聴覚支援平校へようこそ
日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

地域支援センターの活動~みみらんど・いわき学習会~

 9月27日に、亜細亜大学の橋本一郎先生をお招きし、みみらんど・いわき学習会を行いました。

 橋本先生には、「きこえない子どもたちの未来をのぞいてみよう」のテーマのもと、様々な分野で活躍しているきこえない方々の姿をお話いただきました。そして、きこえない子どもたちが伝えたい気持ちや豊かな表現力を身につけることの大切さ、一人ひとりがきこえない自分をしっかり受け止め、社会の中で堂々と生きていける力をつけることの大切さなどをお話いただきました。

 平校職員、保護者の他、乳幼児教育相談の保護者、いわき市内の保育園の保育士や小学校の教師、保健師の皆様などにも多数参加いただき、「橋本先生の熱意にたくさんパワーをいただいた」、「実体験に基づくお話が心に響いた」、「これから子どもたちの未来を一緒に考えながら自立していける環境を作っていきたい」などの感想が寄せられました。

 お忙しい中、ご講演いただいた橋本先生、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

 

本分校合同宿泊学習

 9月12日(木)、13日(金)、郡山自然の家で、本分校合同宿泊学習を行いました。子どもたちは、事前学習で、リモートでの結団式や目標の話し合い、持ち物確認などの事前学習を重ね、当日を心待ちにしていました。

 1日目は、入所式、室内サーキット、野外炊飯、キャンプファイヤーを行いました。平校の児童は入所式での児童代表挨拶を務め、大勢の友達や先生、職員の前で堂々と挨拶をすることができました。初めは、久しぶりに会う友達や初めて会う先生に緊張している様子も見られましたが、1日の後半になると、平校以外の友達や先生の輪に自分から入り、楽しむ姿が見られました。特に、キャンプファイヤーでは、友達と列になり一緒に歩いたり、ダンスを踊ったりして笑顔がたくさん見られました。

 2日目は、グラウンドゴルフやアーチェリーの野外活動と退所式を行いました。野外活動では、班ごとに分かれ、目標を話し合って決めました。相手が分かるように伝えたり、受け答えをしたりして、協力する姿が見られました。また、実際に身体を動かす場面では、先生や職員の方の話をよく聞いて(見て)活動することができました。

 2日間を通して、本分校の友達や先生と一緒に協力して行動したり、友達の様子を見て挑戦したりする姿が多く見られ、様々な体験を通して、貴重な学びをすることができました。今後は、振り返りを通して学びを深め、楽しい思い出として記憶に残るよう指導していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草野小学校交流見学学習(5年生)

 9月17日(火)、草野小学校との交流見学学習で、日産いわき工場とアクアマリンふくしまに行きました。

 日産いわき工場では、エンジンの部品がどのように作られているのかを見学しました。ロボットが作業している様子に興味津々で注目する姿が見られました。また、体験コーナーもあり、実際の作業を体験することができました。

 アクアマリンふくしまでは、班に分かれて見学を行いました。ワークシートの問題について、友達と確認して記入しながら海の生き物の様子を観察しました。「これ(魚)の名前はなに。」「うさぎみたいだね。」など、疑問に思ったことや気づいたことを話しながら見学する様子も見られました。

 久しぶりに会う草野小学校の友達でしたが、自分から話しかけたり、教えてもらったりするなど、友達とかかわりながら見学学習を行うことができました。

 

 

 

誕生会(小学部)

 9月9日(月)学活の授業で3回目の誕生会を行いました。

 誕生会に向けた準備の話し合いの中で、役割分担を行う際、欠席していた児童の係について「この係が良いと思うな。」「明日、(希望を)聞いたほうが良いと思う。」など、相手の気持ちを想像して考えを出しあう姿が見られました。

 誕生会では、司会やあいさつなど、それぞれの役割を果たして会を行うことができました。また、お祝いの気持ちやお礼の気持ちを伝え合う姿が見られました。会食や質問コーナーでのやりとりを通して、楽しい会にすることができました。

 

地域支援センターの活動~地域支援センター特別支援教育研修会~

 8月1日に、福島県立聴覚支援学校の本分校をリモートでつないで、地域支援センター特別支援教育研修会が行われました。

講師は国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員 山本晃先生で、「聴覚障がい児のインクルーシブ教育について―聴覚障がい教育の現状や教育的対応を踏まえ―」のテーマのもと、ご講演いただきました。平校職員の他、いわき市内の先生にもご参加いただき、地域の先生方と共に学ぶ機会となりました。

地域支援センターの活動~いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ~

 7月30日に、いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠがいわき支援学校で開催されました。午前中に分科会が開催され、いわき市内の県立特別支援学校の教員が講師を担当しています。

 今年度の平校の分科会は、「みんながわかるやさしい支援を考えよう~聞こえにくい疑似体験や聞こえない・聞こえにくい子どもの思いを通して~」のテーマのもと、参加した保育園、小学校、特別支援学校の先生方に対して、聞こえにくさの疑似体験やわかるための支援の方法についての協議、平校の実践紹介などを行いました。

 地域の学校等で聴覚障がいのある子どもたちにかかわる先生方も参加し、「疑似体験を通して聞こえにくい子どもたちの支援を考えることができた」、「校内の先生方にも伝えたい」などの感想をいただきました。

 今後も地域の先生方とのつながりを大切にしながら、地域支援の活動に取り組んでいきたいと思います。

地域支援センター 第2回お話サロン「先輩の話を聞こう」

 7月21日に、地域支援センター第2回お話サロンを行いました。今回は「先輩の話を聞こう」のテーマで、平校幼稚部を卒業した新妻唯昭さんのお話を聞きました。新妻さんは、現在、いわき市教育委員会のスクールカウンセラーや農業など、多方面に渡って活躍されています。

 今回のサロンには、聴覚障がいのある地域の小学生や平校卒業生とその保護者、乳幼児教育相談を利用しているお子さんの保護者など、20名程度が参加しました。

 新妻さんからは、幼少期ことやこれまでに海外のたくさんの国に行った経験から、「日本だけでなく、世界を見て視野を広くもってほしい」とのお話いただきました。また、「『ありがとう』の気持ちをもって、人を頼れる自分に、人に頼られる自分に」、

「まずやってみよう、やってから考えよう、分からなかったらきいてみよう」など、たくさんの力強いメッセージをいただきました。

 新妻さんのお話が終わったあとも参加者の子どもたちが新妻さんに質問するなど、交流する様子も見られ、充実した時間となりました。

 新妻さん、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。また、参加者の皆様、ありがとうございました。

いわき七夕祭りに出品!!

 今年度も平校では「いわき七夕まつり」の「子ども七夕飾りコンテスト」に出品いたします。

 5月から「どんなデザインにしようかな?」と考え、そのアイディアをもとにコツコツと制作してきました。デザインは幼稚部の5歳児が担当し、その図柄に合う色のお花紙を丸めたり、飾りつけたりするのは小学部の子ども達にも手伝ってもらいました。

 仕上げに家族や放課後子ども教室、そして先生にも書いてもらった短冊を吹き流しにつけて完成です。

 平校が一致団結して作った「ユニコーン」と「ちょうちょ」がモチーフの七夕飾りは8月6日~8日に「いわき七夕まつり」会場のいわき駅前に飾られます。(本記事は平校Noteにも掲載しています。)

 

 

幼稚部 楽しかった本分校交流

 今年度も幼稚部では、2回の本分校交流を行う予定です。第1回目の本分校交流は7月5日(金)に行いました。

 とても暑い日でしたが、本校の広いプールで水遊びを楽しんだ後は、いろいろな友達とお弁当を食べたり、好きなおもちゃを出して遊んだりしました。

 子ども達は、オンライン交流で、自己紹介をしたり、一緒に〇×クイズに取り組んだりしていたので、この日も、あっという間に打ち解けて、「〇〇ちゃん、となりでお弁当を食べよう!」「これ、使っていい?」などと積極的にやりとりをしていました。

 次回は11月8日(金)です。それまで、「暑中見舞い」を交換したり、オンラインで近況を報告したり、またいろいろと交流を重ねる予定です。

誕生会(小学部)

 7月8日(月)学活の授業で今年度2回目の誕生会を行いました。

 今回も、買い物チームと会場作成チームに分かれて準備をしました。買い物チームは熱中症対策を十分に行い、学校付近のスーパーに買い物に行きました。

 前回の経験から、買いたいものが置いてある売り場の位置を覚えて、自分たちで買いたいものを探し出す姿が見られました。

 会場作成チームは、誕生会に必要な物品を用意し、みんなのために準備を行いました。

 誕生会では、司会やあいさつなど、それぞれの役割を果たして会を行うことができました。また、お互いにお祝いの言葉やお礼の言葉を伝え合ったり、会食をしたりして、笑顔あふれる会にすることができました。