日々の様子をお伝えします

2016年11月の記事一覧

おでかけ まほろん

 11月10日(木) 福島県文化財センター 白河館「まほろん」より学芸員のお二方をお迎えして「おでかけ まほろん」がひらかれました。火おこし体験、弓矢体験、本物の土器や石器にさわってみよう、時代衣装の試着などを行いました。今回、見せていただいた土器や石器は、四ツ倉のインターチェンジを作る際に発見された物もありました。どの体験もとても楽しくて、どの子も目を輝かせて参加していました。歴史を学ぶのは6年生からですが、その前にこうした体験から子どもたちに種をまいていくことの大切さを感じた時間でした。
 そしてもう一つ、心に残ったのが4年生の児童と学芸員さんとの会話です。彼は恐竜が大好きな子です。今回の「おでかけまほろん」を申し込んだきっかけも、この子の興味を拡げるきっかけにならないかと考えた面もありました。実際は、時代が全く異なっていましたが、終わった後に学芸員さんを質問攻めにする姿がありました。その中で、学芸員さんの幼少時代の話がでてきました。子どもの頃、恐竜が大好きで、いつも「いわき市石炭化石館」に通っていたそうです。あるとき、自分の家の近くで土器を見つけて次第に興味が土器へとうつり、今の仕事につながったそうです。子どもの頃から好きだったことを仕事にできた人がいるんだと知ることができました。この子は恐竜博士になる夢を持っています。ロールモデルになってくれたらと思いました。

    
石器に触ってみたよ。何に使ったかも教えてもらったよ。  私たち、縄文美人よ!

    
格好がきまっています。       なかなか難しい! 昔の人は大変なんだね。 

      
 自分でおこした火を種火にして、七輪に炭をおこし、マシュマロを焼いて食べました。