日々の様子をお伝えします

2024年2月の記事一覧

幼稚部 お別れ遠足

 2月9日、幼稚部はお別れ遠足に行ってきました。今回は、『そつぎょうせい』の大好きな場所を『ざいこうせい』に教えようということで、アクアマリンふくしま(以下、アクアマリン)を選びました。

 「アクアマリンにはこんな生き物がいるんだよ」ということで、『そつぎょうせい』が見てほしい魚や生き物を事前にしおりに載せました。「これ、なんていう名前?」「この魚、どこにいるの?」と『そつぎょうせい』や先生方やお母さんたちに聞いたり、探したりしました。熱帯魚の水槽では、『しいくいん』の方が水槽のお掃除をしている姿を見ることができました。事前学習で、アクアマリンで働く人に『しいくいん』がいるよという話もしていたところでした。

 広い館内を見学したので、おなかもぺっこぺこ!お昼ご飯は、お隣の大きな商業施設のファミリーレストランで楽しく会食をしました。

 天気にも恵まれ、とても思い出深いお別れ遠足となりました。

 

放射線出前講座

 2月13日(火)、放射線教育の一環として、いわき市役所原子力対策課の方と手話通訳の方にお越しいただき、「原発事故発生!?そのときあなたは…」という出前講座をしていただきました。

 災害の種類や、身の守り方など、原子力災害が起きた時のことについて、詳しく教えていただき、子どもたちは真剣な表情で話を見聞きしていました。代表で、6年生が「被ばくという言葉を初めて知りました。毎日の生活でも少し被ばくしていることが分かりました。」と感想を発表しました。放射線や原子力災害などについて学び、貴重な時間を過ごすことができました。

見学学習(小学部)

 1月23日(火)、小学部で見学学習に行きました。

 事前学習では、全員で予定を確認した後、グループに分かれて計画を立てました。低学年グループは、図書館について調べたり、バスの乗り方を確認したりしました。高学年グループは、消防署について知っていることを挙げたり、署員の方々にむけた質問内容を考えたりしました。

 当日は、全員で草野駅から電車に乗っていわき駅まで行き、その後、グループに分かれて見学スタート!

 低学年グループは、いわき市図書館で係の方からの読み聞かせや館内の散策をしたり、本を選んで借りたりしました。あいさつや質問などをしっかり行うことができました。

 高学年グループは、消防署内や消防車の見学、質問への回答をしていただきました。消防士さんが、なぜ消防士を目指し、どうして消防士になったのかについても聞くことができ、将来の夢に向かって努力しようという意欲を高めることができました。

 午後は、全員でいわき市美術館に出品した版画展の見学を行いました。それぞれの作品の良いところを探しながら見学する姿が見られました。また、版画体験や学芸員の方からのお話を聞くこともでき、有意義な時間を過ごすことができました。

 事後学習では、自分たちが学んだ内容をまとめて、全校集会で発表しました。

 今回の見学学習を通して、公共交通機関・施設の利用方法、設備など多くのことを学習することができました。

デフサッカー体験

 2月1日(木)、元デフフットサル女子日本代表の「デフノバ」代表髙橋縁(たかはしゆかり)さんと、手話で話す言語聴覚士の岡松有香(おかまつゆか)さんをお招きし子ども達と交流をしました。

 聴覚障がいがある人たちのスポーツの国際大会「東京2025デフリンピック」が来年に開催されると、福島県内でデフサッカーが会場となります。それに合わせて、平校の子どもたちもデフサッカーを体験しました。

 自己紹介やデフリンピックについて教えていただいたあとは、体育館でみんなで体を動かしました。友達や先生の動きを「まねっこ」して歩いたり走ったり・・・。サッカーボールでお散歩(ドリブル)したり・・・。髙橋さんや岡松さんの旗の合図を見て集合したり・・・。

そして、いよいよサッカーゲームです。髙橋さんがオニになってゴール前に立ちはだかる中、子どもたちは真剣に立ち向かってシュートをしました。シュートが決まれば大喜び!シュートが外れても「残念~!オニが強いね!」と大盛り上がりでした。

 これを機に、子どもたちのスポーツや東京2025デフリンピックへの興味が高まった一日となりました。

豆まき会(小学部)

 2月5日(月)、小学部の豆まき会を行いました。子どもたちは、事前に、話し合いで係分担をして準備を進めてきました。

 当日は、はじめに6年生の児童から節分の由来についての説明がありました。「節分」「やいかがし(ひいらぎいわし)」「鬼は外、福は内」など、節分に関する用語を確認したり、豆を投げる理由などについて教えてもらったりしました。

 次に、それぞれの心の中の鬼を発表しました。その後、福の神様からアドバイスをもらい、子どもたちは真剣な表情で見聞きしていました。

 そして、「おふくとおに」の読み聞かせを聞いた後、鬼が登場しました。みんなで協力して豆を投げ、心の鬼を退治することができました。

 「最後まで頑張って鬼を退治できたよ。」「福の神様からのアドバイスを意識して生活したい。」などの感想が聞かれ、有意義な豆まき会になったようです。

おにはそと!ふくはうち!

 2月2日(金)に幼稚部の豆まき会を行いました。この日に備えて、色画用紙で升を折ったり、紙袋をリサイクルして鬼のお面を作ったりしてきた子どもたちは「鬼が本当に来るかな?」「去年は青鬼だったから今年は赤鬼かな?」などとドキドキ、ワクワクでした。

 当日は朝から、「やいかがし(ひいらぎいわし)以下、やいかがし」を作って準備万端!みんなで「まめまき」「おにのパンツ」を歌ったり、自分の退治したい鬼を発表したりして、豆まきをしていると・・・ついに白い顔の黒い鬼がやってきました。

 でも、さすがに年中さん・年長さんということもあり、誰一人ひるむことなく、鬼に豆を投げつけ果敢に立ち向かっていました。いったんは降参したかに見えて、また立ち上がって向かってくる鬼をしっかり退治した子どもたちは、「やっぱり、やいかがしを飾っておかなかったからか・・・」と、自分が作ったやいかがしを教室の入口、玄関、職員室、事務室等に配って飾り、今年1年の健康と安全を祈願しました。

お正月遊びをしよう

 幼稚部では、1月に羽根つき、福笑い、こま回し、すごろく、凧あげといった、かつてお正月に欠かせなかった伝統的な遊びをしました。

 すごろくでは、さいころを振って出た数をみんなで数えたり、止まったマス目に何か書いてあると大興奮!「1回やすみだ~」「やった~!5つすすむ!」「え~、4つもどる~」「セーフ!あぶなかったね~」など、休み時間にも遊ぶほどでした。ある子がすごろくの内容のアレンジを提案し、ゴールに近いところに『スタートにもどる』のマスを作ったのですが、これでまた大盛り上がりとなりました。

 羽根つきでは、ゲームを楽しむだけでなく点数を数えて審判をしたり、凧あげやこま回しでは、初めは難しくても「もう1回」と夢中になって遊びながらコツを見つけていました。また、書きぞめも行い、思い思いにお正月に関することばや絵、好きなものをかいたり、筆でかくことの楽しさを体験したりしました。

 いろいろなお正月遊びを通して、友達に優しくしたりみんなで仲良く遊ぼうとしたりする姿を見ることができ、楽しい1月となりました。