日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

祝!卒業

 3月16日(木)春らしい日差しの中、たくさんのご来賓や保護者の皆さまにご臨席いただき、令和4年度の卒業証書授与式を行うことができました。

 今年度は、幼稚部2名、小学部1名が卒業を迎えました。式では、卒業生一人一人が立派に卒業証書を受け取り、校長先生やPTA会長から学校生活を振り返って温かいはなむけの言葉をいただきました。その後、在校生による「お祝いの言葉」、卒業生による「お別れの言葉」の発表をしました。在校生は、上級生への思い、卒業生は、下級生への思いや両親への思い、教職員への思いを心を込めて伝えました。

  式の終わりに、卒業生保護者代表の小学部6年生の保護者の方から、「卒業によせて」として、平校での9年間の思い出や我が子と向き合ってきた中で感じたこと、そして教職員への感謝の言葉をいただきました。

  一緒に遊び、勉強し、話し合い、助け合ってきた大切な友達の卒業は、在校生にとって、とても寂しいことですが、卒業生3名には新しいステージで元気にがんばってほしいと願っています。

卒業おめでとう会

 3月3日(金)、幼稚部、小学部合同での卒業おめでとう会を行いました。

 おめでとう会当日に向けて、小学部では話し合い活動や役割分担、幼稚部在校生への仕事の依頼などを行いました。幼稚部では、プログラムの作成やあいさつの練習などを行い、卒業生に楽しんでもらえる会にしようと在校生みんなで協力して準備を行ってきました。

 当日は、会の進行、ゲームの説明、あいさつなど、それぞれの役割を果たして、卒業生に楽しんでもらうことができました。特に、みんなで行った「あぶくたった」の遊びは大盛況!幼稚部、小学部のみんなで楽しむことができました。また、卒業生からは、中庭に飾る絵や本棚をプレゼントしてもらいました。卒業生からの気持ちのこもった素敵なプレゼントに、在校生たちは目を輝かせていました。

 在校生、卒業生、それぞれが相手に喜んでもらおうと準備をしてきた卒業おめでとう会で、最高の思い出を作ることができました。

幼稚部みんなでお別れ遠足に行ったよ

 2月24日(金)幼稚部を卒業する2名の年長さんとの最後の大きな行事として、みんなでお別れ遠足に行きました。

 毎年、行き先は年長さんが決めます。今年度は、魅力的な遊具がいっぱいの屋内施設「みゅうみゅうひろば」と小名浜湾クルーズ「サンシャインシーガル」乗船です。

 事前指導の段階から、とても楽しみにして7人は、卒業生と思い思いに遊んだり、なかなか寄ってこないカモメに揺れる船のデッキで必死に手を伸ばしてえさやりをしたりと、楽しい思い出がたくさんできました。

 いよいよ今週から卒業式の練習も始まりました。くじら組の卒業生をお祝いの気持ちいっぱいで送ることができるよう、いるか組・らっこ組もがんばります!!

 

校内研修会~松本末男先生来校~

  2月17日(金)は今年度の最後の外部講師をお招きした校内研修会でした。9月に引き続き財団法人聴覚障害者教育福祉協会専務理事の松本末男先生にお越しいただき、授業を参観していただいたり、今年度の平校の取り組みをもとにご指導をいただいたりしました。

 長年、平校に足を運んでいただいている松本先生からは、実態に合わせた授業展開の大切さが、子どもたちの心も言葉も育むもととなることを改めてご指導いただきました。また、松本先生は「子どもたちに寄り添うことは、一人一人違う家庭環境と家族にも寄り添うことにつながる」ということを強調されていました。

 平校職員一同、ご指導いただいたことを、今後の授業に生かすことができるようにしていきます。

小学部 豆まき会

 2月3日(金)、小学部で豆まき会をしました。子どもたち一人一人が、それぞれ追い出したい「心の中の鬼」を発表し、それに対して、福の神様から直接お言葉(アドバイス)を頂戴しました。ためになるお言葉がたくさんあり、子どもたちは真剣に聞いて(見て)いました。それから、ろう教諭による「おふくのおに」絵本の手話語りを見た後に…、青鬼が登場しました!毎年登場している鬼とは少し違う雰囲気の鬼でしたが、子どもたちにとっては迫力満点だったようです。みんなで協力して豆を投げ、心の鬼を退治したことで、子どもたちは清々しい気持ちになったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、会の準備の方も子どもたちが自分たちで大休憩や昼休み時間などを活用して、準備に取り掛かりました。役割分担なども話し合って決めました。

「福の神様は誰にお願いしようかな…」

「誰が節分のお話をするの?」

「心の中の鬼の台紙は誰が集めるの?」

など話し合う様子が見られました。子どもたちが自主的に取り組んだ豆まき会でした。

オンライン交流~会津校のお友達とお話したよ~

 2月8日(水)、幼稚部3歳児の2人が会津校の同級生とオンラインで交流しました。年賀状や寒中見舞いのやりとりしたタイミングで「会いた~い!!」「年賀状ありがとうって言いたい!!」というリクエストがあり、実現しました。

 当日に向けて「好きな本を持ってきて見せたいな!」「〇〇って知ってるかな?」と自分なりに準備をしました。いざ、タブレットの向こうに友達が映ると、少し緊張したようでしたが、少しずつ慣れて好きな食べ物や動物を尋ねたり、持参してきた雑誌やぬいぐるみを見せてお気に入りのテレビのキャラクターで盛り上がったりしていました。

 会津校のお友達も、「これな~んだ?」とクイズのようにブラックライトが光る中、いろいろな絵を見せてくれて大喜びの二人でした。

 次年度、本分校交流で会えるのを今から楽しみにしているようです。

「おにはそと!ふくはうち!」~青鬼さんをやっつけたよ~

 2月3日(金)幼稚部恒例の豆まきをしました。

 豆まきに向けてみんなで大きな鬼を作りました。何色の鬼にする?「黄色がいい!」「青がいいよ!」「赤だよ!」「緑がいいな。」多数決で黄色と青に決定しました。みんなで分担して色を塗ったりパンツをはかせたり、髪の毛や角を付けたりしました。出来上がった大きな鬼を使って豆まきの練習をしました。お面やパンツや金棒を作って鬼になって豆まきごっこや、鬼ごっこをして楽しみました。

 また心の中の退治したい鬼を考えて作りました。それぞれ「えんえん鬼」「乱暴鬼」「ぷんぷん鬼」「おもちゃ片付けしない鬼」「野菜を食べない鬼」「朝起きない寝坊鬼」と発表し、自分の鬼をやっつけました。倒したところに本物の鬼が登場!みんなで「鬼は外!」「福は内!」と豆をぶつけました。

 鬼を退治した後はいわしの頭を切って豆木に刺し、柊を付けてやいかがしを作りました。

 教室の入り口にやいかがしをつけて、鬼が入ってこないようにしました。いわしをオーブントースターで焼き、みんなで食べました。「お代わり!」と催促するお友だちが続出、みんなできれいに完食しました。

見学学習(小学部)~東日本大震災・原子力災害伝承館~

 1月25日(水)、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」の見学に行きました。建物内には、実際の地震や津波の映像、原子力発電所事故や避難時の様子の写真、学校に取り残された物など、多くの展示物がありました。子どもたちは、事前に調べたいことについて考えていたため、資料を読んだり、詳しく知りたい情報をタブレットで写真に収めたり、係の方のお話を聞いたりして、それぞれに知りたい情報を得ることができました。約1時間の見学時間でしたが、時間が足りなくなるほど、じっくりと学ぼうとする姿が見られ、充実した時間を過ごすことができました。今後は、一人一人が学んだことをまとめ、発表することを通して学びを深めていきます。

おはなし会をしたよ

 1月20日(金)幼稚部は冬休みの思い出を発表する「おはなし会」を開きました。家族で経験したことをやりとりした絵日記をもとに、幼稚部合同で行い、小学部の先生方も来てくださいました。

 この日は、くじ引きで順番を決めました。「くじ引きは初めて。」という幼児も多く、「どれにしようかな?」と選んだり、「何番かな?」とドキドキしながら数字が書いてあるくじの折り紙を開いたりしました。

 その後、もちつきをしたこと、クリスマスにプレゼントをもらったこと、誕生日があったこと・・・など、みんなに教えたいことを手話や日本語で思い思いに発表しました。また「誰がやったんですか?」、「これは何ですか?」などと友達に質問されると「父ちゃんだよ!」、「あんこだよ。」と一生懸命に答えることもできました。

 自分のことを伝える喜びや、友達の発表を見たり聞いたりする楽しさを経験するよい機会となりました。

お正月の遊び

 季節の行事を取り入れて活動をしている幼稚部の3学期のスタートは、もちろんお正月の遊びです。今では、すっかり見かけなくなった遊びとはいえ、羽根つき、たこ揚げ、こま回し、ふくわらい、かるた・・・子どもたちはどれも夢中になります。

 本物の羽をつくのは難しいので風船にしたり、凧も自分で作ってみたり、ふくわらいやかるたは手話や指文字で言葉を確認したりと、いろいろな友達や先生とたくさん遊びました。

 年中組・年長組は書きぞめにも挑戦!素敵な作品ができました。

見学学習(小学部)

 1月12日(木)に、小学部が見学学習を行いました。

 午前中は、いわき市立美術館での小中学生版画展の見学でした。版画体験コーナーで作品を作ったり、版画の鑑賞をしたりしました。自分たちが作った作品についての思いや工夫した点を解説することができました。

 午後は、いわき市役所障がい福祉課を見学しました。担当の方からのお話を、市の手話通訳士の方が手話通訳して下さいました。手話通訳の依頼の仕方や困ったときには障がい福祉課に相談できることなど、将来に役立つ多くの情報を教えていただきました。

 今回は、バスや飲食店も利用し、代金を間違えないよう注意したり、お店の人などとやりとりをして支払いや購入をしたりすることができました。

 今後は、振り返りを通してより学びを深めていきます。

第三学期 始業式

 1月10日(火)には、「第三学期始業式」がありました。

  久しぶりで、しかも新年初めて子どもたちや教師たちが集まったこともあり、「新年 明けまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」のあいさつで式が始まりました。

  まず、分校長先生から「今年の干支のウサギのように、元気よく目標に向かってチャレンジしてほしい。」と話がありました。次いで、教務の先生から第三学期の行事の話があったり、冬休みの過ごし方について全員で反省をしたりしました。子どもたちは目をキラキラさせ、これから始まる学校生活を楽しみにしているようでした。

  第三学期も今まで同様、感染対策をしながら学びを進めていきたいと思います。

「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦」④

 これまで、上記の事業に参加し、キュウリの観察や記録、レシピの考案や調理実習など、様々な学習を行ってきました。その学びの課程や観察記録、レシピについて、小学部全員で分担してまとめて提出し、11月4日(金)に開催されました審査会の結果、見事「(株)エフエム福島社長賞」をいただくことができました。

 結果を受け、12月20日(火)に福島市にあるJA福島ビルで開催された表彰式に、小学部の代表として1名が参加してきました。受賞した他の学校の友達や先生、主催者や来賓など、あわせて50名程の人数で行われました。学校以外で開催される表彰式という場の雰囲気に緊張しながらも、堂々と返事をしたり、ステージにあがったりして、小学部の代表として賞を受け取ることができました。

 自分たちで作ったものについて、他者の評価を受けて受賞できたことは、自分の頑張りを認めてもらうことの喜びや今後の学習への意欲につながったのではないかと思います。今後も子どもたちの活躍を期待しています。

 

スイートポテト屋さんオープン!

 幼稚部いるか・くじら組では毎年恒例のスイートポテト屋さんを開きました。

 幼稚部の畑でとれた巨大なさつまいもを使ってスイートポテトを作りました。

 卵を割って刷毛で塗りました。みんなで「よいしょ」「よいしょ」と運んでオーブンに入れました。

 

 お店屋さんオープンに向けてチケットを配りました。「スイートポテトです」「給食の後に来てください!」小学部のお友達や先生方も来てくれました。

「どれがいいですか?」「これください」「どうぞ!」とやりとりができました。

 

 仕上がったスイートポテトはとても甘かったです。苦手だったお友達も自分で作ったからおいしく食べることができました。「あまーい」「おいしーい」「パパとママに持って帰る!」とやりとりが弾みました。

クリスマスお楽しみ会

 12月16日(金)に幼稚部は総合活動、小学部は児童会活動で「クリスマスお楽しみ会をしました。会にはサンタさんとトナカイが登場し、一緒に手話も交えて歌を歌ったり楽器の演奏をしたりしました。みんなで一緒にツリーの飾り付けやハンカチ落としなどのゲームをし、楽しいひと時を過ごしました。

 また、サンタさんやトナカイに質問したりお話したりしました。幼稚部の子どもたちは、「どこから来たの?」「サンタさんは何にのってきたの?」と質問し、答えてもらうと「ありがとう。」と伝えることができました。小学部の児童は、事前に疑問に思ったことをipadで調べ、「アメリカとオーストラリアにもサンタさんはいるのか」など調べても分からなかった内容について、質問をしました。その際、「ぼくは〇〇だけど、サンタさんはどう?」など自分の経験と比較したり、社会科や外国語活動等で学習した国や文化の知識を生かしたりして、質問をする姿が印象的でした。

 最後にサンタさんから絵本や本のプレゼントをもらいました。なお、絵本などは後援会費で購入させていただきました。会が終わると早速、教室に帰って絵本を読む姿が見られました。

 会は、小学部の児童が司会やゲームの説明、会場の準備・片付けなどに中心になって取り組んでくれました。様々な行事や活動、経験を通して、助け合ったり自分で考えて行動したりなど頼もしい姿を見せてくれています。

ようこそ先輩~新妻唯昭さんとの交流会~

 12月13日(火)、聴覚支援学校平校の卒業生である、新妻唯昭さんをお呼びして、交流会を行いました。

 幼稚部では、「ねずみくんのクリスマス」の絵本の読み聞かせで「大きい」「小さい」「だれだろう」などのやりとりをしました。また、ハンカチおとしで、新妻さんやお友達の動きを見ながら、ドキドキを感じてみんなで楽しみました。

 小学部では、新妻さんの生い立ちを写真を交えて教えていただきました。幼稚部時代の写真には、平校の校舎や今でもある教材が写っていて、子どもたちからは、「見たことある!」「体育館だ!」等、身近な物を共有していたことへの驚きや喜びを感じている様子が見られました。また、新妻さんがこれまでされてきた、様々な経験についてお話しいただき、特に、何度も海外旅行に行かれているというお話しでは大盛り上がりの子どもたちでした。「いっぱい遊んで、いっぱい人と会って、いっぱい学ぶ。」「聞こえる、聞こえないは関係ない。」という、先輩からの貴重なお話を、子どもたちは真剣な表情で聞いており、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 新妻さん、お忙しい中、子どもたちと交流していただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

さつまいも屋さんも大成功!

 幼稚部で収穫したさつまいもで4・5歳児学級がお店屋さんを開きました。チケットを作って全校集会で宣伝し、12月1日(木)の昼休みに小学部や先生方を招待しました。次々と来るお客さんに、チケット係と接客係に分かれて、やりとりをし、「どれがいいですか?」「おすすめはこれです」と大小さまざまなさつまいもを目利きして手渡すことができました。

 たくさん収穫したさつまいもで、みんなが喜んでくれて本当によかったね。

ポップコーン屋さんをやったよ

 幼稚部3歳児学級では、畑でポップコーンを育てていました。種まき、水やり、収穫・・・そして一連の活動の集大成は、ポップコーン屋さんです。

 ホットプレートでポンポン弾けるポップコーンを見てのやりとりも楽しいですが、やはりお互いにお店屋さんになったり、お客さんになったりして、食べるのは格別!!「どれがいいですか?」「塩がほしいな。」「カレーをちょうだい。」と手話や日本語でやりとりをして何回も遊びました。

 そして12月1日(木)、幼稚部・小学部の上級生や先生方を招待して、ポップコーン屋さんを開店!!看板やのぼりも協力して作り、チョコレート味の屋台と、塩味&カレー味の屋台で、一人一人がしっかりと役割を果たし、お客さんみんなに喜んでもらえました。

 その日は、「楽しかったけど疲れた~。」「お店は大変だ~。」という様子の4人でしたが、後日、小学部のお兄さんお姉さんや先生方から、お礼の手紙をもらって、改めて達成感・満足感を味わうことができたようです。

交流走ろう会(小学部)

 3年生は11月29日(火)、5・6年生は11月30日(水)に、草野小学校との交流走ろう会が開催されました。平校や草野小学校での練習を重ねてきた子どもたち。本番はたくさんのお客さんが見ていることに緊張しながらも、今までの練習の成果を生かして、最後まで全力で走りきることができました。また、自分が走ることだけではなく、友達の応援にも力を入れる姿が見られました。同じ学年の友達と切磋琢磨しながら、自分の記録と向き合う良い経験となりました。

 

放射線教育

  11月29日(火)、いわき市役所除染対策課と放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの方に来校していただき、身近な放射線について教えていただきました。放射線についての紙芝居や、目に見えない放射線を見ることができる霧箱を使用した実践授業など、盛りだくさんの内容で、貴重な学びをすることができました。

以下、児童からの感想です。

「放射線は見えないし、さわることもできないけれど、機械やラディを使ったらあることが分かりました。紙芝居も良かったです。」

「放射線の勉強をして、放射線は体を通り抜けることと、宇宙からとんでくることが初めて分かりました。」

「霧箱で放射線が通るあとが見えたのがとてもびっくりしました。放射線は見えないけど、あるということと、放射線は少しなら大丈夫だけど、多すぎると危ないということが分かりました。教えてくれてありがとうございました。」

みんなが走りぬいた平校走ろう会

 毎年2学期には「平校走ろう会」を行っています。

 今年は授業参観というかたちで11月25日(金)に行われ、小学部のあいさつやラジオ体操で「走ろう会」が始まりました。たくさんの保護者の方々が応援する中、幼児は主に校庭を2周、児童は学校周辺のコースをゴールまで力いっぱい走り切りました。それまで練習を重ねてきたことで、当日は「ゴールまで走り続ける姿」や「練習よりも速くゴールする姿」など、嬉しい子どもたちの姿を見ることができました。

 「走ろう会」の後は全員で体育館に移動し、子どもたちはメダル・記録証を分校長からもらって感想を発表しました。

 この「走ろう会」の経験を通して、子どもたちの中に「自分の目標に向かって走り切る」という気持ちが残ったことでしょう。素敵な時間となりました。応援をありがとうございました。

草野小学校絹谷分校との交流会(今年度2回目)

 11月18日に二回目の草野小学校絹谷分校との交流会を平校の体育館で行いました。平校の子供たちが、自分たちでゲームの内容、チーム分け、プログラム作りなどを分担して交流会に向けて準備をしてきました。当日は司会、ゲーム説明、会場の準備なども自分たちで考えてやることができました。

              ~「子供たちの感想」~

「ドッチビーでたくさん走ったから疲れたけど、楽しかった。」「いわき踊りを一緒に踊るとき、コスプレして踊ったから楽しかった。」「司会は緊張したけど、みんなが楽しんでくれたのでよかった。」

 

おいもほり

 11月11日幼稚部で毎年恒例のお芋ほりをしました。

 いもとようこさんの絵本「おいもほり」の読み聞かせをした後、にわとりやねずみもぐらやたぬきなどの動物の帽子をかぶり、役になりきっておいもほりをしました。

 みんなで連なって「うんとこしょ、どっこいしょ!」掛け声を掛け合いながら引っ張りました。

 晴天の中、とっても大きなお芋を手に「わあ!おおきい!」と盛り上がりました。

 5月に苗を植えてみんなで水をまき、大切に育てたさつまいも、たくさん採ることができ大喜びでした。

松﨑丈先生が来校しました

 11月21日(月)、宮城教育大学の松﨑丈先生をお招きして、校内研修会を実施しました。松﨑先生には6月に引き続き、デフフッドの視点(聴者としての視点だけでなく、ろう・難聴の世界や生き方に触れる中で自分探しをする経験やその探求の過程)を取り入れた授業実践についてご指導いただくため、各学級の授業参観、教員との懇談など、きめ細やかなご指導をいただきました。午後は教員が各自取り組んだ実践のレポート発表について、一つ一つご指導いただき、今後の授業改善につながるものとなりました。

交流秋まつり(小学部3年生)

 11月8日(火)、草野小学校との交流秋まつりで、木工クラフトを行いました。「森の案内人」をされている講師の方から作り方を教えていただき、「くま」と「とんぼ」の制作をしました。目や耳、鼻、羽等の形や位置がそれぞれ異なり、個性あふれるかわいらしい作品ができあがりました。帰校後、できあがった作品について友達や先生にお話ししたり、見せたりする等、工夫して制作することができた喜びを感じている姿が見られました。

干し柿作り

 11月8日(火)、小学部5・6年生が中心となって、干し柿作りに挑戦しました。用務員さんに手伝ってもらい、今年もたくさん取れました。ピーラーを使い、丁寧に皮をむいた後、早速、校舎の南側に干しました。

平ふくろう祭 大成功!!

「あきらめるな 夢をつかめ! 燃える心を とどけよう」

 

 これは、児童たちが話し合って決めた令和4年度平ふくろう祭のスローガンです。「日頃の学習成果の発表を通して表現の喜びを知り、互いに協力・認め合う態度を育てる」ことを目標に、発表に向けて練習を重ね、10月29日(土)に実施しました。

 幼稚部の劇「おむすびころりん」では、これまで絵本やパネルシアターでの読み聞かせや劇遊びを繰り返してきた成果を発揮し、おじいさんやおばあさん、ねずみたちの役になりきって、笑顔で楽しく発表することができました。

 小学部発表では、総合的な学習の時間において、3年生は「お店屋さん」、5・6年生は「好きなことをやってみよう」をテーマに学習し、7月に平校商店街を開いたことについてそれぞれ発表しました。

 平校商店街の経験を生かし、それぞれの将来の夢をテーマにし、お客様に楽しんでもらおうと「秋まつり」を実施しました。学年ごとに屋台を制作し、それぞれ多くのお客様に笑顔で応えたり、やりとりをしたりすることができ、盛大のうちに終えることができました。

 

 終わりのことばは、幼稚部がかわいいダンスを披露し、最後にはくす玉を割ってあいさつをしました。

 平校の子どもたちは、これまでの学習や練習の成果を十分に発揮し、生き生きとした姿で発表することができました。来場した皆様からたくさんのお褒めの言葉をいただくことができました。

 新型コロナウイルス感染症防止対策を徹底した上で、保護者、ご家族、ご来賓、後援会の皆さま、地域の方々、卒業生等の関係者の皆さまにご来場いただきましたことに心より御礼申し上げます。

ハロウィンごっこをしたよ

 幼稚部三歳児学級らっこ組では、季節のイベントとして「ハロウィンごっこ」をしました。みんなで黒いマントとカチューシャを身につけて、いざ職員室へ!!「ハロウィンだよ~。お菓子をちょうだい。」と大人を見つけては繰り返しお願いしました。

 10月のカレンダーを作って、予定を書き込んでいるときから楽しみにしていたハロウィンでした。「今度はガイコツになるのもいいなあ。」「もっと大きなバッグを作りたかったなあ。」とまだまだやりたいことがある様子・・・。次年度のハロウィンはさらにパワーアップした仮装が見られるかな?

交流稲刈り

 10月21日(金)、草野小の友達と稲刈りをしました。草野小から歩いて10分くらいの田んぼに行きました。かまを使って刈りました。くきがかたかったけれど、頑張って刈りました。この間、学校の近くで稲刈り体験をしたとき、かまの使い方を教えてもらったのでうまくできました。(児童執筆)

稲刈り体験

 10月13日(木)、農家の方の田んぼで稲かりの体験をさせてもらいました。5月に、みんなで田植えをした苗が大きくなって立派な稲になりました。農家の方が一生懸命田んぼの手入れをしてくださったので、立派な稲ができたと思います。みんなで感謝の気持ちを込めて稲をかまで切りました。農家の方が、かまを斜めにすると良いと教えてくれました。強い力が必要だったので、かまで稲を刈ることが難しかったけれど、斜めにすると切りやすかったです。稲刈りが終わった後、コンバインで稲を刈る様子を見ました。「この機械がなっかたらどうするんですか。」と質問をすると、「全部かまで取ると大変です。」と答えてくれました。昔の人は大変だったんだなと思いました。

稲を育てるのは本当に大変なのに農家の方は、手入れをしっかりしているので、すごいなと思います。農家の方、稲かりの体験をさせてくださりありがとうございました。(児童執筆)

 

さつまいも掘り体験

 10月12日(水)の3、4時間目にさつまいも掘りをしました。場所は、学校のとなりの畑で、畑の持ち主の農家の方への感謝の気持ちを込めてさつまいもを収穫しました。農家の方がくわで土を掘ってくれたので取りやすかったです。さつまいもの種類は、紅あずま、紅はるか、パープルスイートの3つです。紅あずまは49本、紅はるかは65本、パープルスイート39本、全部で153本取れました。大きいものや小さいもの、細いものなど、いろいろな形のさつまいもが取れました。大きいさつまいもは深いところにあったので掘ることが難しかったけれど、たくさん取れて楽しかったです。取れたさつまいもを早く調理して食べたいです。農家の方、ありがとうございました。(児童執筆)

 

 

 

 

 

幼稚部「秋の遠足」

 10月14日(金)幼稚部はいわき公園に遠足に行きました。今にも雨が降り出しそうな空模様の中、親子で集合しましたが、子どもたちの元気に雨雲も吹き飛び、大きなアスレチック、長い滑り台、素足で跳び回ったトランポリン等、遊具でたくさん遊んだり、網をもってとんぼを捕まえたりと満喫しました。

 お弁当の頃には、秋晴れとなり、家族ごとにおむすびやおやつを味わいました。

 また、親子のふれあい遊びもあったり、保護者同士の交流もあったりと、充実した遠足となりました。

本分校小学部合同宿泊学習

9月29日、30日、郡山自然の家で宿泊学習がありました。平校、本校、福島校の友達といっしょに行きました。キャンプファイヤーやスタンプラリーなど、いろいろやりました。また休憩時間の鬼ごっこがたのしかったです。最高の思い出が作れました。(執筆:小5児童)

 

9月29日、30日、郡山自然の家で平校と本校と福島校の友達と一緒に宿泊学習をしてきました。野外炊飯やスタンプラリー、フィールドアドベンチャー、キャンプファイヤーをしました。

一番心に残ったことは野外炊飯です。玉ねぎとにんじんとじゃがいもを自分で切りました。かまどで米を炊いたり、熱した鍋に野菜を入れて炒めたりしました。友達と協力してとてもおいしいカレーライスができました。味は甘かったです。

コロナのためになかなかみんなと会えないけど、宿泊学習で会えたことがうれしかったし、楽しい思い出を作ることができました。(執筆:小6児童)

  

  

 

 

 

校外学習(3年生)

 9月30日(金)3年生のみんなで校外学習にいきました。小名浜のイオンモールに行って映画を見ました。

 草野駅からいわき駅まで電車に乗って行きました。いわき駅で泉駅までの電車に乗り換えをしました。それからバスに乗りました。切符をとってお金を払うことは初めてだったので緊張したけれど、やり方を覚えることができて、次バスに乗るときに困らなくなるなと思いました。

 イオンモールについてから、映画を見ました。映画を見終わった後にお昼ご飯を食べに行きました。食べ終わった後、ダイソーに行って店員さんに質問をしました。「お客さんとのやりとりで工夫しているところは何ですか。」と質問をすると、「お客さんの探し物を聞いたり、何に使うものかを聞いたりすることです。」と答えてくれました。今年はふくろう祭で屋台を出すので私も工夫して店員さんをやろうと思いました。時間があったので、お買い物もしました。私は、サンマルクカフェに行って、家族にお土産を買いました。

 今度は小学部のみんなでイオンモールに行きたいです。(執筆:小3児童)

校内研修会~松本末男先生来校~

 9月27日(火)校内研修会と地域支援センターの講演会として公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会の専務理事 松本末男先生が来校されました。幼稚部3歳児の劇遊び「7ひきのこやぎ~おおかみかな?おかあさんかな?」を参観し、子どもたちのやりとりの様子や『〇〇になる』というごっこ遊びの概念形成の育ちについてご指導をいただいたり、小学部の道徳の授業では、松本先生も交えて子どもたちと一緒にアイスブレイキング(「好きな〇〇」等、お題に沿ってやりとりをしメンバー同士の雰囲気を解かすもの)をしたり、コミュニケーションについて一人一人の意見を付せんに書き見せ合ったりと生き生きと楽しく交流することができました。                     

午後には在校生や教育相談の保護者を含め地域の保育・療育関係者も参加しての講演会でした。「子どもたちの『生きる力』の育成を目指して~乳幼児期から学童期の家庭でのサポートのあり方~」と題して、聴覚障がいのある子どもたちの言葉の育ちにつながる、ライフステージに合わせた、かかわり方のポイントについてお話いただきました。

平校は14年間にもわたって松本先生にご指導いただいており、乳幼児期から小学部を卒業するまで、また卒業生も含めて、中・長期にわたる視点で子どもたちの成長を見守っていただいています。ご指導いただく教員そして保護者にとっても、自立を見据えたかかわりを教えていただく貴重な機会となりました。

「おおかみなんかこわくない!7匹のこぶた運動会2022大成功!」

 9月17日(土)第3回幼稚部の運動会が開かれました!「3匹のこぶた」の物語から「おおかみなんかこわくない!7匹のこぶた運動会」というテーマで競技を行いました。

「こぶたの大冒険」は7匹のこぶたたちがくぐったり、跳んだりしてゴールを目指しました。

「レンガの家を作ろう」では親子で競技をしました。みんなで運んで積んで丈夫な家を作りました。最後は子どもたちで屋根を運んで仕上げました。親子で仲良く協力しながらできました。

玉入れ、綱引き、パン食い競争、紅白リレーは子どもも大人も行いました。大人も本気で競技することで子どもたちも大きな声で応援する姿が見られました。少人数の幼稚部ですがとても賑やかに盛り上がりました。

 7人の子どもたち、暑さに負けずに、日ごろの練習の成果を発揮してどの競技も頑張りました。

幼稚部 水遊びを楽しみました!!

 幼稚部では大きなプールで水遊びを楽しみました!今年は天候に恵まれ、たくさん遊ぶことができました。ジョウロや水鉄砲で水を掛け合ったり、ボール拾いをしたりしました。水に慣れ、水の中をワニになって泳いだり、輪をくぐったりすることができました。

いるか組とくじら組のお友達はプールの掃除をしてプール開きとプール納めのお手伝いができました。

第2回避難訓練

 9月21日(水)に、洪水を想定した避難訓練を行いました。放送や先生の指示に従って、安全に避難することができました。避難終了後、分校長先生から避難の様子についてや、2階に避難した理由等のお話があり、分校長先生に注目して真剣に手話を見たり、話を聞いたりする姿が見られました。また、非常持出袋についてのお話もあり、中身について聞かれると、「服」「水筒(飲み物)」等、それぞれの考えを日本語や手話で伝える姿も見られました。

 事後学習では、避難所という避難する場所があることやニュース等で情報を集めて判断することの大切さ等を学びました。

 いつ起こるか分からない災害に備える、防災への意識を高められるよう、今後も指導していきます。

「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦」③

 第3弾は、キユーピー株式会社主催の「キユーピーマヨネーズ教室」です。オンライン授業で、マヨネーズのひみつについて教えてもらいました。初めての相手とのやりとりに、緊張する姿も見られましたが、講師の方からの質問に手を上げて答えたり、気になったことを質問したりするなど、集中して話を聞くことができました。

以下、児童からの感想です。

「マヨネーズのボトルに酸素が入らないように重ねて作っていることが分かりました。お土産をもらいました。お家でマヨネーズを作ろうと思います。(3年児童)」

「ピーマンにマヨネーズをつけて食べたいです。(3年児童)」

「卵を割る機械を初めて見ました。酢と塩のはたらきでバイキンをたおすことや、マヨネーズの作り方が分かりました。今度、家でも作りたいと思います。(5年児童)」

「酢と油に卵を入れると乳化することが分かりました。マヨネーズの作り方が分かって良かったです。(6年児童)」

見学学習(5年)

 9月16日(金)、草野小の友達と日産自動車いわき工場に見学学習にいきました。工場の中は、部品を無人で運ぶカートがエンジンを運んでいました。カートの名前はAGVと言います。AGVは磁石の上を走っているそうです。日産工場に行く前は中がどんなふうになっているのか分からなかったけど、見学したら様子が分かりました。赤いスカイラインというかっこいい車もありました。工場見学の後、公園に行ってお弁当を食べました。おやつを交換したり、鬼ごっこをしたりしました。公園で、たくさん遊んで、たくさん走ったのでつかれました。また草野小の友達と遊びたいです。(執筆:小5児童)

研修会を開催しました

 9月13日(火)に地域支援センター特別支援教育研修会があり、郡山にある本校から福島校・会津校・平校をつなぎ、またいわき市内の難聴学級等の先生方5名も参加しました。

東北福祉大学教育学部教授大西孝志先生から「言語力の向上」というテーマで主体的・対話的で深い学びによって「言語力」を高める実現のために必要なことについてご講演をいただきました。経験にことばをのせることや書記日本語の習得、テレビCMの字幕の変遷などについてお話をいただきました。

外部から参加した先生方からのアンケートでは、「教えるべきときに教えるということを明日から意識して関わっていきたい」「聴覚的経験が限られる子どもたちには、より言葉に触れさせることを意識して指導にあたらなければならないと感じた」などの感想をいただきました。

リクエストメニュー おいしかったね

 9月14日(水)の給食は、平校リクエストメニューでした。

「コッペパン・はちみつ・からあげ・ツナサラダ・コーンスープ・プリン」

 

 6月にみんなでアンケートや投票・話し合いをして決めました。

 みんながリクエストした献立だったので、いつもの給食よりもさらに美味しく感じましたね。

誕生会を開きました

 9月12日(月)の5時間目にAさんの誕生会をしました。

 2つのグループに分かれて、それぞれお店に行って、ケーキと飲み物を買いました。学校に戻って、特別教室でフォークと皿を運んだり、ケーキを切ったり、飲み物を運んだりして、誕生会の準備をしました。誕生会では、Aさんに手紙を渡したり、歌を歌ったり、ケーキを食べたりしてお祝いしました。

 Aさんは「とてもうれしかった」と言ってくれました。

 準備は大変だったけど、誕生会を開いてよかったです。(執筆:小6児童)

交流見学学習(3年生)

 9月9日(金)草野小の3年生と一緒にくらしの伝承郷に行きました。昔の道具の使い方と名前を知りました。ボランティアさんから説明をたくさん聞きました。昔の建物に入ると、見たことのある道具や見たことのない道具がありました。鉄でできている「おたま」みたいなアイロンをボランティアさんと一緒にやらせてもらいました。穴があいているところに炭を入れると、布のしわが伸びて温かかったです。今のアイロンはコンセントを入れて電気で使えるけれど、昔のアイロンは炭を使っていたことが分かりました。

 建物を見学していると、昔の遊び道具がありました。私は、けん玉をやってみました。前に私が使ったことのある、けん玉よりも玉が重いことに気がつきました。

 昔の道具の使い方を知って、今の道具の方が電気で使うことができるので、便利だと思いました。昔の道具や使い方が分かったので、みんなに伝えたいなと思いました。(執筆:小3児童)

お月見会をしたよ

 9月10日の中秋の名月にちなんで、3歳児らっこ組では9日(金)にお月見会をしました。その日までに「おつきさまこんばんは」など絵本もたくさん読んで、秋の風を感じながらすすきも取って、いよいよ当日は団子作り!!

 コロナ禍ということで、残念ながら紙粘土のだんごでしたが、みんなでコロコロ丸めて三方に積みました。教室に飾る分と、家に持って帰る分と、たくさん丸めて、記念撮影もしました。

 週明けには、家族とも月見をしたことを教えてくれ、お月見は大成功でした!!

聴覚支援学校中学部2年生とのオンライン

 9月5日(月) 国語の時間に聴覚支援学校(以下、本校)中学部2年生3名とオンライン(リモート)をしました。本校中学校の部活動や勉強や寄宿舎などについてお話してくれました。

 中学校の部活動は、バドミントン部と陸上部とスポーツレクリエーション部(卓球、フライングディスク)があることが分かりました。また、算数が数学に名前が変わること、技術の授業があることも分かりました。それから、寄宿舎のことや新しくなったプールのことなどもいろいろ話してくれたので、私も来年中学部に入るのが楽しみになりました。

 本校の中学部に入るために、勉強を一生懸命頑張りたいと思います。中学部2年生の皆さん、いろいろ話してくれてありがとうございました。(執筆:小6児童)

幼稚部8・9月の誕生会

 幼稚部も2学期が始まり、平校にもにぎやかな子どもたちの声が戻ってきました。9月2日には早速、幼稚部合同の誕生会を行いました。

 今回は、夏休み中に4歳になった2人と、9月の誕生者の計3人のお祝いです。7月の誕生会では、うらやましそうにお友達を見ていた3人にとって、待ちに待った主役!!張り切ってろうそくを吹き消したり、手形を押したり、くす玉を割ったりしました。残暑厳しいこの時期、会食はアイスです。ままごとでいつもアイス屋さんをやっていた女の子3人は嬉しそうにおかわりをして味わっていました。

「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦」②

 今回は、第二弾として、自分たちが育てたキュウリを使ったレシピの考案・調理を行いました。レシピの考案では、給食の献立をヒントにしたり、家庭で食べたものを思い出したりしながら、それぞれ案を出し合って話し合いを行い、「ちくわキュウリ」を作ることに決めました。

 調理では、役割分担をして、キュウリを切ったり、キュウリをちくわに入れたり等、みんなで協力して作ることができました。

 できあがった「ちくわキュウリ」には、マヨネーズや醤油をつけて、おいしく食べました。「マヨネーズをつけた方がおいしく食べられる。」「マヨネーズは何からできているのかな?」等、試食を通して新たな疑問が浮かんできました。次回は、「マヨネーズのひみつ」について学習していきます。

夏休みの研修会

 夏季休業中は、教材研究や指導力向上のために、各地でいろいろな研修会やセミナーが開催されています。

 7月27日(水)は福島県特別支援教育研究会の聴覚・言語障がい教育専門部研修会があり、郡山にある本校からオンラインで福島校・会津校・平校をつないで学びました。特別支援学校のセンター的役割を果たすべく、いわき市内のことばの教室や特別支援学校の先生方8名も参加する形でした。

 初めに、各校の授業実践の紹介があり、地域の先生方からは「絵日記の指導」、「生徒同士の話し合い活動」等、幼稚部から高等部までの学習の様子を知ることができて参考になったという感想が聞かれました。そのあとに、宮城教育大学特別支援教育専攻の教授松﨑丈先生から「幼児児童生徒の生きる力を育むための言語力の向上に向けて」というテーマで、発達段階と聴覚障がいの特性を踏まえた言葉の育ちについてご講演いただきました。

 当日は会場に、聴覚障がい教育に関する書籍、手話に関する書籍、教材等を展示したり、平校の紹介を掲示したりして、特別支援教育コーディネーターを中心に、地域の先生方の普段の悩み等について情報交換することもできました。

手洗い教室

 7月20日(水)、小学部の子どもたちの手洗い指導を行いました。花王さんの新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい」のキットを使って学習しました。専用のライトを当てると手についているばい菌が白く光ります。手洗いをする前と手洗い後、洗い残したところを記録しました。

 子どもたちから

「手を洗う前についていたばい菌が、手を洗ったら少しになった。」(3年 女児)

「手を洗ったらばい菌が減った。手にはばい菌がついてるから手洗いは大切。」(5年 男児)

 明日からの夏休み。手洗いをしっかりして健康に過ごしましょう!