日々の様子をお伝えします

草野小学校交流顔合わせ会

 4月13日(水) いわき市立草野小学校で、交流共同学習の教員顔合わせ会がありました。この日の顔合わせでは、一年間の交流計画を確認し、交流担当学級の先生と打ち合わせを行いました。草野小学校は各学年2~3学級編成のため、すべての児童と交流できるよう、毎年交流する学級が変わります。学年で交流する機会もありますが、交流学級の教室で授業を受けることが多いため、「ぼくのところに、今年は聾学校の友だち来ないの?」と言われたこともあります。去年の学級と分かれるのはさみしくもありますが、多くの児童と友達になれると思うと楽しみです。
 さて、草野小学校と平分校の交流共同学習は38年にわたり続いてきました。今ではお互いの学校の特色ある教育活動の一つになっています。しかし、市内の小学校で、これほど多くの行事や教科で交流共同学習を行っている学校はありません。そのため、今年度転入された先生の多くが、聾学校の児童と授業を行う経験はほとんどなく、お互いの綿密な打ち合わせが欠かせません。児童の様子を話したり、時間割を交換して、どの時間のどの教科に入って授業を受けるのかなどを話しました。私の学年は2人児童がいますが、1人は主に体育と算数、もう1人は音楽の授業を一緒に受けることになりました。今回の打ち合わせは時間が短く概要のみになりましたが、今後は学級担任同士で電話やメールなどでやりとりしながら進んでいきます。
 来週は「交流一年生をむかえる会」があり、交流学級の児童と平分校の児童の顔合わせを行います。それが終わると、5月の運動会に向けて、紅白分けや紅白対抗リレーの選手ぎめがあり、運動会の練習が本格的に始まります。38年にわたり続いてきた歴史を感じながら、互いに学び合う気持ちを大切にして、今年の交流共同学習をスタートしたいと思います。