。
 この学習会は、地域支援センターみみらんど・いわきが中心となって実施した学習会で、発音の基礎である声や息の出し方、口や唇、舌の動かし方を、親子で楽しみながら活動することをねらいとしています。
     
 校内と外部から参加者を募り、今回は4組の親子が参加してくれました。
 音楽にあわせて元気に声を出したり、紙風船を使ったイキ息レースでたくさん息を使ったりして、親子で楽しく活動しました。イキ息レースでは子ども部門、お母さん部門、親子部門に分かれ、それぞれがゴールを目指して白熱した戦いが繰り広げられました。
   
 楽しみながら口の動かし方や息の使い方を学ぶことのできた、笑顔あふれる学習会となりました。各家庭に戻ってからも親子で楽しめる遊びが、また一つ増えました。

第2回 聾学校平分校駅伝大会②

 それぞれが練習の成果を発揮して走りきった駅伝大会。表彰式で分校長先生からメダルと参加賞、講評をいただいたあとは、幼稚部の教室に全員が集まり、家から持参したおにぎりと手作りの豚汁で会食をしました。
 小学部の児童と教員が、野菜を切ったり味付けをしたりして手作りした豚汁は具だくさんで、栄養と愛情もたっぷりでとてもおいしく、子どもたちは友達や先生との会話を楽しみながら、たくさんおかわりをして食べていました。
  
  
 学年の枠を越えた子どもたち同士の自然なかかわりが見られるのは、平分校のよいところの一つです。駅伝大会を通して、さらに絆が深まりました。
 

第2回 聾学校平分校駅伝大会①

 快晴にも恵まれた中、聾学校平分校駅伝大会が開催されました。今年度で2回目になり、幼児児童と教員の混合チームをつくり、3つのチームに分かれてたすきをつなぎました。
 この日のために、こどもたちは毎日校庭を走って体力をつけたり、チームごとに作戦を立てたりして臨みました。
 
大勢の保護者の方々も応援に駆けつけて下さり、子どもたちは熱い声援を受けながら、途中で抜かされても、転んでも、あきらめずに最後まで一生懸命走りきりました。
 6年生にとっては最後の駅伝大会となりました。感想発表の際に「来年僕たちはいないけれど、みんなで力を合わせて頑張って下さい。」といった発表も聞かれ、児童はそれぞれがさまざまな気持ちで受け止めているのではないか、と感じました。
 学校全体が気持ちをひとつにして取り組む駅伝大会は、これからも平分校で受け継がれていきます。
 勝ったチームも勝てなかったチームも、それぞれがさまざまな思いを抱えて駅伝大会を終えました。幼稚部では絵日記、小学部では日記等を通して振り返りの学習も行います。
  
  

おにはそと!

 3日の「せつぶん」では、幼稚部でも豆まきをしました。
 「ドンドンドン!」とドアをたたく大きな音。「ガラガラガラ」と入り口のドアが開き、「こんにちは。」という低い声が聞こえてきました。
 子どもたちはドアをたたく大きな音にびっくりしながらも、ドアの開く音やおにの声に耳を澄まして一生懸命きいていました。
 子どもたちが、おそるおそる「はーい。」と返事をすると、姿をあらわしたのはなんと「みどりおに」でした。
 子どもたちは「きゃー。」「こないで。」と言って逃げまわりながらも、おにに向かって元気いっぱい豆を投げていました。

 
  
    「おにはそと!」 「えい!」            おにと記念写真
 節分が終わってからも、幼稚部ではおにの話題でもちきりです。

地球温暖化防止のための福島議定書表彰式

 2月8日(月)に地球温暖化防止のための福島議定書表彰式があり、平分校は最優秀賞をいただきました。表彰式には最上級生の6年生児童2名が出席し、福島県知事や教育長から賞状をいただきました。児童はとても緊張していましたが、卒業を前にとっても良い思い出ができました。
 平分校では教室の照明の消し忘れがないか確認したり、手を洗うときに水を出しすぎないように量を調節したりしています。節電や節水の他にも、ゴミの量を減らしたり、好き嫌いをしないで給食の残飯をださないように取り組みました。これからも、いっそう努力していきます。

   

研修会(松本末男先生来校)

  5日(金)に、筑波大学付属聴覚特別支援学校から松本末男先生をお呼びして、研修会を行いました。松本末男先生には朝早い時間から、各学級をまわって参観していただいたり、子どもたちとのやりとりの場面を見せていただいたりしました。
 指導助言をいただいたあとは、「今後の平分校と課題」と題しての全体講話もあり、教員は真剣な表情で参加していました。末男先生からは、子どもたちの成長を豊かにするための日々のやりとりや言語化のあり方について、また、チームとして機能するための教員集団のあり方についてご助言いただきました。
 松本末男先生、ありがとうございました。今後、さらに私たちは努力してまいります。
  
  

ドラムセットがきました

 先週、ピカピカのドラムセットが学校にきました。音楽担当の先生がずっとお願いしていた楽器です。平分校の楽器はとにかく古く、今年の聾学校合奏コンクールで使用した木琴と鉄琴は昭和50年代に購入されたものです。音も??? という年代物です。そんな平分校に新品の楽器、それもこんな大型のものがきたので、子どもたちも先生方も大興奮で弾いてみました。子どもたちの笑顔いっぱいの顔がすてきです。音楽の授業の中でどう使っていくかはこれからですが、楽器に触れて音を楽しむ経験をどんどん積ませたいと思います。

                    
   椅子に座ると、ぼくたち足がとどかない!   でもやりたいんだ!   ダンダンダダダダダ

                   

小学部 豆まき会

 2月3日 は節分でした。今年も節分の由来にふれながら、子どもたちに日頃の生活を振りかっえてもらい「心の鬼」を退治しました。子どもたちの書いた心の鬼は・・・・

            「後回し鬼」   「しらんぷり鬼」    「ゲーム大好き鬼」   などなど
           
 子どもそれぞれ、問題意識を持っているところは違いますが、今よりもっともっと素敵な自分になりたい!という思いが伝わってきますね。心の鬼にむかって豆まきをして、明日から頑張ります。

 節分が終わると立春です。暦の上では春ですが、いわきでは先週末に雪が降り、日陰にはまだ雪が残っています。豆まき会では、「明日は立春ですよ」と話したのですが、子どもたちにはなかなか実感できませんでした。花壇のチューリップの芽を見せたり、日が長くなったことを話したりしました。とはいえ、寒い時期はまだまだ続きます。縄跳びやマラソンを頑張りながら、寒い季節を乗り切りたいです。



        
   「心の鬼」を発表しました。               巨大な鬼の顔に貼り付けています。

        
 年女の5年生から福豆をもらいました。           心の鬼にむかって豆まき!

ALTの先生と一緒に

 ALTのロジャー先生が来校されました。
 小学部の3年生は、ロジャー先生からカナダの冬について教えてもらったり、雪だるま作りを通して、英語に親しんだりしました。
 紙など身近なものを雪玉に見立て、雪玉を投げ合って、雪合戦を楽しみました。
 また、ロジャー先生からカナダの雪だるまは「スノーマン」と呼ばれていることを教えてもらいました。日本では2段に重ねてつくることが多いけれど、カナダでは雪玉を3段に重ねてつくるということに、子どもたちはとても驚いていました。