日々の様子をお伝えします

2023年6月の記事一覧

幼稚部 会津校とオンライン交流をしたよ

 6月28日(水)、昨年度に引き続き、聴覚支援学校会津校(以下、会津校)の幼稚部とオンライン交流をしました。今回は、会津校の5歳児とやりとりをして楽しみました。

 平校からは最近お気に入りの「スリーヒントクイズ」を出すと、「虫のクイズは難しいな。」「あっ!分かった!きゅうりだ!」などと、大盛り上がり!会津校からも「これは誰でしょう?」と先生の名前当てクイズを出されました。

 また、お互いの学校の給食を紹介し合うコーナーでは、会津校のお友達から「メロンは苦手なんだけど、今日は食べたよ。」と教えてもらうと、平校の子ども達が「私も苦手だよ~」「ぼくは大好き!」と答えることができました。

 その他にも、自分たちが朝の会の給食の献立調べで使っている食べ物カードをカメラの前に持ってきて、会津校のお友達に「これを給食で食べたよ。」と伝える子ども達もいて、楽しいコミュニケーションの時間となりました。

 7月7日(金)には聴覚支援学校本校において各分校(福島・会津・平)の幼稚部が一堂に会しての交流会があります。一緒に遊んだりお話したりするのがますます楽しみになりました。

移動図書館 あづま号

 6月27日(火)福島県立図書館より、移動図書館「あづま号」が来校しました。

 今回は、2500冊以上の本を積んで来てくださいました。移動図書館の来校は、子どもたちにとって、様々な本に触れるよい機会になっています。

 幼稚部、小学部の子どもたちは、絵本や学習に関連する本など、様々な本を手に取って嬉しそうに選んでいました。

 次回の来校予定は12月になります。お借りした本を大切に読みたいと思います。

 

地域支援センター みみらんど・いわき学習会

 6月20日(火)に、宮城教育大学教職大学院教授の菅井裕行先生をお招きし、地域支援センターみみらんど・いわき学習会を行いました。

 菅井先生には、平校の幼児児童の学校生活の様子を見ていただいた後、保護者を対象とした「お話サロン」で、ことばの育ちについて一人ひとりに丁寧なご助言をいただきました。

 また、その後の講演会では、「乳幼児期から大切にしたいかかわり合いについて」というテーマのもと、親子で通じ合うことやコミュニケーションの大切さについてお話いただきました。

 会場の平校体育館には、保護者や保健師、保育士、県内特別支援学校の教員など様々な職種の方々に参加いただきました。

 皆様の感想として、「『ことばがコミュニケーションが育てる』ということが心に響いた。」、「子どもと様々なことを共感していきたい。」などのご意見が多数寄せられました。

 参加された皆様、大変ありがとうございました。

 

草野小学校絹谷分校との交流会(今年度1回目)

 6月5日(月)に、1回目の草野小学校絹谷分校との交流会を平校の体育館で行いました。これは、交流及び共同学習の一環として、障がいのある人もない人も、互いに尊重し合いながら協働して生活していく態度を育むことを目的として行っています。

 この日のために、平校の子どもたちは「どんな流れで進めていこうか」「絹谷分校の友達と一緒にどんなゲームをやりたいか」などの話し合いを行い、自分たちでゲームやそれぞれ役割や係の仕事などを決めて準備を進めてきました。

 当日も、朝から子どもたちは会場準備など必要なことを友達と一緒に相談したり、それぞれの係の仕事を率先的に行動したりする姿が見られました。

 交流会では、まず自己紹介から始まりました。自己紹介では、絹谷分校の友達が手話や指文字を使って名前や誕生日、血液型、趣味などを発表しました。とても上手に手話を表現している姿に、平校の子どもたちも先生たちも「おー」と感動の声をあげました。

 その後は、平校の子どもたちが考えたゲーム(かくれんぼ、ドッヂボール)を行い、和気あいあいと楽しく交流をしました。子どもたち同士の自然な関わりの中で、障がいの有無にかかわらず、「お互いがお互いのことを想って自ら動く」こと、そして「お互いのよさに気づき、認め合い尊重し合う」ことができ、最後まで心温まる交流ができました。

 絹谷分校の友達がタクシーに乗って帰る際、タクシーが見えなくなるまで大きく手を振って見送っていた平校の子どもたちの姿がとても印象的でした。本県の特別支援教育の基本理念である「地域と共に学び、共に生きる教育」が目指している子どもたちの具体的な姿に少しでも、近付くことができたように感じています。

 次回の交流は、11月になります。次は、絹谷分校へ行って交流をする予定です。

 

 

 

 

 

 

司会という大役をしっかりと果た  手話と指文字で自己紹介をする

しました!            絹谷分校の友達

 

 

 

 

 

 

かくれんぼの様子         ドッヂボールの様子

「あっ、見つけた!」       「勝つぞ!エイエイオー!」

 

 

 

 

 

 

みんなで記念撮影        手を振って最後まで見送りました。

ケース相談会

 6月1日(木)に、福島県総合療育センターより言語聴覚士の先生をお招きし、ケース相談会を行いました。幼稚部、小学部の授業の様子を参観していただいたあと、

 子どもたちの様子や指導の方法について、具体的でわかりやすいご助言をいただくことができました。今回の相談会の内容を今後の指導に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

幼稚部交流及び共同学習~あさひ保育園との交流が始まったよ!~

 幼稚部は毎年、いわき市立あさひ保育園との交流及び共同学習を行っています。今年度は、実際に触れ合っての直接交流を行います。

 5月30日(火)は、対面式を行い、みんなで朝の歌を歌ったり、自己紹介をしたりしました。その後は、青空の下、園庭でのびのび遊び、砂場でお道具を共有したり、順番を守って滑り台を楽しんだり、登り棒で競い合ったりしました。

 あさひ保育園のみなさま、今年一年間どうぞよろしくお願いします!