日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

いもほりをしました

 6月にみんなで優しく土をかけてうえたさつまいもの苗が育ち、収穫のときをむかえました。
「よいしょ、よいしょ」とさつまいものつるとつなひきをしたり、さつまいもを見つけて一生懸命に土をかき分けたりしていました。
  
  
 幼稚部では「見て、聞いて、触って、においをかいで、食べて…」といった活動を、大切にしています。
 子どもたちが実体験の中から色や形、重さ、におい、感触、味など、その言葉の周辺情報を知ることは、言葉を押さえる上でとても大切なことだからです。

福島魅力発掘プロジェクト

 福島魅力発掘プロジェクトでお世話になっている「ゆうゆうファーム」の丸山さんからフェイジョアが届きました。フェイジョアはニュージーランド原産の果物で、日本で栽培しているのは「ゆうゆうファーム」だけという大変珍しい果物です。これまで、小学部3年生の児童が、丸山さんの農園にうかがって、栽培の方法やフェイジョアの食べ方を教えて頂いたのですが、実物を味わってみないと想像がつかずにいました。11月に収穫ということで、子どもたちも楽しみにしていたところです。ようやくフェイジョアが届き、みんなで味わうことができました。見たことのない果物に興味津々の子どもたち。食べてみると「洋なしのように甘いね」、「皮がすっぱいね」「においがとってもいいね」という感想がきかれました。なかなか表現しずらい味ですが、こんなめずらしい果物をいわき市の小川町で作っていることを知り、みな驚いたようです。今回の福島魅力発掘プロジェクトは、私たちが住む町の良さを再発見する意味もあります。いわき市の魅力をまた一つみつけることができました。
  

                         

いわき市 総合作品展

11月13日~11月15日まで、いわき ら・ら・ミュウで「いわき市 総合作品展」が行われました。いわき市内の特別支援学級、養護学校、聾学校の児童生徒が作成した、作文、工作、絵画作品などが展示されました。本校からは、スチレン版画、砂絵、作文、短歌などを出品しました。いわき ら・ら・ミュウに立ち寄った方々に、日頃の学習成果を見て頂く機会となりました。作品展後の全校集会では、参加した児童に賞状が手渡されました。賞状を頂き満足げな子どもたちでした。

     

               

          


  

交流秋祭り

11月14日(土) 草野小学校で交流秋祭りがありました。それぞれの学年ごとに、地域の方と触れ合いながら学習が展開されました。
 1年生は、2年生が招待してくれた「わくわくフェスティバル」にいき出店で遊びました。2年生が準備してくれたお店はどれもおもしろく楽しかったです。
 3年生は地元の絵手紙教室の皆さんに絵手紙を教わりました。サツマイモと好きな果物を墨と絵の具で描き、思い思いの言葉を添えました。子どもの描く絵手紙には独特の魅力があり、先生方からも大変ほめられました。
 4年生は、LEDイルミネーションプレートづくりをしました。福島高専の方が教えて下さいました。あわせて、福島高専の研究成果も大きなトラックに積んでもってきてくださり興味深く見てきました。
 5年生は、これまで行ってきたお米にづくりの発表会を行い、その後、お餅をついて全校児童にふるまいました。
 6年生は「日本文化に親しもう」というテーマで、茶道・華道・墨絵のゲストティーチャーをお招きして教わりました。本校の6年生は華道に参加し作品を作ってきました。
 お昼には、草野小学校のPTAの皆さんと5年生がつくってくれた、お餅と豚汁を食べて、大満足の楽しい1日でした。

       
                   
                   



   

平ふくろう祭⑥

今年度、小学部の児童は福島観光交流課主催の「福島子ども魅力発掘プロジェクト」に参加し旅のプランを作っています。平ふくろう祭では、5・6年生がこれまでの成果を発表しました。「ひとのやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅 inいわき」というテーマで、子どもたち目線で発掘した場所を2泊3日のプランにまとめました。バリアフリーの旅ということで、旅プラン作成では難しい面もあったのですが、校外学習に出かけて調べる中で、私たちが住むいわき市の良さを再発見することができました。また、旅プランに登場する方々とお話ししたり、触れあったりする中で感じたこともありました。こうした思い自分たちの言葉にまとめ、平ふくろう祭で5・6年生が代表して発表しました。詳しい内容については、主催者が作成する冊子とDVDにまとめられます。また、12月25日には、郡山市民文化センターでプレゼンテーション大会があります。こちらも応援頂ければと思います。

               

平ふくろう祭⑤

 がんばったふくろう祭も終わり、休み明けに登校すると、幼稚部の教室の窓に、大きなかまきりを発見しました。
 子どもたちは、劇「だんごむしのだいぼうけん」にも登場したかまきりに興味津々、おそるおそる近づいて観察していました。 「かまきりさん、ふらいぱんかして。」と自然に、劇のセリフを声に出している様子も見られ、劇を振り返っていました。
 
 今は、かまきりのえさやかまの動き、うんちの話などで持ちきりです。子どもたちは登校するとまず、かまきりの様子を見に行きます。
  
 ふくろう祭の振り返りの活動も行い、自分の一番心に残ったことを絵に描き残しました。
 幼稚部では、自分の経験や触れた言葉を、しっかり押さえるためにも、やりとりと振り返りの活動をとても大切にしています。

平ふくろう祭④

 幼稚部は7日(土)のふくろう祭で、劇「だんごむしのだいぼうけん」と、ダンス「かいぞく体操」を発表しました。
 劇「だんごむしのだいぼうけん」は幼稚部の子どもたちが今、興味をもっていることからお話を広げ、今、触れてほしい言葉を取り入れながら、子どもたちと一緒にセリフを考えました。
 パネルシアターで話の内容をつかみ、確認して、紙芝居を見たりごっこ遊びを繰り返したりする中で、子どもたちはセリフを覚え、自然と声が出るようになりました。
  
 劇を通して「いいよ。」「いってきます。」「またね。」など、生活の中で自信をもって使える言葉も増えました。
 一人一人が「わかって伝える」ことのできた劇発表でした。

ヤングアメリカンズ!!

 ヤングアメリカンズは、教育と音楽公演の活動を行っている非営利活動団体です。
 今年度もじぶん未来クラブが、東日本大震災で被災した子どもたちを支援するためにツアーを実施するということで、平分校にもキャストの方が来てくださって、一緒にとても楽しい素敵な時間を過ごしました。
    
  
 子どもたちは聴覚だけでなく全身で音楽を感じとり、体を自由に動かしたり、堂々と大きな声を出したりして、ワークショップ(練習)にとても積極的に参加していました。そして、楽しい気持ちを爆発させて全身と満面の笑みで表現していました。
 最後にはお揃いのTシャツを着て、観に来てくださった保護者の方や母子訓練センターの皆さんの前で「ショー」という形で、今までのワークショップの成果を見ていただきました。
 最初から最後まで笑い声の絶えない、とても楽しい「ショー」になりました。子どもたちの心を動かし、揺さぶった思い出に残る一日となりました。

平ふくろう祭③

小学部音楽発表は「ドレミのうた」と「聖者の行進」の2曲を発表しました。「ドレミの歌」は2グループに分けて歌唱とドレミ体操を披露しました。ドレミ体操で身体表現をしながら、楽しく歌うことができました。「聖者の行進」は、今年度の聾学校合奏コンクール出品曲です。合奏は、曲のテンポやリズムをほかの演奏者と合わせなければならず、聾学校の児童にとっては非常に難しい課題です。発表までには、朝や昼の空き時間jを練習に当てて、それぞれの児童がひたすら練習してきました。ただいま、合奏コンクールの一次審査に応募しているところです。その努力の成果を、今回の音楽発表でお見せすることができました。緊張していましたが、力を出し切った子どもたちでした。

    

             

平ふくろう祭②

小学部の劇は加古里子原作の「どうろぼうがっこう」でした。1年生から6年生まで総勢10名で力を合わせて劇を作り上げました。内容は「くまさかとらえもん」校長先生ひきいる「どろぼうがっこう」の生徒たちが繰り広げるドタバタ喜劇で、最後は刑務所を金持ち屋敷と勘違いして泥棒に入り捕まってしまうというものです。どこかおかしみのあるこのお話は、練習中から子どもたちに評判が良く、たいへん楽しく演じることができました。台詞は、口話と手話で演じ、お客さんに劇のおかしみが伝わるように頑張りました。演じた後にはお客さんから沢山の拍手を頂くことができ、自信にみちた子どもたちの笑顔を見ることができました。