聴覚支援平校へようこそ

日々の様子をお伝えします 平ふくろう掲示板

校外学習

2021年12月1日 09時00分

 11月19日と、11月30日の両日小学部の2,4,5年生で見学学習に出かけました。

 いわき市立総合図書館で自分の好きな本をかりて、返しに行く学習です。図書館の人に教えてもらいながら借りることができました。電車の時間の関係もあって、19日は、駅前のキーコーヒーで自分の好きな飲み物を注文しました。先生のお手本を見ながら自分で注文することができました。30日は、図書館が開く前に、2つに分かれてお巡りさんと、駅員さんにインタビューをしました。交番は4,5年生。いわき駅は2年生です。今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。

 

 

 

松﨑 丈先生来校

2021年12月1日 08時52分

 11月29日(月)、宮城教育大学 特別支援教育専攻 准教授の松﨑丈先生に来校いただき、研修会を行いました。松﨑先生は、聴覚障がい者の当事者であります。

 午前中は、幼稚部と小学部のそれぞれの授業を参観いただきました。午後は、授業の参観をした上での助言を交えながら、『聴覚障がいのある子どもの思考力を育てるために』というテーマで講演をいただきました。

 講演の中では、教材文を提示しながら、『教科学習は、学力や言語力を身に付けるだけではなく、きこえない・きこえにくい自分がどのように生きていくのかを考える機会(自分探し)になっていなければならない』という教えがありました。

 平校に通う子どもたちが、きこえる人たちが多い社会で、自分はその社会の中でどのように関わりながら生きていくのかについて考えられる力がつくよう松﨑先生の教えを日々の授業につなげていきます。

 松﨑先生、遠方(盛岡)より足を運んでいただきありがとうございました。

  

2年交流秋まつり

2021年11月29日 08時50分

 11月11日(木)草野小学校との交流秋まつりが行われました。

 昨年は1,2年生全員が体育館に集まってそれぞれの遊びを時間で区切りながら

各遊びを回っていましたが、今年は、学年クラス毎に行いました。2年1組は1年

1組と一緒にお祭りをしました。このお祭りは、2年生は1年生に、作り方や、遊

び方を教えてあげて一緒に楽しむものです。2年1組は、コロコロコロン、牛乳パ

ックごま、魚つりなどの遊びをしました。2年生らしく、1年生に教えてあげてい

る姿はとてもたくましく見えました。

  

 

 

日産いわき工場見学

2021年11月25日 18時46分

 11月24日(水)、社会科の学習で「未来を作り出す工業生産」の学習をしている小学部5年生は、草野小学校の5年生と一緒に、日産いわき工場へ見学に行ってきました。

 自動車が作られる過程を映像で学んだり、工場に入り、エンジンが作られ、検査される工程を間近で見たりすることができました。また、部品を正確にスピーディーにつかむ作業やネジを締める体験もしました。さらに、高級車やスポーツカー、電気自動車に自由に試乗することもできました。児童は、いわき工場で作られたエンジンは栃木工場へ運ばれ、そこで自動車が組み立てられたりすることやエンジンの細かな部品は全国各地の工場で作られていることなどを理解し、学びを広げることができました。さらに、いわき工場で働く先輩のろう者にも少しだけですがお会いすることができました。

 日産いわき工場の皆様、貴重な体験とうれしいお土産をありがとうございました。

 

  

草野小学校絹谷分校との交流会

2021年11月17日 19時08分

 今年度は、きこえる友達との関わりをじっくりもたせたいと考え、草野小学校の本校との交流学習だけでなく、児童数7名の絹谷分校との交流学習も行っています。学部単位での交流学習は年に3回を予定しており、今日はその2回目で、平校に絹谷分校の友達を招いての交流会となりました。

 これまで、友達を自分の学校に招く、友達が来て一緒に活動できるという機会はほとんど無かったので、児童らはわくわくしながら話し合いを進め準備をしてきました。また、きこえる友達と聞こえにくい自分たちが一緒に楽しく遊ぶためのルールについても考え、工夫しました。

 体育館でのドッジボール、だるまさんがころんだ、ふくろう祭で披露した『夜に駆ける』の曲にのせたダンスを楽しみました。「ダンスの教え方を少し失敗してしまったところもあったけれど、楽しかった。」「いつもよりも多い人数で遊べて楽しかった」などなど、素敵な表情での感想が聞かれました。3回目の交流会は、来年の2月絹谷分校で行われます。待ち遠しいです!!

  

 

平ふくろう祭 大成功!!

2021年11月8日 18時10分

「笑顔で想いをこめて 一生懸命 がんばろう」

 

 これは、児童たちが話し合いで決めた令和3年度平ふくろう祭のスローガンです。「日頃の学習成果の発表を通して表現の喜びを知り、互いに協力・認め合う態度を育てる」を目標に、発表に向けて練習を重ねてきました。昨年より新たな2名の幼児を加え、「令和3年度 平ふくろう祭」はコロナウイルス感染の予防に気をつけながら10月30日(土)に実施しました。

 幼稚部の劇「ねずみの よめいり」や「終わりの言葉」では、幼児たちがねずみや太陽・風・雲・壁の役等になりきりながら、できるようになったことを一人ずつ笑顔で発表しました。小学部の劇「3びきの かわいいオオカミ」や音楽発表では、児童たちが堂々と自分の担当の役になりきってせりふを言うことができました。また、友達と協力し合い、リズム等を合わせる姿を発表しました。平校の子どもたちが、きらきらと輝いたふくろう祭となりました。今回の経験が一人一人の自信となったことでしょう。

 ご協力ありがとうございました。

 

<オープニング>

 

<幼稚部劇「ねずみのよめいり」>

  

 

<小学部劇「3びきのかわいいオオカミ」>

  

 

<小学部「音楽発表」>

   

 

<高学年発表>

 

<幼稚部「終わりの言葉」>

 

 

本分校修学旅行

2021年10月13日 08時47分

10月8日(金)、本分校の小学部5、6年生11名が集い本分校交流修学旅行が催されました。行き先は、裏磐梯の五色沼と猪苗代町にある野口英世記念館です。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、宿泊の中止や日程の延期等がありましたが、児童らは「最高の思い出を作ろう」という想いで活動してきました。

 五色沼では、所々に岩が埋まっているでこぼこな道や細く険しい道を1時間近く歩きました。時折立ち止まってきれいな空気を吸い込んだり、木々の間から見える空を見上げたり、沼を見つけては喜びその前で写真を撮ったりしながら進みました。沼の実際の色と名称となっている色が違うので、「とても赤沼とは言えないな」「広いし、きれーい」「うん?たまごのにおいがする!!」などの声がたくさん聞かれ、自然を存分に感じることができたようです。また、散策の前半は疲れもなく、班の中で、おしゃべりを楽しんでいる姿がありました。

 野口英世記念館では、福島県が世界に誇る科学者の幼少期の貧しい暮らしの様子や功績、決まった質問に英世ロボットが答えるコーナー、スクリーンに映ったポーズと同じポーズをとって細菌を倒すゲームコーナーなどをじっくりと回って学習しました。

 あっという間に解散を迎えた修学旅行でしたが、今日の活動を話し合い活動や作文、さらなる調べ学習を通して深めることで何年経っても忘れない思い出になることと思います。

   

   

2年交流学習

2021年10月13日 08時39分

 10月11日(月)草野小学校2年生と聴覚支援学校平校の2年生でアクアマリンふくしまと三岬公園に行ってきました。アクアマリンふくしまでは、獣医さんのお話をきいて、館内を班ごとに見学しました。2年生の国語の授業「どうぶつ園のじゅうい」を学習していたので、たくさんメモを取りながら話をきくことができました。三岬公園で、お弁当を食べて、アスレチックで、草野小の友達とたくさん遊んでいい汗をかいてきました。

   

幼稚部 オリンピック運動会

2021年10月7日 13時58分

 10月1日(土)、幼稚部でオリンピック運動会が行われました。2学期が始まってから、種目の練習や、運動会で使う小道具の製作に取り組んできました。

 当日は、開会式、大玉転がし、チャンス走、玉入れ、パン食い競争、リレー、親子ダンス、閉会式を行いました。子どもたちそれぞれが各種目、一生懸命取り組んでいました。

    

   

   

聴覚障がいのある方との交流会

2021年10月4日 17時57分

 10月4日(月)、平校を卒業された古家隆亮さんをお招きし、小学部で交流会を行いました。

 ビンゴゲームで古家さんの好きな物について知った後、講演をしていただきました。

 古家さんは、小学生のときに自動車の整備士にあこがれをもち、本校の高等部で情報工業科に入り会社で働くための技術を身に付けられました。就職にあたり日産自動車の会社への入社を志望しましたが、最初は断られました。しかし、お兄さんも日産自動車の会社に勤められていたことや、後に入社への強い気持ちを伝えることができ、入社できたそうです。

 お話の中では、「1~4年生のときは、遊んでばかりで国語や算数が分からなかったけれど、5、6年生の先生から『夢を叶えるためには努力が必要』だということを教わり勉強をするようになった」「素敵な人になるためには自分からあいさつをすることが大切」「聞こえる人と話しているときに、分からないことがあればはっきりと『わからない』と伝えるとも大切」など、聞こえない自分が社会人となって考えることを熱くおもしろくお話していただきました。

 子どもたちも、自分の悩みや考えていることについて質問し、アドバイスをいただきパワーももらったようでした。

 先輩の姿は、子どもたちが自身の将来を考える上での貴重な教材です。今後も先輩との交流の機会を作っていきます。