日々の様子をお伝えします

草野小学校絹谷分校との交流会(今年度1回目)

 6月5日(月)に、1回目の草野小学校絹谷分校との交流会を平校の体育館で行いました。これは、交流及び共同学習の一環として、障がいのある人もない人も、互いに尊重し合いながら協働して生活していく態度を育むことを目的として行っています。

 この日のために、平校の子どもたちは「どんな流れで進めていこうか」「絹谷分校の友達と一緒にどんなゲームをやりたいか」などの話し合いを行い、自分たちでゲームやそれぞれ役割や係の仕事などを決めて準備を進めてきました。

 当日も、朝から子どもたちは会場準備など必要なことを友達と一緒に相談したり、それぞれの係の仕事を率先的に行動したりする姿が見られました。

 交流会では、まず自己紹介から始まりました。自己紹介では、絹谷分校の友達が手話や指文字を使って名前や誕生日、血液型、趣味などを発表しました。とても上手に手話を表現している姿に、平校の子どもたちも先生たちも「おー」と感動の声をあげました。

 その後は、平校の子どもたちが考えたゲーム(かくれんぼ、ドッヂボール)を行い、和気あいあいと楽しく交流をしました。子どもたち同士の自然な関わりの中で、障がいの有無にかかわらず、「お互いがお互いのことを想って自ら動く」こと、そして「お互いのよさに気づき、認め合い尊重し合う」ことができ、最後まで心温まる交流ができました。

 絹谷分校の友達がタクシーに乗って帰る際、タクシーが見えなくなるまで大きく手を振って見送っていた平校の子どもたちの姿がとても印象的でした。本県の特別支援教育の基本理念である「地域と共に学び、共に生きる教育」が目指している子どもたちの具体的な姿に少しでも、近付くことができたように感じています。

 次回の交流は、11月になります。次は、絹谷分校へ行って交流をする予定です。

 

 

 

 

 

 

司会という大役をしっかりと果た  手話と指文字で自己紹介をする

しました!            絹谷分校の友達

 

 

 

 

 

 

かくれんぼの様子         ドッヂボールの様子

「あっ、見つけた!」       「勝つぞ!エイエイオー!」

 

 

 

 

 

 

みんなで記念撮影        手を振って最後まで見送りました。