日々の様子をお伝えします

2016年4月の記事一覧

草野小学校交流顔合わせ会

 4月13日(水) いわき市立草野小学校で、交流共同学習の教員顔合わせ会がありました。この日の顔合わせでは、一年間の交流計画を確認し、交流担当学級の先生と打ち合わせを行いました。草野小学校は各学年2~3学級編成のため、すべての児童と交流できるよう、毎年交流する学級が変わります。学年で交流する機会もありますが、交流学級の教室で授業を受けることが多いため、「ぼくのところに、今年は聾学校の友だち来ないの?」と言われたこともあります。去年の学級と分かれるのはさみしくもありますが、多くの児童と友達になれると思うと楽しみです。
 さて、草野小学校と平分校の交流共同学習は38年にわたり続いてきました。今ではお互いの学校の特色ある教育活動の一つになっています。しかし、市内の小学校で、これほど多くの行事や教科で交流共同学習を行っている学校はありません。そのため、今年度転入された先生の多くが、聾学校の児童と授業を行う経験はほとんどなく、お互いの綿密な打ち合わせが欠かせません。児童の様子を話したり、時間割を交換して、どの時間のどの教科に入って授業を受けるのかなどを話しました。私の学年は2人児童がいますが、1人は主に体育と算数、もう1人は音楽の授業を一緒に受けることになりました。今回の打ち合わせは時間が短く概要のみになりましたが、今後は学級担任同士で電話やメールなどでやりとりしながら進んでいきます。
 来週は「交流一年生をむかえる会」があり、交流学級の児童と平分校の児童の顔合わせを行います。それが終わると、5月の運動会に向けて、紅白分けや紅白対抗リレーの選手ぎめがあり、運動会の練習が本格的に始まります。38年にわたり続いてきた歴史を感じながら、互いに学び合う気持ちを大切にして、今年の交流共同学習をスタートしたいと思います。

                                     

幼稚部 新しいお友達が増えました

   
 学校の桜も、少しずつ散り始めてきてしまいました。
 4月から幼稚部に仲間入りした新入生のお友達は、入学から1週間が過ぎ、少しずつ学校生活に慣れてきたところです。自由遊びの時間や給食などを通して、子どもたち同士がかかわる様子も見られています。くじら組のお友達は、らっこ組といるか組のお友達にとても優しくかかわっていて、すっかりお姉さんの顔です。
  
 幼稚部では、活動の内容に応じて合同、学級、個別での活動を計画しています。楽しかったこと、驚いたこと、悲しかったことなど、たくさんの経験を通して、子どもたちの心動く瞬間をみんなで共有しながら日々、元気に活動しています。4人になってパワーアップした幼稚部、ますます楽しくなる予感がします。

FM補聴システム研修会

 4月11日(月) FM補聴システムの研修会を行いました。FM補聴システムとは、FM 電波を利用して補聴器や人工内耳をつけた子どもたちに、話し手の声を直接届けるシステムです。騒がしい教室や話し手との距離が遠い場合、周囲の騒音が大きいときなどに有効です。本校では、学級での教科学習や、小学部全員で行っている音楽の授業、草野小学校での交流共同学習のときに活用しています。
 今回の研修会は、本校教員を対象に行いました。子どもたち一人一人の使用実態について教職員間で情報交換した後に、FM補聴システムの販売会社の方を講師に招き、操作方法や有効な使用方法などについて話を伺いました。使用していての疑問や最新の機器情報などのお話をうかがい、疑問に思っていたことや、曖昧だったことがはっきりしました。FM補聴システムは、研修日の翌日から運用が始まります。子どもたちの聞こえをサポートし、できる限り聞こえやすい環境を整えながら運用していきたいと思います。なお、詳しい本校での活用状況については、今後HPでご紹介していきます。


        


平成28年度入学式

 平成28年度の入学式が挙行され、今年度平分校には、3名の新入生が入学しました。新入生は少し緊張している様子も見られましたが、来賓の方々や保護者の皆様、在校生たちに見守られながら、しっかりとした足取りで入場し、式に臨んでいました。
  
 新入生はこれから毎日学校に通って、さまざまなことを学んでいきます。
 元気いっぱいの新入生。これからが楽しみです。
   入学、おめでとう!!

新年度がスタートしました

 新年度が始まりました。久しぶりに顔を合わせた友達や先生との話に花が咲き、春休み中は静かだった校舎が、一気ににぎやかになりました。
 着任式では、新しく平分校に着任された3名の先生方の紹介がありました。子どもたちは「どんな先生かな…」と興味津々で、新しい先生方の話をきいていました。