日々の様子をお伝えします

2015年6月の記事一覧

幼稚部もロジャーさんと一緒に勉強しました


 幼稚部幼児もALTのロジャーさんと一緒に勉強しました。
 今日は「ロジャーさんが好きな果物や動物はな~に?」というクイズで始まりました。幼児たちはロジャーさんの英語の発音を、口元を見ながらを一生懸命に聴き取り、口声模倣で応えました。ことば絵辞典を見ながら「いちご」や「いるか」だということが分かり幼児たちは大喜び。
 英語の活動になりますが、聾学校では聴覚を活用する学習とともに日本語としてのことばの学習にもなります。「ロジャーさん、楽しい活動をありがとうございます。」
 
     
 
 

読書活動の充実(幼稚部)

 幼稚部4・5歳学級では、だんごむしに興味をもったお友達がいたので「だんごむし」の本の読み聞かせを行いました。だんごむしのころちゃんが他の虫たちに挨拶をする場面では一緒に挨拶をしたり、かまきりやもぐらに食べられそうになる場面では一緒にハラハラしたりして、興味をもって聞いていました。特に、「ころころころ…ストーン!」と穴の中に入ってしまう場面がお気に入りで、それぞれ「ころころ…」と声を出して指でなぞって楽しんでいます。
  
読み聞かせのあとで、外にだんごむしを探しに行きました。
 
 大きな石をどけたら、だんごむしがたくさんいてびっくり。宝探しのようにわくわくしながら、次々と石の下をのぞきこむ様子も見られました。
 だんごむしが幼稚部4・5歳学級に仲間入りしました。「葉っぱ食べるんだよ。」と教えてくれたり、くるんと丸くなる様子を真似したりするなど、だんだん、だんごむし博士になってきました。

陸上大会の激励壮行会

 6月18日(木)に市内平地区の小学校6年生による陸上大会があり、平分校からも2名の6年生が1000m走と100m走に出場します。
 16日の全校集会では選手として出場する6年生の激励壮行会がありました。聾学校の名前入りのユニホームを着た6年生が目標タイム等を発表したあと、小学部5年~3年の児童が応援団になり、大きな声で「フレー、フレー!」と声援を送りました。幼稚部幼児も一緒になって大きな拍手をおくりました。 
 大会当日はみんなで陸上競技場に応援に応援に行きます。小さい学校ですが、2名の6年生は在校生の心あたたかい応援を背に受け、力を十分に発揮してくれるでしょう。
 「フレー! フレー! 6年生!」 「ガンバレー! 平分校!」

  

本て楽しいな!(読書活動の充実②)

 小学部では毎週一回、読書活動の時間があります。今回は小学部1年生と3年女子児童の読書活動の様子を紹介します。
 このグループでは、読み聞かせを中心に読書活動をしています。「あれ?なんだろう?おもしろい!こんど自分で読んでみよう!」と子どもたちが思ってくれればしめたもの。読み聞かせで取り上げた本を、休み時間に手に取る児童もでてきていて、読書の楽しみがじわじわ拡がっています。男の子が多いグループなので、乗り物やお化けの本、科学絵本などが登場することが多いですが、子どもたちの知りたい気持ち、分かりたい気持ちを刺激できるような本をどんどん読んでいきたいと思っています。

                
                 お化けの本を読んでいます。

町探検をしよう(小学部1年生)

 1年生が入学して早2ヶ月が過ぎました。本校幼稚部から進学した3人組もすっかり小学生らしくなってきました。そこで最近の授業の様子を紹介します。一年生の授業には生活科があります。学校探検を終えて、最近は学校の周りの様子に関心を持つようになってきました。聾学校平分校がある草野地区を中心に、交通安全上のルールを身に付けたり、草野地区のお店や公共施設に関心を持ったりする学習をしています。今年の一年生が男の子3人組ということもあり、乗り物大好き、自動車大好きだったので、一番最初に関心を示したのはガソリンスタンドでした。おうちの方と立ち寄った経験もあり、ガソリンスタンドについて、どんなところなのか、それぞれの経験をもとに話し合い活動をしました。その過程で、給油機と洗車機を作ってみようということになり、段ボールで作りました。制作したり遊んだりするのも楽しいのですが、聾学校なのでしっかり言葉の勉強もしました。楽しい経験を共有しながらの話し合い活動は言葉の習得につながります。これから学校の周りにどんどん探検に出かけたいと思います。

      
洗車機 幼稚部と一緒に試運転しました      後ろに見えるのが給油機です