表千家
2018年2月23日 09時55分 2月22日(木)校長先生が本格的な表千家の流儀で、お茶をたててくださいました。
昨年度経験のある子どもたちは、部屋に入ると、毛氈(もうせん=「赤い布」)に背筋を伸ばして正座し始めました。非日常のキリリとした空気感が漂っていました。
まず、校長先生から、道具の名前やその使い方などを教えていただきました。
【「ふくさ」の説明 】
【 お茶を たてている様子 】
そして、6年生からお茶をたてていただきました。「お先に」「どうぞ」「いただきます」といった言葉のかけ方や、茶碗を2回、回したり、手を床に着いてお辞儀をする、飲み終わった後は飲み口を指でふき取って壊紙で指を拭くなど、表千家のマナーなども教えていただきました。
【 お茶を いただいている様子 】
お茶を飲み終えると、お茶の道具に興味津々の子どもたちが、釜の前に集まってきました。「やってみる?」の一言に子供たちは大喜びで一列に並び始めました。そして、「担任の先生や授業担当の先生たちにお茶をたてたい」とはりきって挑戦しました。
【 茶せんの動かし方を教えてもらう様子 】
茶せんの動かし方が見ているより難しかったようですが、ある児童はたてたお茶の表面にできた”池”(泡だっていないところ)が「とてもいい」とほめられました。
このお茶会は、子どもたちだけでなく、私たち教員にとっても非日常を味わえる貴重な時間となりました。