日々の様子をお伝えします

2024年8月の記事一覧

地域支援センターの活動~地域支援センター特別支援教育研修会~

 8月1日に、福島県立聴覚支援学校の本分校をリモートでつないで、地域支援センター特別支援教育研修会が行われました。

講師は国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員 山本晃先生で、「聴覚障がい児のインクルーシブ教育について―聴覚障がい教育の現状や教育的対応を踏まえ―」のテーマのもと、ご講演いただきました。平校職員の他、いわき市内の先生にもご参加いただき、地域の先生方と共に学ぶ機会となりました。

地域支援センターの活動~いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ~

 7月30日に、いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠがいわき支援学校で開催されました。午前中に分科会が開催され、いわき市内の県立特別支援学校の教員が講師を担当しています。

 今年度の平校の分科会は、「みんながわかるやさしい支援を考えよう~聞こえにくい疑似体験や聞こえない・聞こえにくい子どもの思いを通して~」のテーマのもと、参加した保育園、小学校、特別支援学校の先生方に対して、聞こえにくさの疑似体験やわかるための支援の方法についての協議、平校の実践紹介などを行いました。

 地域の学校等で聴覚障がいのある子どもたちにかかわる先生方も参加し、「疑似体験を通して聞こえにくい子どもたちの支援を考えることができた」、「校内の先生方にも伝えたい」などの感想をいただきました。

 今後も地域の先生方とのつながりを大切にしながら、地域支援の活動に取り組んでいきたいと思います。

地域支援センター 第2回お話サロン「先輩の話を聞こう」

 7月21日に、地域支援センター第2回お話サロンを行いました。今回は「先輩の話を聞こう」のテーマで、平校幼稚部を卒業した新妻唯昭さんのお話を聞きました。新妻さんは、現在、いわき市教育委員会のスクールカウンセラーや農業など、多方面に渡って活躍されています。

 今回のサロンには、聴覚障がいのある地域の小学生や平校卒業生とその保護者、乳幼児教育相談を利用しているお子さんの保護者など、20名程度が参加しました。

 新妻さんからは、幼少期ことやこれまでに海外のたくさんの国に行った経験から、「日本だけでなく、世界を見て視野を広くもってほしい」とのお話いただきました。また、「『ありがとう』の気持ちをもって、人を頼れる自分に、人に頼られる自分に」、

「まずやってみよう、やってから考えよう、分からなかったらきいてみよう」など、たくさんの力強いメッセージをいただきました。

 新妻さんのお話が終わったあとも参加者の子どもたちが新妻さんに質問するなど、交流する様子も見られ、充実した時間となりました。

 新妻さん、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。また、参加者の皆様、ありがとうございました。

いわき七夕祭りに出品!!

 今年度も平校では「いわき七夕まつり」の「子ども七夕飾りコンテスト」に出品いたします。

 5月から「どんなデザインにしようかな?」と考え、そのアイディアをもとにコツコツと制作してきました。デザインは幼稚部の5歳児が担当し、その図柄に合う色のお花紙を丸めたり、飾りつけたりするのは小学部の子ども達にも手伝ってもらいました。

 仕上げに家族や放課後子ども教室、そして先生にも書いてもらった短冊を吹き流しにつけて完成です。

 平校が一致団結して作った「ユニコーン」と「ちょうちょ」がモチーフの七夕飾りは8月6日~8日に「いわき七夕まつり」会場のいわき駅前に飾られます。(本記事は平校Noteにも掲載しています。)

 

 

幼稚部 楽しかった本分校交流

 今年度も幼稚部では、2回の本分校交流を行う予定です。第1回目の本分校交流は7月5日(金)に行いました。

 とても暑い日でしたが、本校の広いプールで水遊びを楽しんだ後は、いろいろな友達とお弁当を食べたり、好きなおもちゃを出して遊んだりしました。

 子ども達は、オンライン交流で、自己紹介をしたり、一緒に〇×クイズに取り組んだりしていたので、この日も、あっという間に打ち解けて、「〇〇ちゃん、となりでお弁当を食べよう!」「これ、使っていい?」などと積極的にやりとりをしていました。

 次回は11月8日(金)です。それまで、「暑中見舞い」を交換したり、オンラインで近況を報告したり、またいろいろと交流を重ねる予定です。