日々の様子をお伝えします

2016年5月の記事一覧

ケース相談会

 療育センターから言語聴覚士の先生をお迎えし、ケース相談会を行いました。
 言語聴覚士の先生には、幼児児童の学校生活の様子を参観していただき、担任からの質問事項にお答えいただいたり、医学的な目線からお話いただいたりして、お互いに情報の共有を行いました。
 
 今後も子どもたちのよりよい生活の充実のために、お互いに情報交換、情報の共有を行いながら、連携していきたいと思います。

後援会総会が開催されました

 本日の13:30より、平分校の応接室にて平成28年度の後援会総会が開催されました。ご多忙中にもかかわらず、6名の会員の皆様が出席してくださいました。
 今回は、家庭科の学習の一環で、お茶の入れ方について学んだ5年生が、会員の皆様においしいお茶を入れて、おもてなしをしました。おいしいお茶を囲みながらの総会は、とても和やかな雰囲気で執り行われました。
  
 
 昨年度の会務報告や会計監査の報告等滞りなく進み、無事に後援会会計歳入・歳出予算書も承認されました。後日、会員の皆様には総会の要項や会報等を郵送する予定です。
 出席してくださった会員の皆様、本当にありがとうございました。さまざまな事情により出席できなかった会員の皆様、今年度もどうぞよろしくお願い致します。

5月の活動の様子

 幼稚部では、「こいのぼり」「かしわもち」「かぶと」をキーワードに、幼稚部の段階で知っていてほしい季節の行事や歌などに触れながら、制作、発表、調理などの活動をしました。
 日々の活動を通して、「こいのぼりを見つけたよ!」「かしわもち、おいしかったね。」など自分から伝えてきたり、「こいのぼり」の歌を口ずさんだりする様子も見られるようになりました。
 幼稚部では、子どもたちの日々の体験を言葉につなげ、丁寧にやりとりをすることを大切にしています。
  
 たくさん「こいのぼり」をつくったよ。  全校集会で「こいのぼり」の歌を発表したよ。
  
  
 「かぶと」をかぶって写真を撮ったよ。 「かしわもち」を作って食べたよ。「おいしい!」
 
教室の廊下にみんなで作った「こいのぼり」をつるしたよ。

小学部5年生 田植え

5月20日(金) 草野小学校と交流共同学習で「田植え」が行われました。総合的な学習の時間で、例年、稲作に取り組んでいます。4月には、餅米の籾をまいて苗を育てていました。田んぼの準備が整い、田植えが行われました。当日は、裸足で田んぼに入り、生まれて初めて田植えを経験しました。田んぼの水はやや冷たくて「もっと ぬるかったら良かったのに」と感想が聞かれました。田んぼに素足を入れたときの感触は何とも言えなく、楽しかったと目を輝かせて報告してくれました。今後は、田んぼの稲の生育をに見に出かけたり、田んぼに集まる生き物の観察をしたりして、秋の稲刈りまで見守ります。草野小学校との交流秋祭りでは、餅つきをして全校児童に振る舞う予定です。


      

放課後子ども教室 開室式

 子どもたちがとても楽しみにしていた、放課後子ども教室がはじまります。
 放課後子ども教室が開室されるにあたり、初日の今日は開室式が行われ、分校長先生や指導員の先生、担当の先生のお話を聞き、「みんなで仲良く楽しく遊びましょう。」とみんなで約束しました。
 放課後子ども教室は小学部と幼稚部の子ども達が、学年や学部を越えて一緒に遊ぶことのできる機会でもあります。その中で昨年度は、上級生が下級生の面倒をみたり、お手本になったり、友達と遊具を譲り合ったりするなど、子どもたち同士のかかわりもたくさん見られました。今年度も友達と元気いっぱい、楽しく仲良く遊びます。
 
 放課後子ども教室は、毎週月曜日~木曜日の14:30~16:30に活動しています。
指導員の先生方、今年度もよろしくお願い致します。

交流春の大運動会②

交流春の大運動会のつづきです。
 
           
  運動会の花、6年生による「鼓笛」です。5年生の時に鍵盤ハーモニカの課題が出され試験がありました。鍵盤ハーモニカの演奏が一定水準以上の児童から、希望する役を選ぶことができます。人気のポンポンを、草野小学校の児童と競い合ってつかみました。あこがれのコスチュームににっこりです。


         
 5年生と6年生は運動会の運営にも携わります。準備係として、用具の出し入れをしたり、競技の補助をしたりして、自分の競技以外でも大忙しでした。

    
お昼休みの楽しみはお弁当。大好きなおかずが並びます。両親や祖父母、兄弟と一緒ににぎやかにお昼を囲みました。おいしかったね。

    
 幼稚部の友達が応援にきてくれました。くじら組の2人は、「来年は1年生」に参加しました。
ノートと折り紙をもらって大満足。小学校の様子もちょっとだけのぞけました。

交流春の大運動会①

5月14日(土) 晴天の空の下、風はやや強かったですが「交流春の大運動会」が行われました。

今年のスローガンは「燃えろ草野魂! 見せてやれ!!」でした。スローガン通り、最後まで全力を出し切る児童の姿が見られ、保護者も教員も、地域の方も見応えのある運動会でした。

〇低学年
      
団体競技「大玉転がし」(2年生)            紅白対抗リレー(選抜)
 
 体より大きい玉を一生懸命転がす姿がかわいいですね。2学年の徒競走で2番になり「紅白対抗リレー」のメンバーに選ばれました。バトンを持って走るのは大変でしたが、最後まで順位をキープ。紅白対抗リレーは紅組が勝ちました。

〇中学年
         
             「ソーラン節」 
 3・4年生のダンスです。今年は金八先生バージョンで踊りました。練習時間が短い中で、必死に振り付けを覚えました。本番は笑顔で踊りきることができました。

〇高学年
     
 閉会式「聾学校校歌 指揮と手話」(5年生)  「親子、ドン」 チャンス走(6年生)

 大観衆の前で緊張しましたが、やりきりました。自信になったと思います。
6年生の親子競技です。お母さんと仲良く二人三脚でゴールしました。 

幼稚部 交流保育①

 今日は、あさひ保育園との交流保育の1回目でした。くじら組の子どもたちは、久しぶりに会えるお友達にドキドキワクワク。とても楽しみにしていました。今回が初めての交流になる、らっこ組といるか組の子どもたちは、少し緊張しながらもみんなの前で自己紹介をしたり、ダンスの発表をしたりすることができました。
 また、少し時間をいただき、スーパー補聴器くんの人形と一緒に「補聴器くんの得意なこと、苦手なこと」についてもお話させていただきました。「大きい音や引っ張られることは苦手だよ。」「みんなのお話をよく聞くのが得意だよ。」などの話に、保育園の園児たちは、みんな真剣な表情で耳を傾けてくれました。
  
  
 園庭での自由遊びでは、子どもたち同士の自然なかかわりが見られ、お友達を誘ったり、一緒に遊んだりする様子も見られました。
 交流保育は、大きな集団の中での活動を通して、子どもたちが貸し借りや順番などについて学ぶ機会でもあります。
 これから月に1回程度、あさひ保育園との交流を継続していきます。9月には交流運動会も実施する予定です。

春の交流大運動会

 いよいよ今週末は草野小学校と「春の交流大運動会」です。本番まであと五日になり、練習も熱をおびてきました。それぞれの学年競技に加えて、開閉会式や応援合戦など全校児童で行うものもあります。そのため、忙しい毎日をおくっています。
 さて、聾学校の児童にとって、校庭で行われる運動会は、聞こえのコンディションがあまり良いとは言えません。特に、この時期、草野地区は風が強く、放送の音が風に流されたり、補聴器や人工内耳に風切り音がまざり、なかなか先生の指示を聞き取るのは難しい状況です。そこで、開閉会式では手話通訳をつけて、小学校の先生の話が伝わるようにしています。学年の競技では、集団の動きを見て理解できることも多いですが、競技の細かなルールや注意事項など、その場で理解が難しい時もあります。練習の後にそれぞれの児童の実態に合わせて確認が欠かせません。運動会は、普通小学校の学習のスピードを体験する貴重な機会であり、情報をどう拾っていくか試される機会でもあります。いつも以上に、神経を使わなければならない毎日ですが、あともう少し、体調を整えて本番に力が出せるよう、頑張ってほしいです。

       
借り物競争の説明を聞いています。         練習の合間に、ちょっと息抜き

春の遠足

 今日は小学部と幼稚部合同の「春の遠足」で松が丘公園に行ってきました。
 朝は小雨が降っていたので心配しましたが、学校を出発する頃には雨もあがり、たくさん体を動かしても暑すぎない遠足日和でした。
 小学部の児童は学校から駅まで歩き、電車に乗って駅から再び松が丘公園まで歩きました。今回の遠足では電車を利用するため、事前の学習の中で公共のルールや交通ルールを守ることについても学びました。帰りも同じルートで学校に戻ってきました。途中、表情に疲れをにじませながらも、最後まで歩ききり、その姿はとても頼もしかったです。
  
 友達と遊具でたくさん体を動かしたり、小学部と幼稚部の子どもたちがまじって鬼ごっこをしたりする姿も見られ、どの子もいい笑顔でした。
   
  
 たくさん体を動かした後に、みんなで一緒に食べたお弁当はとてもおいしかったようです。食後はお菓子を交換するなど、子どもたち同士のかかわりがたくさん見られました。
 楽しい思い出になりました。