7月14日(月)、いわき聴力障害者会から2名、全国手話通訳問題研究会福島支部いわき班から4名の皆さんを講師にお迎えし、手話による絵本の読み聞かせを行いました。初めての取り組みであったことから、お互いに自己紹介をした後、2つのグループに分かれて読み聞かせをしていただきました。
日本手話グループは、1年生の教科書にも載っている「おむすびころりん」のお話を見ました。きこえないおじいさんが登場し、穴の中から感じる振動を足で感じたり、穴の中にいるきこえないねずみとスマートフォンでやりとりしたりする場面に子どもたちは、「なるほど!」と言っていました。また、予定にはなかった「シンデレラ」のお話もしてくださいました。表情豊かでメリハリのある手話表現に子どもたちは見入っていました。
絵本グループは、講師が登場人物の動きを見せると、子どもたちがまねたり、手話で単語を表したりして楽しみました。絵本や講師の動きによく注目して参加していました。子どもたちにおなじみの「だるまさんが」「やさいさん」のほか、「きょうはこどもをたべてやる」というわにの絵本を取り上げていただきました。
平校経営・運営ビジョンとの関連
【Ⅰ-1 自立と社会参加に向けた指導の充実】(2 自立活動)
【Ⅰ-2 主体的に思考する力と豊かな心の育成】(2 読書)

今年は、11月にデフリンピックが日本にやってきます。平校の小学部はJヴィレッジで行われるサッカー競技を観戦する予定です。7月9日(火)の出前講座では、デフリンピックの歴史や参加条件、国際手話での挨拶や応援について、ろう講師と手話通訳者に教えてもらいました。外国語の学習で英語を学んでいることを発表したり、自分で調べたデフリンピックの競技種目をまとめたノートをろう講師に見せたりしました。来てくださったろう講師が平校の卒業生でもあったことから、子どもたちと一緒に校舎内を歩き、当時を振り返りながらお話を伺うこともできました。
平校経営・運営ビジョンとの関連
【Ⅰ-1 自立と社会参加に向けた指導の充実】(キャリア教育)

今年度はちょうど7月7日が平校の七夕お楽しみ会でした。小学部の児童が役割を分担し、幼稚部と合同で行いました。進行は1年生が担当しました。手話歌の動画を見ながら「たなばたさま」を歌ったり、一人ずつ短冊に書いた願い事を発表したりしました。また、幼稚部からのリクエストで「むっくりくまさん」鬼ごっこで体を動かしたり、小学部からの七夕○×クイズで頭を使ったり、楽しいひとときでした。特に○×クイズは、ブラックパネルシアターで見た「たなばたのおはなし」からの出題でしたが、悩んだり、友達につられたり・・・正解が発表される度に、「やったー!」「残念!」と盛り上がりました。
元気いっぱいのみんなの願いが、天にも届くといいですね。
平校運営・経営ビジョンとの関連
【Ⅰ―2 主体的に思考する力と豊かな心の育成(児童会活動)】


毎年、平校は「いわき七夕まつり実行委員会」が主催する「子ども七夕飾りコンテスト」に参加しています。今年度も2つの七夕飾りを作りました。小学部3年生・6年生がテーマを考え、それに合う飾りを一人一人が作って仕上げました。「星」がテーマの吹き流しには大小様々なカラフルな星が、「夏」がテーマの吹き流しには、すいか、かき氷、ペンギン、アイス、浮き輪、風鈴、ひまわりなどが揺れています。子どもたちと教職員の他、ご家族のみなさん、放課後子ども教室の指導員のみなさんの願いがこもった短冊も飾りました。
8月6日(水)~8月8日(金)までいわき市平の本町通りに飾られる予定です。ぜひご覧ください。
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【Ⅰ―1 自立と社会参加に向けた指導の充実】
【Ⅰ―2 主体的に思考する力と豊かな心の育成(体験的活動)】


6月10日(火)、平校の体育館で、小学部といわき市立草野小学校の友達と交流及び共同学習を行いました。
この日は、なんと約60名もの友達が平校に来てくれました!
はじめに自己紹介をし、その後3つのグループに分かれて、それぞれが作った自己紹介カードを使いながら、名前や好きなものなどを楽しく伝え合いました。
そのあとには、みんなで2つのゲームを楽しみました。
1つ目は「ハンカチ落とし」。友達の後ろでピタッと止まったり、あえてフェイントをかけてみたり…子どもたちは大盛り上がり!みんなの笑顔がいっぱいでした。
2つ目は「同じ仲間を探そう」。声を出さずに、身ぶり手ぶりだけで伝え合うゲームです。みんな工夫しながら、上手に同じ仲間を見つけていました。
はじめはちょっぴり緊張していた子どもたちも、ゲームを通してどんどんなかよくなり、楽しく活動することができました。
最後に、平校の校歌を、手話と声を合わせて、みんなで元気に歌いました。
今後は今回の交流をふり返り、学んだことをさらに深めていきたいと思います。
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【Ⅰ-1 自立と社会参加に向けた指導の充実】(交流及び共同学習)

6月18日(水)、地震の後、火災が発生したという想定の下、避難訓練を行いました。子どもたちは、放送や先生の話をよく見て聞いて、落ち着いて避難することができました。ヘルメットや防災頭巾を被ったり、ハンカチを口に当てたりすることの理由についても考えて行動することができました。
非常時に備え、普段からの意識付けや訓練が大切だと改めて感じました。今後も安全に学校生活を送ることができるよう努めてまいります。
平校経営・運営ビジョンとの関連
【Ⅱ 安全で安心な学校づくり】

6月10日(火)に、福島県総合療育センターより言語聴覚士の先生をお招きして、ケース相談会を行いました。今回は小学部を中心に、授業の様子を参観していただいたあと、それぞれの子どもに応じた「分かる」指導の方法について、具体的なご助言をいただくことができました。また、先生方からの質問についても、丁寧にお答えいただきました。
今後は、相談会の中で話し合った内容を指導やかかわりの中でいかしていきたいと思います。ありがとうございました。

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【Ⅰ-3 一人一人の実態を踏まえた言語力の育成】
5月27日(火)に「平校のことを知ろう」のテ-マで第1回お話サロンを行いました。
当日は、乳幼児教育相談に来校している保護者や地区の保健福祉センタ-などから5名の参加がありました。まず、担当が幼稚部・小学部について概要を説明した後、参加者の皆さんに実際に子どもたちの学習活動の様子を参観していただきました。情報交換などの場では、「ことばとイラストを使うなど、視覚支援が多くて分かりやすかった。」「実際に学びの姿を見ることができ、コミュニケーションの大切さを確認できて良かった。」「少人数だからこそ、自分の思いを相手に伝える丁寧なやりとりがあり、微笑ましかった。」などの多くの感想がありました。また、小学部卒業後の話にもなり、様々な関係機関と情報の共有ができた時間となりました。本当にありがとうございました。
参加者の皆さんからの感想やご意見を活かし、 今後も「つながる」ことを大切にしながら平校について発信していきたいと思います。
平校経営・運営ビジョンとの関連【Ⅲ センター的機能の充実】

5月18日(日)交流校の草野小学校で、「交流春の大運動会」を行いました。低学年、中学年、高学年のブロックに分かれて、それぞれ個人種目や団体種目に参加しました。今年のスローガンは、「全力で 力を合わせて 勝利をめざそう!」です。子どもたちはこれまで、練習を頑張ってきました。練習を重ねる中で、友達同士のやりとりが生まれ、お互いに励ましあって活動する様子が見られました。一度は、雨天延期となりましたが、本番当日、とても暑い中でしたが、それぞれ全力を出して、練習の成果を発揮できました。保護者の皆様も、応援ありがとうございました。
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【Ⅰ―1自立と社会参加に向けた指導の充実】(交流及び共同学習)