日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

平ふくろう祭②

小学部の劇は加古里子原作の「どうろぼうがっこう」でした。1年生から6年生まで総勢10名で力を合わせて劇を作り上げました。内容は「くまさかとらえもん」校長先生ひきいる「どろぼうがっこう」の生徒たちが繰り広げるドタバタ喜劇で、最後は刑務所を金持ち屋敷と勘違いして泥棒に入り捕まってしまうというものです。どこかおかしみのあるこのお話は、練習中から子どもたちに評判が良く、たいへん楽しく演じることができました。台詞は、口話と手話で演じ、お客さんに劇のおかしみが伝わるように頑張りました。演じた後にはお客さんから沢山の拍手を頂くことができ、自信にみちた子どもたちの笑顔を見ることができました。

   

             

平ふくろう祭①

 本日、平ふくろう祭が開催されました。
 この日を迎えるにあたり、幼児児童たちは劇やダンス、発表の練習など本当に一生懸命、準備をしてきました。
 家族や来場された方々があたたかく見守ってくださる中、日頃の成果を発揮し、一人一人が輝く素晴らしいふくろう祭となりました。
 体育館の入り口付近には、子どもたちの学習の様子や作品なども掲示され、来場された方々は足を止めて見入っていらっしゃいました。
   
  
 また、交流企画では全員参加型の「やーやーやーじゃんけん」を行いました。
二人組になってじゃんけんをして、負けたら顔にシールを貼るというルールで、会場のあちこちから笑い声が聞こえてくる、とても楽しい時間となりました。
 お互いの顔を見て笑顔になり、最後には全員で「幸せなら手をたたこう」を歌って、さらに笑顔になりました。
  
 今年度のテーマである「みんなでエンジョイ 心ひとつに平ふくろう祭」にふさわしく、子どもたちだけでなく先生や保護者の方々、来場された方々が、心をひとつにすることのできた、ふくろう祭でした。
 見に来てくださり、本当にありがとうございました。 ふくろう祭、大成功!!

交流いも煮会

 11月6日(金) 同じ敷地内にある富岡養護学校のみなさんから、いも煮会のお誘いがあり行ってきました。前日から富岡養護学校のみなさんが野菜を切ったりして準備して下さり、今日はかまどをつくり、大鍋でおいしい「とんじるうどん」を作ってくれました。秋晴れの下、本校幼稚部、小学部全員でごちそうになりました。みんな、2はい、3ばいとおかわりして大満足のいも煮会でした。富岡養護学校のみなさんは、東日本大震災後、今は本校の校庭に仮設校舎を建てて勉強しています。普段は授業時間が異なるため、同じ敷地内でもなかなか一緒になる機会は少ないのですが、今日はお互いに豚汁うどんを食べながら交流することができました。富岡養護学校のみなさん、ごちそうさまでした。
                      
                           

もうすぐ ふくろう祭

  今年度は11月7日(土)に、ふくろう祭が行われます。
 テーマは「みんなで エンジョイ  心ひとつに 平ふくろう祭」です。
 本番まで2週間を切りました。子どもたちは毎日ふくろう祭に向けて、劇の練習や作品制作などに一生懸命取り組んでいます。
  
 ふくろう祭を通して、さまざまな言葉に触れると共に、みんなで一つのものを作り上げるという貴重な経験もしています。
 11月7日(土)は、ぜひ、平分校の体育館にお越しください!

招待状をもらいました

 平分校の隣に富岡養護学校の仮設校舎があります。
 校庭や体育館などで富岡養護学校の児童生徒のみなさんと顔を合わせ、挨拶などを交わす機会もあります。
 昨年度に引き続き「いも煮会」を行うということで、富岡養護学校の生徒のみなさんが来校され、代表して幼稚部の幼児たちが招待状をもらいました。
  
 昨年の楽しかった経験を覚えていて、子どもたちはみんな、一緒に外で行う「いも煮会」を楽しみにしています。

防災講話

 福島地方気象台より2名の講師の方をお招きして、防災講話「自然災害から身を守るために」のお話しいただきました。
 ニュースなどで見聞きする機会はあるものの「特別警報」とは実際どのようなものなのか、天気の急変、地震等の自然災害から身を守るためにとるべき行動、などについてパワーポイントを使いながら分かりやすくお話しいただきました。
   
 事実、一時期よりも、地震などに対する危機感が薄くなってしまっているところはあり、これをきっかけにもっと常日頃から、意識して生活をしていかなければならない、と感じた講話でした。合わせて、災害時に聾学校の子どもたちに危険が差し迫っていることや、その時にとるべき行動をどのように伝えていくかなどについても、再度、確認していくことの必要性を感じました。

目のはなし

 全校集会の中で、養護の先生から「め」についてのお話しがありました。10月10日は目の愛護デーということで、紙芝居「なぞなぞめめめ」の読み聞かせがありました。
 
 子どもたちは「まゆげ」や「まつげ」の役割を聞いて自分や友達の顔を触って確認したり、両目ならば自分の顔の前で左右の人差し指をぴったりつけられるのに、片目をつむると難しいと聞いて、実際にやってみて不思議そうな顔をしたりしていました。
 聾学校の子どもたちにとって、「きく」ことと同様に「みる」ことは理解の手がかりになるため、とても大切です。

ALT来校

 ALTのロジャー先生が来校しました。
 朝、教室に行く途中でロジャー先生を見つけて、子どもたちはわくわく。幼稚部に来てくれることをとても楽しみにしていました。
 ロジャー先生が教室に入ってくると「はろー!」と挨拶をする様子や「一緒にあそぼう!」と誘う様子も見られました。
  
 ロジャー先生とお別れするときには「明日もくる?」という声も聞かれました。
 みんなで「またね!」「ばいばーい!」と元気に声を出してお別れしました。

人工内耳研修会

 10月5日(月)の15:00から教員と保護者を対象に人工内耳の研修会が行われました。
今回はコクレア社から山本さまをお招きして、人工内耳の基礎的な内容から最新情報まで幅広い内容をお聞きすることができました。質問にも丁寧にお答えしていただき、教員も保護者の方たちも真剣な表情で耳を傾けていました。 
 
人工内耳のお子さんも増えている中、私たち教員も日々勉強をしていかなければならない、という思いで、自分たちの専門性を高めるためにもこのような研修会を開いています。

本を寄付していただきました

 市内の統廃合した小学校から、たくさんの本を寄付していただきました。
全校集会で分校長先生から本の紹介があり、子どもたちは興味をもって見てました。
いただいた本は今後、図書館において自由に手にとることができるようにする予定です。
  
 子どもたちの読書活動がさらに充実しました。大切に読みます。ありがとうございました。

みみらんどいわき学習会

9月28日(月)の14:30~みみらんどいわき・PTA合同の学習会が行われました。
今回の講師は、平分校の幼稚部、小学部を卒業したお子さんをお持ちの先輩お母さんです。
お子さんとのこれまでの生活の中で大切にしてきたことを中心に、幼少期から成人した今に至るまでの貴重なお話しを、たくさん伺うことができました。
お話しを聞いた保護者の方からも、「子どものために何が一番よいのか。家庭と学校とで一緒に考えていくことが大事。とおっしゃっていたことが心に残りました。」等の感想が寄せられ、みなさんの心に響くたいへん充実した学習会となりました。本当にありがとうございました。
  
   輪になって座談会をする様子       当時の貴重な日記など

ようちぶ図書室

 北校舎の耐震工事が終わり、幼稚部の場所が移ったことに伴って幼稚部の新しい図書室ができました。自由に絵本を選び、マットの上や机などで見たり読んだりすることができます。
  
 また、各家庭でもたくさんの本に触れて、興味、言葉、動きなどをもとにパパやママとやりとりをしてほしいという思いから、借りたい本を3冊まで選んで借りることもできます。、貸し出しファイルとカードがあるので、親子で相談して借りたい本を決め、本の題名を書くなどの手続きをします。今日は金曜日で早い下校だったので、帰りの会のあとママと一緒に図書室に寄って、好きな本を借りました。本が大好きな子が増えたら嬉しいです。
 

交流運動会【幼稚部】

 9月19日(土)に、あさひ保育園との交流運動会を行いました。
 前日まではあいにくの雨で当日の天気が心配でしたが、「晴れますように!」とてるてるぼうずにお願いをしたかいもあってか、青空が広がる中での実施となりました。
 交流保育の回数を重ねていく中で、お友達の名前を覚えたり、お友達に会うことを楽しみにしたりする様子も見られています。
 運動会に向けては、保育園や学校で練習を積み重ねるとともに、動きに関する言葉などを扱ったり動作化したりして、言葉と意味、動きをつなげて理解も深めてきました。
 子どもたちは運動会を通して、また少したくましくなりました。
  
   「がんばるぞー、おー!!」       親子種目もがんばりました
  
   盛り上がった紅白リレー            みんな、がんばったね!

こども福島魅力発掘プロジェクト

 小学部の児童は、福島県観光交流局主催の子ども「ふるさと福島」魅力発掘プロジェクトに参加しています。このプロジェクトは、身近なところから県内全域にいたるまで子ども目線で福島の魅力を発掘し、新しい旅行プランをつくる、というものです。本校のテーマは「人のやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅inいわき」です。日頃の学習と関連させながら、いわきの魅力を発信します。夏休みには、参加する小中高等学校が一堂に会し、結団式が行われました。さらに、子どもたちから旅行プランに盛り込む候補地を募集し、2学期からは調査研究を開始しました。10月末には旅行プランをまとめ提出予定です。
                            
       
結団式(県立博物館 7/22) 全員       草野心平記念文学館(9/3) 小4                          
       
フェイジョアゆうゆうファーム(9/9)小3     とまとランド(9/16) 小3

 調査研究していた先々で、いろんな人と話をしたり質問したりするなかで、感じたことや考えたことを旅行プランに丁寧に反映させたいです。そして、子どもたちが住んでいるいわき市の良さを発見でき、みんなに伝えられたらと思います。

FM補聴システム、ロジャー研修会

(月)                                                                                                                

  
   研修会の様子              補聴システムの使用状況

 外部講師を招いて、教職員対象の補聴援助システムの研修会をしました。補聴援助システムは、話し手の声をFM電波やデジタル無線にのせて、直接、補聴器や人工内耳にとどけるというものです。騒音が多い場所や、大人数の教室では、聴きたい音以外の騒音や雑音を拾ってしまい、大事な情報を聞きとれないことがあります。そんなときに、補聴援助システムを使います。本校では、木造校舎ということもあり、騒音や生活音が響きやすい環境下にあります。できるだけ軽減するために、国語や算数、音楽などの授業で使用しています。また、草野小学校での交流及び共同学習のときも利用しています。その他にも、パソコンやオーディオ機器に接続して使うこともできる大変便利な機器です。普段から、聾学校教員は音環境を整えることに神経を使っていますが、補聴援助システムは大変有効な機器といえます。今回の研修では、取り扱い上の留意点や、最新の機器の説明をお聞きすることができました。今後の指導に生きる研修でした。


職場体験 【大野中学校】

 7日、8日の2日間、大野中学校から4名の生徒さんが職場体験のために来校しました。はじめはお互い緊張する様子も見られましたが、次第に打ち解けて中学校のお兄さんお姉さんと一緒に遊んだり、給食を食べたりしてたくさん交流をすることができました。
  
 大好きなだんごむしを見せたよ。     給食を一緒に食べました。
 
 2日目の交流会では、お兄さんお姉さんが考えて手作りしてくれたボウリングとわなげをしました。手話ソング「せかいじゅうのこどもたちが」のプレゼントもありました。
 高学年の児童にとっては、中学生とかかわるよい経験でした。
お互いに理解を深めることのできた2日間になりました。
大野中の4名の生徒さん、ありがとうございました。

第2学期の始業式 【幼稚部】

 幼稚部の始業式が行われました。いよいよ2学期が始まります。
友達と久しぶりに会えたことがうれしくて、笑顔があふれていました。
式の中で、写真を見ながら夏休みの思い出を振り返ると、自分の経験とすりあわせて「同じ同じ!」「どーん(花火)」など、みんなに伝えながら、とても興味をもって見ていました。
なんだか顔つきが、それぞれ夏休み前よりもほんの少し、お兄さん、お姉さんになったような感じがします。
どんな夏休みの思い出が飛び出すか、子どもたちの話を聞くことをとても楽しみにしています。
  
                        「2学期もがんばるぞ、えいえいおー!!」

こえみる研修会

 
  
 8月26日(水) 第2学期始業式の後、音声認識システム「こえみる」の講習会を行いました。「こえみる」は、NTTソフトウエアが開発し、福島県立聾学校が実証研究を行っているものです。具体的には、教師の声を文字化して幼児・児童生徒に見せることで、より正確に必要な情報を伝えることができるシステムで「音を見える化」するものです。マイクを通して教師が話したことがリアルタイムでテレビやタブレット端末に文字化されてでてきます。今まで、聞き取りだけではあやふやだった内容が、文字化することにより、より正確に、確実に児童生徒に伝えることができます。とはいっても、まだまだ音声認識の課題や、授業の中でどう使うかは研究途上なので、今回の実証研究により、より使いやすく便利なシステムに改善できればと思っています。テクノロジーの進歩を上手に取り入れ、子どもたちに還元できたらと感じた講習でした。

第2学期の始業式 【小学部】

 たくさん楽しいことがあった夏休みも終わり、いよいよ今日から第2学期がはじまりました。休み中は大きな事故やけがもなく、あいにくの雨模様ではありましたが、みんな元気に登校することができました。久しぶりに会った友達との話に花が咲き、校舎に子どもたちの元気な声が響いていました。始業式で分校長先生が、実物投影機で花火や平の七夕の様子などを映し出すと、「花火を2回見たよ。」「わたしもいわき踊りを踊った。」など、それぞれが自分の経験と結びつけながら、夏休みを思い出していました。

 また、北校舎の耐震化工事が夏期休業中に終わり、校舎の中に入れるようになりました。あたたかい色合いの壁面で、床もピカピカしています。児童はさっそく中に入って、いろいろな教室を探索していました。幼稚部と乳幼児相談の教室、特別教室などがあります。幼稚部の始業式は9月1日(火)に実施します。
 

浜通り地区聴覚障がい児親の会が開かれました


 平分校の保護者が中心になって組織する「浜通り地区聴覚障がい児親の会」のレクレーションが7月19日(日)に開かれました。この会は保護者や家族の親睦を兼ね、対象の幼児・児童・生徒が学年や学校の枠をこえて交流や体験活動等を行うものです。
 今年も平分校以外の方の参加があり、子どもたちはプールやすいかわり、流しそうめん等でにぎわいました。暑い中、準備が大変だったお父さん、お母さん方ご苦労様でした。