日々の様子をお伝えします

2021年2月の記事一覧

3回目の授業参観

令和3年2月22日(月)5校時に、今年度3回目となる授業参観を行いました。

今回の授業内容は、幼稚部が総合活動「お医者さんごっこ」、小学部は全学級が「国語」でした。

幼稚部では、子どもたちがお医者さんや患者さんの役になりきって、教師や友達とたくさんのやりとりをすることができました。小学部では、それぞれの題材の内容を読み取ったり、生活に身近な絵と言葉のマッチングをしたりすることができました。

保護者の協力のもと、年3回の授業参観を行うことができました。家庭と学校とで子どもたちの成長の様子を共有できた時間となりました。

 

  

松本末男先生来校!

 今年3回目の校内研修会では、長年筑波大学附属聴覚特別支援学校で指導されてきた松本末男先生をお招きし、研修を行いました。

 幼稚部の子どもたちは、松本先生と一緒に遊んだり、お医者さんごっこの授業を一緒にしたりしていただきました。   

 小学部は、松本先生に全学年の国語の授業を参観していただき、ご指導をいただきました。

  

 松本先生は、公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会の事務局長をされており、第32回全国聾学校合奏コンクール「審査員奨励賞」の賞状を持ってきてくださいました。

 午後は研究発表会を行いました。

 先生方の一人一人の研修発表に対して、ご指導をいただきました。これから、ご指導をいただいたことを実践にいかしていきたいと思います。

  

東京2020パラリンピック聖火リレートーチ

2月12日(金)、パラリンピック聖火リレートーチが平校に展示されました!

子どもたちは目を輝かせながら聖火トーチを見たり、手袋をして実際に聖火トーチを持ったりしました。

「軽い!」

「色はピンクかな?」

「お花の形。」

「キラキラしてる!」

などと、感想を話していました。

また、聖火トーチは何に使うのか、どうやって使うのかなど、先生とやりとりする様子も見られました。

   

 

みみらんどいわき・PTA学習会

地域支援センターの活動の一環として、PTAとの合同学習会があります。今回は、聾学校平分校の卒業生の西山秀幸さんを講師に招き、午前中は平校の子どもたちと交流、午後は保護者や学校関係者対象の講演会を実施しました。

最初は、幼稚部の子どもたちと一緒に干支のカルタや豆まきをやりました。カルタ遊びでは、西山さんが読み手を担当し、西山さんが表現する干支の手話をよく見て、その干支が分かり、子ども達が次々とカルタをとる姿が見られました。

小学部の子どもたちへのお話の時は、以前の平分校の様子や西山さんの幼稚部から社会人までの写真をたくさん準備していただきました。今とは違う、以前の平分校の校舎や授業の様子に子どもたちは驚き、写真に近づいてじっくりと見て、現在の平校と違うところを探しました。また、郡山市にある本校の中高等部在籍時の思い出や趣味のことを写真を使って分かりやすく話していただいたことで、子どもたちは小学部卒業後のことについて、見通しを持つことができたのではないかと思います。

保護者対象の学習会では、ご自身が平分校の幼稚部・小学部在籍時を振り返り、思い出や感じたことなど、本校中学部に入学したら手話の必要性に気づいたこと、高等部卒業後に社会に出たときに身に付けておくべきマナーや一般常識の必要性について話していただき、最後は、ご自身のこれまでの経験や社会での経験を踏まえて、手話、聴覚口話、筆談などを幼少の時から身に付けることが大切であるとお話しいただきました。

西山さん、お忙しいところ、来校し、講演をしていただきまして、ありがとうございました。