日々の様子をお伝えします

2015年6月の記事一覧

むしばよぼうデー

 幼稚部には歯みがきが嫌いなワニくんと、歯みがきが好きなワニちゃんが遊びにきてくれました。虫歯になってしまって泣いているワニくんが登場したときに、子どもたちは今までの自分の経験から、「はいしゃさんにいけばいいんじゃない?」「はみがきをする。」などの意見を出していました。「は」「くち」「むしば」「はみがき」などの言葉に触れながら、自分の歯の汚れ具合を見るために赤く染め、養護教諭の先生からは、優しくみがく、細かくみがくなどブラッシングの仕方についても教えてもらいました。
 
 
 学校では歯の仕上げみがきのときに、「あー」と声を出しながら奥歯をみがいたり、「いー」と声を出しながら前歯をみがいたりしています。生活の流れの中で、口や舌の筋肉を動かしたり、息を調節したりすることを意識して活動を行っています。
 みんなの歯は、とてもピカピカになりました。

学級討論会をしよう(小学部6年生)

  5月29日(金)に交流学校の草野小学校で、学級討論会に参加してきました。肯定派と否定派にわかれてそれぞれの主張を出し合ったあとに、討論を聞いていたグループが結論を出すという流れで行いました。討論のはじめには聾学校の児童から「話すときはマスクをはずして口元を見せて欲しい」ことや「はっきりゆっくり話して欲しい」ことなどを、草野小学校の児童にお願いしてから始まりました。
 討論のテーマは「幽霊がいるのかどうか」「学校でのシャープペンシルの使用は是か非か」でした。討論ではFM補聴システムを使いました。討論中はダイナマイクというマイク型の送信機で児童の意見をひろって、聾学校の児童が聞き取りやすいように配慮して進みました。
 聾学校の児童の感想です。「討論の進め方がよくわかりました。」「いろんな意見があるんですね。」とのことでした。普段は、児童2名と担任で授業が進むため、大人数での討論会では様々な気づきがあったようです。


   

読書活動の充実


 本校では学校経営運営ビジョンの取り組みの柱として「読書力と社会性の育成」というテーマを掲げています。読書活動については、読み取る力や表現する力など言語力を高める活動につながることから、本校では様々な形で取り組んでいます。
 
 毎月初めにはいわき市の移動図書館がやってきます。幼児児童は、学校の図書館にはない本を目を輝かせながら選び何冊も借りています。教室に戻ると、さっそく借りてきた本を広げて見入っていました。