日々の様子をお伝えします

2024年5月の記事一覧

ケース相談会

 5月28日(火)に、福島県総合療育センターより言語聴覚士の先生をお招きし、ケース相談会を行いました。幼稚部、小学部のそれぞれの授業の様子を参観していただいたあと、子どもたちの様子や指導の方法について、具体的でわかりやすいご助言をいただくことができました。今回の相談会の内容を今後の指導に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

誕生会(小学部)

 5月27日(月)学活の授業で誕生会を行いました。

 子ども達は、買い物チームと会場作成チームに分かれて準備をしました。まず、買い物チームは、学校の近くにあるスーパーマーケットに行き、自分の食べたいデザートとジュースを買い物しました。そして、会場準備のため学校に残っている友達や先生の分のデザートや飲み物もしっかりと買うことができました。セルフレジでは、とてもスムーズにタッチパネルを操作する子もいて、普段から買い物の経験が豊富なことが分かりました。

 子ども達は、誕生会では、司会やあいさつなど、それぞれの役割を果たして会を進めるできました。誕生者に喜んでもらおうと、折り紙で作ったお花や校庭に咲いている花を摘んでラッピングした本物の花束をプレゼントして、相手を思いやって行動する素敵な姿が見られました。

不審者対応訓練

 5月23日(木)、福島県いわき中央警察署草野駐在所の警察官の方と同じく福島県いわき中央警察署スクールサポーターの方にご協力いただき、不審者対応訓練を実施しました。

 幼児児童は、放送や先生の話をよく見聞きし、落ち着いて避難することができました。また、教職員に対して、実践訓練を通して子どもたちを危険から守るための方法を教えていただきました。

 事後学習では、「いかのおすし」について、ロールプレイで分かりやすく教えていただきました。その後、白バイとパトカーの見学をさせていただき、子どもたちは目を輝かせていました。

 今回の学びを生かし、今後も安全に学校生活を送ることができるよう努めてまいります。

 

幼稚部 親子体験活動

 5月18日(土)小学部のみんなが交流運動会をしている頃、幼稚部は親子体験活動を行いました。

 今年度はいわき海浜自然の家を利用させていただき、舟戸海岸で貝殻を拾い、それを使って壁飾りをつくりました。

 この日を心待ちにしていた子どもたちは、お家の人と一緒にいろいろな色の貝を探したり、釣りのおじさんにヒトデを見せてもらったりと予定していた時間いっぱい、海辺での活動を楽しみました。その後、いわき海浜自然の家に移動して、早速、拾った貝を板に貼り付けて思い思いに壁飾りに仕上げました。「この貝がきれいだよ!」「貝を並べてちょうちょを作ったよ!」などと友達や家族とのやりとりも広がりました。

 昼食はバイキングです。予めメニューを見て、食べたいものを決めていたものの、いろいろ並ぶごちそうに、みんな目を輝かせ、ドリンクバーにも大喜びでした。

 平校は幼稚部の学級名に「らっこ組」「いるか組」「くじら組」と名前がついていて、さらに、活動する教室も「うみのおへや」「かいのおへや」と命名しています。この活動をきっかけに、海の生き物や海辺での活動に興味をもってくれたことと思います。

小学部 春の大運動会

 交流校の草野小学校で、「交流春の大運動会」が開催され、低学年、中学年、高学年のブロックに分かれて、それぞれ個人種目や団体種目に参加しました。今年のスローガンは、「自分のために!チームのために!全力でチャレンジ!」。子どもたちもそれぞれ全力を発揮して頑張りました。開会式、閉会式では、平校教員がろう通訳(聴者の言葉を聴者の通訳人が手話で表現し、ろう者の通訳人が聴者の通訳人の手話を、ろう者に伝わる手話に置き換えて伝える方法)として、指揮台の隣に立ち、手話通訳をしました。通訳があることで、安心して活動に取り組めました。保護者の皆様、暑い中、応援ありがとうございました。