日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

小川・川前地区の保健師さんにおいでいただきました

 本日、小川・川前地区の保健師さんにお出でいただき、早期教育相談の教室や幼稚部の教室などを見学いただきました。また、幼稚部・小学部の1年間の様子をパワーポイントにてご覧頂きました。
 
      
  【みみらんど、教育相談室の見学】     【学校の様子の説明】

 今回は小川・川前地区の保健師さんに見学いただき、パイプがつながったことで、乳幼児検診などで、聞こえの気になるお子さんやその保護者へのサポート体制が強化されました。
 
 乳幼児教育相談(みみちゃん教室)では『豊かな親子のかかわりを育む』ため、
・楽しい活動を通してお子さんの音への気づきや興味を育みます
・親子での共有体験を通して人とのかかわり、ことばへの興味と理解を育みます
・聞こえやことば、子育てに関する情報の提供を行います
・関係機関と連携しながら、地域でサポートしていきます

(大好きな人との心の通じ合いは、「こころとことばの育ちの基礎」になります)

 今後は、市内の各地域の保健福祉機関に訪問し市内の保健福祉機関との連携強化、そして浜通りの保健福祉機関との連携を一層強化し、子どもたちの健やかな成長のサポートをしていければと考えています。

 ※地域支援センター『みみらんど・いわき』では、みみちゃん教室(乳幼児早期教育相談)の他、出かける支援(保育所・幼稚園・小学校への相談支援)、ことばときこえの学習会などの事業を行っています。

平成29年度いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ

7月28日(金)、福島県立いわき支援学校において「平成29年度 いわき地区特別支援教育研究会 教育セミナーⅠ」が開催されました。
 本校からも分科会の話題提供者として、また学習者として多くの教員が参加しました。
 話題提供をした分科会では「きこえにくいってどういうこと?~<きこえ>について知ろう~」というテーマでお話しさせていただきました。

        
                   【補聴器と人工内耳について】

 話しを聞いてもらうだけではなく、実際に補聴器をつけてどのように聞こえるか、また、耳に指で栓をしてテーマに沿って話しをしてもらいました。

 体験を通しての感想
口形がにていることばの読み取り(はし・はち・はり)
・母音が同じ言葉は口形だけ見ると全て同じように見えた。
・子音は読み取れない。
・集中して見ていたのにわからない。ずっと集中しなければと思うと辛い。
・思ったより、音に頼っているということがわかった。
1対1での会話
・話す側の口の動かし方などに配慮が必要と感じた。
・会話を楽しむというより分かろうと必死になる。
・話ができるとうれしくなる。
・1対1で話すことに集中しているので、他の人から話かけられたら分からないと思った。
集団での会話
・みんながなぜ笑っているのか、うなずいているのか分からず、寂しい、取り残された気持ちになった。
・話しが分からず適当に返事をすることがあった
・ジェスチャーがあると分かりやすかった。
・聞こえる子だけが通じているようで、聞こえない子は寂しい思いをしているのかもしれないと思った。



【グループ内での感想発表】

この後、難聴の教員から「健聴者にありがちな誤解」について4つ、話をしてもらいました。

<健聴者にありがちな誤解>
①補聴器をつけていれば、何でもみんなと同じようにきこえている。
②みんなと同じように行動できているから困っていることはない。
③補聴器をつけていれば、どこからの音でもきこえている
④音声言語(はなしことば)でコミュニケーションできるので、だれとでも、どんな場面でも通じ合える。


 これらの誤解を解消し、子どもたちがより分かりやすい生活や授業が受けられるようにするためには、どんなことが事が必要かについても考え話し合いました。その内容は以下の通りです。

①について
・「ゆっくり」話し、時間や活動のゆとりをもってできるようにする。
・理解して行動できるような配慮(文字・実物・絵)をし、見通しがもてるようにする。
・本人が伝えられる環境作りと、意思表出するための手段を伝える。
②について
・「いつまで」「どのくらい」「誰と」などの内容を見通しがもてるよう視覚化(文字・絵)で表示・提示する。
・話し合い活動のときは、書いて知らせる。
・話す人は、「ゆっくり」「はっきり」「ジェスチャー」を交えて話す。
③について
・スピーカーの位置の確認。
・座席の位置に配慮する。(左右どちらの聴力がよいか、全体を見渡せる位置か)
・緊急時の約束事を決めておく。
④について
・短いことばで指示したり、話したりする。
・本人が分かっているか、伝わっているかどうか確認の方法に工夫が必要。
・文字や絵などの視覚支援があるとよい。
・話しのポイントを視覚化する。

 2時間半という時間ではありましたが、参加者が子どもの立場になって感じたり、今後どのように関わっていくかを考えたりする、とでもいい時間となりました。

 受講できなかった方々、もっと具体的で詳しい話が聞きたいという方、お子さんの聞こえが気になる保護者の方など、いつでも本校の地域支援センター「みみラらんど・いわき」の職員をはじめ、全職員がバックアップさせていただきます。お気軽に、ご相談ください。

福島県立聴覚支援学校平校内 
     地域支援センター「みみらんど・いわき」
     電話 0246ー34-2202
        FAX 0246ー34-5137

平成29年度福島県特別支援教育研究会・言語障がい教育専門部研修会

 7月26日福島県立聴覚支援学校郡山本校において、「平成29年度 福島県特別支援教育研究会・言語障がい教育専門部研修会」が開かれ、平校の職員も研修会に参加してきました。

      
 午前は、3つの分科会(「主体的な学びに関して」「豊かなコミュニケーションに関して」「自己を見つめ、社会生活を見据えたコミュニケーション」)に分かれて学習会が行われました。
 午後には信州大学から教職支援センター教授である庄司和史先生をお迎えして「聴覚障がい教育における話し合い活動について」の講演をいただきました。
 講演会では、幼児期の言語の発達過程や特徴、また、小学部以降での口声模倣(言われた言葉を真似て言う)の意義や指導する上で大事なことをお話しいただきました。

<指導する上で大事なこと>
①聴覚活用を重視し、聞こえやすい環境でことばをかける
②歯科雨滴に、互いの口元や表情、身振り、手の動きなどが見えやすいように注意すること
③多語文にこだわらず、できるだけシンプルに置き換える。
④曖昧なこと、はっきり分からないことは、無理しない。
⑤継続したやりとりの中で、言葉に置き換えること。


 さらに、聾学校(聴覚支援学校)の課題もお話しいただき、一同、課題解決のために一人一人がやらなければならないことを確認する場ともなりました。

 講演会の最後に聞いた『一番大事な専門性は「やる気」である。やろうと思ったら明日からでもできる。その、やる気が大事なんだ』と言う言葉が胸に刺さりました。
 
 この研修を活かして、2学期の指導にあたりたいと思いました。

校内ミニ学習会

 7月25日(火)研修部の教員が講師となり、ミニ学習会を行いました。
 第一回の今回の学習は、「子どもの聞こえにくさを体験し、情報保証の大切さを知る」と言う内容で行われました。
 始めに授業の一場面を想定し、体験を行いました。
 まず二人組になり、一方の人は、難聴者役(ヘッドホンをして周囲の声が聞こえないくらいの大音量を耳から入れ)、もう一方の人は情報保証役(授業や会話の内容を紙面に書き起こす人)になりました。

【先生を見て話を聴いたり、情報保証を見て確認しながらの話し合い】

テーマは、「夏祭りの出し物」について。
 グループで何をやりたいかを話し合い、話し合いでの内容を発表すると言う流れで進みます。また、グループから吸い上げた出し物をどのように運営するか、だれが準備をするか、出し物をする時間は何時からにするか、などを話し合いました。
(グループ学習→一斉指導)
 
 結果→<難聴役>の先生からは、
       ・ゆっくり話してもらうと分かりやすかった。
       ・全体の話し合いになると誰が話しているかわかりにくかった。
       ・ずっと集中して見る(聴く)ことが大変だと言うことが分かった。
       ・ジェスチャーや手話を入れてもらえると話がわかった。
    <情報保証>の先生からは
       ・先生から子どもたちへの質問を続けて行ったとき、誰がなんと
        言ったのか、スピードが速くて書いて伝えることが難しかった。
     
と言う、感想がでました。
 
 次に、役割を交代して「夏休みにしたいこと」というテーマで話し合いをしました。(一斉指導)
 
 結果<難聴役>の先生からは、
       ・みんなでの話し合いはどこを見ていいかわからなかった。
       ・手を上げてから話してもらうと誰が話しているか分かったと思う。
       ・積極的に手を上げられなかった。
       ・集中力が途切れてしまった。
    <情報保証役>の先生からは
       ・伝わったかどうか聞き直す必要性があると感じた。
       ・要点を絞って書かないと話について行けない。
       ・全部は伝えられない。

という、感想がありました。
 
 まとめ
〇子どもたちは分かる言葉やキーワードを手がかりに話の内容を推測している。その言葉を獲得するのには、経験が大事。
〇人によって言葉のとらえ方の得手不得手がある(口話を読み取れる、文字があるとわかる、手話で読み取るなど)ので、難聴者が分かりやすい方法で伝える。
〇手話の技術の向上をはかる。
〇情報の受け取り方、伝え方を教える。
〇短い時間で覚えやすくして教える。
〇自分で調べることができないことは教える。

 今回の校内ミニ学習会では、聴覚支援学校の教員として、
子どもの聞こえにくさを体験し、情報保証の大切さを再確認する場となりました。

 不定期ではありますが、このようなミニ学習会を年間を通して実施し、教員の専門性を高めていきます。

七夕子供笹飾りコンテスト

 夏休みに入る前、幼稚部では「第15回平七夕子供笹飾りコンテスト」に七夕飾りを出品するために吹き流しを制作しました。
 吹き流しは、子どもたちが大好きなアンパンマンとコキンちゃんにしました。お花紙をたくさんくさん丸めて丸めて丸めて…。
【お花紙を丸める様子】

 そして、顔の形の張り子に貼り付けます。

【アンパンマンの張り子にお花紙を貼り付ける様子】

 「くるくる」「ぺったん」「べたべた」など、擬態語をたくさん使って制作しました。先生にもちょっと手伝ってもらいましたが、かわいらしいアンパンマンとコキンちゃんが完成しました。

 
 平七夕祭は8月6(土)・7(日)・8(月)日の三日間。展示場所は平本町通り丸伊(まるい)酒店前です。ぜひ、足を運んでご覧ください。

第1学期終業式

 本日、幼稚部・小学部の1学期終業式が行われました。
 式では、分校長から夏休みの過ごし方についての話がありました。担任からも常々話しを聞いているのですが、分校長からも同じ内容の話を聞き、「先生みんなが同じこと言うんだ。そうか、大事なことなんだ」と納得して聞いている様子でした。

      
    【「早寝・早起きをしましょう」】

    
【「午前中の涼しい時間に勉強や手伝いをするといいよ」】

 生徒指導担当の教員からも夏休みの過ごし方について話がありました。  

【安全に楽しく夏休みを過ごすためのおはなし】

1つめは「規則正しい生活をしよう」
2つめは「事故に気をつけよう」
3つめは「補聴器の点検を毎日しよう」
とのはなしがありました。具体的にはどういうことなのかといった説明を、神妙な面持ちで聴く児童が多くいました。
 
  夏休みにしかできないような体験をたくさんして、
家族の協力を得ながら安全で楽しい休みになるといいですね。

トマトの収穫祭をしました

 小学部2年生の生活、「野菜を育てよう」という学習の中で児童がトマトを選び育ててきました。ミニトマトではないので、「元気に育つか」「トマトの実がなるか」不安ではありましたが、毎日水をあげて世話をしてきました。
 終業式前日である昨日、赤く実ったトマトを使ってピザを作りました。収穫したトマトはとても甘く、生で食べてもとてもおいしかったのですが、児童がみんなに食べてもらいたいとの願いでピザにすることにしました。
 ピザを作るときには、簡単な手順表を読み、進めていきました。


       
    【収穫したトマトを使ってのピザ作り】

 ピザが完成すると、小学部の全員を呼んできて、一緒に食べました。みんなからは「おいしい」との感想が聞かれ、うれしそうにしていました。そして、次の野菜を育てた時にも、ごちそうを振る舞う約束をしました。育てて嬉しい、振る舞えて嬉しい時間となりました。
 2学期には、いったいどんな野菜を育てるのでしょうか。今からごちそうが楽しみです。

パン屋さんに行きました!

 7月12日、幼稚部の2名でパン屋さんに行ってきました。継続して行ってきたパン屋さんごっこの総まとめです。
 二人は、大好きなアンパンマン、ドキンちゃんのパンを選び、自分でお金を払う経験をしました。


【パン屋さんでおかあさんと一緒に】

 パン屋さんを後にし、近くの公園で買ってきたパンを早速食べました。大好きなキャラクターパンを目の前に、二人はとても喜んでいました。


【パン屋さんの近くの公園で「いただきまーす」】

 さて、自分で作ったパンと、パン屋さんで買ったパンは、どちらがおいしかったかな。 

水泳の授業が始まりました

 小学部では、体育の時間に草野小学校のプールをお借りして水泳の学習も進めています。10日、月曜日が本年度、第1回目の授業となりました。
 新一年生もいることから、注意事項などを確認してから出発しました。

 プールの中では、人工内耳や補聴器をつけていられないので、先生の手話や口形を逃さずよく見ることが重要になってきます。経験のある上学年の児童は、「これが終わったら先生からの話がある」と予想をつけて時々先生の方向を見ることがありますが、まだ慣れない下学年の児童は友達や先生から注目するよう促されることもあります。「先生の話をよく見る、よく聴く」ことは安全に楽しく学習するために毎回確認される事項です。

 
  【視覚支援を行いながらの学習】

 初回は、みんなが水に慣れるよう、なじみのある『貨物列車』をやったり、先生がつくったトンネルをくぐったりして楽しみました。

 
【『貨物列車』じゃんけんで勝った人の後ろに負けた人がつながります】

 水泳の学習は能力に応じて9月初旬まで続きます。

七夕お楽しみ会

 七夕の前日ではありますが、七夕お楽しみ会が開かれました。

 まず、会の始まる前にみんなが作ってきた飾りを笹に飾り付けました。司会進行は5年生が務めました。

 七夕のお話を聞いた後、願い事の発表がありました。

   【七夕のお話】

 願い事の発表では、事前に書いた短冊を読み上げました。お願い事は次の通りです。
「アリエルに会いたい」「フィンランドに行ってムーミンに会いたい」「ブロックを長くつなげたい」「プールに入りたい」「ザリガニをたくさん育てたい」「速く走れるようになりたい」「ピザ屋さんになりたい」「将棋が強くなりたい」「ディズニーランドに行きたい」「パティシエになりたい」「hikakinに会いたい」「大工さんになりたい」

 【願い事の発表】

 願い事の発表の後はゲームを行いました。今年のゲームは「花いちもんめ」です。6年生がやり方の説明をしてくれ、ゲームの始まりです。チームで誰が欲しいかを相談して決めました。ゲームを進行する中で上級生が下級生への気配りをしたり、下級生は上級生にリードされてたりして楽しく進めることができました。

 【ゲーム『花いちもんめ』】


         【記念撮影】
 
 最後にプレゼントをもらい、子どもたちは目を輝かせていました。

「子どもたちが、毎日の学習や家庭での手伝いを頑張ることで、願い事が叶いますように」

「パン屋さんごっこ」

 幼稚部では友達を意識したやりとりを発展させるため、現在は総合活動の時間に「パン屋さんごっこ」をしています。
 パン屋さんを開くために、粉をこねるところから始めました。丸めたパン生地にアンパンマンの顔のパーツをつけて、オーブンで焼きました。本物の"アンパンマン"ができました。

      【アンパンマン作り】


     【アンパンマンの完成】

 小学部の子どもたちにお客さん、一方、幼稚部の子どもたちはパン屋さんに変身し、「あんぱんまん」「どうぞ」などと、やりとりのれんしゅうをしています。


    【パン屋さん練習】

 今後は、実際にパン屋さんに行って買い物をしてくる予定です

小学部1・2年 本文校交流会

 6月30日、郡山本校において、福島校、会津校、郡山本校、そして平校が集まって本文校交流会が開かれました。

 交流会では、自己紹介の後、各校が主催のゲーム大会を行いました。初めは、緊張していた二人でしたが、ゲームが始まると笑顔と元気にあふれ、各校の友達と楽しく活動することができました。

    【自己紹介】


【平校主催ゲーム 貨物列車】

 同じ学年の友達とかかわる機会を得、友達を見て学び、認め、尊敬したりと、普段の学習では得られない気づきがあったようです。
 幼稚部から経験している本文校交流会ですが、年齢が上がるにつれ感じることも違ってくるようですね。
 下校時、玄関で本校の児童に見送られ「またね、ばいばい」とハイタッチをして帰ってきました。

 来年の交流会では心も体も大きくなって会えるといいなと思います。交流会あとも、手紙を書いてやりとりを続ける予定です。

いわき市小学校陸上競技大会地区大会

 開催場所は、いわき陸上競技場。昨日の天気予報では、雨の予報でしたが、予報に反し雨は降らずにとどまってくれました。暑くもなく陸上競技をするにはちょうどいい天候の中、大会が開催されました。


【女子80メートルハードル走】

児童の感想:「目標にあと3cm足りなくて悔しかった。思ったより楽しかっ
       た。横山先生から緊張をほぐす方法を教えてもらって、やってみ
       たら本当に緊張が解けていくみたいでなくなった。」



【女子ソフトボール投げ】
 
児童の感想:「足がずれてビリになってしまった。足がずれないようにできればよ
       かった。でも、目標達成できてよかった。」

 二人とも、自分の持てる力を十分発揮したようで、晴れ晴れとした表情で報告してくれました。

いわき市小学校陸上競技大会壮行会

 本日の全校集会が終了後、「いわき市小学校陸上競技大会」平地区予選に出場する六年生二人の壮行会が開かれました。
 これまでの約2ヶ月、毎日練習してきた二人からは練習での記録を上回りたいとの発表がありました。

【出場種目と目標の発表】
 
 下級生からは、その目標が達成できるようにと熱いエールが送られました。
【下級生からのエール】

 地区予選は明後日28日。練習してきた成果を記録更新という形で結果を出せるといいですね。


   【記念撮影】

校内研修会

 本日、校内研修の一環として筑波大学付属聴覚特別支援学校より鎌田ルリ子先生と眞田進夫をお迎えしました。
 本年度の研究テーマは、個別の教育支援計画を基に『チームで進める"自立活動の視点"を活かした授業づくり~幼児児童の言葉の育ちを捉えた"分かる"授業作り~』として、研究を進めています。本日、幼稚部は総合活動『パン屋さんごっこ』、小学部は第一学年国語『くちばし』の授業を行いました。


【幼稚部・『パン屋さんごっこ』】

【小学部一年国語『くちばし』】

 研究授業を行った学級だけでなく、各学部各教員の指導の悩みや授業作りの工夫など、助言をいただく時間を設け、それぞれの教員の専門性の向上につなげました。

【幼稚部勉強会】
 
【小学部勉強会】

 研修の最後に「何かを話しかけられる回数が多い子どもは、必然的に多くの言葉を話すようになる。」というお話をいただき、とても印象的でした。言葉のシャワーを浴びることが語彙獲得の近道だということを改めて確認しました。

表彰式

 6月13日㈫の全校集会では、先月行われた「交流春の大運動会」の表彰式が行われました。表彰されたのは、個人競技で1位から3位までに入賞した児童。
 名前を呼ばれた児童は自慢げで、そして嬉しそうな表情で分校長の前に立ちました。     

    
      【5学年 徒競走第2位】

 賞状をもらった児童は来年も賞状がもらえるように、そして賞状をもらえなかった児童は賞状をもらえるよう、練習をがんばることを決意した瞬間でした。

『千里の道も一歩から』そして、『継続は力なり』
 

第1回 授業参観

 本日(6月11日)第一回、授業参観を実施しました。
 小学部は、1校時と3校時を幼稚部は総合活動の時間を見ていただきました。授業の内容は以下の通りでした。
 
  幼稚部3・4歳       「さつまいものなえをうえよう」
  小学部1年   1校時 算数「いくつと いくつ」、
                「あわせて いくつ、ふえると いくつ」
          3校時 国語「わけを はなそう」、「はなの みち」
  小学部2年   1校時 算数「あわせて いくつ」
          3校時 国語「ことばを 見つけよう」
  小学部3年   1校時 社会「いわき市」
          3校時 理科「たねをまこう」
  小学部3・5年 1校時 日常生活の指導「朝の会」
          3校時 生活単元学習「父の日のプレゼント作り」 
  小学部5年   1校時 国語「生き物は円柱形」
          3校時 理科「魚のたんじょう」
  小学部6年   1校時 国語「カレーライス」
          3校時 社会「天皇中心の国づくり」


※写真は授業参観日当日のものではありませんが、このような形で授業が行われています。
【幼稚部3歳】

    【小学部 1年生】

 2校時の時間帯には、保護者の方々に奉仕作業をして頂きました。いつも行き届かない学校内の清掃をしていただき大変助かりました。ありがとうございました。

日赤「歌と踊りのコンサート」

 今年度も、日本赤十字社の復興教育支援の中の一つ「学校支援事業」で「歌と踊りのコンサート」が開かれました。
 このコンサートでは、しんちゃんの素敵なピアノと、さとちゃんの素敵な歌声を聴くことができました。『ともだちになるために』は手話を交えて歌っくださり、よりわかりやすく楽しむことができました。

         
 【さとちゃん(左)と しんちゃん(右)】         【記念撮影】

 会の終了後、こどもたちに何が楽しかったかインタビューすると、「きのこのダンス」という答えが多く聞かれました。
 日本赤十字の皆さん、楽しい会を提供してくださり、ありがとうございました。

移動図書館

 今日は、月一回の移動図書館の日。今年度は3回目となりました。学校の図書室から借りるのとは違い、子どもたちがとても楽しみにしている活動です。

       
【本を返却しているところ】     【本を選んでいるところ】

 車内は二人がすれ違うのがやっとの広さなので「すみません、通してください。」と言って、お目当ての本のあるところに移動したり、「並んで。わたしの後ろ。ここ。」と上級生が下級生に声をかけたりしてくれています。

 子どもそれぞれに興味のある物を借りたり、友達が借りていておもしろそうだったから借りたりと、借り方にはいろいろあるようです。

 子どもたちは絵や文字を追って、探したり、気づいたり、事実を知ったり、想像したりして本が誘う楽しい世界へと足を踏み入れています。

羽化しました!

 3年生が理科の授業で、卵から育てたモンシロチョウ。5月22日に「幼虫がサナギになった」との報告がありました。それから1週間ついに蝶となり、3年生の子どもたちは各教室をめぐり目を輝かせ、友達に伝え歩いていました。




 
 子どもたちのいない休日に羽化してしまったのが残念ですが、卵から幼虫、サナギ、蝶へと変化する生き物の成長の変化を観察することができました。

後援会総会開催

 5月26日(金)本校応接室にて後援会総会が行われました。
 会では、後援会会長をはじめ会員の参加があり、平成28年度の会務・会計報告がありました。会務報告では、パワーポイントを使って子供たちの学校生活の様子を見ていただき、学校での活動や後援会費の使い道など知っていただくことができました。



 しかし、昨年度に比べて後援会の会員数が減っていることが懸念されています。会員を増やすためのアプローチなども話し合いました。

 このHPをご覧の皆さんの中で本校の後援会に賛同いただける方は是非とも入会をお願いします。


       福島県立聴覚支援学校平校後援会会則(抜粋)
第3条 本会は、本会の趣旨に賛同する者および団体を持って組織し会員を下記のとおりに             分ける
普通会員(一般後援者)   特別会員(市町村・各種団体)

第4条 本会は前条の目的を達成するため下記の事業を行う。
  1、聴覚障がい教育(聾教育を含む)の施設充実の促進
  2、聴覚支援教育(聾教育を含む)の普及啓蒙及び就学奨励
  3、聴覚支援教育(聾教育を含む)の研究、調査の助成
  4、その他、本会の目的達成に必要と認める事業

第5条 会員は、下記の通り会費を負担する。
  普通会員  1000円(一口)以上
  特別会員  3000円(一口)以上

 振込先については、本校後援会事務局【電話0246-34-2202】までお問い合わせください。

大きなかぶ

 先日、紹介した大きなかぶ。
毎日水をあげて育ててきたので、スーパーで売っているような大きさになりました。S君に収穫する日を決めてもらうと、カレンダーの5月26日の欄に「かぶをぬく」と書き込み、楽しみにしてきました。
 大きく育ったかぶを初めて抜くときには、どのくらい力を入れたらいいかわからずはじめはそっと、徐々に力を加えていきました。「うんとこしょ、どっこいしょ」と『おおきなかぶ』の台詞をいいながら抜きました。かぶを大事にそっと抜き、小さい順に並べました。
 


「これは、あかちゃん。これは、幼稚部。これは小学生。これは大人」と、かぶを人に見立て、話してくれました。
 この後、きれいにかぶを洗い、袋に詰め大事に抱えて持ち帰りました。とても心に残る体験だったようで、家庭で「おおきなかぶ」のお話を朗読したり、どうやって抜いたのかを何度も話したとのことです。
 持ち帰ったかぶはお味噌汁にして食べたそうで、「あまくて、おいしかった」といった感想も聞かれました。
 
 現在s君はトマトを育てています。トマトも大きく育ち、たくさん収穫できるといいですね。

5年生 -草野小との交流田植え-

5月26日(金)小学部の5年生2名は、草野小学校との交流で、田植えに行ってきました。天気予報は雨でしたが、みんなの気持ちが伝わったのか、雨は降らず、無事に田植えをすることが出来ました。
 本校の児童たちは、草野小のみんなと一緒に裸足で田んぼに入り、一生懸命に田植えをしていました。「ドロの感触が気持ちいい!」と、普段は味わえない感触を楽しんだり、本当にうれしそうに笑顔で田植えをする様子が見られたりと、とてもいい経験になりました。
 今回植えた稲は、11月の交流秋祭りで餅つきをして食べる予定です。元気に育っておいしいお餅ができるといいですね。

          
                  【田植えをする5年生】

全校集会

 毎週月曜日、大休憩の時間に全校集会が開かれます。
 分校長先生のお話のあとの連絡事項では、学級から発表したいことやお知らせしたいことなどの連絡が行われることがあります。
 
 本日の連絡発表は小学部3年生から。理科で勉強、飼育している「モンシロチョウ」についてでした。



 「モンシロチョウの幼虫がさなぎになりました」
 とても嬉しそうな表情で、全校生の前で連絡発表してくれました。
 卵から幼虫が生まれ、毎日食べ残された古いキャベツや糞を取り除き、入れ物をきれいに洗って新鮮なキャベツを与えて育ててきました。5月19日(金)にはまだ幼虫でしたが、今朝容器を覗いてみるとさなぎになっていたそうです。子どもたちの気づきやよぎった感情も大切にしながら全校集会が行われます。





さて、さなぎはいつ「チョウ」になるのでしょうか。

交流春の大運動会

 5月14日(日)霧雨の中、春の交流大運動会がいわき市立草野小学校で開催されました。
 小学部の児童は4月より草野小学校に出向いて、競技の練習を重ねてきました。また高学年の児童は準備係の担当となり、下学年の競技で使用する道具の出し入れの練習なども行いがんばってきました。練習が終わって学校に戻ってくると「今日は○番だった」「今日は○組が勝ったよ」「今日はこうなって負けたから今度はみんなで協力して勝つ!」などたくさんの話が聞かれました。 

1
   【入場行進】
 


  【たけとりものがたり】


 【やさい 大すき】


   【つなひき】


【鼓笛パレード】


【ソーラン節】


【じょうずに はこぼう】


      【準備係】

 当日はあ
いにくの天候ではありましたが、保護者の方々や友達の声援をいっぱいに受け、練習の成果を出すことができました。競技後の子どもたちは充実感に満ち、晴れ晴れとしていました。

大きなかぶ

 小学部2年生は、毎朝かぶに水をあげています。1年生の時に「大きなかぶ」を国語で学習し、大事に育ててきたかぶです。葉がぐんぐん伸び、実の部分もどんどん大きくなってきました。
 実際にかぶを育てることを通して、各部分の名称や形、においなどにも触れ、自分の経験を言葉で押さえる学習にもつながりました。
 抜けないときはどうするか、かぶの花はどんな花なのか、種はどこにあるのか等児童からの疑問をもとにやりとりしながら学習を進めてきました。S君も大きくなったかぶの
収穫をとても楽しみにしています。
 
「大きな大きなかぶになれ。あまいあまいかぶになれ!」
5月下旬に収穫する予定です。

放課後子ども教室の開室式

 今日から、放課後子ども教室が始まりました。開室式では、母子訓練センターの木村先生からは、みんなでたくさん遊び、楽しい時間を過ごしましょう、とお話があり、そのあと分校長先生からは、ルールを守って楽しく遊びましょうと話がありました。代表の児童が大きな声で「よろしくお願いします。」とあいさつをしました。
 
 放課後子ども教室は、小学部の児童と幼稚部の幼児が学年を超えてかかわることのできる場になっています。子どもたちは、子ども教室が始まるのをとても楽しみにしていました。毎週、月曜日から木曜日の放課後、元気に活動します。

本だいすき!

 平校には、移動図書館のバスが毎月1回やってきます。子どもたちはバスが来るのをとても楽しみにしており、バスが来ると本を入れるための自分のカゴを持ってぞくぞくと集まってきます。そして興味のある本、読みたい本をじっくり探して借り、ときには友だちと本を交換して読む姿も見られています。
 
 
 平校の子どもたちは本が大好きです。

春の遠足

 季節を感じながら自然の中で思い切り体を動かし、楽しく過ごすことを活動のねらいとして、4月28日に全校幼児児童と教員で、春の遠足に行ってきました。
  
 今年はいわき駅の近くにある「丹後沢公園」に行きました。学校から草野駅を目指して歩き、いわき駅までは電車に乗りました。
 電車に乗りときや移動の際には下級生に自然に声をかけ、手をつないで歩く上級生の姿が見られました。
  
  
 公園内の広場では自分たちで遊びを工夫し、ぼう落としやおにごっこ、シャボン玉など時間ギリギリまで汗だくで遊び、充実した時間を過ごすことができました。
  

PTA総会

 28日にはご多忙の中、保護者の方々にお集まりいただき、PTA総会を行いました。昨年度の会務報告や決算報告、今年度の会務計画や予算案などについて係から報告があり、役員選出では、保護者の方々が快く係を引き受けてくださり、とてもスムーズに会を運営することができました。ありがとうございました。今年度もよろしくお願い致します。
 

草野小学校との交流1年生をむかえる会

 24日に、草野小学校との交流「1年生をむかえる会」を行いました。
 平校の児童は交通安全教室を兼ねて、草野小学校まで歩いて行きました。はじめに係の先生から交通ルールについての話があり、歩道を歩くことや細い道は一列になって歩くことなどを確認してから、草野小学校までがんばって歩きました。
  
 草野小学校と平校の全校児童が体育館に集まり、かわいらしい1年生を拍手で迎えました。お互いの学校の校歌を歌ったり、太鼓の音をきいて仲間集めゲームをしたりして楽しい時間を過ごしました。
   
 そのあと交流学級ごとにわかれ、自己紹介をしたりゲームをして遊んだりしました。これから1年間、行事や教科などを通して交流を深めていきます。
  
  
 

FM補聴システム・Roger研修会

 教員一人一人の専門性を高めるとともに、平校の運用状況について理解を深めることを目的として、今年度も(株)フォナック社から鈴木さんをお迎えし、研修会を行いました。今回の研修では鈴木さんに新製品の情報提供をしていただいたり、疑問に答えていただいたりしました。
 この研修で学んだことを日々の生活や授業に生かしていきたいと思います。
  
 鈴木さん、ありがとうございました!

交通安全推進委員の任命式

 今年度も、草野駐在所から署員の方が来校してくださり、平校を代表して6年生の2名が交通安全推進委員に任命されました。命を守るためのルールのお話があり、一人一人任命書を手渡されました。
  
 平校では24日に交通安全教室を行います。一人一人が交通ルールを守って、気をつけて実施したいと思います。

入学おめでとう会

 3名の新入生を迎え、入学おめでとう会を行いました。新入生は上級生と手をつないで入場し、みんなに拍手で迎えられていました。
  
 新入生は自分の名前や好きなことなど、担任の先生とやりとりしたことをみんなの前で発表することができました。また、プレゼントをもらったり、じゃんけんゲームをしたりして、友達とかかわりながら楽しい時間を過ごすことができました。
 

平成29年度がスタートしました

 平成29年度の着任式、始業式が行われました。今年度は3名の新しい先生方をお迎えし、新学期がスタートします。幼児児童は、久しぶりに顔を合わせた友達と進級の喜びを分かち合っていました。表情からは、新しい学年になったことへの意気込みが感じとれました。
  
 また春らしい陽気の中、来賓の方々や上級生に見守られ、入学式が温かな雰囲気で執り行われました。ピアノの伴奏で体育館に入場してきたのは、3名のかわいらしい新入生です。今年度は小学部に2名幼稚部に1名、計3名の新入生が平校の仲間に加わりました。
    
  
 
 少し緊張している様子も見られましたが、入学許可の場面では、名前を呼ばれると元気に返事をして分校長先生から帽子をもらうことができました。今日から新しい生活がはじまります。平校での生活に早く慣れ、上級生の友達と楽しく遊んだりやりとりをしたりする姿が見られることを楽しみにしています。
 今年度も、聴覚支援学校平校をよろしくお願いいたします。

離任式

 本日、離任式がありました。今年度は2名の先生が聾学校平分校をあとにすることになりました。離任式には多くの幼児児童や保護者の方々、そして卒業生の方々が集まり、温かい雰囲気の中、思い出話に花を咲かせたり別れを惜しんだりしました。
  
<お世話になった先生への花束贈呈> <お見送りでのやりとりの様子>
 先生方、長い間たいへんお世話になりました。

   
 また、転校してしまうお友達のお見送りもしました。友達から「がんばってね。」とメッセージをもらい「がんばるよ。」と答えていました。
 お別れはとても寂しいですが、一緒に平分校で過ごした大切なお友達です。離れていても応援しています。また会えることを楽しみにしています。 

修了式

3月23日(木) 修了式でした。一年間の勉強は今日で終わりです。学校は一区切りです。春休みが終われば、新しい学年の勉強が始まります。ほっと一息ついたら、また元気に学校に来てくださいね。一年間がんばりました。進級おめでとう。

     
  在校生が全員そろいました。         修了証書授与


         

卒業式

3月21日(火) 聾学校平分校卒業式が行われました。本年度の卒業生は、幼稚部2名、小学部1名です。あいにくの雨でしたが、ご来賓の方々や家族、友達、教員に見守られながら平分校を巣立っていきました。卒業おめでとう。がんばれ!みんな応援してるよ!

 以下、卒業担任からのコメントです。

〇幼稚部卒業担任
 入園した頃のことを思い出すと胸がいっぱいになりました。お別れの言葉を話す姿は堂々としていて立派でした。ここまで育ったのだと頼もしく感じました。春からは一年生。自信を持って1年生がんばれ!卒業おめでとう。

〇小学部卒業担任
4月に国語で学習した「支度」という詩を思い出しました。「心の支度は もうできましたか」との問いかけに「中学校生活への心の支度ができました。大丈夫です」と答えてくれましたね。 6年生になったばかりの頃は、不安でいっぱいだったあなたが、今では平分校のリーダーとして、みんなをまとめる頼もしい存在になりました。学習面では、つらいことやなかなか上手くいかないことも、あきらめないで努力し続けました。先生も中学生活の心の支度はできていると思うよ。心強い言葉を聞けてうれしかったです。卒業おめでとう。

         
             卒業生 入場

     
    卒業証書授与             幼稚部 お別れの言葉

            
   小学部お別れの言葉          クラスメートといっしょに

卒業・進級おめでとう会

3月10日(金)「卒業・進級おめでとう会」が行われました。今年度は、幼稚部2名、小学部1名が卒業します。入学以来の歩みを担任の先生が作成した愛情あふれるビデオで振り返ったり、できるようになったことをそれぞれ発表したりしました。3歳前の教育相談の頃から平分校に通っていた子どもたちです。あんなに小さかった君たちが、こんなに立派に成長したんだね、とみんなで感動しながら見ました。また、卒業生からは心のこもった卒業制作が贈られました。いよいよ、卒業式はもうすぐです。さみしさが募ってきますが、残りわずかの卒業生との時間を大切に過ごしていきたいです。

     
  幼稚部の発表              言葉をいっぱい覚えたよ

     
 アイロンビーズでつくったよ。       在校生に残したメッセージ

         

卒業おめでとう記念 校外学習

3月9日(木)小学部5・6年生の校外学習が行われました。卒業を記念して、子どもたち主体で計画と準備をし当日をむかえました。湯本駅前で足湯体験したり、レストランでの昼食、平城跡地や丹後沢公園などで遊んだりして、いわき市の魅力を心と体で満喫しました。自分たちでしおりを作成し計画したこともあり、充実した話し合い活動ができ、当日は6年生との楽しい思い出作りができました。

           
  湯本駅に到着                温泉はあったかいな!

    
  足湯を体験したよ。           喫茶店でランチ     

    
 猫ちゃんをみつけました。          丹後沢公園          

みみちゃんサロン

3月7日(火)みみちゃんサロン 
 「幼児期に大切にしてきたことはどんなこと?」
          お母さん同士でお話しました。

 昨年度、小学部を卒業した児童のお母さんと、今年度小学部を卒業する児童のお母さんをお迎えして、幼稚部在園のお母さんと乳幼児教育相談に来校しているお母さんとで、おしゃべり会を行いました。
 先輩お母さんが、我が子に寄り添い共に過ごしてきた時間、共に乗り越えてきた様々な出来事、親としての思いや願い、大切なことをお母さん同士で共有することができた、みみちゃんサロンでした。
 お母さん同士が真剣な表情でお互いの話をきく姿がとても印象的でした。私たち教員も勉強になりました。

交流6年生を送る会

3月3日(金)交流6年生を送る会が草野小学校でおこなわれ、本交小学部の児童が参加しました。この日は、縦割りグループに分かれて6年生とゲームをしたり、メッセージの交換をしたりして、6年生との楽しい時間を過ごしました。また、6年生から5年生への鼓笛の引き継ぎも行われました。6年生にとっては最後の演奏になり、5年生にとってはデビューの日になりました。演奏されたのは「ドラムマーチ、草野小学校校歌、聾学校平分校校歌」の3曲でした。本校児童はポンポンでの参加でした。この日のために頑張っていた様子が思い出され、胸が熱くなりました。

      
聾学校校歌を歌いました。          6年生にメッセージをわたしました。
        
  鼓笛の引き継ぎ                                        在校生に渡したしおり「夢」                                           

横浜FC「夢で会えたら」草野小交流学習

 2月20日(月)草野小学校において、「横浜FC」の中山雄希選手と市川暉記選手と「夢で会えたら」というテーマで夢を語り合う交流会が行われました。本校6年生が参加し、自分の夢を発表したり、両選手からアドバイスをもらったりしました。

 お二人からは「夢という目標を持ち続けることの大切さ」や「自分の夢を堂々と語ることのできる人になってほしい」との話があったそうです。授業の後の作文には、自分の夢を言ってもよいのかという不安や緊張した思いが綴られ、それでも勇気を出して発表したと書かれていました。だれでも夢を語るとき、こんな私が・・という思いがありますね。そんな気持ちを胸に、草野小学校の友達の前で話したのだと思います。作文の最後には、二人の選手から贈られた「自分の夢をあきらめなければ、夢は必ず叶う」という言葉を宝にして努力していきたいと書かれていました。もうすぐ卒業を迎える6年生です。この時期に、こうした機会に恵まれたことは貴重な経験でした。
「横浜FC」のみなさん、ありがとうございました。

           
             選手と話す 本校6年生

駅伝大会 スローガン発表

 駅伝大会が今週末あります。駅伝大会に向けてそれぞれ自主練習に取り組んでいます。一回目の合同練習では青チームが優勝、続いて二回目の合同練習では赤チームが優勝しました。総合タイムは3チームとも僅差です。力の差はほぼないと考えられます。どこが優勝するのか分からないのは面白いものです。本番までもう少し、練習を頑張りたいと思います。

 さて、練習とは別に小学部の5.6年生が駅伝大会のスローガンを考えてくれました。

     「力をあわせて たすきと心をつなごう」

 子供たちから最初に「力をあわせる」「たすき」というキーワードが出てきたそうです。そこで担任から「つなぐのは たすきだけなの?」という投げかけをしたところ「心もつなぐんだよ」という答えが返ってきたそうです。そこからこのスローガンができあがったそうです。「何だか駅伝っていいな」と思わせてくれる子供たちの言葉だと思いました。駅伝の本質を言い当てていますね。駅伝大会は24日(金)です。応援よろしくお願いします。
  
       

小学部 豆まき会

 2月3日(金)小学部で「豆まき会」を行いました。豆まきをしたり、豆まきの由来をきいたりしました。 立春をすぎると「暦の上では春ですが・・」「春とは名ばかりの・・」などの表現がでてきますね。こんなことにも気を留めてほしいなと思います。
 心の鬼の発表では、自分の心に中にひそむ鬼ともむきあい、そのあとの豆まきで追い出しました。まだまだ寒い日が続きますが、寒さを吹き飛ばす豆まき会でした。

       
  心の鬼を発表しました。            鬼は外! 福はうち!

       
   本気の豆まき          としおんなの5年生から福豆が配られました

駅伝大会 全体練習(2回目)

 2月1日(水) 駅伝大会の全体練習を行いました。前回の練習で、チーム名やたすきの色、走る順番が決まったので、この日の練習では実際に走りました。日頃からマラソンを趣味として毎朝10㎞走っている分校長先生から、走り方のアドバイスも受けました。体がぶれないように走ることが大切なのだそうです。この日の練習は、体育館での室内練習でした。勝ちたい気持ちはどのチームも強く、一生懸命走ったり、友達を応援したりしていました。また、高学年の児童が幼稚部の子どもたちを気遣ったり、教えながら走る様子も見られ大変ほほえましかったです。後半は駅伝のチームでドッチボールをして楽しみました。

      
   花の一区のみなさん、気合いがはいっています。  ゴールテープめがけて全力疾走 

      
  今日の優勝チーム「うま」チーム        ドッチボール ボールが大きい!

                           
          ボールが当たらなかった皆さん

生活単元学習「大豆をそだてよう」

 1月26日(木) 小学部4年生が畑で育てた大豆を使って味噌造りをしました。苗を20本植えて600gほどの収穫がありました。そのうち500gを味噌造りに使い、残りの100gは来週の豆まき会で福豆にします。
 今日の作業は、昨日から水に浸しておいた大豆を圧力鍋でやわらかく煮て、その後フードプロセッサーで細かく砕き、こうじと塩を混ぜて味噌玉をつくり樽に詰めました。ここまでの作業を一時間半ほどで行いました。煮た大豆はとっても良いにおいがして、そのまま食べてもとても美味しかったです。混ぜたり丸めたり、粘土遊びのように感触が楽しく、鼻歌を歌いながら作業していました。今年の夏が終わる頃、食べ頃になります。味噌の完成が楽しみです。

                   
   鍋に大豆を入れます。          米麹と塩と大豆をまぜます。
                                 
             味噌玉を作っておけにポン!

おしょうがつあそび

 元気いっぱい3学期が始まりました。今、幼稚部ではカルタや羽根つきなど、お正月遊びをして楽しんでいます。

<かるたあそびの様子>
 各家庭で、冬休み中に触れた言葉についてやりとりをして、それをかるたにしました。お正月に食べたものや遊んだものの名前、中には初詣をした経験をかるたにしてきてくれたお友達もいました。「札をとりたい、勝ちたい」とい強い気持ちで、子どもたちは真剣に読み手の先生の顔や口の形をよく見て取り組んでいました。きいて、記憶して、とって、伝えて、確認することでたくさん言葉に触れながら活動することができました。
  

<はねつきあそびの様子>
 「はねつき」と「はごいた」。間違いやすい言葉ですが、遊びを繰り返すことで整理されてきました。学校では本物のはねの代わりに風船を使って遊んでいます。負けると「かく」「かかれる」を確認しながら顔に墨で落書きされるので、子どもたちは必死です。最近では、先生たちが真剣勝負で挑んでも子どもたちに負けてしまうほど、みんな上手になりました。休み時間も自分たちで試合をする人と審判を決めて遊ぶ姿もみられるようになっています。
  
 羽根つきやかるた遊びなど、日常的に目に触れる機会は少なくなってきていますが、今の季節だからこそ触れたい言葉でもあります。子どもたちの興味関心ともすり合わせながら活動を計画し、遊びの中でたくさんの言葉に触れています。

初任者研修「他校参観研修」

 1月25日(水) 県立平養護学校、県立いわき養護学校、県立富岡養護学校の初任者14名が来校し、他校参観研修が行われました。授業の参観をしたり、聾教育についての講話をきいたり、幼児児童とふれあったりして1日を過ごしました。
 先生方を前にした子どもたちは、若い先生が来たぞ!遊び相手が来たぞ!と大いに盛り上がり、休憩時間にはサッカーをしたり、色鬼をしたりとたくさん遊んでもらい大満足でした。
 特別支援教育では、幼児・児童の障がいの理解や障がいに応じた教育についての理解が欠かせません。日頃は、聾教育とは異なる障がいの学校で教育に携わっている先生方ですが、今回の研修を通して聾教育への理解が少しでも深まればと思っています。
 
      
     全校集会で自己紹介           先生、遊ぼう!こっちだよ。

      
 平分校の卒業生と勉強したことがある先生でした。   サッカーで盛り上がりました。

浜通り地区聴覚障がい児を育てる親の会

 1月21日(土) 浜通り地区聴覚障がい児を育てる親の会「新年会」が行われました。今回は「もちつき」を行いました。14家族、総勢45名が集い「よいしょ、よいしょ」のかけ声にあわせて、元気いっぱいつきました。うすでついた餅は、ちぎったり丸めたりして柔らかい感触を楽しみました。「やわらかい」「手にくっつく」 子どもたちの反応は様々です。遊んだ後は、お母さんたちが作ってくれた「のりもち」「きなこもち」と「豚汁」をいただきました。久しぶりに卒業した先輩にあったり、体育館で遊んだり、お腹も心も大満足の楽しい会になりました。

    

    

    
       
            

第三回 平分校駅伝大会の練習始まる

 今年も平分校に駅伝シーズンがやってきました。幼稚部と小学部の全児童と教職員が3チームに分かれて競います。学校周辺の田んぼのあぜ道と農道を駆け抜けます。小さい子どもたちは800mコース、高学年は1000mコースを走ります。
 1月23日の全校集会では、チーム編成が発表されました。5・6年生のリーダーを中心に練習が進みます。どのチームも一番になりたいので、どうすれば勝てるか、走る順番を決めるのも真剣そのもです。これから全体練習を4回ほど行い本番にのぞみます。始業の前には自主練習をする子どもたちもいて、駅伝大会の2月24日まで練習が続きます。今年も怪我なく、チームで助け合いながらがんばりたいです。

            

第13回 そろばんオリンピック

 全国珠算教育協会主催の「第13回 そろばんオリンピック大会」において、本校小学部2年生が金メダルを取りました。競技の内容は「学年別 総合」というものです。全問正解、100点満点での受賞でした。下校後に珠算教室に通い練習を積んできたそうです。がんばりました。

              
           

いわき市小中学校版画展 見学

 1月12日(木) 小学部全員でいわき市立美術館に「いわき市小中学校版画展」を見に行ってきました。平分校の作品を見るだけでなく、市内の小学校の作品も見てきました。技法も様々、扱うテーマも様々です。国語の教材と関連させた作品や自画像などもあり、同じ学年の友達がどんな作品を作成しているのか、興味深く見てきました。作品展示と併せて、フロッタージュの技法を使った体験活動にも参加してきました。思い思いの型紙を作って、はがきサイズの作品を作りました。つくった作品は、いわき市立美術館に展示されています。
 版画展の見学の後は、高学年と低学年に分かれて活動しました。高学年は、市役所と議場の見学をしてきました。低学年は、図書館にいき本を読んだり借りたりしてきました。それぞれこの機会を利用して様々な経験をしてくることができました。

     
平分校の作品の前で記念撮影         市内の小学校の作品を見ました

     
     フロッタージュの技法でオリジナルカードをつくりました。

     
 いわき市議会の議場の見学         昼食も食べてきました。


 図書館でいっぱい本を読みました。

3学期 始業式

 あけまして おめでとうございます。今年も平分校をよろしくお願いします。

 さて、1月10日(火) 第三学期の始業式が行われました。
 始業式の日に元気に登校した子どもたち、早速、冬休みの出来事を担任の先生にお話ししていました。短い休みでしたが、楽しいことが沢山あった冬休みだったようです。話し出すと止まらない子どもたちでした。
 始業式では、進級や卒業にむけて、目標を持って過ごしましょう!とのお話がありました。今年度のまとめの時期です。毎日の授業を大切にしながら過ごしていきたいと思います。

    

第2学期 終業式 

 今日は、第2学期 終業式でした。夏の終わりから秋、冬と三つの季節にまたがる、長い学期も今日で終わりです。終業式では、分校長先生のお話、生徒指導部の先生からのお話を聞きました。冬休みに入ってすぐのクリスマス、お正月にお年玉、子どもたちの心は明日からの楽しい冬休みに飛んでいっているようでした。
 終業式の後には、各学級の担任の先生から「通知表」や「学校生活のお知らせ」が渡されました。そこには、今学期の生活や学習の記録が入っています。子どもたちががんばっていたこと、伸びているなの感じたこと、すてきな姿が見えたときのことが、詳しく記されています。家庭での今学期の振り返りに役立てていただければと思います。
  明日からの冬休み、思う存分楽しんでほしいです。
   次は1月10日(火) 第三学期 始業式に会いましょう。良いお年をお迎えください。


      

掲示物の紹介

  明日は第3学期の終業式です。大きな怪我などなく、無事に明日を迎えられそうです。子どもたちが怪我をしたときや具合の悪いときに、頼りにしている養護教諭の先生は、毎月、保健室前の掲示板にさまざまな工夫をしています。
 今回は、地域の感染症にかかっている子どもの数を視覚的に見えるようにすることで、感染症予防の意識を高めてもらおうと、インフルエンザ等の感染症で学校を休んでいる人数のお知らせのコーナーを作ってくれました。子ども達は保健室の前で足をとめ、「こんなにいっぱいいるんだね。」「気をつけよう。」などといった予防の意識が高まっているようでした。
 その他、クイズや実際に子ども達が手にとって動かしたりすることのできる掲示物などの工夫もあって、子どもたちは毎回足を止めて見入っています。毎月楽しみにしています。明日からいよいよ冬休みです。インフルエンザ等には十分気をつけて、有意義に過ごしてほしいと思います。
  

クリスマスお楽しみ会

  今日は子どもたちが楽しみにしていたクリスマスお楽しみ会でした。このお楽しみ会は幼稚部と小学部の合同で行う活動で、ミニ運動会をしたり学部ごとに音楽の発表をしたり、一緒に給食を食べたりします。
 みんなで協力してツリーに飾りをつけ、わくわくして待っているところにサンタさんとトナカイさんが登場し、子どもたちは大喜びでした。サンタさんへの質問コーナーも盛り上がりました。
  
 「上手!と小学部のお兄さんにほめられたよ。」 サンタさんとトナカイさん

  
 ミニ運動会では、サンタチームとトナカイチームに分かれて①2人3脚②キャタピラ競争③パン食い競争を行いました。高学年の児童が中心となって組み合わせを考えたり順番を決めたりするなど、各チームとも綿密な作戦会議を行って臨んでいました。
   
 各学部ごとの発表では、ハンドベルに挑戦しました。小学部はタイミングを合わせて「ジングルベル」を幼稚部は先生をよく見て「きよしこの夜」を演奏しました。先生方もサプライズでクリスマスソングを歌いました。
  
 サンタさんにプレゼントをもらって、楽しい会になりました。

いわき市小中学生 版画展

 今年も、いわき市小中学生版画展に出展する作品ができあがりました。今年度は、絵本「かいじゅうたちのいるところ」を題材にして作品作りを行いました。1年生から6年生までの共同作品なので、それぞれの実態に合わせて版画の手法も工夫されています。高学年は、ゴム版を彫刻刀で削り多色づりで仕上げました。低学年は、タイヤやコンクリート壁などの模様に紙をあててクレヨンで写し取り、それらを組み合わせて絵本に出てくる「かいじゅう」を作りました。



        
 
 作品の展示は、いわき市立美術館で来年1月5日(木)~1月15日(日)に行われます。小学部の児童も期間中に見学に行く予定です。お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

授業参観

 
  7日(水)に授業参観があり、子どもたちの学校での学習や活動の様子を、保護者の方々に参観していただきました。また、普段あまり見る機会のない他学部の授業を参観する機会にもなりました。
  
 
 また、授業参観と共に給食試食会も実施しました。学校給食と食育についての理解を深めていただくきっかけになればと、昨年度より実施しています。給食の内容だけでなく、子どもたちが普段、どんな様子で給食を食べているのかをぜひ知っていただきたいと考え、今年度は「一緒に食べる」という形式をとりました。
 保護者の方々からは「家とは違う味付けや食材もあったので、家でも作ってみようと思う。」「子どもの給食時の様子を見ることができてよかった。」などの声が聞かれました。お忙しい中、参加してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
 

家庭科の調理実習(5.6年生)

 5.6年生の家庭科では、「ごはんと味噌汁を手順よくおいしく作ろう」というめあてのもと、調理に使う道具の名前を確認しながら、「ごはん」と「味噌汁」作りに挑戦しました。
 まずは、透明な鍋を使ってごはんが炊ける様子を観察しました。火加減に気をつけながらおいしいごはんが炊けました。
 味噌汁作りでは、昆布と鰹の合わせ出汁、にぼし出汁の2種類を準備して味比べを行いました。それぞれが考えて選んだ味噌汁の具も、切り方を工夫しながら入れました。とてもおいしい味噌汁になりました。
  
  
 できあがった「ごはん」と「味噌汁」は、みんなで試食をしました。子どもたちの作ったものを試食をした担任の先生たちからも、「心がこもっていて優しい味だった。」「丁寧に出汁をとったお味噌汁はとてもおいしかった。」などと大絶賛でした。

聾学校平分校校内研修会

 1129日(火) 今年も筑波大学より松本末男先生をお迎えして校内研究会が行われました。末男先生と平分校とのご縁はかれこれ10年ほどになります。子どもたちの姿を継続的に見ていただいており、授業参観の後には言葉の育ちをふまえた助言をいただきました。 

 講義では「幼児・児童の言葉の育ちをとらえた授業づくり」というテーマでお話いただきました。 一番にお話しされていたのが「子どもを受け止め、認め、褒め、共感的なかかわりをすること」でした。ことばを育てていくためには、子どもを大事にし、心のこもった言葉で応えていくことです、というお話が印象的でした。
 日々の授業に取り組んでいますが、時々、焦る気持ちがわき出てくることがあります。こうした指導者の揺れに対して、末男先生からは、あきらめない強さと、子どもの一生懸命さを敬い、指導の長期的な展望をもとに焦らないことが大切という助言をいただきました。気持ちを柔らかくして、子どもたちに向き合う大切さを思った研修でした。
末男先生、ありがとうございました。

        

第12回全国聾学校作文コンクール

 小学部6年生が「第12回 全国聾学校作文コンクール」で入賞しました。
 
 題名「伝えたい、自分の思いを」

 草野小学校の友達とのやりとりから考えたことをもとに、主に自立活動の時間や国語の時間に自分と向き合い書いた作文です。 作文を書くことを通して、体験を言葉にして思考をめぐらし、体験を体験で終わらせることなく経験にしていく、その経験をもとに次なる一歩を踏み出すことを確実に行っていきました。
 いろいろな面で心の成長が見られたと思います。佳作に入賞、本当におめでとうございます。
今回の入賞を自信にして、これからもがんばって欲しいと思います。

            

校外学習②

 18日に2回目の校外学習に行ってきました。場所は今回も21世紀の森公園です。前回の校外学習で子ども達に人気だったのはローラー滑り台で、先生やお母さんたちも一緒にみんなでつながってすべったのがおもしろくて、学校に戻ってから、みんなで長い長いローラー滑り台を制作して、ドングリなどを転がして遊びました。
 
 風は少し冷たかったですが、今回も天気に恵まれ、絶好の校外学習日和でした。
  
  今回もローラー滑り台を楽しみました。  高いところまで登れるよ。「たか~い!」
   
 蜘蛛の巣みたいな遊具は、前回怖くて先生と一緒に登っていましたが、何回か挑戦するうちに、ロープをしっかりつかみ自分で足を進められるようになりました。体の使い方が上手になりました。
 
 みんなでおいしいお弁当を食べたあとは、恒例のお菓子交換会もはじまり、おなかも気持ちも大満足の校外学習でした。
 月曜日のなかよしタイムは「絵日記の発表」です。今日は校外学習で一番楽しかったことや自分の気持ちなど、休み中に各家庭でやりとりをして描いてきてくれた絵日記をみんなの前で発表しました。

草野小3年生との交流会

 11月16日(水)に草野小学校の3年生が平分校に来てくれました。平分校では年間を通して、草野小学校との交流学習を継続的に行っていますが、小学部の3年生は欠学年のため、草野小学校の3年生との交流はありませんでした。今回、草野小学校3学年の先生方からぜひ交流したいという声をいただき、草野小3年生と平分校の交流会が実現しました。
  
 最後の全体会では、各校の代表者が感想の発表をしました。
     
 自己紹介や平分校の子ども達が考えたゲームをしました。 
 
 草野小の子ども達も、歌や紙芝居などを用意してくれました。

 1回目の今回は、一緒に活動することを通して、お互いを知ることをねらいとして、各学年のグループに分かれ、自己紹介をしたりゲームをしたりしました。各教室からは元気な声が響き渡り、笑顔あふれる交流会になりました。これからもふれあいの機会をもちながら交流を深めていきたいと思います。

幼稚部 さつまいも調理

 小学部が振替休日の欠食日、幼稚部では、さつまいもを使って調理をして自分たちの昼食を作りました。メニューは「さつまいもごはん」「いも汁」「やきいも」です。いも汁には「さつまいも」「じゃがいも」「さといも」の3種類のいもを入れて「いもづくし」の一品にしました。
    
 キッチンばさみで切るよ。お友達と協力!  ピーラーを使って皮むき。真剣です。
     
 さつまいも、じゃがいも、さといもを入れるよ。  さつまいもごはん「いいにおい・・・」
 
 「最高~!!」自分たちで作るとおいしいね。
 「う~ん、おいしい!」 子どもたちは、おかわりをしてたくさん食べていました。

 さつまいもは、育つ過程を見て、実物に触れて、「さつまいも」に関連する言葉をたくさん聞いて、においをかいで、今回調理して食べることを通して、五感でさまざまな体験をすることができました。

幼稚部 いもほり

 今年の5月、幼稚部教室前の畑にさつまいもの苗を植えました。季節の移り変わりと共につるがぐんぐん伸び、葉っぱもたくさん増えました。そして、無事に収穫の日を迎えました。
  
 つるをしっかりつかんでよいしょ!   大きいさつまいもがとれたよー!
     
 なかなかぬけないなぁ・・・  見て見て!たくさんとれたよー!
 
 「見て見て!こんなに大きいよ。」「重~い!」「さつまいも!」
 大きいさつまいもや小さいさつまいも、細いさつまいも、タマネギみたいな形のさつまいもなどなど、いろいろな形のさつまいもがありました。
 さつまいもを収穫した経験を作品作りにつなげたり、イモ判にして3学期の単元につなげたりする予定です。

本分校交流会

 11月9日に郡山本校、福島分校、会津分校、平分校の幼稚部9名が集まり、今年度2回目の本分校交流会がありました。今回の交流内容は「やきいも」でした。
 お父さん、お母さんと一緒にさつまいもを新聞紙で包むなど準備ができたら、中庭のたきびで焼き芋にしました。焼き上がるまでの間は「やきいもグーチーパー」の歌を歌ったり、じゃんけん列車をしたりして盛り上がりました。
 焼き芋の中には紫色の焼き芋も混ざっていて、子どもたちはびっくり。「おいしい!」「半分こね。」「わたしは黄色い焼き芋の方がすきかな。」お父さんやお母さんと分け合って食べました。
 子どもたちは2回目の交流ということで、他校のお友達の名前を覚え、みんなに会えることを楽しみにしていました。
  
  「かちー!」後ろにつながってね。    最初はグー、じゃんけん・・・
   
 焼きたての焼き芋はおいしかったよ!  みんなとお弁当も一緒に食べました。  
 
 交流会の最後には、頑張ったことや楽しかったことの発表もしました。お土産に焼き芋をもらって大満足な1日でした。
 幼稚部では近隣の保育園との交流保育の他に、1年に2回の本分校交流会を実施しています。他校のお友達と一緒に遊んだり、保護者の皆さんが互いに情報交換をする場にもなっています。来年度も実施する予定です。

おでかけ まほろん

 11月10日(木) 福島県文化財センター 白河館「まほろん」より学芸員のお二方をお迎えして「おでかけ まほろん」がひらかれました。火おこし体験、弓矢体験、本物の土器や石器にさわってみよう、時代衣装の試着などを行いました。今回、見せていただいた土器や石器は、四ツ倉のインターチェンジを作る際に発見された物もありました。どの体験もとても楽しくて、どの子も目を輝かせて参加していました。歴史を学ぶのは6年生からですが、その前にこうした体験から子どもたちに種をまいていくことの大切さを感じた時間でした。
 そしてもう一つ、心に残ったのが4年生の児童と学芸員さんとの会話です。彼は恐竜が大好きな子です。今回の「おでかけまほろん」を申し込んだきっかけも、この子の興味を拡げるきっかけにならないかと考えた面もありました。実際は、時代が全く異なっていましたが、終わった後に学芸員さんを質問攻めにする姿がありました。その中で、学芸員さんの幼少時代の話がでてきました。子どもの頃、恐竜が大好きで、いつも「いわき市石炭化石館」に通っていたそうです。あるとき、自分の家の近くで土器を見つけて次第に興味が土器へとうつり、今の仕事につながったそうです。子どもの頃から好きだったことを仕事にできた人がいるんだと知ることができました。この子は恐竜博士になる夢を持っています。ロールモデルになってくれたらと思いました。

    
石器に触ってみたよ。何に使ったかも教えてもらったよ。  私たち、縄文美人よ!

    
格好がきまっています。       なかなか難しい! 昔の人は大変なんだね。 

      
 自分でおこした火を種火にして、七輪に炭をおこし、マシュマロを焼いて食べました。

合同いもに会

 11月8日(火) 同じ敷地内に校舎がある富岡養護学校の小中学部から芋煮会のお誘いがありました。毎年、お誘いをうけています。今年も、大鍋2つで煮込んだ、おいしいうどん入り芋煮をごちそうになりました。
 東日本大震災の後から、同じ敷地内で学習していますが、学習時間帯がちがうためなかなか児童同士の交流が持てないでいます。その中で、芋煮会は貴重な時間となっています。
 芋煮会では一緒に食事するグループで自己紹介をしたり、お野菜クイズをしたりして交流を持ちました。その後、芋煮を美味しくいただきました。3はい、4はいとおかわりする子もいて、大満足の芋煮会でした。富岡養護学校の皆さん、ありがとうございました。

  
 

平成28年度 平ふくろう祭

 本日、平ふくろう祭を開催しました。今年度のテーマは「楽しく 笑顔で 自信をもって いくぞ 平ふくろう祭」でした。「笑顔を大切にして楽しんでほしい。そして自分や友だちを信じて頑張ろう」という思いをこめて、高学年の児童が相談して決めました。たくさんの方に御来場いただき、あたたかい雰囲気の中、無事に終えることができました。
 練習を積み重ね、今までがんばってきた姿を皆様に見ていただくことができました。一人一人が伸び伸びと力を発揮できたふくろう祭になりました。
   
  幼稚部劇 「3びきのこぶた」    幼稚部ダンス 「フラガール&ファイヤーボーイ」
  
  小学部劇 「せんたくかあちゃん」  小学部演奏 「きらきらぼし」

 また、交流企画で来場してくださった方々と一緒に「ジェンカでじゃんけん大会」を開催し、会場が一体となって盛り上がりました。

幼稚部 足湯ってきもちいいね

 校庭にまつぼっくりを探しに行きました。みんなで一緒にまつぼっくりを探している途中、ユズの木を発見。ユズを見つけた幼児が「前、お家でお風呂に入れたよ。」「いいにおい!」「体がポカポカするんだよ。」と、自分の今までの経験からユズのことをみんなに教えてくれました。その日のお土産は、まつぼっくりとユズになりました。
 そして、学校でもお湯にユズを浮かべて足湯を楽しみました。「あぁ~」「あったかいね」「きもちいい!」「いいにおい」と子どもたちは足湯をとても気に入ったようで、お家でも足湯をしてみたいという声もきかれました。
  
 学校での話題を家に持って帰ってお家の人に伝えたり、お家での出来事を学校に持ってきて学校でお友達や先生に伝えたりして、話題を共有しながらやりとりをしています。

幼稚部 校外学習

 平分校では、11月5日(土)に実施するふくろう祭に向けて、子どもたちはみんな劇やダンス、合奏などの練習をがんばっているところです。
 幼稚部では、友だちや先生との関わりを楽しみながら遊んだり、遊具の順番や約束事を守って遊んだりすることや、普段なかなか経験できない大型遊具での活動を通して、ことばのやりとりを広げていきたいと考え、校外学習を計画しました。1回目の校外学習は21世紀の森公園で、たくさん体を動かしてきました。
  
 お母さん達も一緒につながってすべって   3匹のこぶたおにごっこ
 新幹線みたいになったよ
  
 芝生に寝そべると気持ちがいいね  お弁当のあとはお待ちかねのお菓子交換タイム
 
 楽しかった活動の最後は、みんなの前で楽しかったことの発表をしました。
 「すべり台が楽しかったよ。」「みんなでつながって新幹線みたいだったね。」
 4人とも長い長いすべりだいが楽しかったようです。
 今日のできごとを、お家や学校でそれぞれやりとりをして、作品作りにもつなげていく予定です。

PTA・みみらんど学習会

 10月3日(月)に平分校を卒業した先輩が来校され、幼児児童に向けての本の読み聞かせと保護者・教員対象に学習会をしてくださいました。
 子どもたちの前では、思い入れの強い主人公が登場する「ちいちゃんのかげおくり」を臨場感たっぷりに読み聞かせ(手話語り)してくださり、実際に作ってきてくださった干し飯や防空頭巾をプレゼントしてくださいました。また、それぞれの将来の夢を発表する場面では、「パティシエになりたい!」「オートレーサーになりたい!」「聾学校の先生になりたい!」など、子どもたちは目を輝かせて伝える様子が見られました。
 保護者と教員対象の学習会では、ご自身の聾学校時代の思い出や苦労したことなどをたくさんの写真とともにお話してくださいました。参加された方々からは、「貴重な体験談、親への感情などの話しがきけてよかった」「漠然とした不安がある中で先輩の話しを聞いて楽しく生活していけることがわかった」などの感想が寄せられました。
 
  
  本当にありがとうございました!

おたのしみ給食

1020日(木)の給食は、聾学校平分校の「おたのしみ給食」でした。年に1度だけ、自分たちで考えた献立が給食になる日です。

今年のテーマは「秋の食べ物」。主菜を5・6年生、副菜を4年生、汁物を1・2年生、デザートを幼稚部の子どもたちが担当しました。それぞれが考えた献立の中から自分が食べたいものを選び、全員で投票しました。
 決定した献立は「きのこハンバーグ」、「トマトと大豆のサラダ」、「コーンスープ」、「ぶどう」です。
 
 

みんなで考えた特別な給食を食べることが出来て、みんなにこにこ顔です。「私が考えたメニュー!」「おいしいね」「ぶどうだよ!」「(みんなで考えた献立と)同じだ!」「全部食べちゃた!」と会話もはずみ、大喜びでした。    
  

 

草野小学校 交流共同学習「日産自動車工場見学」

10月7日(金) いわき市にある日産自動車工場の見学に行ってきました。
 5年生の社会科では、地域の物づくりや港湾施設についての学習があります。
 自動車工場では、車のエンジンの組み立ての様子を見学してきました。ほとんどのの仕事が工作機械やロボットによって行われ、子どもたちの印象に強く残りました。日産自動車工場には、本校卒業生が多数働いています。今回は、彼らには会うことができませんでしたが、活躍している先輩の職場を見学できました。
 小名浜港の見学では、小名浜港の歴史について説明を聞きました。小名浜港周辺には大規模な工場地帯があります。石炭や石油などが外国から大きな船で運ばれてくる様子を見てきました。

                  


                          

稲刈り

 10月5日(水) 小学部5年生が、草野小学校の5年生と一緒に学習田の稲刈りを行いました。春に種まきし、田植えを行った稲がようやく刈り取りができるようになりました。一人30株ほど稲を刈りました。初めは鎌の使い方がぎこちなく手間取っていましたが、最後には慣れた手つきで黙々と刈り取っていました。初めての経験を楽しんだようです。収穫したお米は餅米です。11月の草野小学校で行われる交流秋祭りで餅つきをして、全校児童にふるまう予定です。

       

       

小学部 せんたくごーしごし!

 ふくろう祭の劇が決まりました。今年の小学部劇は「せんたく かあちゃん」です。
小学部1年生と2年生では、絵本の読み聞かせを行いました。そして、絵本に出てくる言葉と内容を理解するために、洗濯日和の青空の下、みんなで一緒に「ごーし、ごし!!」実際に洗濯をしてみました。
  
 
  
 洗濯板を使って一生懸命、自分の運動着を洗いながら、「(運動着)きたない、だから、せんたく!」「きれい!」等、真剣に取り組んでいました。きれいになった運動着は外に干しました。教室の窓からは小さな洗濯物が並んでいるのが見えました。
 実際に経験することや繰り返し聞かせることで、言葉は子どもたちの中に残り、分かって使える言葉になっていきます。実体験を大切にして日々活動しています。

幼稚部 交流サッカー教室

 交流先のあさひ保育園で、サッカー教室に参加してきました。くじら組の子どもたちは昨年に引き続いての参加、らっこ・いるか組の子どもたちは、初めての参加です。保育園の友だちと一緒に、たくさん体を動かすことをとても楽しみにしていました。
   
  
 運動会を通して、名前を覚えた友だちに近づいて笑顔でタッチをしたり、名前を呼んで話しかけたりする様子も見られました。また、他のチームが試合をしているときには、みんなと一緒に応援をすることもできました。
 最後まであきらめず自分の足でボールを追いかける姿や、ボールを競り合って転んでも自分で立ち上がる姿など、とてもたくましく感じました。
 あさひ保育園の大きな集団の中で活動することは、平分校の子どもたちにとって、いろいろなお友達の姿を見聞きしたり、お友達のさまざまな考えに触れたりするチャンスでもあります。
 4人とも汗だくになってボールを追いかけ、ボールをシュートする満足感も味わいながら、楽しく活動することができました。

小学部 宿泊学習

  小学部の5年生と6年生が、9月15日~16日に郡山自然の家で宿泊学習を行いました。本校と各分校の5、6年生合わせて17名が参加し、平分校からは3名の児童が参加しました。
「互いに協力して行動することを通して、本分校の交流を深める」こと、「公共施設を利用し、規律と責任ある行動の大切さを学ぶ」ことをねらいとして、2日間、楽しく充実した活動を行うことができました。
  
  
  インラインスケートやグランドゴルフ、スタンプラリーなどは、班ごとに分かれての活動でした。友だちと協力して活動する経験を通して、充実感を味わったようでした。
 野外炊飯ではカレーを作り、子どもたちからは「時間はかかったけれどおいしくできてほっとした。」「みんなと協力してがんばった。」などの感想が聞かれました。夜にはキャンドルファイヤーも行いました。
 あっという間の2日間でしたが、参加した3名にとって忘れられない思い出になりました。今後の学校生活の中で、今回経験したことについてやりとりをしたり、振り返り、作文を書いたりするなどして学習につなげていきます。

幼稚部 交流運動会

 17日(土)に、今年度もあさひ保育園さんとの交流運動会を行いました。台風の影響で天気が心配されましたが、当日はとてもよい天気に恵まれ、絶好の運動会日和となりました。
  
 がんばるぞー!えいえいおー!    お友達の応援もがんばりました。
  
 あさひ保育園との交流日だけでなく、運動会に向けて子どもたちは運動会に関する言葉にも触れながら、一生懸命練習を積み重ねてきました。運動会の練習を通して、バトンを誰に渡すか等であさひ保育園のお友達の名前を覚えたり、一緒に自分たちのチームを応援したりするなどの姿も見られるようになりました。それぞれが、活動の内容が分かって参加することのできた運動会でした。

幼稚部 おつきみ

 幼稚部では、毎朝9:45から2学級合同でなかよしタイムを行っています。毎週木曜日は絵本の読み聞かせの日で、今日は「おつきみ」に関する絵本の読み聞かせを行いました。
 廊下にすすきと秋の果物をお供えし、
みんなで紙粘土を丸めて、おだんごも作ってお供えしました。今日は「すすき」のお土産を家に持って帰り、家でもおつきみをする予定です。
  
 
 幼稚部の子どもたちは17日の交流運動会に向けて、毎日練習を頑張っています。

幼稚部 夏休みおはなし会

 6日(火)に幼稚部では、夏休みのおはなし会を行いました。
 幼稚部の子どもたちは長期休業中の思い出や発見、心に残ったことなどを親子でやりとりして、絵日記にかきためるようにしています。
 今回は、その中から一番みんなに伝えたい内容を選んで、親子で発表をしました。
  
 発表が終わったあとの質問タイムでは、自分の疑問に思ったことをきくなど、友だちの話題に興味をもったり、分からないことをお母さんに聞いたりする姿も見られました。
 一番伝えたいことをみんなで共有することのできた、楽しい時間になりました。

快挙

  本校主査の吉田さんが、オーストラリアで8月初旬に行われた「タウンズヒルマラソン大会」に参加し、年齢別女性の部で、見事1位に輝きました。吉田さんは、今年2月にいわき市で開催された「サンシャインマラソン」の女性の部でも優秀な成績をおさめており、今回は、いわき市の国際姉妹都市であるオーストラリアのタウンズヒルから招待されての参加でした。
 今週の全校集会では、吉田さんからマラソン大会の体験の報告をきく貴重な機会もあり、子どもたちは、吉田さんが獲得したトロフィーやメダルに興味津々でした。
      
    

幼稚部 1学期始業式

 昨日は台風の影響を考慮し、平分校は休校になりました。被害など心配されましたが、幸いにも大きな被害もなく、今日はとても晴れ、子どもたちも無事に登校してきました。
 幼稚部は今日が第2学期の始業式でした。4人とも「おはよう!!」と元気いっぱいで、夏休み前に比べて日に焼けていました。
 友だちや先生との久しぶりの再会に、体全体を使って喜びを表現している姿や、伝えたくて仕方がないといった様子が見られ、明日からの夏休みの話題でのやりとりが、とても楽しいものになりそうで、わくわくしています。
  
 休み明けもしっかりお話をきいていました。七夕笹飾りコンテストの賞状が届きました。  
  
 始業式のあとは、すいかわりをしました。「もっと前!」「いいよ!」「せーの!」と言った声が飛び交う中、目隠しをして棒を手にした子どもたちは「えい!」と力一杯棒を振りかざしていました。お母さんたちにも手伝ってもらって、ようやく食べられたすいかはとてもおいしいく、みんな大きな口をあけてかぶりついて食べていました。

人工内耳研修会

8月26日(金) 二学期の始業式終了後に「人工内耳研修会」を行いました。人工内耳を製造、販売している会社の方に来ていただき、情報提供いただきました。本校では全児童の半数が人工内耳を装用しています。主な内容は、「小児人工内耳の適応基準について」、「人工内耳と音楽についての研究」、「人工内耳の今後の開発ついて」、「サウンドプロセッサの取り扱いについて」などでした。教職員と保護者が参加し、大変勉強になりました。

 研修で印象に残ったことを書きます。多くの方が蝸牛や鐙こつ、耳小骨の形は知っていると思いますが、実際の大きさは分かりますか? 今回、会社の方から原寸大模型を見せていただきました。私が想像していたよりもかなり小さく、人工内耳が実に繊細な仕組みなのだと感じることができました。もう一つ印象にこったのは、人工内耳は脳できくための電気刺激を送るための仕組みにすぎないという話です。特に生まれながらに難聴であった場合、適切な療育や教育は欠かせません。そこが眼鏡とは違うところですね。せっかくの仕組みを生かし切るために、療育や教育がいかに大切か改めて学んだ研修でした。

 人工内耳の研修会は毎年行っています。外部の関係機関、特に通常学校で学ぶ難聴児の保護者や担任の先生、保健師さん、保育園、幼稚園にもお声かけしている研修です。来年も、この時期に研修会を開きたいと思っています。是非ご参加下さい。

                        

第2学期始業式

 26日から2学期がはじまり、小学部の児童が元気いっぱい登校してきました。およそ1ヶ月ぶりに顔を合わせた友達や先生と、「久しぶり!」「元気だった?」「焼けたね~、プール行ったの?」と、楽しそうにやりとりをしたり、お土産を配ったりする様子が見られました。
  
 久しぶりの分校長先生や係の先生の話にも、しっかり耳を傾けていました。
 
 今日から通常通りの授業がはじまりました。2学期は行事も多く、学習内容も盛りだくさんです。生活のリズムを整えながら、2学期も充実した学期にしていきたいと思います。
 幼稚部の始業式は9月1日(木)です。幼稚部の子どもたちも元気に登校してくるのを楽しみにしています。

合同 普通救命講習会

  22日にいわき市消防署平分署から4名の講師をお招きし、富岡養護学校と合同で職員を対象とした「普通救命講習会」を実施しました。AED操作を含む心肺蘇生法の理論と実技を研修することにより、緊急時の応急処置をより多くの職員が滞りなく行えるようにすることを目的としています。
 毎年、夏季休業中に実施しているこの講習会ですが、定期的に受講することで新しい情報を教えていただいたり、手順を確認したりすることができる貴重な機会でもあります。

実際の緊急時を想定した実技講習では、「幼児など小さな子どもの場合は?」「出血やケガをしているときは?」など具体的な質問も多く出され、その度に丁寧に答えて頂きました。今回学んだことを実践する機会がないことが一番望ましいですが、「もしも」に備えて正しい知識を身につけておくことは大事です。子どもたちを迎える2学期を目前に、とても充実した講習会となりました。

      

研修の振り返り

 1学期中に行った平分校の研修会について報告します。
 
 6月30日と7月12日に筑波大学附属聴覚特別支援学校から講師の先生をお招きし、授業を参観していただいたり講演会に参加したりして、研修会を行いました。

 
 (6月30日 小学部の研修)
 眞田先生には小学部5年生の国語の示範授業をしていただき、練り上げられた問いかけをもとに、児童から出てきた考えを丁寧に受け止めてやりとりを重ね、学習に迫る授業から、日々の教材研究の大切さや児童の考えを引き出す発問、児童の思考を妨げない授業展開など、多くのことを学びました。
 また、「児童の言葉の実態をとらえた授業づくり」についてもご講演いただき、実践を通した具体的な話を伺うことができました。

 
(幼稚部の研修 7月12日) 
 鎌田先生には幼稚部授業を参観していただき、
幼児一人一人の課題や言葉を大切にした指導などについてご助言をいただきました。
 また、「言葉を育てるために~乳幼児に大切なこと~」と題した講演会では本校職員の他、保護者の方や保育園の先生方などが参加され、真剣に耳を傾けていました。
その中で、幼児の年齢に応じた社会性を育てていくために、年齢と発達段階を考えながら少しずつ自分のことを当たり前にできる子どもに育てていくことや、幼児たちにとって一番大切なことは「きくこと、わかること、理解すること」であるということなどをお聞きし、指導について振り返ったり、大事なことを再確認したりすることができました。
  
 
 
 これらの研修を通して学んだことを胸に、それぞれの教員が夏季休業中、さまざまな研修会への参加や、二学期からの授業の準備、教材作りなど、限られた時間を有効に活用しながら、自身の専門性の向上に努めています。また、夏季休業中も乳幼児教育相談が行われており、小さいお子さんたちの元気な姿も見られます。

平七夕祭り

 幼稚部の子どもたちが、一学期最後の活動で、平七夕祭りに出品する吹き流しを作りました。
 近くの田んぼで見つけて飼育観察した「おたまじゃくし」と「カエル」のかわいい吹き流しです。
お花紙をたくさん丸めてぺたぺた貼り付け、みんなで協力して作りあげました。
 先日、作品を無事、搬出してきました。平七夕祭り期間中、展示される予定です。

 場所はいわき駅近くの丸伊酒店さん付近です。
 ぜひ、かわいい吹き流し見にいらしてください。

  
                                 終業式で 「七夕祭り」に来てね!と宣伝しました。

第1学期 終業式

7月20日(火) 第1学期 終業式がありました。いよいよ夏休みが始まります。
 終業式では、1学期の出来事をみんなで振り返りました。教室で飼っていたかたつむり、畑で育てたトウモロコシのこと、がんばった陸上大会のことなど、写真を見ながら振り返りました。1学期に学んだことや、覚えた言葉もたくさんありました。コツコツ努力した成果だと思います。夏休みをとても楽しみにしている子どもたちです。2学期の始業式に元気な顔を見られたらと思います。

   
 写真を見ながら振り返りました。    夏休みの生活について           


           
          七夕展(習字)で奨励賞をもらいました。

七夕会

7月7日、短冊に願いを込めて、みんなの前で発表した後に笹にくくりつけました。
ちょうどこの日は、ALTのロジャー先生が最後の授業日でした。
冷たいアイスキャンディーのプレゼントに大喜び!!
ゲームをしたりプレゼントをもらったりして楽しい一時を過ごしました。
ロジャーさん、最後の訪問でした。
また、いつか平分校にお出で下さい。

水泳学習

交流をしている草野小学校のプールをお借りして、今年も水泳学習がスタートしました。
梅雨の晴れ間で、暑すぎず寒すぎずの気温で思う存分練習ができました。
みんな、上手に泳いでいますね。
すごい、すごい。

陸上大会

6月21日(火) いわき陸上競技場で、いわき市平地区の小学6年生による「陸上大会」が行われました。今年度は、走り幅跳びに女児1名が参加しました。交流共同学習を行っている、草野小学校の児童と共に、運動会が終わってから毎日練習を重ねてきました。忙しい毎日だったと思います。前日には、平分校で壮行会を行いました。「聾学校の顔としてがんばりたい。自己ベストを更新したい」と抱負をのべていました。

 当日は、平分校の小学部児童全員で応援に行きました。下級生は、走り幅跳びの競技を見るのは初めてで、こんな競技もあるのだという驚きがあったようです。
 踏切を合わせるために、助走のスタート位置を微調整をしながら3回跳びました。3回目に自己ベストを更新することができました。練習の成果をだしきり、笑顔で終えることができました。


    
         踏切をあわせ、力いっぱい跳びました。
    

 次は僕たちがでるよ。何にでようか、イメージできたよ。 おつかれさまでした。

幼稚部  歯みがきの話

  6月4日~10日は「歯の健康週間」です。
 幼稚部の子どもたちは、この機会に養護教諭の先生から歯みがきのお話をききました。自分の歯に興味をもち、むし歯予防のためにも、楽しく歯のみがき方を学ぶことをねらいとして、歯の染め出しや実際のみがき方について活動を行いました。
  
  
 子どもたちは、歯みがきの上手な「わにちゃん」と歯みがきが嫌いな「わにくん」の人形に興味津々で、染め出しで赤くなった自分の口(歯や唇、舌、口の周り…)にびっくり。
 歯ぶらしについての話もあり、優しくこちょこちょみがきをすることが分かって、給食のあとの歯みがきでは、「やさしく、やさしく」と実践する様子も見られました。

ひまわりの植え付け

 聾学校平分校のある、馬目地区の方々と一緒にひまわりの植え付けを行いました。幼稚部の幼児と小学部1・2年生の児童が参加し、地区の方々と触れ合いながらひまわりの苗を植え、優しく土をかぶせてきました。土をかけながら「大きくなぁれ、大きくなぁれ。」という声もきかれました。
  
 ひまわりの苗をうえた畑は幼稚部のお散歩コースでもあるので、定期的に畑を見に行き、子どもたちの気づきや気持ちをやりとりにつなげていきたいと思っています。

全校集会(補聴器・人工内耳の管理について)

 5月最後の全校集会で、耳担当の先生の話ということで、幼児児童にやって欲しい補聴器や人工内耳の手入れの話をしました。これからの季節、汗や耳の汚れで補聴器や人工内耳が故障することが増えてきます。故障すれば音情報から切り離されてしまうので、日頃の管理がとても大事になります。
 今回はイヤモールドの洗浄の仕方を教えました。全校集会を終えるとすぐに、イヤモールドをきれいにするために「こより」をつくる子どもたちの姿が見られました。子どもたちに育って欲しい力に、補聴器や人工内耳を「自分の耳」ととらえて欲しいという思いがあります。いつでも良く聞こえるように、覚えたことを実践して欲しいです。

     

ケース相談会

 療育センターから言語聴覚士の先生をお迎えし、ケース相談会を行いました。
 言語聴覚士の先生には、幼児児童の学校生活の様子を参観していただき、担任からの質問事項にお答えいただいたり、医学的な目線からお話いただいたりして、お互いに情報の共有を行いました。
 
 今後も子どもたちのよりよい生活の充実のために、お互いに情報交換、情報の共有を行いながら、連携していきたいと思います。

後援会総会が開催されました

 本日の13:30より、平分校の応接室にて平成28年度の後援会総会が開催されました。ご多忙中にもかかわらず、6名の会員の皆様が出席してくださいました。
 今回は、家庭科の学習の一環で、お茶の入れ方について学んだ5年生が、会員の皆様においしいお茶を入れて、おもてなしをしました。おいしいお茶を囲みながらの総会は、とても和やかな雰囲気で執り行われました。
  
 
 昨年度の会務報告や会計監査の報告等滞りなく進み、無事に後援会会計歳入・歳出予算書も承認されました。後日、会員の皆様には総会の要項や会報等を郵送する予定です。
 出席してくださった会員の皆様、本当にありがとうございました。さまざまな事情により出席できなかった会員の皆様、今年度もどうぞよろしくお願い致します。

5月の活動の様子

 幼稚部では、「こいのぼり」「かしわもち」「かぶと」をキーワードに、幼稚部の段階で知っていてほしい季節の行事や歌などに触れながら、制作、発表、調理などの活動をしました。
 日々の活動を通して、「こいのぼりを見つけたよ!」「かしわもち、おいしかったね。」など自分から伝えてきたり、「こいのぼり」の歌を口ずさんだりする様子も見られるようになりました。
 幼稚部では、子どもたちの日々の体験を言葉につなげ、丁寧にやりとりをすることを大切にしています。
  
 たくさん「こいのぼり」をつくったよ。  全校集会で「こいのぼり」の歌を発表したよ。
  
  
 「かぶと」をかぶって写真を撮ったよ。 「かしわもち」を作って食べたよ。「おいしい!」
 
教室の廊下にみんなで作った「こいのぼり」をつるしたよ。

小学部5年生 田植え

5月20日(金) 草野小学校と交流共同学習で「田植え」が行われました。総合的な学習の時間で、例年、稲作に取り組んでいます。4月には、餅米の籾をまいて苗を育てていました。田んぼの準備が整い、田植えが行われました。当日は、裸足で田んぼに入り、生まれて初めて田植えを経験しました。田んぼの水はやや冷たくて「もっと ぬるかったら良かったのに」と感想が聞かれました。田んぼに素足を入れたときの感触は何とも言えなく、楽しかったと目を輝かせて報告してくれました。今後は、田んぼの稲の生育をに見に出かけたり、田んぼに集まる生き物の観察をしたりして、秋の稲刈りまで見守ります。草野小学校との交流秋祭りでは、餅つきをして全校児童に振る舞う予定です。