日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

地域支援センター みみらんど・いわき学習会

 6月20日(火)に、宮城教育大学教職大学院教授の菅井裕行先生をお招きし、地域支援センターみみらんど・いわき学習会を行いました。

 菅井先生には、平校の幼児児童の学校生活の様子を見ていただいた後、保護者を対象とした「お話サロン」で、ことばの育ちについて一人ひとりに丁寧なご助言をいただきました。

 また、その後の講演会では、「乳幼児期から大切にしたいかかわり合いについて」というテーマのもと、親子で通じ合うことやコミュニケーションの大切さについてお話いただきました。

 会場の平校体育館には、保護者や保健師、保育士、県内特別支援学校の教員など様々な職種の方々に参加いただきました。

 皆様の感想として、「『ことばがコミュニケーションが育てる』ということが心に響いた。」、「子どもと様々なことを共感していきたい。」などのご意見が多数寄せられました。

 参加された皆様、大変ありがとうございました。

 

草野小学校絹谷分校との交流会(今年度1回目)

 6月5日(月)に、1回目の草野小学校絹谷分校との交流会を平校の体育館で行いました。これは、交流及び共同学習の一環として、障がいのある人もない人も、互いに尊重し合いながら協働して生活していく態度を育むことを目的として行っています。

 この日のために、平校の子どもたちは「どんな流れで進めていこうか」「絹谷分校の友達と一緒にどんなゲームをやりたいか」などの話し合いを行い、自分たちでゲームやそれぞれ役割や係の仕事などを決めて準備を進めてきました。

 当日も、朝から子どもたちは会場準備など必要なことを友達と一緒に相談したり、それぞれの係の仕事を率先的に行動したりする姿が見られました。

 交流会では、まず自己紹介から始まりました。自己紹介では、絹谷分校の友達が手話や指文字を使って名前や誕生日、血液型、趣味などを発表しました。とても上手に手話を表現している姿に、平校の子どもたちも先生たちも「おー」と感動の声をあげました。

 その後は、平校の子どもたちが考えたゲーム(かくれんぼ、ドッヂボール)を行い、和気あいあいと楽しく交流をしました。子どもたち同士の自然な関わりの中で、障がいの有無にかかわらず、「お互いがお互いのことを想って自ら動く」こと、そして「お互いのよさに気づき、認め合い尊重し合う」ことができ、最後まで心温まる交流ができました。

 絹谷分校の友達がタクシーに乗って帰る際、タクシーが見えなくなるまで大きく手を振って見送っていた平校の子どもたちの姿がとても印象的でした。本県の特別支援教育の基本理念である「地域と共に学び、共に生きる教育」が目指している子どもたちの具体的な姿に少しでも、近付くことができたように感じています。

 次回の交流は、11月になります。次は、絹谷分校へ行って交流をする予定です。

 

 

 

 

 

 

司会という大役をしっかりと果た  手話と指文字で自己紹介をする

しました!            絹谷分校の友達

 

 

 

 

 

 

かくれんぼの様子         ドッヂボールの様子

「あっ、見つけた!」       「勝つぞ!エイエイオー!」

 

 

 

 

 

 

みんなで記念撮影        手を振って最後まで見送りました。

ケース相談会

 6月1日(木)に、福島県総合療育センターより言語聴覚士の先生をお招きし、ケース相談会を行いました。幼稚部、小学部の授業の様子を参観していただいたあと、

 子どもたちの様子や指導の方法について、具体的でわかりやすいご助言をいただくことができました。今回の相談会の内容を今後の指導に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

幼稚部交流及び共同学習~あさひ保育園との交流が始まったよ!~

 幼稚部は毎年、いわき市立あさひ保育園との交流及び共同学習を行っています。今年度は、実際に触れ合っての直接交流を行います。

 5月30日(火)は、対面式を行い、みんなで朝の歌を歌ったり、自己紹介をしたりしました。その後は、青空の下、園庭でのびのび遊び、砂場でお道具を共有したり、順番を守って滑り台を楽しんだり、登り棒で競い合ったりしました。

 あさひ保育園のみなさま、今年一年間どうぞよろしくお願いします!

 

5月の誕生会(小学部)

 5月29日(月)学活の授業で誕生会を行いました。

 児童達は話し合いをして役割分担をし、それぞれの係の児童が「電話リレーサービス」や「メール」を活用して実際のお店にケーキと飲み物の注文をしました。

 5月の誕生会は、楽しく開催することができました。

 お祝いしてもらった児童は、たくさんの手紙やお祝いの言葉をもらい、満足そうな表情を浮かべていました。

 次の誕生会は7月です。

 次回も、児童同士が協力して準備や運営をして、素敵な誕生会を開催できることを期待しています。

 

令和5年度 小学部 交流春の大運動会

 令和5年5月13日(土)交流校のいわき市立草野小学校で、「交流春の大運動会」が開催されました。

  低学年、中学年、高学年のブロックに分かれて、それぞれ個人種目や団体種目に参加しました。子どもたちもそれぞれ全力を発揮して頑張りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生は、鼓笛演奏に参加しました。鼓笛隊の一員としてしっかりと最後まで堂々と演技をし、たくさんの拍手をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 平校にもどってからは閉会式を行いました。一人一人の感想発表があり、自分が頑張ったことをみんなに伝えることができました。

  保護者の皆様、応援ありがとうございました。

  この交流大運動会で、同学年の友達と一緒に活動をすることを通して、多くのことを学びました。今回の学びを今後の学校生活の中で役立てていってほしいと思います。

いちご狩りに行ってきたよ

 令和5年5月13日(土)、幼稚部は大野観光いちご園へ校外学習「いちご狩り」に行きました。事前学習から「赤い方が甘いんだよ!」「30個食べたい!」と期待していた子どもたちは、張り切ってハウスの中へ。「こっちに大きいのがあるよ!」「これが甘いと思うから食べてみて!」と家族や友達と楽しそうにやりとりをしながらいちご狩りを満喫しました。

 今回は、ハウスに入る前にクイズを出したので、「花の色は何かな?」「いちごはどこが一番甘いのかな?」など、答えを考えている姿も見られました。

 来週、振り返りの活動の中で、クイズの答えを発表したり、大野観光いちご園の方々にお礼のお手紙を書いたりします。大野観光いちご園のみなさま、本当にありがとうございました。

不審者対応訓練

 令和5年5月11日(木)、いわき中央警察署草野駐在所の警察官とスクールサポーターの方にご協力いただき、不審者対応訓練を実施しました。

 子どもたちは、緊急放送や先生の話を聞いて、落ち着いて避難することができました。事後学習では、警察官とスクールサポーターの方から、「いか・の・お・す・し」についての説明や、不審者がどのように近づいてくるのかについてのロールプレイなどをしていただきました。不審者役が子どもたちに近づいた際、「ダメだよ。」「(おもちゃやお菓子を見せられて)いらないよ。」など、自分の身を守るための方法を理解して行動する姿が見られました。

 教職員と放課後子ども教室の指導員には、実践練習を通して、子どもたちを危険から守るための方法を教えていただきました。

 今回の学びを生かし、今後も安全に学校生活を送ることができるよう努めてまいります。

令和5年度「春の遠足」に行きました!

 今年の春の遠足は、4月28日(金)に幼稚部と小学部の全校生でいわき市平下高久にある「県営いわき公園」に行きました。

 朝から晴天に恵まれ、絶好の遠足日和になりました。

  子ども達は、春の空気をいっぱい吸い込みながら、広い公園内を思い切り走ったり、大規模な遊具やアスレチックで遊んだり、バドミントンやドッジボールなどのスポーツをしたりとたくさん体を動かしました。

  お昼は、みんなで一緒においしいお弁当を食べました。食べ終えた後は、みんなでお菓子の交換をして楽しく過ごしていました。

 小学部の子どもたちが事前学習で調べ、クイズ形式にした「県営いわき公園」クイズをみんなと行う場面もありました。

  今年度の春の遠足の目標は「ケガに気をつけて、最高の思い出をつくろう!」でした。子どもたちは、学校に戻ってからも、目標の振り返りをしっかりと行っていました。

  天候にも恵まれ、子どもたちにとっても、最高の思い出のつまった春の遠足になりました。

PTA総会

 4月27日(木)令和5年度聴覚支援学校平校PTA総会を行いました。令和4年度会務報告、決算報告・会計監査報告令和5年度の会務方針・計画案、会計予算案、新役員などについて会員の皆様の承認いただきました。

 今年度も、子どもたちが楽しく充実した学校生活を送ることができるよう、保護者の皆様と連携して様々な活動を行っていきたいと考えております。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

幼稚部「交通安全教室」

 4月26日(水)、幼稚部も交通安全教室を実施しました。まずは、紙芝居で歩き方や横断歩道の渡り方を確認し、その後、体育館に設置された模擬信号機で実践練習です。4歳児・5歳児ということもあり、これまでの経験や事前学習を生かして全員、信号をしっかり見て青になってから渡ることができました!さらに「手はちゃんと(まっすぐ)挙げた方がいいよ。」「右と左を見るのを忘れていたよ。」と友達の様子を見て、教え合う姿もあり、よい学びの時間となりました。

 校長先生からも「手を挙げること」「右・左・右を確認すること」「安全が確認できたら速やかに渡ること」の3つの約束についてお話いただき、絵日記などで改めて振り返りました。

小学部「交通安全教室」

 4月25日(火)、小学部で、低学年、高学年に分かれて交通安全教室を行いました。

 低学年の児童は、先生の話を聞いたり、映像を見たりして横断歩道の渡り方について学んだ後、実際に横断歩道を渡って練習をしました。左右の確認をしたり、先生と手をつないだりして、安全に気を付けて渡ることができました。

 高学年の児童は、映像を見たり、車のサイドミラーにロープを結んで実験をしたりして、内輪差や死角について学びました。道路を歩く際、自分が気を付けることはもちろん、運転手の視点に立って危険を回避することの大切さについても考えることができました。

 今回の学びを継続し、日々、交通安全を心がけることができるよう指導していきます。

幼稚部「たくさん見つけたよ~春の花、春の虫~」

 幼稚部の子どもたちは外で遊ぶのが大好きです。「ブランコがやりたいから校庭に行こう!」「虫を探しに散歩に行こう!」と自分の思いを友達や先生に伝え、思い思いに身体を動かしています。

 中庭や校庭、そして学校周辺のあぜ道では、たくさんの春の草花を見つけ、虫を捕まえました。「タンポポがあった~!」「ちょうちょは捕まえるのが難しいね・・・」と大興奮。見つけた草花の名前を図鑑やタブレットで調べたり、えさや水を入れ替えて虫のお世話をしたり、その後の活動にも意欲的です。

 小さいながらも、今年度はこいのぼりも中庭を泳いでいます。春を満喫している5人です。

幼稚部「がっこうたんけんをしたよ」

 新学期がスタートし、幼稚部の5名も、新しいお部屋で新しい先生と毎日元気に遊んでいます。幼稚部もこれまでとは変わったことがいろいろあるけれど、職員室も小学部の教室も、少し違うみたい・・・ということで、みんなで「学校探検」をしてみました。

 「〇〇先生は誰と一緒に勉強しているのかな?」「〇〇さんの教室は2階になったんだ!」

など、発見がたくさんありました。また、職員室や事務室では、自己紹介をして誕生日や好きなものを教えていただきました。教えていただいた自己紹介カードをもとに、早速「〇〇先生はイチゴが好きって言っていたね。」「9月の誕生日の人はいっぱいだね。」とやりとりが広がっています。平校の授業の様子を参観するため来校された校長先生と記念撮影もして、大興奮の子どもたちでした。

 

 

入学・進級おめでとう会

 4月14日(金)、入学・進級おめでとう会を行いました。

 在校生は、入学・転入生に楽しんでもらおうと、全員で協力して会の準備を進めてきました。

 当日は、司会やあいさつ、ゲームのルール説明など、それぞれの役割を果たし、笑顔あふれる楽しい会にすることができました。

 今年度も始まったばかりです。みんなで協力して、友達との素敵な思い出をたくさん作ることができるよう互いに思いや考えを伝え合う力を育んでまいります。

 

「家庭の交通安全推進員」委嘱状交付式

 4月13日(木)、いわき中央警察署草野駐在所の警察官が来校され、6年生に、「家庭の交通安全推進員」の委嘱状が交付されました。自分一人が交通安全に気を付けるだけではなく、家族にも交通のきまりを守るよう声を掛けることなど、交通安全推進員として実行してほしい内容について説明がありました。

 子どもたちも教師も、交通事故にあわないよう、気持ちを高めていました。

笑顔で入学式

 4月6日に「令和5年度 入学式」を行いました。

 満開の桜と温かい日差しが降り注ぐ中、来賓や保護者の皆様と在校生の子どもたちの拍手に迎えられ、2名の小学1年生が担任の先生と一緒に笑顔で入場しました。式では分校長より黄色い帽子と教科書が手渡されました。在校生代表児童が「これから楽しい学校生活を送りましょう。」とお祝いの言葉を述べました。

 2名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

 今年度の聴覚支援学校平校は、幼稚部5名、小学部6名の計11名の幼児、児童数となります。今年度も聴覚支援学校平校をよろしくお願いします。

離任式

 3月30日に、離任式が行われました。

 当日は、今年度退職する2人の先生方からご挨拶をいただき、代表幼児児童が感謝の気持ちを込めて花束を贈りました。

 退職される校長先生、分校長先生から教えていただいたことを胸に、4月からも平校全員で頑張っていきたいと思います。校長先生、分校長先生、今までありがとうございました。

令和4年度 修了式

 3月23日(金)には、「令和4年度 修了式」が行われました。

  式の中で分校長先生からは、「ともに学び合いながら成長した姿をたくさん見ることができました。」とお話がありました。

  生徒指導部の先生からは、春休みの生活についての「はやね はやおき あさごはん」や「ル-ルを守って交通安全」について話がありました。

  令和4年度も新型コロナウイルス感染の対策をしながらの学習や学校生活でしたが、幼児・児童が笑顔で「ともに学ぶ」姿を多く見ることができた1年でした。

 

幼稚部 お楽しみ会

 3月22日(水)幼稚部3歳児らっこ組は、今年一年の集大成として「おたのしみ会」をしました。幼稚部合同の「誕生会」や小学部と合同で経験してきた「たなばた会」「クリスマス会」「卒業おめでとう会」から、自分たちで「ゲーム」と「おやつ」を考えました。

 ゲームは「おもちゃに刺すやつがいいな」(黒ひげ危機一髪ゲーム)、「くるくる回ってタオルを置くのがいいな」(ハンカチ落とし)、「あっちに見つけに行くのがいいな」(宝探し)と、お気に入りの遊びを提案しました。また、おやつは、いくつか候補があったものの、多数決でみんなの大好きな「チョコレート」と、栽培活動とお店屋さんごっこでやった「ポップコーン」に決まりました。もちろん、味もみんなで相談しました。

 当日は、4歳児いるか組も誘って、幼稚部みんなで盛り上がりました。飾りつけを率先してやる姿、片づけを丁寧にやる姿にも成長を感じました。

 そして3月23日(木)、一人一人が充実感いっぱいの笑顔で修了証書を手にしました。