日々の様子をお伝えします

2015年11月の記事一覧

避難訓練

 11月30日に、抜き打ちの避難訓練を実施しました。
 子どもたちは、避難を呼びかける急な放送に動きをとめて耳を傾け、先生の話をよく聞いて全員無事に避難することができました。
 事後学習では担当の先生より、竜巻から身を守るためにすべき行動について話がありました。子どもたちは、「自分だったら…」という視点で自分なりに考えている姿が見られました。
  
 災害から身を守るために必要な知識を身につけることはとても大切なことです。
そして、それと同時に、自分で必要な情報を選び、その情報をもとに自分ですべきことを判断することがとても大切です。
 平分校ではさまざまな場面で、思考を深め、自分の考えを相手に伝える活動を大切にしています。

聾学校平分校校内研修会

 11月27日(金)に筑波大学学校教育局教育長補佐 筑波大学教授 松本末男先生が来校されました。松本末男先生は、筑波大学聴覚支援学校で長く教鞭をとられていた先生です。本校とのご縁は、かれこれ10年近くになります。毎年ご指導いただいていて、学校の実情や子どもたちの実態を詳しくご存じの先生です。当日は、授業を参観いただき、教員への指導助言をいただきました。また、乳幼児教育相談「みみちゃん教室」では、お母さん方に経験を交えながら「言葉をそだてる」というテーマでお話しいただきました。私たち教員も、的確な指導をいただき、授業改善のヒントをつかむことができました。次回は来年2月頃にきていただきます。それまでに、教員に対しては末男先生から宿題が出されています。なかなか難しい課題ばかりなのですが、今回の指導を思い返しながら日々の授業に取り組みたいと思います。末男先生、ありがとうございました。

                                    

祝 聾学校合奏コンクール一次審査通過


 聾学校合奏コンクールの一次審査に通りました。曲目は「聖者の行進」です。2学期に入り音楽の時間や休み時間を使いひたすら練習してきた成果が実りました。指導していた音楽の先生もほっと一安心。子どもたちは早くも2次審査へと頭を切り換えて、朝練に取り組んでいます。2次審査の締め切りは2学期の終業式前です。残された時間で、それぞれの課題を克服し、満足のいく演奏ができればと思います。がんばれ!小学部のみんな

              

和歌山県からみかんをいただきました。

第70回国民体育大会(紀の国わかやま国体)と第15回障がい者スポーツ大会が行われた和歌山県から、被災3県の小学生に温州みかんが届けられました。 「スポーツの力を東北へ」を合い言葉に開催されたそうです。本校でも幼児児童みんなでおいしくいただきました。ちょうど小学部4年生は県名を覚えているところで、みかんがいっぱいとれる和歌山県の話をしながら食べていました。遠い和歌山から送られたみかん、とってもおいしかったです。


      

朗読の発表

 全校集会で6年生の児童が学習のまとめとして、国語で学習している「やまなし」の朗読発表を行いました。
  
 平分校は全校幼児児童数の少ない学校ですので、週に一度みんなが集まる全校集会は、他の友達や先生の前で発表をしたり、自分の考えを伝えたりする場でもあります。
 他学年の発表を見て、「〇年生になったら、こういう学習をするのか」と見通しをもったり、自分がすでに学習したところの発表を聞くことは、自分自身の復習にもなったりします。幼稚部の子どもたちにも分かるよう、説明を工夫したり、よく聞こえるように声の出し方を調整したりと、相手に伝える、伝わるためにはどうしたらよいか、を考えるきっかけにもなっています。

いもほりをしました

 6月にみんなで優しく土をかけてうえたさつまいもの苗が育ち、収穫のときをむかえました。
「よいしょ、よいしょ」とさつまいものつるとつなひきをしたり、さつまいもを見つけて一生懸命に土をかき分けたりしていました。
  
  
 幼稚部では「見て、聞いて、触って、においをかいで、食べて…」といった活動を、大切にしています。
 子どもたちが実体験の中から色や形、重さ、におい、感触、味など、その言葉の周辺情報を知ることは、言葉を押さえる上でとても大切なことだからです。

福島魅力発掘プロジェクト

 福島魅力発掘プロジェクトでお世話になっている「ゆうゆうファーム」の丸山さんからフェイジョアが届きました。フェイジョアはニュージーランド原産の果物で、日本で栽培しているのは「ゆうゆうファーム」だけという大変珍しい果物です。これまで、小学部3年生の児童が、丸山さんの農園にうかがって、栽培の方法やフェイジョアの食べ方を教えて頂いたのですが、実物を味わってみないと想像がつかずにいました。11月に収穫ということで、子どもたちも楽しみにしていたところです。ようやくフェイジョアが届き、みんなで味わうことができました。見たことのない果物に興味津々の子どもたち。食べてみると「洋なしのように甘いね」、「皮がすっぱいね」「においがとってもいいね」という感想がきかれました。なかなか表現しずらい味ですが、こんなめずらしい果物をいわき市の小川町で作っていることを知り、みな驚いたようです。今回の福島魅力発掘プロジェクトは、私たちが住む町の良さを再発見する意味もあります。いわき市の魅力をまた一つみつけることができました。
  

                         

いわき市 総合作品展

11月13日~11月15日まで、いわき ら・ら・ミュウで「いわき市 総合作品展」が行われました。いわき市内の特別支援学級、養護学校、聾学校の児童生徒が作成した、作文、工作、絵画作品などが展示されました。本校からは、スチレン版画、砂絵、作文、短歌などを出品しました。いわき ら・ら・ミュウに立ち寄った方々に、日頃の学習成果を見て頂く機会となりました。作品展後の全校集会では、参加した児童に賞状が手渡されました。賞状を頂き満足げな子どもたちでした。

     

               

          


  

交流秋祭り

11月14日(土) 草野小学校で交流秋祭りがありました。それぞれの学年ごとに、地域の方と触れ合いながら学習が展開されました。
 1年生は、2年生が招待してくれた「わくわくフェスティバル」にいき出店で遊びました。2年生が準備してくれたお店はどれもおもしろく楽しかったです。
 3年生は地元の絵手紙教室の皆さんに絵手紙を教わりました。サツマイモと好きな果物を墨と絵の具で描き、思い思いの言葉を添えました。子どもの描く絵手紙には独特の魅力があり、先生方からも大変ほめられました。
 4年生は、LEDイルミネーションプレートづくりをしました。福島高専の方が教えて下さいました。あわせて、福島高専の研究成果も大きなトラックに積んでもってきてくださり興味深く見てきました。
 5年生は、これまで行ってきたお米にづくりの発表会を行い、その後、お餅をついて全校児童にふるまいました。
 6年生は「日本文化に親しもう」というテーマで、茶道・華道・墨絵のゲストティーチャーをお招きして教わりました。本校の6年生は華道に参加し作品を作ってきました。
 お昼には、草野小学校のPTAの皆さんと5年生がつくってくれた、お餅と豚汁を食べて、大満足の楽しい1日でした。

       
                   
                   



   

平ふくろう祭⑥

今年度、小学部の児童は福島観光交流課主催の「福島子ども魅力発掘プロジェクト」に参加し旅のプランを作っています。平ふくろう祭では、5・6年生がこれまでの成果を発表しました。「ひとのやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅 inいわき」というテーマで、子どもたち目線で発掘した場所を2泊3日のプランにまとめました。バリアフリーの旅ということで、旅プラン作成では難しい面もあったのですが、校外学習に出かけて調べる中で、私たちが住むいわき市の良さを再発見することができました。また、旅プランに登場する方々とお話ししたり、触れあったりする中で感じたこともありました。こうした思い自分たちの言葉にまとめ、平ふくろう祭で5・6年生が代表して発表しました。詳しい内容については、主催者が作成する冊子とDVDにまとめられます。また、12月25日には、郡山市民文化センターでプレゼンテーション大会があります。こちらも応援頂ければと思います。