2月3日(金)幼稚部恒例の豆まきをしました。
豆まきに向けてみんなで大きな鬼を作りました。何色の鬼にする?「黄色がいい!」「青がいいよ!」「赤だよ!」「緑がいいな。」多数決で黄色と青に決定しました。みんなで分担して色を塗ったりパンツをはかせたり、髪の毛や角を付けたりしました。出来上がった大きな鬼を使って豆まきの練習をしました。お面やパンツや金棒を作って鬼になって豆まきごっこや、鬼ごっこをして楽しみました。
また心の中の退治したい鬼を考えて作りました。それぞれ「えんえん鬼」「乱暴鬼」「ぷんぷん鬼」「おもちゃ片付けしない鬼」「野菜を食べない鬼」「朝起きない寝坊鬼」と発表し、自分の鬼をやっつけました。倒したところに本物の鬼が登場!みんなで「鬼は外!」「福は内!」と豆をぶつけました。
鬼を退治した後はいわしの頭を切って豆木に刺し、柊を付けてやいかがしを作りました。
教室の入り口にやいかがしをつけて、鬼が入ってこないようにしました。いわしをオーブントースターで焼き、みんなで食べました。「お代わり!」と催促するお友だちが続出、みんなできれいに完食しました。




1月25日(水)、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」の見学に行きました。建物内には、実際の地震や津波の映像、原子力発電所事故や避難時の様子の写真、学校に取り残された物など、多くの展示物がありました。子どもたちは、事前に調べたいことについて考えていたため、資料を読んだり、詳しく知りたい情報をタブレットで写真に収めたり、係の方のお話を聞いたりして、それぞれに知りたい情報を得ることができました。約1時間の見学時間でしたが、時間が足りなくなるほど、じっくりと学ぼうとする姿が見られ、充実した時間を過ごすことができました。今後は、一人一人が学んだことをまとめ、発表することを通して学びを深めていきます。



1月20日(金)幼稚部は冬休みの思い出を発表する「おはなし会」を開きました。家族で経験したことをやりとりした絵日記をもとに、幼稚部合同で行い、小学部の先生方も来てくださいました。
この日は、くじ引きで順番を決めました。「くじ引きは初めて。」という幼児も多く、「どれにしようかな?」と選んだり、「何番かな?」とドキドキしながら数字が書いてあるくじの折り紙を開いたりしました。
その後、もちつきをしたこと、クリスマスにプレゼントをもらったこと、誕生日があったこと・・・など、みんなに教えたいことを手話や日本語で思い思いに発表しました。また「誰がやったんですか?」、「これは何ですか?」などと友達に質問されると「父ちゃんだよ!」、「あんこだよ。」と一生懸命に答えることもできました。
自分のことを伝える喜びや、友達の発表を見たり聞いたりする楽しさを経験するよい機会となりました。



季節の行事を取り入れて活動をしている幼稚部の3学期のスタートは、もちろんお正月の遊びです。今では、すっかり見かけなくなった遊びとはいえ、羽根つき、たこ揚げ、こま回し、ふくわらい、かるた・・・子どもたちはどれも夢中になります。
本物の羽をつくのは難しいので風船にしたり、凧も自分で作ってみたり、ふくわらいやかるたは手話や指文字で言葉を確認したりと、いろいろな友達や先生とたくさん遊びました。
年中組・年長組は書きぞめにも挑戦!素敵な作品ができました。



1月12日(木)に、小学部が見学学習を行いました。
午前中は、いわき市立美術館での小中学生版画展の見学でした。版画体験コーナーで作品を作ったり、版画の鑑賞をしたりしました。自分たちが作った作品についての思いや工夫した点を解説することができました。
午後は、いわき市役所障がい福祉課を見学しました。担当の方からのお話を、市の手話通訳士の方が手話通訳して下さいました。手話通訳の依頼の仕方や困ったときには障がい福祉課に相談できることなど、将来に役立つ多くの情報を教えていただきました。
今回は、バスや飲食店も利用し、代金を間違えないよう注意したり、お店の人などとやりとりをして支払いや購入をしたりすることができました。
今後は、振り返りを通してより学びを深めていきます。




1月10日(火)には、「第三学期始業式」がありました。
久しぶりで、しかも新年初めて子どもたちや教師たちが集まったこともあり、「新年 明けまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」のあいさつで式が始まりました。
まず、分校長先生から「今年の干支のウサギのように、元気よく目標に向かってチャレンジしてほしい。」と話がありました。次いで、教務の先生から第三学期の行事の話があったり、冬休みの過ごし方について全員で反省をしたりしました。子どもたちは目をキラキラさせ、これから始まる学校生活を楽しみにしているようでした。
第三学期も今まで同様、感染対策をしながら学びを進めていきたいと思います。

これまで、上記の事業に参加し、キュウリの観察や記録、レシピの考案や調理実習など、様々な学習を行ってきました。その学びの課程や観察記録、レシピについて、小学部全員で分担してまとめて提出し、11月4日(金)に開催されました審査会の結果、見事「(株)エフエム福島社長賞」をいただくことができました。
結果を受け、12月20日(火)に福島市にあるJA福島ビルで開催された表彰式に、小学部の代表として1名が参加してきました。受賞した他の学校の友達や先生、主催者や来賓など、あわせて50名程の人数で行われました。学校以外で開催される表彰式という場の雰囲気に緊張しながらも、堂々と返事をしたり、ステージにあがったりして、小学部の代表として賞を受け取ることができました。
自分たちで作ったものについて、他者の評価を受けて受賞できたことは、自分の頑張りを認めてもらうことの喜びや今後の学習への意欲につながったのではないかと思います。今後も子どもたちの活躍を期待しています。



幼稚部いるか・くじら組では毎年恒例のスイートポテト屋さんを開きました。
幼稚部の畑でとれた巨大なさつまいもを使ってスイートポテトを作りました。
卵を割って刷毛で塗りました。みんなで「よいしょ」「よいしょ」と運んでオーブンに入れました。
お店屋さんオープンに向けてチケットを配りました。「スイートポテトです」「給食の後に来てください!」小学部のお友達や先生方も来てくれました。
「どれがいいですか?」「これください」「どうぞ!」とやりとりができました。
仕上がったスイートポテトはとても甘かったです。苦手だったお友達も自分で作ったからおいしく食べることができました。「あまーい」「おいしーい」「パパとママに持って帰る!」とやりとりが弾みました。







12月16日(金)に幼稚部は総合活動、小学部は児童会活動で「クリスマスお楽しみ会をしました。会にはサンタさんとトナカイが登場し、一緒に手話も交えて歌を歌ったり楽器の演奏をしたりしました。みんなで一緒にツリーの飾り付けやハンカチ落としなどのゲームをし、楽しいひと時を過ごしました。
また、サンタさんやトナカイに質問したりお話したりしました。幼稚部の子どもたちは、「どこから来たの?」「サンタさんは何にのってきたの?」と質問し、答えてもらうと「ありがとう。」と伝えることができました。小学部の児童は、事前に疑問に思ったことをipadで調べ、「アメリカとオーストラリアにもサンタさんはいるのか」など調べても分からなかった内容について、質問をしました。その際、「ぼくは〇〇だけど、サンタさんはどう?」など自分の経験と比較したり、社会科や外国語活動等で学習した国や文化の知識を生かしたりして、質問をする姿が印象的でした。
最後にサンタさんから絵本や本のプレゼントをもらいました。なお、絵本などは後援会費で購入させていただきました。会が終わると早速、教室に帰って絵本を読む姿が見られました。
会は、小学部の児童が司会やゲームの説明、会場の準備・片付けなどに中心になって取り組んでくれました。様々な行事や活動、経験を通して、助け合ったり自分で考えて行動したりなど頼もしい姿を見せてくれています。







12月13日(火)、聴覚支援学校平校の卒業生である、新妻唯昭さんをお呼びして、交流会を行いました。
幼稚部では、「ねずみくんのクリスマス」の絵本の読み聞かせで「大きい」「小さい」「だれだろう」などのやりとりをしました。また、ハンカチおとしで、新妻さんやお友達の動きを見ながら、ドキドキを感じてみんなで楽しみました。
小学部では、新妻さんの生い立ちを写真を交えて教えていただきました。幼稚部時代の写真には、平校の校舎や今でもある教材が写っていて、子どもたちからは、「見たことある!」「体育館だ!」等、身近な物を共有していたことへの驚きや喜びを感じている様子が見られました。また、新妻さんがこれまでされてきた、様々な経験についてお話しいただき、特に、何度も海外旅行に行かれているというお話しでは大盛り上がりの子どもたちでした。「いっぱい遊んで、いっぱい人と会って、いっぱい学ぶ。」「聞こえる、聞こえないは関係ない。」という、先輩からの貴重なお話を、子どもたちは真剣な表情で聞いており、大変有意義な時間を過ごすことができました。
新妻さん、お忙しい中、子どもたちと交流していただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。




