校長挨拶

学力・言語力、そして生きる力


校長 杉山 裕恵 

 

 

 本校ホームページをご覧くださりありがとうございます。

 福島県立聴覚支援学校長の杉山裕恵と申します。

 本校は、明治41年の開校以来、創立114年目を迎える、伝統のある学校です。

 県内における「聴覚障がい教育の高い専門性をもつ特別支援学校」として聴覚障がいのある子どもの教育に当たっています。また「聴覚障がい教育に関するセンター的機能を果たす特別支援学校」として0歳からの乳幼児教育相談や児童生徒教育相談、小・中・高等学校などへの支援を関係機関と連携しながら行っています。

 年度当初に当たり、2点につきましてご説明し、あいさつといたします。

 1点目は、学校経営・運営ビジョンについてです。

 はじめに、学校教育目標につきましては、学習指導要領を踏まえ、下記の4点を掲げております。

 1       言語力を高め、伝え合うことができる人

 2      自ら学び続ける人

 3      できることに気付き、進んで取り組む人

 4      心豊かで健やかな人

 今年度は、「学力・言語力、そして生きる力」の育成に努めることとし、学習指導面では、「主体的に思考する力の育成」、生活指導面では、「自ら考えて行動する力の育成」とし、指導の充実に努めてまいります。

 特に、「学力の向上」につきましては、子どもたちが、学級の友達や先輩など、周りの人とのかかわりを通して共に考え、学び、新しい発見や豊かな発想を高めるとともに、自分の学びを振り返り、次の学習や生活に生かす力を高めるため、「わかった!」「どうしてだろう?」「おもしろい!」と思える授業や見通しをもって、粘り強く取り組む授業を行ってまいります。

 さらに、「言語力の向上」につきましては、国語の学習を要として、全ての教科等において、子どもたちの言葉の力を高めるため、幼児児童生徒一人一人に応じて、音声、文字、手話等のコミュニケーション手段を適切に活用した学習の充実に努めてまいります。

 2点目は、Withコロナを踏まえた対応についてです。

 新型コロナウイルス感染症の感染状況については日々変化しており、本県においても予断を許さないところです。自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らすことや社会を守ることにつながっていると信じております。

 本校の新型コロナウイルス感染症の拡大防止につきましては、感染リスクをなるべく下げる工夫をし、防止対策を講じながら、学習活動や行事等が計画どおりに進められるよう準備してまいります。

 結びに、聴覚支援教育における県内唯一の教育機関として貴重な存在であることをしっかりと自覚し、地域で安全に子どもたちが学び、保護者の皆様方が安心して子どもを育てることができる環境の実現に努めてまいります。

 本校と3分校が連携協力のもと、これまで培った英知を結集し、新しい時代を生きる幼児児童生徒の自立と社会参加に向けた教育の充実・推進に、教職員一丸となって取り組んでまいります。

 今後とも、本校へのご支援とご協力をいただきますようお願い申し上げ、あいさつといたします。

 令和4年4月

                               福島県立聴覚支援学校 校長 杉山 裕恵