日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

こども福島魅力発掘プロジェクト

 小学部の児童は、福島県観光交流局主催の子ども「ふるさと福島」魅力発掘プロジェクトに参加しています。このプロジェクトは、身近なところから県内全域にいたるまで子ども目線で福島の魅力を発掘し、新しい旅行プランをつくる、というものです。本校のテーマは「人のやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅inいわき」です。日頃の学習と関連させながら、いわきの魅力を発信します。夏休みには、参加する小中高等学校が一堂に会し、結団式が行われました。さらに、子どもたちから旅行プランに盛り込む候補地を募集し、2学期からは調査研究を開始しました。10月末には旅行プランをまとめ提出予定です。
                            
       
結団式(県立博物館 7/22) 全員       草野心平記念文学館(9/3) 小4                          
       
フェイジョアゆうゆうファーム(9/9)小3     とまとランド(9/16) 小3

 調査研究していた先々で、いろんな人と話をしたり質問したりするなかで、感じたことや考えたことを旅行プランに丁寧に反映させたいです。そして、子どもたちが住んでいるいわき市の良さを発見でき、みんなに伝えられたらと思います。

FM補聴システム、ロジャー研修会

(月)                                                                                                                

  
   研修会の様子              補聴システムの使用状況

 外部講師を招いて、教職員対象の補聴援助システムの研修会をしました。補聴援助システムは、話し手の声をFM電波やデジタル無線にのせて、直接、補聴器や人工内耳にとどけるというものです。騒音が多い場所や、大人数の教室では、聴きたい音以外の騒音や雑音を拾ってしまい、大事な情報を聞きとれないことがあります。そんなときに、補聴援助システムを使います。本校では、木造校舎ということもあり、騒音や生活音が響きやすい環境下にあります。できるだけ軽減するために、国語や算数、音楽などの授業で使用しています。また、草野小学校での交流及び共同学習のときも利用しています。その他にも、パソコンやオーディオ機器に接続して使うこともできる大変便利な機器です。普段から、聾学校教員は音環境を整えることに神経を使っていますが、補聴援助システムは大変有効な機器といえます。今回の研修では、取り扱い上の留意点や、最新の機器の説明をお聞きすることができました。今後の指導に生きる研修でした。


職場体験 【大野中学校】

 7日、8日の2日間、大野中学校から4名の生徒さんが職場体験のために来校しました。はじめはお互い緊張する様子も見られましたが、次第に打ち解けて中学校のお兄さんお姉さんと一緒に遊んだり、給食を食べたりしてたくさん交流をすることができました。
  
 大好きなだんごむしを見せたよ。     給食を一緒に食べました。
 
 2日目の交流会では、お兄さんお姉さんが考えて手作りしてくれたボウリングとわなげをしました。手話ソング「せかいじゅうのこどもたちが」のプレゼントもありました。
 高学年の児童にとっては、中学生とかかわるよい経験でした。
お互いに理解を深めることのできた2日間になりました。
大野中の4名の生徒さん、ありがとうございました。

第2学期の始業式 【幼稚部】

 幼稚部の始業式が行われました。いよいよ2学期が始まります。
友達と久しぶりに会えたことがうれしくて、笑顔があふれていました。
式の中で、写真を見ながら夏休みの思い出を振り返ると、自分の経験とすりあわせて「同じ同じ!」「どーん(花火)」など、みんなに伝えながら、とても興味をもって見ていました。
なんだか顔つきが、それぞれ夏休み前よりもほんの少し、お兄さん、お姉さんになったような感じがします。
どんな夏休みの思い出が飛び出すか、子どもたちの話を聞くことをとても楽しみにしています。
  
                        「2学期もがんばるぞ、えいえいおー!!」

こえみる研修会

 
  
 8月26日(水) 第2学期始業式の後、音声認識システム「こえみる」の講習会を行いました。「こえみる」は、NTTソフトウエアが開発し、福島県立聾学校が実証研究を行っているものです。具体的には、教師の声を文字化して幼児・児童生徒に見せることで、より正確に必要な情報を伝えることができるシステムで「音を見える化」するものです。マイクを通して教師が話したことがリアルタイムでテレビやタブレット端末に文字化されてでてきます。今まで、聞き取りだけではあやふやだった内容が、文字化することにより、より正確に、確実に児童生徒に伝えることができます。とはいっても、まだまだ音声認識の課題や、授業の中でどう使うかは研究途上なので、今回の実証研究により、より使いやすく便利なシステムに改善できればと思っています。テクノロジーの進歩を上手に取り入れ、子どもたちに還元できたらと感じた講習でした。