日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

夏休みの研修会

 夏季休業中は、教材研究や指導力向上のために、各地でいろいろな研修会やセミナーが開催されています。

 7月27日(水)は福島県特別支援教育研究会の聴覚・言語障がい教育専門部研修会があり、郡山にある本校からオンラインで福島校・会津校・平校をつないで学びました。特別支援学校のセンター的役割を果たすべく、いわき市内のことばの教室や特別支援学校の先生方8名も参加する形でした。

 初めに、各校の授業実践の紹介があり、地域の先生方からは「絵日記の指導」、「生徒同士の話し合い活動」等、幼稚部から高等部までの学習の様子を知ることができて参考になったという感想が聞かれました。そのあとに、宮城教育大学特別支援教育専攻の教授松﨑丈先生から「幼児児童生徒の生きる力を育むための言語力の向上に向けて」というテーマで、発達段階と聴覚障がいの特性を踏まえた言葉の育ちについてご講演いただきました。

 当日は会場に、聴覚障がい教育に関する書籍、手話に関する書籍、教材等を展示したり、平校の紹介を掲示したりして、特別支援教育コーディネーターを中心に、地域の先生方の普段の悩み等について情報交換することもできました。

手洗い教室

 7月20日(水)、小学部の子どもたちの手洗い指導を行いました。花王さんの新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい」のキットを使って学習しました。専用のライトを当てると手についているばい菌が白く光ります。手洗いをする前と手洗い後、洗い残したところを記録しました。

 子どもたちから

「手を洗う前についていたばい菌が、手を洗ったら少しになった。」(3年 女児)

「手を洗ったらばい菌が減った。手にはばい菌がついてるから手洗いは大切。」(5年 男児)

 明日からの夏休み。手洗いをしっかりして健康に過ごしましょう!

ドッチビー大会

 7月11日(月)クラブの時間、先生たちとドッチビーをやりました。小学部対先生で試合をしました。先生たちに負けました。くやしかったので、試合を申し込みました。試合をする日までまっすぐ投げる練習や、投げるときに少ししゃがむ練習をしました。自分たちが内野の時の逃げ方の練習、自分たちが外野の時は先生たちに当てるように作戦を考えて投げ方を考えたり、動き方を練習したりしました。当てやすい場所はどこか考えました。

 7月19日(火)、先生たちとドッチビー大会をしました。3試合やりました。1勝2敗でした。負けてくやしかったです。また、2学期、リベンジマッチをしたいです。それまでに、キャッチしたらすぐに投げて先生に当てたいです。両手を使ってしっかりキャッチしたいです。夏休み、家族に協力してもらって練習しようと思います。(5年 男児)

 

7月の誕生会をしたよ

 7月15日(金)幼稚部の7月の誕生会をしました。紙テープやカラフルなメッセージで飾りつけをし、いつもとは少し違った教室で7月に誕生日のお友達をお祝いしました。

 「誕生日はいつですか?」「好きなくだものは何ですか?」担任や友達からのインタビューにドキドキしながらもしっかり答えていた主役の二人!!歳の数のろうそくを吹き消したり、くす玉を割ったり、成長の証として手形を取ったりしたあとは、みんなが待ち望んでいた会食です。誕生者のリクエストでチョコレートケーキにホイップクリームやいちごチョコでトッピングしました。

 今年度は、幼稚部7人でにぎやかに誕生会を行います。次回は8月生まれの二人を2学期にお祝いする予定です。

幼稚部 本分校交流会

 7月8日(金)幼稚部の本分校交流会が郡山の本校で行われました。グループごとのお集りや、体育館での遊びでは、5歳児の年長さんがリーダーとなり、下級生にいろいろなことを教えてくれたりお手本を示してくれたりしました。3・4歳児は初めて会う友達や先生、久しぶりの交流など、それぞれがドキドキしていましたが、好きな遊びを見つけると、あっという間になかよくなり、関わりあって活動する様子がありました。

 今回は各校が「段ボールバス」「手裏剣投げ」「ボウリング」「魚釣り」と遊びを持ち寄り、みんなで遊びました。「次はどれをやる?」「〇〇さんの次はぼくがやるね!」等、グループの友達同士でのやりとりも見られ、とても充実した交流となりました。

 保護者の方々も校舎見学で中学部や高等部の学習場面を参観したり、各校の保護者同士が控室で情報交換をしたりしました。

 このあと、活動を振り返りながら、各校にお手紙を出す予定です。

 

七夕お楽しみ会をしたよ

 7月7日(木)、幼稚部、小学部合同での七夕お楽しみ会を行いました。

小学部は、児童会で話し合い、役割を決めて自分たちで作り上げました。幼稚部の友達が見て分かるように、劇の練習をしたり、歌の動画撮影をしたりといろいろと準備をしました。

幼稚部は、親子でやりとりをして短冊に願い事を書き、学級ごとにかざりを作って当日を楽しみにしていました。

当日は、一人一人願い事を発表したり、分校長先生からプレゼントをいただいたりと楽しいひとときとなりました。

以下、小学部の児童の感想です。

 「僕は、買い物をしたよ。おかしを袋に入れたよ。歌も、劇も、願い事の発表も楽しかったよ。」(3年男児)

「私は、司会を担当しました。始まる前は緊張したけれど、ちゃんとできてうれしかったです。また来年もやれるといいなあと思います。」(3年女児)

平校商店街(小学部)

 7月5日(火)、総合的な学習の時間に「平校商店街」を開催しました。3年生がマルシェ、5年生が映画館、6年生がカフェを開きました。ぼくは、5年生なので映画を担当しました。大好きなウルトラマンのパラパラ映画を作りました。本番の時間になってお客さんがどんどん来たので緊張したけど、慣れてきたら落ち着いてチケット売りができるようになりました。お母さんも見にきてくれました。幼稚部の子どもたちは何回も見に来てくれました。うれしかったです。部屋を暗くするために黒いカーテンをつけました。とても重いカーテンだったので片付けるのが大変でした。終わってから小学部のみんなでジュースで乾杯しました。(5年 男児)

宿泊学習事前学習

 7月1日(金)、小学部5・6年生が、9月末に行われる宿泊学習の事前学習に参加しました。本分校をリモートでつなぎ、交流しました。結団式の後、自己紹介、活動の説明、係の発表がありました。めあてを決める活動では、それぞれのタブレットを使い、めあてにしたいことを書き込みました。友達の書き込みを見て情報を共有し、考えを出し合い、協力、助け合い、ケガなく、最高の思い出作りなどの言葉を選んで活動を終えました。

校内研修会

 平校では今年度、「子どもたちの「生きる力」の育成を目指して~デフフットの視点を踏まえた授業実践及びカリキュラムマネジメントの検討~」というテーマのもと、指導力の向上を目指した研修をおこなっています。

 6月28日(火)には、宮城教育大学教育学部特別支援教育専攻の教授 松﨑丈先生をお迎えしてご指導をいただきました。午前中は小学部・幼稚部の授業参観をもとに、教科学習や幼児の遊びにおける「生きる力」の育成に大切な視点をいろいろとご助言いただきました。また、午後からは研修のテーマでもある「デフフット」(聴者だけでなく、ろう・難聴の世界や生き方に触れる中で自分探しをする経験やその探求の過程)について、その目指すところや授業での実践例をご講義くださいました。

 秋にも再度来校して、子どもたちの成長を見ていただける予定です。

幼稚部の交流及び共同学習

 幼稚部はいわき市立あさひ保育園と交流活動をしています。今年度、第1回目は6月24日(金)でした。

 最初にホールで一緒に朝の歌を歌ったり、自己紹介をしたりしてから、みんなで園庭に出ました。砂場、滑り台、ジャングルジム、そしていろいろな乗り物やボール・・・「どれで遊ぼうかな?」「あっちのお友達は何をしているのかな?」と、思い思いに好きな場所で遊ぶことができました。

「こっちに〇〇があるよ~」「〇〇できる?」などとあさひ保育園の子どもたちもたくさん声をかけてくれました。次回は7月です!