日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

いわき市小中学生 版画展

 今年も、いわき市小中学生版画展に出展する作品ができあがりました。今年度は、絵本「かいじゅうたちのいるところ」を題材にして作品作りを行いました。1年生から6年生までの共同作品なので、それぞれの実態に合わせて版画の手法も工夫されています。高学年は、ゴム版を彫刻刀で削り多色づりで仕上げました。低学年は、タイヤやコンクリート壁などの模様に紙をあててクレヨンで写し取り、それらを組み合わせて絵本に出てくる「かいじゅう」を作りました。



        
 
 作品の展示は、いわき市立美術館で来年1月5日(木)~1月15日(日)に行われます。小学部の児童も期間中に見学に行く予定です。お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

授業参観

 
  7日(水)に授業参観があり、子どもたちの学校での学習や活動の様子を、保護者の方々に参観していただきました。また、普段あまり見る機会のない他学部の授業を参観する機会にもなりました。
  
 
 また、授業参観と共に給食試食会も実施しました。学校給食と食育についての理解を深めていただくきっかけになればと、昨年度より実施しています。給食の内容だけでなく、子どもたちが普段、どんな様子で給食を食べているのかをぜひ知っていただきたいと考え、今年度は「一緒に食べる」という形式をとりました。
 保護者の方々からは「家とは違う味付けや食材もあったので、家でも作ってみようと思う。」「子どもの給食時の様子を見ることができてよかった。」などの声が聞かれました。お忙しい中、参加してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
 

家庭科の調理実習(5.6年生)

 5.6年生の家庭科では、「ごはんと味噌汁を手順よくおいしく作ろう」というめあてのもと、調理に使う道具の名前を確認しながら、「ごはん」と「味噌汁」作りに挑戦しました。
 まずは、透明な鍋を使ってごはんが炊ける様子を観察しました。火加減に気をつけながらおいしいごはんが炊けました。
 味噌汁作りでは、昆布と鰹の合わせ出汁、にぼし出汁の2種類を準備して味比べを行いました。それぞれが考えて選んだ味噌汁の具も、切り方を工夫しながら入れました。とてもおいしい味噌汁になりました。
  
  
 できあがった「ごはん」と「味噌汁」は、みんなで試食をしました。子どもたちの作ったものを試食をした担任の先生たちからも、「心がこもっていて優しい味だった。」「丁寧に出汁をとったお味噌汁はとてもおいしかった。」などと大絶賛でした。

聾学校平分校校内研修会

 1129日(火) 今年も筑波大学より松本末男先生をお迎えして校内研究会が行われました。末男先生と平分校とのご縁はかれこれ10年ほどになります。子どもたちの姿を継続的に見ていただいており、授業参観の後には言葉の育ちをふまえた助言をいただきました。 

 講義では「幼児・児童の言葉の育ちをとらえた授業づくり」というテーマでお話いただきました。 一番にお話しされていたのが「子どもを受け止め、認め、褒め、共感的なかかわりをすること」でした。ことばを育てていくためには、子どもを大事にし、心のこもった言葉で応えていくことです、というお話が印象的でした。
 日々の授業に取り組んでいますが、時々、焦る気持ちがわき出てくることがあります。こうした指導者の揺れに対して、末男先生からは、あきらめない強さと、子どもの一生懸命さを敬い、指導の長期的な展望をもとに焦らないことが大切という助言をいただきました。気持ちを柔らかくして、子どもたちに向き合う大切さを思った研修でした。
末男先生、ありがとうございました。

        

第12回全国聾学校作文コンクール

 小学部6年生が「第12回 全国聾学校作文コンクール」で入賞しました。
 
 題名「伝えたい、自分の思いを」

 草野小学校の友達とのやりとりから考えたことをもとに、主に自立活動の時間や国語の時間に自分と向き合い書いた作文です。 作文を書くことを通して、体験を言葉にして思考をめぐらし、体験を体験で終わらせることなく経験にしていく、その経験をもとに次なる一歩を踏み出すことを確実に行っていきました。
 いろいろな面で心の成長が見られたと思います。佳作に入賞、本当におめでとうございます。
今回の入賞を自信にして、これからもがんばって欲しいと思います。