日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

第2回避難訓練(洪水)

 11月19日(火)、第2回避難訓練がおこなわれました。

 洪水を想定した避難訓練で、南校舎の2階に避難しました。緊急(訓練)の放送を聞いた後、子どもたちは先生の話を聞き、自分の荷物を持って、スムーズに避難することが出来ました。

 避難を知らせる校内放送の内容は、教師が子どもたちに、言葉や手話で内容をしっかりと伝え、自分から避難できるように配慮しています。

 その後は、分校長先生のお話を聞き、各教室で担任の先生と事後学習に取り組みました。

草野小学校交流秋まつり(5年生)

11月8日(金)、草野小学校との交流秋まつり(餅つき)に参加しました。

 草野小学校の会場に到着すると、保護者や地域の方、5年生の友達など大勢が集まり、熱気があふれていました。

 実際に一人ずつ餅つきを行うことができ、杵の重さや餅をついた時の感触を体験することができました。また、もち米を使ったミニおにぎりの試食があり、もちもちした触感を味わいました。

 餅が出来上がっていく様子を観察したり、もちつきを実際に体験したりと貴重な経験をすることができました。

幼稚部「まちたんけん」小学部「校外学習」

 11月1日(金)に、幼稚部と小学部合同でまちたんけん・校外学習に行ってきました。行き先は、いわき市小名浜の「いわき・ら・ら・ミュウ」他となりました。

 小学部は総合的な学習の時間、生活科の単元との関連を図り、自分で切符を買って電車で電車で泉駅まで行き、幼稚部と合流してから、みんなで路線バスに乗って小名浜まで行きました。

 昼食は、「いわき・ら・ら・ミュウ」の中にある「いくらの大五郎」で食事をさせていただきました。「いくらの大五郎」さんより、社会貢献を目的として平校の子どもたち、先生方への食事のご招待がありおいしい食事をいただくことができました。

 子どもたちは、店員さんへのインタビューの活動を行い、「一日の来場人数は何人ですか?」「いくらはどこでとれたものですか?」などの質問をすることができました。

 路線バスや電車の公共交通を利用したり、いわき・ら・ら・ミュウ等の見学もしたりと充実した「まちたんけん」「校外学習」となりました。

 いくらの大五郎の皆様、本当にありがとうございました。

 

さつまいもほりをしたよ

 5月に苗を植えてから5ケ月・・・。

 夏の暑さも乗り切って育ったさつまいもを、11月5日(火)に幼稚部みんなで掘りました。

 掘る前に子どもたちは、「10本取れると思うよ。」「私は20本だと思うなあ。」などと予想をしてからいざ畑へ!年長さんとして、何度か経験があるため、さつまいも掘りにも慣れたもので、「この辺にありそうだ。」「手伝って~。」と積極的に、そして協力してどんどん掘り出しました。

 当日はスクールサポートスタッフの方や、学校公開で来校した保護者にもお手伝いいただき、大小さまざまではありますが、64本のさつまいもを収穫することができました。

 早速、自分で好みの大きさの芋を選び「オーブンで焼いて食べようかな?」「大学芋もいいけど・・・」などと家庭に持ち帰りました。どんな料理にしたかな?味はどうだったかな?など、これからのやりとりも楽しみです。

あさひ保育園と交流運動会

 感染症対策などの影響で、しばらく平校単独で開催していた幼稚部の運動会ですが、今年度はひさしぶりにあさひ保育園のお友達と一緒に行うことができました!

 9月には、運動会の練習を兼ねて3回交流をし、一緒にバルーンやリレーなど競技の練習をしたり、自由遊びで仲良くなったりしました。交流を重ねるごとに、「また来週ね!」「次もブロックで遊ぼうね!」「運動会がんばろうね!」「一緒に走るから並ぶときは隣だね!」などの微笑ましいやりとりが増えて、みんな当日を心待ちにしていました。

 そして、10月5日(土)運動会当日・・・残念ながら雨雲が居座ってすっきりと晴れなかったので、あさひ保育園のホールで実施しました。開会式、障害物競争「トトロの森の大冒険」、バルーン、紅白リレー、閉会式と友達と一緒に競技も応援もがんばりました。

  今年の運動会は、たくさんの友達と一緒に体を動かして楽しみながら、励まし合って練習に取り組んだり、勝敗を分かち合ったりと、仲間意識をもつことができる有意義な行事となりました。ご協力いただいたあさひ保育園の先生方、そして保護者のみなさま、本当にありがとうございました。

地域支援センターの活動~みみらんど・いわき学習会~

 9月27日に、亜細亜大学の橋本一郎先生をお招きし、みみらんど・いわき学習会を行いました。

 橋本先生には、「きこえない子どもたちの未来をのぞいてみよう」のテーマのもと、様々な分野で活躍しているきこえない方々の姿をお話いただきました。そして、きこえない子どもたちが伝えたい気持ちや豊かな表現力を身につけることの大切さ、一人ひとりがきこえない自分をしっかり受け止め、社会の中で堂々と生きていける力をつけることの大切さなどをお話いただきました。

 平校職員、保護者の他、乳幼児教育相談の保護者、いわき市内の保育園の保育士や小学校の教師、保健師の皆様などにも多数参加いただき、「橋本先生の熱意にたくさんパワーをいただいた」、「実体験に基づくお話が心に響いた」、「これから子どもたちの未来を一緒に考えながら自立していける環境を作っていきたい」などの感想が寄せられました。

 お忙しい中、ご講演いただいた橋本先生、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

 

本分校合同宿泊学習

 9月12日(木)、13日(金)、郡山自然の家で、本分校合同宿泊学習を行いました。子どもたちは、事前学習で、リモートでの結団式や目標の話し合い、持ち物確認などの事前学習を重ね、当日を心待ちにしていました。

 1日目は、入所式、室内サーキット、野外炊飯、キャンプファイヤーを行いました。平校の児童は入所式での児童代表挨拶を務め、大勢の友達や先生、職員の前で堂々と挨拶をすることができました。初めは、久しぶりに会う友達や初めて会う先生に緊張している様子も見られましたが、1日の後半になると、平校以外の友達や先生の輪に自分から入り、楽しむ姿が見られました。特に、キャンプファイヤーでは、友達と列になり一緒に歩いたり、ダンスを踊ったりして笑顔がたくさん見られました。

 2日目は、グラウンドゴルフやアーチェリーの野外活動と退所式を行いました。野外活動では、班ごとに分かれ、目標を話し合って決めました。相手が分かるように伝えたり、受け答えをしたりして、協力する姿が見られました。また、実際に身体を動かす場面では、先生や職員の方の話をよく聞いて(見て)活動することができました。

 2日間を通して、本分校の友達や先生と一緒に協力して行動したり、友達の様子を見て挑戦したりする姿が多く見られ、様々な体験を通して、貴重な学びをすることができました。今後は、振り返りを通して学びを深め、楽しい思い出として記憶に残るよう指導していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草野小学校交流見学学習(5年生)

 9月17日(火)、草野小学校との交流見学学習で、日産いわき工場とアクアマリンふくしまに行きました。

 日産いわき工場では、エンジンの部品がどのように作られているのかを見学しました。ロボットが作業している様子に興味津々で注目する姿が見られました。また、体験コーナーもあり、実際の作業を体験することができました。

 アクアマリンふくしまでは、班に分かれて見学を行いました。ワークシートの問題について、友達と確認して記入しながら海の生き物の様子を観察しました。「これ(魚)の名前はなに。」「うさぎみたいだね。」など、疑問に思ったことや気づいたことを話しながら見学する様子も見られました。

 久しぶりに会う草野小学校の友達でしたが、自分から話しかけたり、教えてもらったりするなど、友達とかかわりながら見学学習を行うことができました。

 

 

 

誕生会(小学部)

 9月9日(月)学活の授業で3回目の誕生会を行いました。

 誕生会に向けた準備の話し合いの中で、役割分担を行う際、欠席していた児童の係について「この係が良いと思うな。」「明日、(希望を)聞いたほうが良いと思う。」など、相手の気持ちを想像して考えを出しあう姿が見られました。

 誕生会では、司会やあいさつなど、それぞれの役割を果たして会を行うことができました。また、お祝いの気持ちやお礼の気持ちを伝え合う姿が見られました。会食や質問コーナーでのやりとりを通して、楽しい会にすることができました。

 

地域支援センターの活動~地域支援センター特別支援教育研修会~

 8月1日に、福島県立聴覚支援学校の本分校をリモートでつないで、地域支援センター特別支援教育研修会が行われました。

講師は国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員 山本晃先生で、「聴覚障がい児のインクルーシブ教育について―聴覚障がい教育の現状や教育的対応を踏まえ―」のテーマのもと、ご講演いただきました。平校職員の他、いわき市内の先生にもご参加いただき、地域の先生方と共に学ぶ機会となりました。

地域支援センターの活動~いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ~

 7月30日に、いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠがいわき支援学校で開催されました。午前中に分科会が開催され、いわき市内の県立特別支援学校の教員が講師を担当しています。

 今年度の平校の分科会は、「みんながわかるやさしい支援を考えよう~聞こえにくい疑似体験や聞こえない・聞こえにくい子どもの思いを通して~」のテーマのもと、参加した保育園、小学校、特別支援学校の先生方に対して、聞こえにくさの疑似体験やわかるための支援の方法についての協議、平校の実践紹介などを行いました。

 地域の学校等で聴覚障がいのある子どもたちにかかわる先生方も参加し、「疑似体験を通して聞こえにくい子どもたちの支援を考えることができた」、「校内の先生方にも伝えたい」などの感想をいただきました。

 今後も地域の先生方とのつながりを大切にしながら、地域支援の活動に取り組んでいきたいと思います。

地域支援センター 第2回お話サロン「先輩の話を聞こう」

 7月21日に、地域支援センター第2回お話サロンを行いました。今回は「先輩の話を聞こう」のテーマで、平校幼稚部を卒業した新妻唯昭さんのお話を聞きました。新妻さんは、現在、いわき市教育委員会のスクールカウンセラーや農業など、多方面に渡って活躍されています。

 今回のサロンには、聴覚障がいのある地域の小学生や平校卒業生とその保護者、乳幼児教育相談を利用しているお子さんの保護者など、20名程度が参加しました。

 新妻さんからは、幼少期ことやこれまでに海外のたくさんの国に行った経験から、「日本だけでなく、世界を見て視野を広くもってほしい」とのお話いただきました。また、「『ありがとう』の気持ちをもって、人を頼れる自分に、人に頼られる自分に」、

「まずやってみよう、やってから考えよう、分からなかったらきいてみよう」など、たくさんの力強いメッセージをいただきました。

 新妻さんのお話が終わったあとも参加者の子どもたちが新妻さんに質問するなど、交流する様子も見られ、充実した時間となりました。

 新妻さん、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。また、参加者の皆様、ありがとうございました。

いわき七夕祭りに出品!!

 今年度も平校では「いわき七夕まつり」の「子ども七夕飾りコンテスト」に出品いたします。

 5月から「どんなデザインにしようかな?」と考え、そのアイディアをもとにコツコツと制作してきました。デザインは幼稚部の5歳児が担当し、その図柄に合う色のお花紙を丸めたり、飾りつけたりするのは小学部の子ども達にも手伝ってもらいました。

 仕上げに家族や放課後子ども教室、そして先生にも書いてもらった短冊を吹き流しにつけて完成です。

 平校が一致団結して作った「ユニコーン」と「ちょうちょ」がモチーフの七夕飾りは8月6日~8日に「いわき七夕まつり」会場のいわき駅前に飾られます。(本記事は平校Noteにも掲載しています。)

 

 

幼稚部 楽しかった本分校交流

 今年度も幼稚部では、2回の本分校交流を行う予定です。第1回目の本分校交流は7月5日(金)に行いました。

 とても暑い日でしたが、本校の広いプールで水遊びを楽しんだ後は、いろいろな友達とお弁当を食べたり、好きなおもちゃを出して遊んだりしました。

 子ども達は、オンライン交流で、自己紹介をしたり、一緒に〇×クイズに取り組んだりしていたので、この日も、あっという間に打ち解けて、「〇〇ちゃん、となりでお弁当を食べよう!」「これ、使っていい?」などと積極的にやりとりをしていました。

 次回は11月8日(金)です。それまで、「暑中見舞い」を交換したり、オンラインで近況を報告したり、またいろいろと交流を重ねる予定です。

誕生会(小学部)

 7月8日(月)学活の授業で今年度2回目の誕生会を行いました。

 今回も、買い物チームと会場作成チームに分かれて準備をしました。買い物チームは熱中症対策を十分に行い、学校付近のスーパーに買い物に行きました。

 前回の経験から、買いたいものが置いてある売り場の位置を覚えて、自分たちで買いたいものを探し出す姿が見られました。

 会場作成チームは、誕生会に必要な物品を用意し、みんなのために準備を行いました。

 誕生会では、司会やあいさつなど、それぞれの役割を果たして会を行うことができました。また、お互いにお祝いの言葉やお礼の言葉を伝え合ったり、会食をしたりして、笑顔あふれる会にすることができました。

第1回お話サロン 松本末男先生来校

 聴覚障害者教育福祉協会の松本末男先生をお招きし、第1回お話サロンを行いました。

   松本先生には、午前中から平校幼稚部、小学部の子ども達の授業の様子や乳幼児教育相談のお子さんの様子を見ていただき、その後、保護者の方との個別相談を行いました。個別相談では、保護者のみなさんからの子育てに関する質問に対して、丁寧にお応えいただくことができました。

 また、最後に、地域支援センター担当者も松本先生から乳幼児教育相談についてご助言をいただきました。

 松本先生、本当にありがとうございました。松本先生からのご助言を今後に生かしていきたいと思います。

普通救命講習会

 6月17日(月)教職員向けの普通救命講習会を実施しました。今年度も平消防署職員の方に来校いただき、救命のための基礎知識や胸骨圧迫の方法やAEDの使い方など心肺蘇生の方法を教えていただきました。

 幼稚部では中庭に簡易プールが設置されプール開きが行われたばかりです。小学部でも体育・保健体育で水泳の授業が始まります。楽しい水遊びや水泳の学習ですが、子ども達にとって安全・安心な活動となるよう普通救命講習会を通して、学校で事前に配慮すべき点や万一の場合の緊急時の対応について学ぶことができました。

 

【幼稚部】あさひ保育園との交流が始まりました。

 6月4日(火)今年度の第1回目となるいわき市立あさひ保育園との交流及び共同学習を行いました。

「よろしくねの会」では、自己紹介のあと、みんなで「パイナポー体操」を踊ったり、パラバルーンで遊んだりしました。また、園庭では、年中児・年長児・平校の混合チームでリレーをし、盛り上がりました。

 次は、10月に行われる運動会に向けて、9月に交流及び共同学習を行う予定です。

 たくさんの友達と励まし合ったり、競い合ったりする運動会を、子どもたちは今からとても楽しみにしています。

 あさひ保育園のみなさま、どうぞよろしくお願いします!

小学部草野小学校4学年・聴覚支援学校平校 交流及び共同学習

 6月4日(火)小学部では、平校の体育館で、いわき市立草野小学校の4年生との交流及び共同学習を行いました。

 当日は約80名の友達が平校に来てくれました。はじめに、自己紹介を行いました。4つのグループに分かれ、それぞれが作成した自己紹介カードを使用しながら名前や好きなものについて伝え合いました。この交流会のために、覚えてきた手話や指文字を表現しようとする友達(草野小)もいました。

  次に、ゲームを2つ行いました。

 1つ目は、「ハンカチ落とし」です。友達の後ろで一瞬立ち止まったり、フェイントをかけてみたり…と、大盛り上がりの子どもたちでした。

 2つ目は、「同じ仲間を探そう」です。声は出さずに伝えるというルールで行い、子どもたちが工夫して、身振りや空書きなどで伝え合い、同じ仲間を作っていました。

 はじめは緊張していた子どもたちも、ゲームを通して打ち解け合い、楽しく活動することができました。

 最後に平校と草野小の校歌を手話と音声で、みんなで歌いました。

 今後は振り返りを通して、今回の交流での学びを深めていきたいと思います。

町探検~草野の町でお買い物~

 これまで、幼稚部の年長組の子ども達は小学部が開催する「平校商店街」や「秋祭り」でお買い物ごっこを楽しんだり、自分たちで育てた作物で「ポップコーン屋さん」や「クッキー屋さん」などのお店屋さんごっこをしたりしましたが、今年度は、いよいよ本物のお店でのお買い物学習を行いました。

 1回目は「スーパーマーケットでおやつを買おう!」ということで、お家の人に準備してもらったお小遣いを大切に財布に入れ、頑張って歩いてお店まで行きました。

 これまでの交通安全教室で学んだことを生かして、信号もよく見てみんなで歩くことができました。店内では「100円で買えるおやつは何かな?」「アイスもいろいろな種類があるね・・・」「おつりはちゃんとお財布に入れよう。」などとやりとりしながら、お目当ての商品を購入することができました。

 2回目は「いろいろなお店に行ってみよう!」ということで、スーパーマーケットだけでなく、その近くにある他のお店を見学したり、買い物をしたりしました。「袋に入れてください。(お菓子屋さん)」「どの花にしようかな?(お花屋さん)」「リボンはつけてもらえるのかな?(お花屋さん)」など、それぞれお店の人や先生とやりとりをして充実した買い物となりました。

 今回の「町探検」は、子ども達にとって身近なお店やそこで働く人にも興味をもったり、家族と買い物を楽しんだりしてくれるきっかけになりました。

 年長組となった子ども達の「町探検」の活動はこれからも続きます。

給食試食会

 6月7日(金)に保護者の皆様を対象とした給食試食会を行いました。今回の献立は、「かき揚げうどん(うどん・かみかみかき揚げ) 豆サラダ 牛乳」でした。

 実施日を含む「歯と口の健康週間(6月4日から10日)」に合わせたメニューとなりました。

 子どもたちが普段食べている給食の内容や食べている様子を保護者の皆様に見ていただく良い機会となりました。

 給食試食会の後は、奉仕作業にご参加いただきました。

 大変ありがとうございました。

 

PTA奉仕作業

 6月7日(金)PTA奉仕作業を行いました。日頃、手入れの難しい渡り廊下や畑を隅々まできれいにしていただきました。保護者の皆様ありがとうございました。

ケース相談会

 5月28日(火)に、福島県総合療育センターより言語聴覚士の先生をお招きし、ケース相談会を行いました。幼稚部、小学部のそれぞれの授業の様子を参観していただいたあと、子どもたちの様子や指導の方法について、具体的でわかりやすいご助言をいただくことができました。今回の相談会の内容を今後の指導に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

誕生会(小学部)

 5月27日(月)学活の授業で誕生会を行いました。

 子ども達は、買い物チームと会場作成チームに分かれて準備をしました。まず、買い物チームは、学校の近くにあるスーパーマーケットに行き、自分の食べたいデザートとジュースを買い物しました。そして、会場準備のため学校に残っている友達や先生の分のデザートや飲み物もしっかりと買うことができました。セルフレジでは、とてもスムーズにタッチパネルを操作する子もいて、普段から買い物の経験が豊富なことが分かりました。

 子ども達は、誕生会では、司会やあいさつなど、それぞれの役割を果たして会を進めるできました。誕生者に喜んでもらおうと、折り紙で作ったお花や校庭に咲いている花を摘んでラッピングした本物の花束をプレゼントして、相手を思いやって行動する素敵な姿が見られました。

不審者対応訓練

 5月23日(木)、福島県いわき中央警察署草野駐在所の警察官の方と同じく福島県いわき中央警察署スクールサポーターの方にご協力いただき、不審者対応訓練を実施しました。

 幼児児童は、放送や先生の話をよく見聞きし、落ち着いて避難することができました。また、教職員に対して、実践訓練を通して子どもたちを危険から守るための方法を教えていただきました。

 事後学習では、「いかのおすし」について、ロールプレイで分かりやすく教えていただきました。その後、白バイとパトカーの見学をさせていただき、子どもたちは目を輝かせていました。

 今回の学びを生かし、今後も安全に学校生活を送ることができるよう努めてまいります。

 

幼稚部 親子体験活動

 5月18日(土)小学部のみんなが交流運動会をしている頃、幼稚部は親子体験活動を行いました。

 今年度はいわき海浜自然の家を利用させていただき、舟戸海岸で貝殻を拾い、それを使って壁飾りをつくりました。

 この日を心待ちにしていた子どもたちは、お家の人と一緒にいろいろな色の貝を探したり、釣りのおじさんにヒトデを見せてもらったりと予定していた時間いっぱい、海辺での活動を楽しみました。その後、いわき海浜自然の家に移動して、早速、拾った貝を板に貼り付けて思い思いに壁飾りに仕上げました。「この貝がきれいだよ!」「貝を並べてちょうちょを作ったよ!」などと友達や家族とのやりとりも広がりました。

 昼食はバイキングです。予めメニューを見て、食べたいものを決めていたものの、いろいろ並ぶごちそうに、みんな目を輝かせ、ドリンクバーにも大喜びでした。

 平校は幼稚部の学級名に「らっこ組」「いるか組」「くじら組」と名前がついていて、さらに、活動する教室も「うみのおへや」「かいのおへや」と命名しています。この活動をきっかけに、海の生き物や海辺での活動に興味をもってくれたことと思います。

小学部 春の大運動会

 交流校の草野小学校で、「交流春の大運動会」が開催され、低学年、中学年、高学年のブロックに分かれて、それぞれ個人種目や団体種目に参加しました。今年のスローガンは、「自分のために!チームのために!全力でチャレンジ!」。子どもたちもそれぞれ全力を発揮して頑張りました。開会式、閉会式では、平校教員がろう通訳(聴者の言葉を聴者の通訳人が手話で表現し、ろう者の通訳人が聴者の通訳人の手話を、ろう者に伝わる手話に置き換えて伝える方法)として、指揮台の隣に立ち、手話通訳をしました。通訳があることで、安心して活動に取り組めました。保護者の皆様、暑い中、応援ありがとうございました。

春の遠足

 4月30日(火)に、春の遠足に行ってきました。

 幼稚部は、年長児ということもあり、初めてお家の方の付き添いなしで参加しました。たくさんある荷物も自分で全部持ち、駅のホームでも安全に気をつけて電車を待ち、電車とジャンボタクシーを乗り継いで二ツ沼総合公園に行きました。

   二ツ沼総合公園では大きな遊具でどんどん遊びたい、おやつを食べる時間ももったいない、という感じでたくさん体を動かして遊ぶことができました。ローラーすべり台やターザンロープなど、いろいろ挑戦しましたが、特に大きなトランポリンが貸し切り状態だったので、思う存分みんなで鬼ごっこしたのが一番の思い出になったようです。

 小学部は、来年に開催されるデフリンピック サッカー競技の会場であるJ-VILLAGEに行きました。全天候型練習場である大型のドームの中に入ると、そこには広い芝のサッカー場があり、その雰囲気に圧倒されました。

 まず、担当者からデフサッカーやデフリンピックのことについてお話をいただきました。その後は、実際にサッカーを体験し、楽しくサッカーボールに触れたり、軽く体を動かしたりしました。

 来年開催されるデフリンピック サッカー競技の会場を実際に見ることができ、大変貴重な経験ができました。

幼稚部と小学部が一緒に電車に乗ったり、いつもと違う環境で様々な経験ができたりと、充実した遠足となりました。

交通安全教室

 4月23日(火)、25日(木)に、交通安全教室を行いました。

 今年度、子ども達全員が年長組になった幼稚部では、初めて校舎前の道路に出て押しボタン式信号のある横断歩道での交通教室を実施しました。

 事前学習で紙芝居を見て信号の色とルールを確認したり、模型で歩き方を練習したりしていたので、当日は落ち着いて歩くことができました。分校長からも「信号をよく見て歩くことができました」と講評があり、最後にJAから寄贈された黄色い旗のプレゼントがありました。

 小学部では、2つのグループに分かれて学習を行いました。

 Aグループは、体育館にある模擬信号を使って、横断歩道の渡り方を学びました。信号の色を確認したり、手を挙げたりして、横断歩道を渡ることができました。

 Bグループは、交通ルールを確認した後、実際に校外に出て道路の横断の仕方や狭い道での歩き方について学習しました。道路を横断する際は、左右を確認したり、狭い道では、一列になって歩いたりと、交通事故にあわないように気を付けて歩行することができました。

 今後も、交通安全への意識を高められるよう指導していきます。

PTA総会

  4月26日(金)PTA総会を行いました。昨年度の活動内容や今年度の予算、新役員などについての承認をいただきました。

 今年度も、子どもたちが楽しく充実した学校生活を送ることができるよう、保護者の皆様と連携して様々な活動を行っていきたいと考えております。 

 今後、益々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

進級おめでとう会

 4月19日(金) 幼稚部と小学部合同の進級おめでとう会を行いました。

 初めに、自己紹介を行い、それぞれ好きなことや得意なことを発表しました。

 その後、ゲームを2つ行いました。

 風船バレーでウォーミングアップした後、ストラックアウト大会を開催!3つのチームに分かれ、白熱した戦いが行われました。同じチームの友達を応援したり、一緒に喜びあったりと、仲良く楽しく活動することができました。

 今年度も、子ども達一人一人の学びの状況を丁寧に見取りながら、行事等の学習活動を工夫して参りたいと考えています。

 

今年の学校探検は・・・

 今年度の幼稚部は5歳児の4名です。新入生のいない新学期のスタートとなりましたが、みんなは、年長のクラス「くじら組になったよ!!」と張り切って幼稚部での生活を送っています。

 4月初めの「学校探検」でも、地図や虫メガネ、双眼鏡を手に「ここは誰のお部屋になったのかな?」「〇〇先生はどこにいるかな?」などと楽しむ様子が見られましたが、今年度は一味違いました・・・!

 昨年度の県立図書館の移動図書館「あずま号」から借りた絵本にちなんで『私たちも学校の中で卵探しがやりた~い』という声があったので、お家の人や職員室の先生にも協力していただいて集めたたくさんの卵の殻に、思い思いに色を塗ったり絵を描いたりしました。

 そして4月18日、学校中に隠されたカラフル卵を地図やヒントカードを手掛かりに探す遊びをしました。

「カラフル卵はどこかな?」「がいこつがあるへやだって・・・。う~ん。りかしつだ!」「あ!あったー!」と大盛り上がり。

 「どこにあったの?」「(どうしてかな?)おかしもあったね。」とやりとりも広がりました。

移動図書館いわき号来校

 4月9日に、移動図書館「いわき号」が来校しました。

 今年度1回目の移動図書館を子どもたちは楽しみにしていました。

 当日はあいにくの雨でしたが、子どもたちはいわき号が到着すると早速、バスの中に入って季節の絵本や興味のある本をうれしそうに選んでいました。

 いわき号は、継続して毎月1回来校する予定です。来月の5月13日の来校日までお借りした本を大切に読みたいと思います。

 

卒業証書授与式

 令和6年3月15日(金)、春らしい日差しの中、たくさんのご来賓や保護者の皆さまにご臨席いただき、令和5年度卒業証書授与式を行うことができました。

 今年度は、幼稚部1名、小学部1名が卒業を迎えました。

 式では、卒業生一人一人が校長より立派に卒業証書を受け取ることができました。

 在校生のみんなからは「お祝いの言葉」があり、在校生は、卒業生へのまっすぐな気持ち伝えることができました。

 卒業生からは「お別れの言葉」として、両親への感謝の気持ち、在校生への思いや教職員への思いを手話や音声でしっかりと伝えることができました。

 式の終わりに、卒業生保護者代表より、「卒業によせて」として、平校での思い出や我が子と向き合ってきた中で感じたこと、そして教職員への感謝の言葉をいただきました。

 一緒に遊び、勉強し、話し合い、助け合ってきた大切な友達の卒業式は、在校生にとって、寂しさもあるようです。

 ちょっぴり寂しいけれど、いくつの出会いと別れを繰り返して、みんな大きくなっていきます。

 卒業生の2人には新しいステージで笑顔で、元気にがんばる姿を期待しています。

 御卒業おめでとうございます。

 また、お会いしましょう。

誕生会(小学部)

 3月11日(月)学活、生活科で今年度最後の誕生会を行いました。

 今回は、誕生者の希望により、みんなでケーキを作って食べることにしました。

 話し合いで役割分担を行い、ケーキの材料や作り方を調べ、材料を近くのスーパーに買いに行って準備を進めてきました。

 ケーキ作りでは、作り方の説明も児童が担当し、みんなで協力してケーキを作りました。

 その後、場所を移動して羽根つき大会を行いました。児童VS先生、児童VS児童など、時間の許す限りゲームを行い、子どもも大人も大盛り上がりで楽しみました。

 そして、お待ちかねの会食タイム!自分たちで作ったケーキの味は格別で、夢中で食べ進めていました。誕生者へのプレゼント贈呈では、誕生者からサプライズでポップコーンのお返しがあり、お祝いする側も幸せな気持ちになることができました。

 今までの誕生会とは違う流れでしたが、それぞれが自分たちの役割を果たして、誕生者をお祝いすることができ、充実した会となりました。

オンライン交流楽しかったね

 幼稚部は年に2回、聴覚支援学校本校に集まって本・分校交流会を実施しています。そして、年に2回程度オンラインによる交流会もしています。

 2月21日(水)は今年度最後のオンラインによる交流会となりました。

 今回は、みんなでジェスチャークイズに挑戦しました。出題するチームは、事前に決めておいた好きなアニメやゲームのキャラクターの中から1つ選んで、カメラの前でそのキャラクターと動きなどをジェスチャーで表現します。

 解答するチームは友達と相談しながら「何のキャラクターが何の動きをしているのか」について当てます。「丸い頭って〇〇〇〇〇じゃない?」「違うよ。〇〇〇〇だよ。」、「え~〇〇をしていると思った・・・。」などと、当たっても外れても大変盛り上がりました。

 5歳児にとっては、幼稚部最後のオンラインによる交流会だったので、「小学部に行っても、また会えたら遊ぼうね!!」「お勉強がんばってね!」などとエールを送り合う場面も見られました。

 平校ではICT支援員の方と連携してICT機器によるよりよい環境の中で交流することでき、充実したひとときとなりました。

卒業おめでとう会

 3月1日(金)卒業おめでとう会を行いました。

 当日に向けて、小学部の児童が話し合い在校生全員で役割分担し、卒業生に喜んでもらうことができるよう準備をしてきました。

 当日は、卒業生へのお祝いの気持ちを伝えるために、幼稚部の在校生がダンスを発表したり、全員でゲームをしたりしました。卒業生からは、来年度から使えるカレンダーや平校をPRするためのポスターのプレゼント、そして、とても感動的なお礼の言葉がありました。

 笑いあり、涙ありで、別れを惜しみながらも全員で楽しい会にすることができました。在校生、卒業生の子ども達一人一人が、相手を思いながら活動する、素敵な姿がたくさん見られました。

おみせやさんごっこをしたよ

 幼稚部では、2学期に収穫したポップコーンで「ポップコーン屋さん」を開きました。

 その活動をうけて、3学期は、自分の好きなお店を作って友達や先生とやりとりを楽しみました。

 子ども達は、まず新聞の折り込み広告を見て「このお店知っている!!」「〇〇屋さんに行ったことあるよ!」と身近なお店に目を向け、自分のやりたいお店を考えました。

 教師とのやりとりの後、 「ネイル屋さん」「かぎ屋さん」「たこやき屋さん」「ピザ屋さん」「時計屋さん」「スーパー〇〇」等々、自分の好きなお店や、家族と行ったことのあるお店、絵本を見て興味をもったお店が次々と開店しました。

 開店準備のため、紙やモールなどを材料として、ハサミで切ったり、クレヨンで色を塗ったりしながら商品を作ったり、目立つように工夫して看板や値段表を作ったりしました。

 店主さんによっては、日ごとに取り扱う商品を入れ替えてオープンするお店が替わる場合もありました。

 友達のお店に行きたいときは、看板を裏返して「閉まっています・出かけています」とアピールするのが暗黙のルールとなり、臨機応変にお互いにお店を行き来して遊ぶことができました。

 最終日には分校長や、事務室の皆さんも招待して大いに盛り上がりました。

 最終日にオープンしたお店のラインナップは次のとおりです。

 

〇「かわうそのハンバーガー」(豊富な品ぞろえが人気!)

〇「ハート寿司」(皿にもネタにもかわいいハート模様が!)

〇「ほかほかパン屋さん」(営業時間が短いので買えたらラッキー!)

〇「似顔絵屋さん」(腕前はプロ並み!)

〇「アクセサリー屋さん」(手作りのカラフルなアクセサリー!)

 「おすすめはこれです。」「売り切れました。」など、店主としてのやりとりも上手になった5人は、たくさんのお客さんの入りに大満足でした。

 

幼稚部 お別れ遠足

 2月9日、幼稚部はお別れ遠足に行ってきました。今回は、『そつぎょうせい』の大好きな場所を『ざいこうせい』に教えようということで、アクアマリンふくしま(以下、アクアマリン)を選びました。

 「アクアマリンにはこんな生き物がいるんだよ」ということで、『そつぎょうせい』が見てほしい魚や生き物を事前にしおりに載せました。「これ、なんていう名前?」「この魚、どこにいるの?」と『そつぎょうせい』や先生方やお母さんたちに聞いたり、探したりしました。熱帯魚の水槽では、『しいくいん』の方が水槽のお掃除をしている姿を見ることができました。事前学習で、アクアマリンで働く人に『しいくいん』がいるよという話もしていたところでした。

 広い館内を見学したので、おなかもぺっこぺこ!お昼ご飯は、お隣の大きな商業施設のファミリーレストランで楽しく会食をしました。

 天気にも恵まれ、とても思い出深いお別れ遠足となりました。

 

放射線出前講座

 2月13日(火)、放射線教育の一環として、いわき市役所原子力対策課の方と手話通訳の方にお越しいただき、「原発事故発生!?そのときあなたは…」という出前講座をしていただきました。

 災害の種類や、身の守り方など、原子力災害が起きた時のことについて、詳しく教えていただき、子どもたちは真剣な表情で話を見聞きしていました。代表で、6年生が「被ばくという言葉を初めて知りました。毎日の生活でも少し被ばくしていることが分かりました。」と感想を発表しました。放射線や原子力災害などについて学び、貴重な時間を過ごすことができました。

見学学習(小学部)

 1月23日(火)、小学部で見学学習に行きました。

 事前学習では、全員で予定を確認した後、グループに分かれて計画を立てました。低学年グループは、図書館について調べたり、バスの乗り方を確認したりしました。高学年グループは、消防署について知っていることを挙げたり、署員の方々にむけた質問内容を考えたりしました。

 当日は、全員で草野駅から電車に乗っていわき駅まで行き、その後、グループに分かれて見学スタート!

 低学年グループは、いわき市図書館で係の方からの読み聞かせや館内の散策をしたり、本を選んで借りたりしました。あいさつや質問などをしっかり行うことができました。

 高学年グループは、消防署内や消防車の見学、質問への回答をしていただきました。消防士さんが、なぜ消防士を目指し、どうして消防士になったのかについても聞くことができ、将来の夢に向かって努力しようという意欲を高めることができました。

 午後は、全員でいわき市美術館に出品した版画展の見学を行いました。それぞれの作品の良いところを探しながら見学する姿が見られました。また、版画体験や学芸員の方からのお話を聞くこともでき、有意義な時間を過ごすことができました。

 事後学習では、自分たちが学んだ内容をまとめて、全校集会で発表しました。

 今回の見学学習を通して、公共交通機関・施設の利用方法、設備など多くのことを学習することができました。

デフサッカー体験

 2月1日(木)、元デフフットサル女子日本代表の「デフノバ」代表髙橋縁(たかはしゆかり)さんと、手話で話す言語聴覚士の岡松有香(おかまつゆか)さんをお招きし子ども達と交流をしました。

 聴覚障がいがある人たちのスポーツの国際大会「東京2025デフリンピック」が来年に開催されると、福島県内でデフサッカーが会場となります。それに合わせて、平校の子どもたちもデフサッカーを体験しました。

 自己紹介やデフリンピックについて教えていただいたあとは、体育館でみんなで体を動かしました。友達や先生の動きを「まねっこ」して歩いたり走ったり・・・。サッカーボールでお散歩(ドリブル)したり・・・。髙橋さんや岡松さんの旗の合図を見て集合したり・・・。

そして、いよいよサッカーゲームです。髙橋さんがオニになってゴール前に立ちはだかる中、子どもたちは真剣に立ち向かってシュートをしました。シュートが決まれば大喜び!シュートが外れても「残念~!オニが強いね!」と大盛り上がりでした。

 これを機に、子どもたちのスポーツや東京2025デフリンピックへの興味が高まった一日となりました。

豆まき会(小学部)

 2月5日(月)、小学部の豆まき会を行いました。子どもたちは、事前に、話し合いで係分担をして準備を進めてきました。

 当日は、はじめに6年生の児童から節分の由来についての説明がありました。「節分」「やいかがし(ひいらぎいわし)」「鬼は外、福は内」など、節分に関する用語を確認したり、豆を投げる理由などについて教えてもらったりしました。

 次に、それぞれの心の中の鬼を発表しました。その後、福の神様からアドバイスをもらい、子どもたちは真剣な表情で見聞きしていました。

 そして、「おふくとおに」の読み聞かせを聞いた後、鬼が登場しました。みんなで協力して豆を投げ、心の鬼を退治することができました。

 「最後まで頑張って鬼を退治できたよ。」「福の神様からのアドバイスを意識して生活したい。」などの感想が聞かれ、有意義な豆まき会になったようです。

おにはそと!ふくはうち!

 2月2日(金)に幼稚部の豆まき会を行いました。この日に備えて、色画用紙で升を折ったり、紙袋をリサイクルして鬼のお面を作ったりしてきた子どもたちは「鬼が本当に来るかな?」「去年は青鬼だったから今年は赤鬼かな?」などとドキドキ、ワクワクでした。

 当日は朝から、「やいかがし(ひいらぎいわし)以下、やいかがし」を作って準備万端!みんなで「まめまき」「おにのパンツ」を歌ったり、自分の退治したい鬼を発表したりして、豆まきをしていると・・・ついに白い顔の黒い鬼がやってきました。

 でも、さすがに年中さん・年長さんということもあり、誰一人ひるむことなく、鬼に豆を投げつけ果敢に立ち向かっていました。いったんは降参したかに見えて、また立ち上がって向かってくる鬼をしっかり退治した子どもたちは、「やっぱり、やいかがしを飾っておかなかったからか・・・」と、自分が作ったやいかがしを教室の入口、玄関、職員室、事務室等に配って飾り、今年1年の健康と安全を祈願しました。

お正月遊びをしよう

 幼稚部では、1月に羽根つき、福笑い、こま回し、すごろく、凧あげといった、かつてお正月に欠かせなかった伝統的な遊びをしました。

 すごろくでは、さいころを振って出た数をみんなで数えたり、止まったマス目に何か書いてあると大興奮!「1回やすみだ~」「やった~!5つすすむ!」「え~、4つもどる~」「セーフ!あぶなかったね~」など、休み時間にも遊ぶほどでした。ある子がすごろくの内容のアレンジを提案し、ゴールに近いところに『スタートにもどる』のマスを作ったのですが、これでまた大盛り上がりとなりました。

 羽根つきでは、ゲームを楽しむだけでなく点数を数えて審判をしたり、凧あげやこま回しでは、初めは難しくても「もう1回」と夢中になって遊びながらコツを見つけていました。また、書きぞめも行い、思い思いにお正月に関することばや絵、好きなものをかいたり、筆でかくことの楽しさを体験したりしました。

 いろいろなお正月遊びを通して、友達に優しくしたりみんなで仲良く遊ぼうとしたりする姿を見ることができ、楽しい1月となりました。

 

 

ようこそ先輩~先輩に学ぶ会~

12月19日(火)、社会人になった平校の卒業生(いわき市内の一般企業で勤務)が来校し、幼稚部、小学部の子ども達と交流をしました。

 幼稚部では朝の活動に参加して、一緒に移動図書館の本を返しに行ったり朝の会をしたりしました。「私も、(平校いる時は)本を借りたよ!覚えているよ!」「体育館にぶら下がっていたロープで遊ぶのが楽しかったな!」などと、平校の思い出を教えてもらうと、子どもたちは興味津々な様子でした。また、あみだくじやジェスチャークイズで盛り上がり、優しいお姉さんの先輩と楽しいひとときを過ごすことができました。

 小学部では、低学年グループと高学年グループに分かれて交流をしました。低学年グループでは、自己紹介をしたり、一緒にゲームをしたりと和気あいあいと楽しく交流しました。

 高学年では、先輩の生い立ちや進路選択、現在の仕事のことなどを講演していただきました。職場でのコミュニケーションや仕事に対する姿勢、困ったときの対応の仕方などのお話があり、子どもは真剣な表情で聞いていました。また、子どもからの質問に対しても、丁寧に答えていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。先輩の姿は、子どもたちが自身の将来をイメージする上で貴重な存在です。

 今後も先輩との交流の機会を作っていきたいと考えてます。

 午後は、PTAの手話学習会にも参加していただきました。生い立ち等について講演していただいた後、質問にお答えいただきました。進路決定や仕事探しなど多くの質問にお答えいただき、充実した会となりました。

 先輩、お忙しい中、子どもたちと交流をしていただき、ありがとうございました。

 

  

今年度最後のあさひ保育園交流

 5月から始まった今年度の交流活動は、12月12日(火)の交流活動か最後となりました。今回の交流活動はホールで自由遊びをしました。

 大型積木で作ったバスに乗り合ってみたり、たくさんあるブロックで乗り物や怪獣を作って友達同士で見せ合ってみたり、大小さまざまな大きさのフープを並べて順番に跳んでみたりと、いろいろな友達となかよく遊ぶことができました。

 「砂遊びが楽しかったです。」「サッカー教室が楽しかったです。」と感想を発表した後は、みんなでプッチンプリンダンスを踊って盛り上がりました。

 年長児は、3年間の交流の集大成!「交流学習は楽しかったです。ありがとうございました。」

 年中児は、「来年もまた遊ぼうね!」とお別れしました。

 あさひ保育園のみなさん、今年度いろいろとありがとうございました。

草野小学校絹谷分校との交流会(今年度2回目)

 12月8日(金)に、今年度2回目となる草野小学校絹谷分校(以下、絹谷分校)との交流及び共同学習が行われました。今回は、絹谷分校を会場として行いました。

今回の交流及び共同学習では、会場校である絹谷分校の友達が内容を考え、会を進行してくれました。

始まりの会では、絹谷分校の友達の自己紹介と学校紹介がありました。指文字や手話で発表してくれたので、平校の子ども達にとってとても内容が分かりやすく、安心して聞くことができたようです。。

 次に、校庭で、ドッチボール、氷鬼、だるまさんがころんだを行いました。どのゲームも大盛り上がりで、子どもたちの笑顔がたくさん見られました。特に、だるまさんがころんだでは、「だるまさんがころんだ」と掛け声をかけるのではなく、「1・2・3~」と声と指で数を数えたり、走って逃げる際に、「ストップ」という掛け声とともに旗を挙げたりと、平校の友達も目で見て分かるような工夫があったので、みんなで楽しむことができました。

 終わりの会では、絹谷分校の友達から、手話歌「友だちはいいもんだ」や手作りのプレゼントをもらいました。

 最後にみんなで記念撮影をして、今回の交流及び共同学習は終了しました。

 平校の子ども達は、帰校後も、自分から楽しかったことを教師に話したり、日記に書いたりする姿が見られ、楽しく充実した交流会となったようです。

 3学期はお礼の手紙を通して、交流する予定です。

誕生会(小学部)

 12月11日(月)、特別活動で今年度4回目の誕生会を行いました。

 今回も、話し合いで役割分担をして、それぞれの児童が自分の役割に責任をもって準備を進めました。

 誕生会は、誕生者の入場からスタート!終始笑顔の友達の様子を見て、今まで準備を進めてきた児童たちも嬉しそうでした。

 次回は、3月に行う予定です。みんなで協力して準備を行うなど、素敵な姿が見られることを期待しています。

ALTとの学習

 2学期から、アメリカ出身のロバート先生が来ています。

 幼稚部では、遊びの中で、的当てゲームのポイントやシールを「1・2・3~」と数えたり、宝探しの袋の色を「red、blue、yellow~」と確認したり、ゲームの中で英語に親しんでいます。

 また、先日はアメリカのクリスマスを紹介してもらい、家も庭もキラキラしているイルミネーションや、ごちそう、本物のモミの木をきり出している画像に、子どもたちは興味津々で、特に「プレゼントは小人が作っているんだよ。」と説明されるとみんなびっくりしていました。

 小学部では、教科書を使ったり、好きなものを英語で伝え合ったりして学習しています。簡単な英語にジェスチャーやイラストを添えたお話しは、とても分かりやすく、毎回の授業が大盛り上がりです。

 いつも楽しく英語を教えてくれるロバート先生は、子どもたちに大人気!!次は1月に来校予定です。次回の授業も楽しみにしています。