日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

第2回 聾学校平分校駅伝大会②

 それぞれが練習の成果を発揮して走りきった駅伝大会。表彰式で分校長先生からメダルと参加賞、講評をいただいたあとは、幼稚部の教室に全員が集まり、家から持参したおにぎりと手作りの豚汁で会食をしました。
 小学部の児童と教員が、野菜を切ったり味付けをしたりして手作りした豚汁は具だくさんで、栄養と愛情もたっぷりでとてもおいしく、子どもたちは友達や先生との会話を楽しみながら、たくさんおかわりをして食べていました。
  
  
 学年の枠を越えた子どもたち同士の自然なかかわりが見られるのは、平分校のよいところの一つです。駅伝大会を通して、さらに絆が深まりました。
 

第2回 聾学校平分校駅伝大会①

 快晴にも恵まれた中、聾学校平分校駅伝大会が開催されました。今年度で2回目になり、幼児児童と教員の混合チームをつくり、3つのチームに分かれてたすきをつなぎました。
 この日のために、こどもたちは毎日校庭を走って体力をつけたり、チームごとに作戦を立てたりして臨みました。
 
大勢の保護者の方々も応援に駆けつけて下さり、子どもたちは熱い声援を受けながら、途中で抜かされても、転んでも、あきらめずに最後まで一生懸命走りきりました。
 6年生にとっては最後の駅伝大会となりました。感想発表の際に「来年僕たちはいないけれど、みんなで力を合わせて頑張って下さい。」といった発表も聞かれ、児童はそれぞれがさまざまな気持ちで受け止めているのではないか、と感じました。
 学校全体が気持ちをひとつにして取り組む駅伝大会は、これからも平分校で受け継がれていきます。
 勝ったチームも勝てなかったチームも、それぞれがさまざまな思いを抱えて駅伝大会を終えました。幼稚部では絵日記、小学部では日記等を通して振り返りの学習も行います。
  
  

おにはそと!

 3日の「せつぶん」では、幼稚部でも豆まきをしました。
 「ドンドンドン!」とドアをたたく大きな音。「ガラガラガラ」と入り口のドアが開き、「こんにちは。」という低い声が聞こえてきました。
 子どもたちはドアをたたく大きな音にびっくりしながらも、ドアの開く音やおにの声に耳を澄まして一生懸命きいていました。
 子どもたちが、おそるおそる「はーい。」と返事をすると、姿をあらわしたのはなんと「みどりおに」でした。
 子どもたちは「きゃー。」「こないで。」と言って逃げまわりながらも、おにに向かって元気いっぱい豆を投げていました。

 
  
    「おにはそと!」 「えい!」            おにと記念写真
 節分が終わってからも、幼稚部ではおにの話題でもちきりです。

地球温暖化防止のための福島議定書表彰式

 2月8日(月)に地球温暖化防止のための福島議定書表彰式があり、平分校は最優秀賞をいただきました。表彰式には最上級生の6年生児童2名が出席し、福島県知事や教育長から賞状をいただきました。児童はとても緊張していましたが、卒業を前にとっても良い思い出ができました。
 平分校では教室の照明の消し忘れがないか確認したり、手を洗うときに水を出しすぎないように量を調節したりしています。節電や節水の他にも、ゴミの量を減らしたり、好き嫌いをしないで給食の残飯をださないように取り組みました。これからも、いっそう努力していきます。

   

研修会(松本末男先生来校)

  5日(金)に、筑波大学付属聴覚特別支援学校から松本末男先生をお呼びして、研修会を行いました。松本末男先生には朝早い時間から、各学級をまわって参観していただいたり、子どもたちとのやりとりの場面を見せていただいたりしました。
 指導助言をいただいたあとは、「今後の平分校と課題」と題しての全体講話もあり、教員は真剣な表情で参加していました。末男先生からは、子どもたちの成長を豊かにするための日々のやりとりや言語化のあり方について、また、チームとして機能するための教員集団のあり方についてご助言いただきました。
 松本末男先生、ありがとうございました。今後、さらに私たちは努力してまいります。
  
  

ドラムセットがきました

 先週、ピカピカのドラムセットが学校にきました。音楽担当の先生がずっとお願いしていた楽器です。平分校の楽器はとにかく古く、今年の聾学校合奏コンクールで使用した木琴と鉄琴は昭和50年代に購入されたものです。音も??? という年代物です。そんな平分校に新品の楽器、それもこんな大型のものがきたので、子どもたちも先生方も大興奮で弾いてみました。子どもたちの笑顔いっぱいの顔がすてきです。音楽の授業の中でどう使っていくかはこれからですが、楽器に触れて音を楽しむ経験をどんどん積ませたいと思います。

                    
   椅子に座ると、ぼくたち足がとどかない!   でもやりたいんだ!   ダンダンダダダダダ

                   

小学部 豆まき会

 2月3日 は節分でした。今年も節分の由来にふれながら、子どもたちに日頃の生活を振りかっえてもらい「心の鬼」を退治しました。子どもたちの書いた心の鬼は・・・・

            「後回し鬼」   「しらんぷり鬼」    「ゲーム大好き鬼」   などなど
           
 子どもそれぞれ、問題意識を持っているところは違いますが、今よりもっともっと素敵な自分になりたい!という思いが伝わってきますね。心の鬼にむかって豆まきをして、明日から頑張ります。

 節分が終わると立春です。暦の上では春ですが、いわきでは先週末に雪が降り、日陰にはまだ雪が残っています。豆まき会では、「明日は立春ですよ」と話したのですが、子どもたちにはなかなか実感できませんでした。花壇のチューリップの芽を見せたり、日が長くなったことを話したりしました。とはいえ、寒い時期はまだまだ続きます。縄跳びやマラソンを頑張りながら、寒い季節を乗り切りたいです。



        
   「心の鬼」を発表しました。               巨大な鬼の顔に貼り付けています。

        
 年女の5年生から福豆をもらいました。           心の鬼にむかって豆まき!

ALTの先生と一緒に

 ALTのロジャー先生が来校されました。
 小学部の3年生は、ロジャー先生からカナダの冬について教えてもらったり、雪だるま作りを通して、英語に親しんだりしました。
 紙など身近なものを雪玉に見立て、雪玉を投げ合って、雪合戦を楽しみました。
 また、ロジャー先生からカナダの雪だるまは「スノーマン」と呼ばれていることを教えてもらいました。日本では2段に重ねてつくることが多いけれど、カナダでは雪玉を3段に重ねてつくるということに、子どもたちはとても驚いていました。
 

校外学習(アクアマリンふくしま)

 小学部の4年生は、国語科で学習する「ウナギのなぞを追って」の事前学習として、アクアマリンふくしまへ校外学習に行ってきました。
 実物のウナギを見て、ウナギについて調べるためです。
 ウナギは卵から孵ること、その卵はガラスみたいだということ、「レプトセファルス」というのはウナギの赤ちゃんの名前であることなど、校外学習を通して知ることができました。
 子どもたちは、ウナギの様子を観察したり、流れている映像や説明文などを見て、熱心にメモをとったりしていました。
  
 
 学校に帰ってきてからは、ウナギを食べて味も確かめました。
 実際に見たり、触れたり、味わったりすることを通して、ウナギについての知識も増えました。
 これから国語科で「ウナギのなぞを追って」を学ぶ中で、さらに知識を深めていきます。

駅伝大会の練習①

 平分校には、幼稚部・小学部・教員が全員参加する行事として、駅伝大会があります。
 「体力の向上と健康の保持増進」 「お互いを認め合い、達成感を味わう」の2つをねらいとして、昨年度からはじまりました。3つのチームに分かれ、全員でタスキをつなぎます。
 今日は1回目の全体練習があり、チームに分かれてチーム名や走る順番を決めたあと、体育館で実際に走る練習を行いました。
  
 
 今年のテーマは「その一歩をとびだせ!!」です。
 2月26日の本番に向けて、一人一人目標を決めて、日々の練習に励んでいます。

つくるのだいすき

 自由遊びの時間に、教室の一角にあるおもちゃのキッチンで、おままごとをして遊んでいます。 
 お家ごっこやお店屋さんごっこなど、日々遊び方が発展していく中で、どんどん遊びが広がってきています。
 「すいはんきをつくりたい!」「ピザつくりたい!」
 段ボールや紙皿などを使い、自分なりのイメージをもって作ることも増えてきました。
  
 子どもたちの心が動く楽しい遊びの中でも、たくさんの言葉に触れています。

かきぞめ

 幼稚部では、かきぞめの活動を行いました。
 墨の色やにおい、感触を確かめたり、道具の名前などを聞いたり言ってみたりしながら、今年の干支である「さる」を、半紙いっぱいに元気よく書きました。
 使い慣れない筆に苦戦しながらも、一人一人が自分なりの「さる」を書いていました。
  
  
      「せーの、さる!!」

補聴器や人工内耳の管理

 全校集会で補聴器や人工内耳の管理についてお話しがありました。平分校の幼児児童は全員補聴器や人工内耳を装用しており、健聴者にとっての「耳」と同じ役割である補聴器や人工内耳を自分で管理することはとても大切なことです。集会では、担当の先生から、管理の仕方や電池の確認などのお話しがあり、幼稚部の幼児たちも含めて全員真剣にお話しを聞いていました。
 幼児児童たちは、朝登校すると電池の残量を自分で確認するようにしており、幼児の段階から管理の仕方を少しずつ覚えていきます。

  

学校給食習慣の献立で日本旅行

 平分校の給食は平養護学校でつくってもらっていますが、今週は学校給食習慣のため特別な献立になっています。日本各地の郷土料理が給食の献立に用意されていて、月曜日は北海道メニューで、「とりめし」「鮭サンギ」「ジャガイモのみそ汁」などがでました。
 係の先生から、献立のお話しを聞いたあと、児童たちはさっそく大きな口をあけて北海道メニューに舌鼓を打っていました。給食は子どもたちにとって楽しみな時間ですが、平分校では献立や食材などの名前を覚える時間にもなっています。

  

小中学生版画展見学実施計画

 1月19日(火) 小中学校版画展を見にいわき市立美術館に行って来ました。版画展には、平分校の作品も展示されています。今年の作品は、絵本、ミロコマチコの「オオカミがとぶひ」(こどもプレス)を題材にして作品づくりをしました。1年生から6年生までの児童による共同作品です。版画の技法は、スチレン版画やゴム版画など学年によって様々ですが、絵本の世界を表現した勢いある作品でした。
  市立美術館では、展覧会にあわせて版画体験も行っています。今年は、フロッタージュでオリジナルカードづくりをしました。フロッタージュは、紙の下に型紙をおいて、クレヨンなどでこすり出す技法です。思い思いの型紙を選んで作品づくりをしていました。 
  市内の小中学生の版画は、学校ごとに特色があり、単色づり、多色づり、個人作品、集合作品など様々です。小学校の友達の作品から、子どもたちそれぞれ、お気に入りのものを見つけていました。 来年も楽しい作品づくりをしようと意欲を新たにした子どもたちでした。

               
  平分校の作品の前で記念撮影             私が作った作品はこれ!

                                                       フロッタージュでカード作り

3学期が始まりました

 冬休みが終わり、3学期がはじまって約1週間が経ちました。
 8日(金)の第3学期始業式には怪我や事故などもなく、全員が無事に登校することができました。
 久しぶりに会えた友達や先生とあいさつを交わしたり、冬休みの思い出などについて話をしたりしている様子があちこちで見られています。分校長先生からは「いろいろなことにチャレンジしてください。」とお話がありました。
 
 6年生とくじら組の幼児児童は、卒業式も控えています。
 3学期はまとめの学期です。今年度も残すところあとわずかですが、「たくさん見て、たくさん聞いて、たくさん伝え合って」最後まで気を引き締めて、学校全体で頑張っていきたいと思います。
今年度もよろしくお願い致します。

福島魅力発掘プロジェクトプレゼンテーション大会

 12月25日(金)郡山市民文化センターで福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が行われました。経験したことのない大舞台でしたが、堂々と旅のプランを発表できました。緊張のあまりいつもの調子ではなかった子もいたのですが、自分たちがやってきたことを精一杯伝えようとしていました。初参加でしたが、プロジェクトを通していわきの魅力にふれることができ、さらに大舞台での発表もでき、得がたい経験ができたと思っています。「楽しかったよ!先生!」と話す児童もいて、参加して良かったな!としみじみ思いました。旅行プランに御協力いただきました、関係施設の皆様、主催者、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。

     
郡山市民会館中ホールで発表しました。      プレゼンテーションする児童
     
     詩の朗読をする4年生  草野心平の詩の世界観を表現しました。
     
 いわきにきてくんちえ!(いわき方言)     フェイジョアの模型を見せました
     
 発表がおわって楽しいお弁当             参加者と記念撮影

第2学期終業式

 12月24日(木) 第2学期終業式が行われました。
分校長先生からは、学習を振り返るお話がありました。2学期は一年間で一番長い学期だけに、お話の内容も盛りだくさんでした。ふくろう祭をはじめ大きな行事もありました。日々の学習では、1学期の学習をさらに充実、発展させるべく教員も子どもたちも精一杯走り続けた学期でした。そんなに前の話ではないのですが、そういえば、あんなこともあったな!と改めて思い出されました。
 終業式を終えてからは、漢字力テストと計算力テストの表彰がありました。この二つのテストは、既習事項の到達度を確認するために、小学部教員が作成したテストを月1回実施しています。80点以上で合格。学年ごとに級が設定されていて、合格すれば賞状と副賞のノートがもらえます。自分の実力を知る機会になり、友達と競い合いながら頑張っています。今回は、それぞれのテストで2名の合格者がでました。3学期も頑張って欲しいです。


    

お楽しみ会

 18日(金)にお楽しみ会があり、平分校にもサンタさんとトナカイさんがやってきました!
 
 学部ごとの出し物では、小学部がリコーダーや鍵盤ハーモニカで「きよしこの夜」を演奏したり、幼稚部が大好きな絵本の一部を演じたりしました。先生たちもサンタバンドを結成して「聖者の行進」を演奏しました。
 体育館では、サンタチームとトナカイチームに分かれてミニ運動会をしました。二人三脚やパン食い競争、つなひきなどで競い合い、中でもパン食い競争は、大きな口をあけて手を使わずにパンをとるのが難しく苦戦しましたが、みんな笑顔で最後まで頑張りました。大きくあけた口に負けないくらい大きな声で応援も頑張りました。
  
  
 サンタさんからは、本のプレゼントがありました。プレゼントの中身は、担任の先生が一人一人の顔を思い浮かべながら、読んでほしいと思って選んだこだわりの本です。
 最後はおいしい給食とケーキを囲んで、全員で楽しい会食をしました。とても楽しい時間を過ごしました。

いただきます ふくしまさん事業

 いただきますふくしまさん事業で、食育に関する教材を購入させていただきました。
 幼稚部ではおままごとのセットを購入していただき、教室にキッチンスペースを作ったことで、幼児たちは毎日そこで遊ぶことを楽しみにしています。
 食べ物や調理器具の名称、調理する際の動作の音など自然な遊びの中で触れる言葉も多く、お母さんの真似をしてみたり、食べる真似をした友達に「おいしい?」と聞いたりするなど、幼児同士のかかわりもみられています。
  
 
 「上手に切れたよ!」
 「みかんは皮を手でむいて食べるけれど、オレンジは包丁で切って食べるね。」
 「包丁で切るときは猫さんの手で切るんだよ。」
 毎日新しい発見がいっぱいです。