日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

幼稚部 おはなみにいったよ

 幼稚部では、桜が散ってしまう前にお花見に行ってきました。一緒に三色団子も作りました。
 はじめはサラサラしていた粉は、ぬるま湯を加えるとドロドロになり、さらに電子レンジで温めると固まって手で丸められるようになります。子どもたちは感触を楽しみ、感触に関する言葉にも触れながら、お団子を丸めていました。
  
   
 できあがった三色団子を持って外に出て、桜の木の下で食べました。少し風は強かったですが、外で食べたお団子の味は格別で、楽しい思い出になりました。

委嘱状交付式

13日(水)に「家庭の交通安全推進員」の委嘱状交付式があり、今年度も、平中央警察署草野駐在所の方が平分校に来校してくださいました。
 県下の小学6年生を対象に毎年行っているもので、学校や家庭で積極的に交通安全を推進するリーダになってもらうことを目的としています。

 交付式では、平分校の6年生の児童1名が家庭の交通安全推進員に任命されました。
 

草野小学校交流顔合わせ会

 4月13日(水) いわき市立草野小学校で、交流共同学習の教員顔合わせ会がありました。この日の顔合わせでは、一年間の交流計画を確認し、交流担当学級の先生と打ち合わせを行いました。草野小学校は各学年2~3学級編成のため、すべての児童と交流できるよう、毎年交流する学級が変わります。学年で交流する機会もありますが、交流学級の教室で授業を受けることが多いため、「ぼくのところに、今年は聾学校の友だち来ないの?」と言われたこともあります。去年の学級と分かれるのはさみしくもありますが、多くの児童と友達になれると思うと楽しみです。
 さて、草野小学校と平分校の交流共同学習は38年にわたり続いてきました。今ではお互いの学校の特色ある教育活動の一つになっています。しかし、市内の小学校で、これほど多くの行事や教科で交流共同学習を行っている学校はありません。そのため、今年度転入された先生の多くが、聾学校の児童と授業を行う経験はほとんどなく、お互いの綿密な打ち合わせが欠かせません。児童の様子を話したり、時間割を交換して、どの時間のどの教科に入って授業を受けるのかなどを話しました。私の学年は2人児童がいますが、1人は主に体育と算数、もう1人は音楽の授業を一緒に受けることになりました。今回の打ち合わせは時間が短く概要のみになりましたが、今後は学級担任同士で電話やメールなどでやりとりしながら進んでいきます。
 来週は「交流一年生をむかえる会」があり、交流学級の児童と平分校の児童の顔合わせを行います。それが終わると、5月の運動会に向けて、紅白分けや紅白対抗リレーの選手ぎめがあり、運動会の練習が本格的に始まります。38年にわたり続いてきた歴史を感じながら、互いに学び合う気持ちを大切にして、今年の交流共同学習をスタートしたいと思います。

                                     

幼稚部 新しいお友達が増えました

   
 学校の桜も、少しずつ散り始めてきてしまいました。
 4月から幼稚部に仲間入りした新入生のお友達は、入学から1週間が過ぎ、少しずつ学校生活に慣れてきたところです。自由遊びの時間や給食などを通して、子どもたち同士がかかわる様子も見られています。くじら組のお友達は、らっこ組といるか組のお友達にとても優しくかかわっていて、すっかりお姉さんの顔です。
  
 幼稚部では、活動の内容に応じて合同、学級、個別での活動を計画しています。楽しかったこと、驚いたこと、悲しかったことなど、たくさんの経験を通して、子どもたちの心動く瞬間をみんなで共有しながら日々、元気に活動しています。4人になってパワーアップした幼稚部、ますます楽しくなる予感がします。

FM補聴システム研修会

 4月11日(月) FM補聴システムの研修会を行いました。FM補聴システムとは、FM 電波を利用して補聴器や人工内耳をつけた子どもたちに、話し手の声を直接届けるシステムです。騒がしい教室や話し手との距離が遠い場合、周囲の騒音が大きいときなどに有効です。本校では、学級での教科学習や、小学部全員で行っている音楽の授業、草野小学校での交流共同学習のときに活用しています。
 今回の研修会は、本校教員を対象に行いました。子どもたち一人一人の使用実態について教職員間で情報交換した後に、FM補聴システムの販売会社の方を講師に招き、操作方法や有効な使用方法などについて話を伺いました。使用していての疑問や最新の機器情報などのお話をうかがい、疑問に思っていたことや、曖昧だったことがはっきりしました。FM補聴システムは、研修日の翌日から運用が始まります。子どもたちの聞こえをサポートし、できる限り聞こえやすい環境を整えながら運用していきたいと思います。なお、詳しい本校での活用状況については、今後HPでご紹介していきます。


        


平成28年度入学式

 平成28年度の入学式が挙行され、今年度平分校には、3名の新入生が入学しました。新入生は少し緊張している様子も見られましたが、来賓の方々や保護者の皆様、在校生たちに見守られながら、しっかりとした足取りで入場し、式に臨んでいました。
  
 新入生はこれから毎日学校に通って、さまざまなことを学んでいきます。
 元気いっぱいの新入生。これからが楽しみです。
   入学、おめでとう!!

新年度がスタートしました

 新年度が始まりました。久しぶりに顔を合わせた友達や先生との話に花が咲き、春休み中は静かだった校舎が、一気ににぎやかになりました。
 着任式では、新しく平分校に着任された3名の先生方の紹介がありました。子どもたちは「どんな先生かな…」と興味津々で、新しい先生方の話をきいていました。
  

卒業制作 花壇の石

 卒業式から少し日がたってしまいましたが、今年度の卒業生が制作した卒業制作がとても素敵なので、ご覧頂きたいと思います。
 今年の卒業制作は、夏井川の石をペイントして、小学部の花壇や砂場を囲む石を作りました。
寒さ厳しい2月、河川事務所の許可をもらい石の採集に出かけました。その後は、体育館のギャラリーで、みんなに内緒でこっそり制作を続けてきました。個性の光る絵、後輩に残したい言葉など、6年生2名と幼稚部卒業生1名の思いのこもった卒業制作ができあがりました。卒業おめでとう会で披露された後、砂場と花壇に設置されました。日々の生活の中で使っていける素敵な卒業制作です。

       
  これどう?それいいね!                  3人で協力しながら作りました。

                        
                                                      
                  
みんなにご披露しました。        砂場にひとつひとつ設置します。                         

                                 
                             砂場の 完成! みんな 遊んでね。  

離任式

3月25日(金) ご退職、ご転出される先生方とのお別れの式、「離任式」が行われました。今年度は4名の先生とお別れすることになりました。離任式では、それぞれの先生方から平分校の思い出や、子どもたちへの思いのこもったお話をいただきました。今回、転出される先生の中には、本校に7年間おられた先生がいます。幼稚部の頃から教えて頂いた子どもたちも多く、数年前の卒業生もお別れにきていました。
 それぞれの先生方から教えて頂いたことを心にとめながら、残る私たちが、さらに魅力あふれる平分校をめざしていかなければと思った離任式でした。

      
         かかわりの深い子どもたちから花束贈呈 


         
         いっぱい遊んでくれて、ありがとう!

     
 定年をむかえられる校長先生          会津に赴任される分校長先生  



修了式

3月23日(水) 修了式が行われました。修了証書を受け取り全員新しい学年に進級します。この一年、子どもたちも保護者も、そして私たち教員も、子どもたちの学びが深まるように、前の学年よりもさらに成長できるようにと願いながら共に頑張ってきました。それぞれに、修了証書を受け取って、様々な思いがよぎったことと思います。
  
   「進級おめでとう! 一年間よくがんばりました。」
 
 来年度は4月6日(火)に入学式、始業式が行われます。小学部に1名、幼稚部に2名の新しい友達が加わります。桜が咲いたら新学期。4月6日に会いましょう。

      
分校長先生から修了証書を受け取りました。         進級できたよ! 

         
                                     
                            校庭200周以上走った子どもたちに賞状がでました

卒業式

 春のあたたかい日差しがふりそそぐ中で、平分校の卒業証書授与式が17日に行われました。今年度は幼稚部5歳児1名、小学部6年生2名の卒業生が、井戸川校長先生より保育証書と卒業証書を授与され、幼稚部と小学部を巣立っていきました。
 卒業した幼稚部幼児は4月から本校小学部に入学し、8名の上級生ととともに小学部の新しい生活を歩むことになっています。また、小学部の卒業生は市内の中学校と郡山本校の中学部にそれぞれ入学します。二人はこれまで、幼稚部、小学部とずっと一緒に過ごしてきましたが、4月からは別天地での中学校生活がスタートします。
 3名とも様々な不安や心配があることと思いますが、あなたたちなら大丈夫です。毎日、笑顔と元気を忘れずにがんばってください。平分校のみんなが応援していますよ。 
 「卒業おめでとう!」、そして、「ガンバレ!」

   

   

防災授業

 3月11日の東日本大震災の5周年に合わせ小学部で防災授業を行いました。最初に全員で黙祷したあと、5・6年生が社会科でまとめた東日本大震災について調べたことを発表しました。
 その後、係の先生から「自分の身を守る」という視点でお話がありました。昨年度は一人でいる時やスーパー等にいる時に大地震があったらどうするか、学習しましたが、今回は津波について学習しました。
 気象庁で行った津波の模擬実験の様子を見て、児童たちはみんな驚き、津波の破壊力に圧倒されていました。「地震があったら海や河口には絶対に近づかない。」「高台に避難する。」学習が終わったあと、児童たちは強く肝に銘じていました。

   

「ももいろグラデーション」百瀬寿さんワークショップ

 3月11日(金) 画家の百瀬寿さんのワックショップがひらかれました。岩手県盛岡市から来ていただきました。グラデーションをテーマとして、絵の具のにじみや配列を工夫した作品を多数発表されています。ワークショップでは、百瀬さんの生い立ちや画家を生業としたいきさつ、作品作りへの思いなどを伺った後、作品作りが始まりました。素材は和紙と絵の具です。子供たち、保護者、教員それぞれに思い思いの色を塗ったり、重ねたり、ぼかしたり、感性のままに色の世界に没頭したワークショップでした。彩色した和紙を4×7の配置で並べて、どの組み合わせが良いか、みんなで考えて最終的な配置を決めました。組み合わせ次第で、ガラリと雰囲気が変わるおもしろさがあります。できあがった作品は、個の感性が溶け合った大変おもしろい作品になりました。今回のワークショップを通して、表現する楽しさを知った子どもたちでした。
 ワークショップを企画していただいた、いわき市立美術館の皆さん、そして百瀬寿さんに深く感謝いたします。ありがとうございました。

                                  
          
      百瀬 寿さん                       和紙を彩色しています。
          
お母さんと一緒に作品作りをしました。          和紙の配置を話し合っています。

                   
                   完成作品 題名はこれから決めます。

放課後子ども教室閉室式

 福島県の放課後支援事業で行っている今年度の平分校放課後子ども教室が3月10日で終了するため、閉室式を行いました。
 幼児児童から放課後子ども教室で楽しかったことの発表があった後、一年間お世話になった指導員の先生方からもお話しをいただきました。平分校の幼児児童はみんな放課後の子ども教室を楽しみにしていて、学校にいる時よりも目を輝かせ生き生きと活動していました。
 来年度は5月から実施する予定です。指導員の先生方ありがとうございました。

   

誕生会をしました

 幼稚部では、3月生まれの誕生会をしました。
 息の調節も上手になり、ろうそくの火を「ふう~~~」と長く一息で吹き消せるようになりました。3月生まれの幼児と、なにを作って食べたいか事前にやりとりをして決め、ホットケーキを作ることになりました。
 年齢に触れた場面では、自分の年齢と比べたり、自分は次の誕生日が来たらいくつになるのかなど、自分の経験に基づいたさまざまな話題が出てきました。
  
  
 お祝いする方もされる方も、みんな笑顔で元気な「おめでとう」が飛び交う楽しくておいしい誕生会になりました。
 このメンバーで誕生日をお祝いするのは最後になってしまいましたが、また一つ楽しい思い出が増えました。

ALT来校

 今年度最後のALT来校日でした。
 一年間お世話になったロジャー先生へ、子どもたちからプレゼントを渡しました。
幼稚部からは、ロジャー先生の似顔絵と、前回一緒に紙粘土でつくったドーナツのマグネット、小学部からは図工の授業にロジャー先生をモデルにして描いた似顔絵を渡しました。
  
  
 ロジャー先生とのかかわりは、外国の文化に触れたり英語の発音をきいたりするなど、子どもたちのにとってよい経験となりました。ロジャー先生、ありがとうございました!

リクエスト献立

 3月8日は、待ちに待った平分校のリクエスト献立の日でした。 
 給食を食べ始める前に、自分たちで話し合って決めたリクエスト献立の表を見返したことで、誰が考えた献立かを思い出したり、献立表と実際の献立を照らし合わして、会話が弾みました。
 中でもグラタンが大人気で、完食して担任の先生と喜びを分かち合っている様子も見られました。リクエスト献立を通して、自分たちで考えたり調べたり選択したりしたことが、食育にもつながりました。
  

幼稚部 おわかれ遠足

 幼稚部では、4日(金)に「海竜の里センター」へおわかれ遠足に行ってきました。
 風は少し冷たかったですが、外で元気よく体を動かして、たくさん遊んできました。幼稚部の幼児3人と保護者の方々、教員が参加してみんなで一緒に楽しい思い出をつくってきました。
 3人とも事前学習でおわかれ遠足に行くことを知ってから、「おべんとうがたのしみ」「あした えんそく!」と、この日をとても楽しみにしていました。
  
   みんなでドラゴンコースター!         みんなでおべんとう!
   「はやいよー!きゃー!!」    おやつの交換はじゃんけんで盛り上がりました。
   
     みんなで記念撮影。         みんなで握手。「ぎゅっぎゅっぎゅ」 

 約束を確認したあとは自由遊びの時間でしたが、子どもたち同士お互いの動きを意識する様子が見られ、「ぼく(わたし)は〇〇で遊びたいから〇〇にいこう。」と友達を誘ったり、友達からの誘いをうけて「いいよ。」「わたしは△△で遊びたいよ。」など自然なやりとりも生まれていました。
 まだまだ教師の仲介が必要な場面もありますが、自分の思いを相手に伝えることや、相手の考えを知りたいからこそ、きこうとする姿勢も育ってきていることから、子どもたち同士のかかわりも以前に比べ増えてきたと感じます。
 おわかれ遠足を通して、楽しい思い出ができました。

交流卒業生を送る会

 3月4日(金)にいわき市立草野小学校で「交流卒業生を送る会」が行われました。会ではそれぞれの校歌斉唱の後、5年生から6年生に贈る言葉があり、全学年によるふれあいタイムでゲームが行われました。6年生が主役のゲームはボール運びやジャンケンゲームがあり、みんなが盛り上がり楽しく過ごしました。
 その後、下級生全員から6年生にお祝いのメッセージが渡され、最後に鼓笛の引き継ぎが行われました。6年生として、最後の鼓笛演奏があり、それぞれの楽器や道具等が5年生に渡され、5年生が気持ちを込めて鼓笛の演奏をしました。
 このように、草野小学校と平分校の伝統はそれぞれ下級生に立派に引き継がれました。6年生のみなさん、ごくろうさまでした。

    

   

みみらんど学習会

 2月26日(金)に、みみらんど学習会「親子でたのしく発音教室」が開催されました。
 この学習会は、地域支援センターみみらんど・いわきが中心となって実施した学習会で、発音の基礎である声や息の出し方、口や唇、舌の動かし方を、親子で楽しみながら活動することをねらいとしています。
     
 校内と外部から参加者を募り、今回は4組の親子が参加してくれました。
 音楽にあわせて元気に声を出したり、紙風船を使ったイキ息レースでたくさん息を使ったりして、親子で楽しく活動しました。イキ息レースでは子ども部門、お母さん部門、親子部門に分かれ、それぞれがゴールを目指して白熱した戦いが繰り広げられました。
   
 楽しみながら口の動かし方や息の使い方を学ぶことのできた、笑顔あふれる学習会となりました。各家庭に戻ってからも親子で楽しめる遊びが、また一つ増えました。