日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

かきぞめ

 幼稚部では、かきぞめの活動を行いました。
 墨の色やにおい、感触を確かめたり、道具の名前などを聞いたり言ってみたりしながら、今年の干支である「さる」を、半紙いっぱいに元気よく書きました。
 使い慣れない筆に苦戦しながらも、一人一人が自分なりの「さる」を書いていました。
  
  
      「せーの、さる!!」

補聴器や人工内耳の管理

 全校集会で補聴器や人工内耳の管理についてお話しがありました。平分校の幼児児童は全員補聴器や人工内耳を装用しており、健聴者にとっての「耳」と同じ役割である補聴器や人工内耳を自分で管理することはとても大切なことです。集会では、担当の先生から、管理の仕方や電池の確認などのお話しがあり、幼稚部の幼児たちも含めて全員真剣にお話しを聞いていました。
 幼児児童たちは、朝登校すると電池の残量を自分で確認するようにしており、幼児の段階から管理の仕方を少しずつ覚えていきます。

  

学校給食習慣の献立で日本旅行

 平分校の給食は平養護学校でつくってもらっていますが、今週は学校給食習慣のため特別な献立になっています。日本各地の郷土料理が給食の献立に用意されていて、月曜日は北海道メニューで、「とりめし」「鮭サンギ」「ジャガイモのみそ汁」などがでました。
 係の先生から、献立のお話しを聞いたあと、児童たちはさっそく大きな口をあけて北海道メニューに舌鼓を打っていました。給食は子どもたちにとって楽しみな時間ですが、平分校では献立や食材などの名前を覚える時間にもなっています。

  

小中学生版画展見学実施計画

 1月19日(火) 小中学校版画展を見にいわき市立美術館に行って来ました。版画展には、平分校の作品も展示されています。今年の作品は、絵本、ミロコマチコの「オオカミがとぶひ」(こどもプレス)を題材にして作品づくりをしました。1年生から6年生までの児童による共同作品です。版画の技法は、スチレン版画やゴム版画など学年によって様々ですが、絵本の世界を表現した勢いある作品でした。
  市立美術館では、展覧会にあわせて版画体験も行っています。今年は、フロッタージュでオリジナルカードづくりをしました。フロッタージュは、紙の下に型紙をおいて、クレヨンなどでこすり出す技法です。思い思いの型紙を選んで作品づくりをしていました。 
  市内の小中学生の版画は、学校ごとに特色があり、単色づり、多色づり、個人作品、集合作品など様々です。小学校の友達の作品から、子どもたちそれぞれ、お気に入りのものを見つけていました。 来年も楽しい作品づくりをしようと意欲を新たにした子どもたちでした。

               
  平分校の作品の前で記念撮影             私が作った作品はこれ!

                                                       フロッタージュでカード作り

3学期が始まりました

 冬休みが終わり、3学期がはじまって約1週間が経ちました。
 8日(金)の第3学期始業式には怪我や事故などもなく、全員が無事に登校することができました。
 久しぶりに会えた友達や先生とあいさつを交わしたり、冬休みの思い出などについて話をしたりしている様子があちこちで見られています。分校長先生からは「いろいろなことにチャレンジしてください。」とお話がありました。
 
 6年生とくじら組の幼児児童は、卒業式も控えています。
 3学期はまとめの学期です。今年度も残すところあとわずかですが、「たくさん見て、たくさん聞いて、たくさん伝え合って」最後まで気を引き締めて、学校全体で頑張っていきたいと思います。
今年度もよろしくお願い致します。

福島魅力発掘プロジェクトプレゼンテーション大会

 12月25日(金)郡山市民文化センターで福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が行われました。経験したことのない大舞台でしたが、堂々と旅のプランを発表できました。緊張のあまりいつもの調子ではなかった子もいたのですが、自分たちがやってきたことを精一杯伝えようとしていました。初参加でしたが、プロジェクトを通していわきの魅力にふれることができ、さらに大舞台での発表もでき、得がたい経験ができたと思っています。「楽しかったよ!先生!」と話す児童もいて、参加して良かったな!としみじみ思いました。旅行プランに御協力いただきました、関係施設の皆様、主催者、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。

     
郡山市民会館中ホールで発表しました。      プレゼンテーションする児童
     
     詩の朗読をする4年生  草野心平の詩の世界観を表現しました。
     
 いわきにきてくんちえ!(いわき方言)     フェイジョアの模型を見せました
     
 発表がおわって楽しいお弁当             参加者と記念撮影

第2学期終業式

 12月24日(木) 第2学期終業式が行われました。
分校長先生からは、学習を振り返るお話がありました。2学期は一年間で一番長い学期だけに、お話の内容も盛りだくさんでした。ふくろう祭をはじめ大きな行事もありました。日々の学習では、1学期の学習をさらに充実、発展させるべく教員も子どもたちも精一杯走り続けた学期でした。そんなに前の話ではないのですが、そういえば、あんなこともあったな!と改めて思い出されました。
 終業式を終えてからは、漢字力テストと計算力テストの表彰がありました。この二つのテストは、既習事項の到達度を確認するために、小学部教員が作成したテストを月1回実施しています。80点以上で合格。学年ごとに級が設定されていて、合格すれば賞状と副賞のノートがもらえます。自分の実力を知る機会になり、友達と競い合いながら頑張っています。今回は、それぞれのテストで2名の合格者がでました。3学期も頑張って欲しいです。


    

お楽しみ会

 18日(金)にお楽しみ会があり、平分校にもサンタさんとトナカイさんがやってきました!
 
 学部ごとの出し物では、小学部がリコーダーや鍵盤ハーモニカで「きよしこの夜」を演奏したり、幼稚部が大好きな絵本の一部を演じたりしました。先生たちもサンタバンドを結成して「聖者の行進」を演奏しました。
 体育館では、サンタチームとトナカイチームに分かれてミニ運動会をしました。二人三脚やパン食い競争、つなひきなどで競い合い、中でもパン食い競争は、大きな口をあけて手を使わずにパンをとるのが難しく苦戦しましたが、みんな笑顔で最後まで頑張りました。大きくあけた口に負けないくらい大きな声で応援も頑張りました。
  
  
 サンタさんからは、本のプレゼントがありました。プレゼントの中身は、担任の先生が一人一人の顔を思い浮かべながら、読んでほしいと思って選んだこだわりの本です。
 最後はおいしい給食とケーキを囲んで、全員で楽しい会食をしました。とても楽しい時間を過ごしました。

いただきます ふくしまさん事業

 いただきますふくしまさん事業で、食育に関する教材を購入させていただきました。
 幼稚部ではおままごとのセットを購入していただき、教室にキッチンスペースを作ったことで、幼児たちは毎日そこで遊ぶことを楽しみにしています。
 食べ物や調理器具の名称、調理する際の動作の音など自然な遊びの中で触れる言葉も多く、お母さんの真似をしてみたり、食べる真似をした友達に「おいしい?」と聞いたりするなど、幼児同士のかかわりもみられています。
  
 
 「上手に切れたよ!」
 「みかんは皮を手でむいて食べるけれど、オレンジは包丁で切って食べるね。」
 「包丁で切るときは猫さんの手で切るんだよ。」
 毎日新しい発見がいっぱいです。
 

家庭科の学習の様子

 5・6年生は、栄養バランスなどに気をつけながら一食分の献立を考え、お弁当作りをしました。はじめてのお弁当作りに緊張気味の3人でしたが、やる気は十分で、調理方法を確かめながら上手に作ることができました。 
 玉子焼き、アスパラガスのベーコン巻き、ハムとチーズのレタス巻きの3品を作りました。   
  
  
 お弁当箱への詰め方は、それぞれの個性が光っていました。お弁当は家に持ち帰って、出来を家族へ自慢する3人でした。またひとつ、自分でできることが増えました。

             

福島魅力発掘プロジェクト

 12月25日(金)に福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が開かれます。場所は郡山市民文化センター(中ホール)です。いよいよプレゼン大会にむけて練習を開始しました。学校あたりの持ち時間は10分と短く、その間にPRビデオや出入りの時間も含まれるので、子どもたちが使える時間は5分ほどです。目玉は、4年生の詩と一年生のパホーマンスです。4年生は、草野心平記念文学館でみつけた「秋の夜の会話」という詩を朗読します。蛙の詩人といわれた草野心平の独特の世界が表現されています。2匹の蛙の心情を4年生二人の朗読で表現できればと思います。一年生は楽しかったアクアマリン福島と、スパリゾートハワイアンズの思い出を、踊りと寸劇で表現します。今大会、最年少参加の1年生3人のかわいらしいパホーマンスは必見ですよ。今回の大会は、特別支援学校からは平分校のみの参加です。小中高等学校と同じ土俵で競うので、一般の方々に思いを伝えるよい経験になると思います。平分校の元気な子どもたちの声とパホーマンスをみなさんに届けられるよう、がんばります。プレゼンテーション大会の平分校の登場は、11:00頃です。応援よろしくお願いします。


    

                

リクエスト献立のメニューが決まりました

 全校幼児児童で「かぜに負けるな!強い体を作るぞ!」というテーマのもと、リクエスト献立を考えました。
 主菜は1年生、副菜は5・6年生、汁物は3・4年生、デザートは幼稚部が担当しました。
 旬の食材や栄養バランスなどに関連する言葉にも触れながら、それぞれが食べたい献立を考え、最後は、全校幼児児童と教員が投票して献立を決定しました。  
 投票数の多かったものが、3月8日の給食にリクエスト献立として登場します。みんなで決めた献立なので、とても楽しみです。

授業参観、給食試食会

 7日に、授業参観と給食の試食会がありました。
 試食会は初めての試みで、保護者の方が子どもたちの食事内容について理解を深めたり、家庭での食事に活かしたりすることを目的として実施されました。
メニューは「ごはん、メンチカツ、五目納豆、煮干し出汁のみそ汁、ピーチコンポート」です。
 試食会には10名の保護者の方が参加してくださり、給食が作られる様子をクイズ形式になっているビデオで見たり、実際に子どもたちと同じ給食を食べたりしました。
  
  試食会のアンケートには、保護者の方々から「バランスが良い給食になっていて安心し  
 た。」「また試食会があったら参加したい。」等の感想が寄せられました。
 よく噛む、舌を動かす、口をひらく、ことなどは、聾学校の子どもたちにとって、とても大切なことです。

サッカー教室

 あさひ保育園との今年度最後の交流保育で、サッカー教室に参加してきました。
今回は3回目ということで、最初に比べるとボールの扱い方も上手になってきました。集団での活動に混ざって、一緒にボールを追いかけている姿や、保育園の友達と一緒に勝利を喜んでいる姿などを見ると、交流保育でしかできない貴重な経験をしていると感じます。
   
 はじめは集団に圧倒されていたのに、その中に入っていこうとする姿や、転んでも転んでも涙をこらえて走り続ける姿を見て、交流保育の中でまたお姉さんになったと感じました。
 今年度の交流保育は終わってしまいましたが、また来年、あさひ保育園のお友達に会えることを楽しみにしています。

本分校交流会②

 11月20日(金) に2回目の本分校交流会があり、本校と各分校の幼児と保護者の方が郡山の本校に集まって、みんなで焼き芋をつくって食べました。
 はじめは緊張している様子も見られましたが、お友達と一緒に焼き芋を食べたり、お話をしたりして、楽しい時間を過ごしました。
  
 「ママと一緒にさつまいもを入れたよ。」  「やきいも、おいしかったよ!」
  
  「あれ?さつまいもじゃないぞ!」       「また、あそぼうね。」

 パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に共有体験をしたことで、おうちでも「あのとき〇〇だったよね。」「〇〇ちゃんは、どんな気持ちだったの?」など、やりとりの幅が広がります。
 心が動いたことを、やりとりを通して絵日記に描き残すことは、その場にいなかった友達や先生に出来事や気持ちを伝える手段や、あとで活動を振り返る際の手がかりにもなります。
 どんな絵日記を描いてきてくれるか、来週がとても楽しみです。

避難訓練

 11月30日に、抜き打ちの避難訓練を実施しました。
 子どもたちは、避難を呼びかける急な放送に動きをとめて耳を傾け、先生の話をよく聞いて全員無事に避難することができました。
 事後学習では担当の先生より、竜巻から身を守るためにすべき行動について話がありました。子どもたちは、「自分だったら…」という視点で自分なりに考えている姿が見られました。
  
 災害から身を守るために必要な知識を身につけることはとても大切なことです。
そして、それと同時に、自分で必要な情報を選び、その情報をもとに自分ですべきことを判断することがとても大切です。
 平分校ではさまざまな場面で、思考を深め、自分の考えを相手に伝える活動を大切にしています。

聾学校平分校校内研修会

 11月27日(金)に筑波大学学校教育局教育長補佐 筑波大学教授 松本末男先生が来校されました。松本末男先生は、筑波大学聴覚支援学校で長く教鞭をとられていた先生です。本校とのご縁は、かれこれ10年近くになります。毎年ご指導いただいていて、学校の実情や子どもたちの実態を詳しくご存じの先生です。当日は、授業を参観いただき、教員への指導助言をいただきました。また、乳幼児教育相談「みみちゃん教室」では、お母さん方に経験を交えながら「言葉をそだてる」というテーマでお話しいただきました。私たち教員も、的確な指導をいただき、授業改善のヒントをつかむことができました。次回は来年2月頃にきていただきます。それまでに、教員に対しては末男先生から宿題が出されています。なかなか難しい課題ばかりなのですが、今回の指導を思い返しながら日々の授業に取り組みたいと思います。末男先生、ありがとうございました。

                                    

祝 聾学校合奏コンクール一次審査通過


 聾学校合奏コンクールの一次審査に通りました。曲目は「聖者の行進」です。2学期に入り音楽の時間や休み時間を使いひたすら練習してきた成果が実りました。指導していた音楽の先生もほっと一安心。子どもたちは早くも2次審査へと頭を切り換えて、朝練に取り組んでいます。2次審査の締め切りは2学期の終業式前です。残された時間で、それぞれの課題を克服し、満足のいく演奏ができればと思います。がんばれ!小学部のみんな

              

和歌山県からみかんをいただきました。

第70回国民体育大会(紀の国わかやま国体)と第15回障がい者スポーツ大会が行われた和歌山県から、被災3県の小学生に温州みかんが届けられました。 「スポーツの力を東北へ」を合い言葉に開催されたそうです。本校でも幼児児童みんなでおいしくいただきました。ちょうど小学部4年生は県名を覚えているところで、みかんがいっぱいとれる和歌山県の話をしながら食べていました。遠い和歌山から送られたみかん、とってもおいしかったです。


      

朗読の発表

 全校集会で6年生の児童が学習のまとめとして、国語で学習している「やまなし」の朗読発表を行いました。
  
 平分校は全校幼児児童数の少ない学校ですので、週に一度みんなが集まる全校集会は、他の友達や先生の前で発表をしたり、自分の考えを伝えたりする場でもあります。
 他学年の発表を見て、「〇年生になったら、こういう学習をするのか」と見通しをもったり、自分がすでに学習したところの発表を聞くことは、自分自身の復習にもなったりします。幼稚部の子どもたちにも分かるよう、説明を工夫したり、よく聞こえるように声の出し方を調整したりと、相手に伝える、伝わるためにはどうしたらよいか、を考えるきっかけにもなっています。