日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

平成28年度 平ふくろう祭

 本日、平ふくろう祭を開催しました。今年度のテーマは「楽しく 笑顔で 自信をもって いくぞ 平ふくろう祭」でした。「笑顔を大切にして楽しんでほしい。そして自分や友だちを信じて頑張ろう」という思いをこめて、高学年の児童が相談して決めました。たくさんの方に御来場いただき、あたたかい雰囲気の中、無事に終えることができました。
 練習を積み重ね、今までがんばってきた姿を皆様に見ていただくことができました。一人一人が伸び伸びと力を発揮できたふくろう祭になりました。
   
  幼稚部劇 「3びきのこぶた」    幼稚部ダンス 「フラガール&ファイヤーボーイ」
  
  小学部劇 「せんたくかあちゃん」  小学部演奏 「きらきらぼし」

 また、交流企画で来場してくださった方々と一緒に「ジェンカでじゃんけん大会」を開催し、会場が一体となって盛り上がりました。

幼稚部 足湯ってきもちいいね

 校庭にまつぼっくりを探しに行きました。みんなで一緒にまつぼっくりを探している途中、ユズの木を発見。ユズを見つけた幼児が「前、お家でお風呂に入れたよ。」「いいにおい!」「体がポカポカするんだよ。」と、自分の今までの経験からユズのことをみんなに教えてくれました。その日のお土産は、まつぼっくりとユズになりました。
 そして、学校でもお湯にユズを浮かべて足湯を楽しみました。「あぁ~」「あったかいね」「きもちいい!」「いいにおい」と子どもたちは足湯をとても気に入ったようで、お家でも足湯をしてみたいという声もきかれました。
  
 学校での話題を家に持って帰ってお家の人に伝えたり、お家での出来事を学校に持ってきて学校でお友達や先生に伝えたりして、話題を共有しながらやりとりをしています。

幼稚部 校外学習

 平分校では、11月5日(土)に実施するふくろう祭に向けて、子どもたちはみんな劇やダンス、合奏などの練習をがんばっているところです。
 幼稚部では、友だちや先生との関わりを楽しみながら遊んだり、遊具の順番や約束事を守って遊んだりすることや、普段なかなか経験できない大型遊具での活動を通して、ことばのやりとりを広げていきたいと考え、校外学習を計画しました。1回目の校外学習は21世紀の森公園で、たくさん体を動かしてきました。
  
 お母さん達も一緒につながってすべって   3匹のこぶたおにごっこ
 新幹線みたいになったよ
  
 芝生に寝そべると気持ちがいいね  お弁当のあとはお待ちかねのお菓子交換タイム
 
 楽しかった活動の最後は、みんなの前で楽しかったことの発表をしました。
 「すべり台が楽しかったよ。」「みんなでつながって新幹線みたいだったね。」
 4人とも長い長いすべりだいが楽しかったようです。
 今日のできごとを、お家や学校でそれぞれやりとりをして、作品作りにもつなげていく予定です。

PTA・みみらんど学習会

 10月3日(月)に平分校を卒業した先輩が来校され、幼児児童に向けての本の読み聞かせと保護者・教員対象に学習会をしてくださいました。
 子どもたちの前では、思い入れの強い主人公が登場する「ちいちゃんのかげおくり」を臨場感たっぷりに読み聞かせ(手話語り)してくださり、実際に作ってきてくださった干し飯や防空頭巾をプレゼントしてくださいました。また、それぞれの将来の夢を発表する場面では、「パティシエになりたい!」「オートレーサーになりたい!」「聾学校の先生になりたい!」など、子どもたちは目を輝かせて伝える様子が見られました。
 保護者と教員対象の学習会では、ご自身の聾学校時代の思い出や苦労したことなどをたくさんの写真とともにお話してくださいました。参加された方々からは、「貴重な体験談、親への感情などの話しがきけてよかった」「漠然とした不安がある中で先輩の話しを聞いて楽しく生活していけることがわかった」などの感想が寄せられました。
 
  
  本当にありがとうございました!

おたのしみ給食

1020日(木)の給食は、聾学校平分校の「おたのしみ給食」でした。年に1度だけ、自分たちで考えた献立が給食になる日です。

今年のテーマは「秋の食べ物」。主菜を5・6年生、副菜を4年生、汁物を1・2年生、デザートを幼稚部の子どもたちが担当しました。それぞれが考えた献立の中から自分が食べたいものを選び、全員で投票しました。
 決定した献立は「きのこハンバーグ」、「トマトと大豆のサラダ」、「コーンスープ」、「ぶどう」です。
 
 

みんなで考えた特別な給食を食べることが出来て、みんなにこにこ顔です。「私が考えたメニュー!」「おいしいね」「ぶどうだよ!」「(みんなで考えた献立と)同じだ!」「全部食べちゃた!」と会話もはずみ、大喜びでした。    
  

 

草野小学校 交流共同学習「日産自動車工場見学」

10月7日(金) いわき市にある日産自動車工場の見学に行ってきました。
 5年生の社会科では、地域の物づくりや港湾施設についての学習があります。
 自動車工場では、車のエンジンの組み立ての様子を見学してきました。ほとんどのの仕事が工作機械やロボットによって行われ、子どもたちの印象に強く残りました。日産自動車工場には、本校卒業生が多数働いています。今回は、彼らには会うことができませんでしたが、活躍している先輩の職場を見学できました。
 小名浜港の見学では、小名浜港の歴史について説明を聞きました。小名浜港周辺には大規模な工場地帯があります。石炭や石油などが外国から大きな船で運ばれてくる様子を見てきました。

                  


                          

稲刈り

 10月5日(水) 小学部5年生が、草野小学校の5年生と一緒に学習田の稲刈りを行いました。春に種まきし、田植えを行った稲がようやく刈り取りができるようになりました。一人30株ほど稲を刈りました。初めは鎌の使い方がぎこちなく手間取っていましたが、最後には慣れた手つきで黙々と刈り取っていました。初めての経験を楽しんだようです。収穫したお米は餅米です。11月の草野小学校で行われる交流秋祭りで餅つきをして、全校児童にふるまう予定です。

       

       

小学部 せんたくごーしごし!

 ふくろう祭の劇が決まりました。今年の小学部劇は「せんたく かあちゃん」です。
小学部1年生と2年生では、絵本の読み聞かせを行いました。そして、絵本に出てくる言葉と内容を理解するために、洗濯日和の青空の下、みんなで一緒に「ごーし、ごし!!」実際に洗濯をしてみました。
  
 
  
 洗濯板を使って一生懸命、自分の運動着を洗いながら、「(運動着)きたない、だから、せんたく!」「きれい!」等、真剣に取り組んでいました。きれいになった運動着は外に干しました。教室の窓からは小さな洗濯物が並んでいるのが見えました。
 実際に経験することや繰り返し聞かせることで、言葉は子どもたちの中に残り、分かって使える言葉になっていきます。実体験を大切にして日々活動しています。

幼稚部 交流サッカー教室

 交流先のあさひ保育園で、サッカー教室に参加してきました。くじら組の子どもたちは昨年に引き続いての参加、らっこ・いるか組の子どもたちは、初めての参加です。保育園の友だちと一緒に、たくさん体を動かすことをとても楽しみにしていました。
   
  
 運動会を通して、名前を覚えた友だちに近づいて笑顔でタッチをしたり、名前を呼んで話しかけたりする様子も見られました。また、他のチームが試合をしているときには、みんなと一緒に応援をすることもできました。
 最後まであきらめず自分の足でボールを追いかける姿や、ボールを競り合って転んでも自分で立ち上がる姿など、とてもたくましく感じました。
 あさひ保育園の大きな集団の中で活動することは、平分校の子どもたちにとって、いろいろなお友達の姿を見聞きしたり、お友達のさまざまな考えに触れたりするチャンスでもあります。
 4人とも汗だくになってボールを追いかけ、ボールをシュートする満足感も味わいながら、楽しく活動することができました。

小学部 宿泊学習

  小学部の5年生と6年生が、9月15日~16日に郡山自然の家で宿泊学習を行いました。本校と各分校の5、6年生合わせて17名が参加し、平分校からは3名の児童が参加しました。
「互いに協力して行動することを通して、本分校の交流を深める」こと、「公共施設を利用し、規律と責任ある行動の大切さを学ぶ」ことをねらいとして、2日間、楽しく充実した活動を行うことができました。
  
  
  インラインスケートやグランドゴルフ、スタンプラリーなどは、班ごとに分かれての活動でした。友だちと協力して活動する経験を通して、充実感を味わったようでした。
 野外炊飯ではカレーを作り、子どもたちからは「時間はかかったけれどおいしくできてほっとした。」「みんなと協力してがんばった。」などの感想が聞かれました。夜にはキャンドルファイヤーも行いました。
 あっという間の2日間でしたが、参加した3名にとって忘れられない思い出になりました。今後の学校生活の中で、今回経験したことについてやりとりをしたり、振り返り、作文を書いたりするなどして学習につなげていきます。

幼稚部 交流運動会

 17日(土)に、今年度もあさひ保育園さんとの交流運動会を行いました。台風の影響で天気が心配されましたが、当日はとてもよい天気に恵まれ、絶好の運動会日和となりました。
  
 がんばるぞー!えいえいおー!    お友達の応援もがんばりました。
  
 あさひ保育園との交流日だけでなく、運動会に向けて子どもたちは運動会に関する言葉にも触れながら、一生懸命練習を積み重ねてきました。運動会の練習を通して、バトンを誰に渡すか等であさひ保育園のお友達の名前を覚えたり、一緒に自分たちのチームを応援したりするなどの姿も見られるようになりました。それぞれが、活動の内容が分かって参加することのできた運動会でした。

幼稚部 おつきみ

 幼稚部では、毎朝9:45から2学級合同でなかよしタイムを行っています。毎週木曜日は絵本の読み聞かせの日で、今日は「おつきみ」に関する絵本の読み聞かせを行いました。
 廊下にすすきと秋の果物をお供えし、
みんなで紙粘土を丸めて、おだんごも作ってお供えしました。今日は「すすき」のお土産を家に持って帰り、家でもおつきみをする予定です。
  
 
 幼稚部の子どもたちは17日の交流運動会に向けて、毎日練習を頑張っています。

幼稚部 夏休みおはなし会

 6日(火)に幼稚部では、夏休みのおはなし会を行いました。
 幼稚部の子どもたちは長期休業中の思い出や発見、心に残ったことなどを親子でやりとりして、絵日記にかきためるようにしています。
 今回は、その中から一番みんなに伝えたい内容を選んで、親子で発表をしました。
  
 発表が終わったあとの質問タイムでは、自分の疑問に思ったことをきくなど、友だちの話題に興味をもったり、分からないことをお母さんに聞いたりする姿も見られました。
 一番伝えたいことをみんなで共有することのできた、楽しい時間になりました。

快挙

  本校主査の吉田さんが、オーストラリアで8月初旬に行われた「タウンズヒルマラソン大会」に参加し、年齢別女性の部で、見事1位に輝きました。吉田さんは、今年2月にいわき市で開催された「サンシャインマラソン」の女性の部でも優秀な成績をおさめており、今回は、いわき市の国際姉妹都市であるオーストラリアのタウンズヒルから招待されての参加でした。
 今週の全校集会では、吉田さんからマラソン大会の体験の報告をきく貴重な機会もあり、子どもたちは、吉田さんが獲得したトロフィーやメダルに興味津々でした。
      
    

幼稚部 1学期始業式

 昨日は台風の影響を考慮し、平分校は休校になりました。被害など心配されましたが、幸いにも大きな被害もなく、今日はとても晴れ、子どもたちも無事に登校してきました。
 幼稚部は今日が第2学期の始業式でした。4人とも「おはよう!!」と元気いっぱいで、夏休み前に比べて日に焼けていました。
 友だちや先生との久しぶりの再会に、体全体を使って喜びを表現している姿や、伝えたくて仕方がないといった様子が見られ、明日からの夏休みの話題でのやりとりが、とても楽しいものになりそうで、わくわくしています。
  
 休み明けもしっかりお話をきいていました。七夕笹飾りコンテストの賞状が届きました。  
  
 始業式のあとは、すいかわりをしました。「もっと前!」「いいよ!」「せーの!」と言った声が飛び交う中、目隠しをして棒を手にした子どもたちは「えい!」と力一杯棒を振りかざしていました。お母さんたちにも手伝ってもらって、ようやく食べられたすいかはとてもおいしいく、みんな大きな口をあけてかぶりついて食べていました。

人工内耳研修会

8月26日(金) 二学期の始業式終了後に「人工内耳研修会」を行いました。人工内耳を製造、販売している会社の方に来ていただき、情報提供いただきました。本校では全児童の半数が人工内耳を装用しています。主な内容は、「小児人工内耳の適応基準について」、「人工内耳と音楽についての研究」、「人工内耳の今後の開発ついて」、「サウンドプロセッサの取り扱いについて」などでした。教職員と保護者が参加し、大変勉強になりました。

 研修で印象に残ったことを書きます。多くの方が蝸牛や鐙こつ、耳小骨の形は知っていると思いますが、実際の大きさは分かりますか? 今回、会社の方から原寸大模型を見せていただきました。私が想像していたよりもかなり小さく、人工内耳が実に繊細な仕組みなのだと感じることができました。もう一つ印象にこったのは、人工内耳は脳できくための電気刺激を送るための仕組みにすぎないという話です。特に生まれながらに難聴であった場合、適切な療育や教育は欠かせません。そこが眼鏡とは違うところですね。せっかくの仕組みを生かし切るために、療育や教育がいかに大切か改めて学んだ研修でした。

 人工内耳の研修会は毎年行っています。外部の関係機関、特に通常学校で学ぶ難聴児の保護者や担任の先生、保健師さん、保育園、幼稚園にもお声かけしている研修です。来年も、この時期に研修会を開きたいと思っています。是非ご参加下さい。

                        

第2学期始業式

 26日から2学期がはじまり、小学部の児童が元気いっぱい登校してきました。およそ1ヶ月ぶりに顔を合わせた友達や先生と、「久しぶり!」「元気だった?」「焼けたね~、プール行ったの?」と、楽しそうにやりとりをしたり、お土産を配ったりする様子が見られました。
  
 久しぶりの分校長先生や係の先生の話にも、しっかり耳を傾けていました。
 
 今日から通常通りの授業がはじまりました。2学期は行事も多く、学習内容も盛りだくさんです。生活のリズムを整えながら、2学期も充実した学期にしていきたいと思います。
 幼稚部の始業式は9月1日(木)です。幼稚部の子どもたちも元気に登校してくるのを楽しみにしています。

合同 普通救命講習会

  22日にいわき市消防署平分署から4名の講師をお招きし、富岡養護学校と合同で職員を対象とした「普通救命講習会」を実施しました。AED操作を含む心肺蘇生法の理論と実技を研修することにより、緊急時の応急処置をより多くの職員が滞りなく行えるようにすることを目的としています。
 毎年、夏季休業中に実施しているこの講習会ですが、定期的に受講することで新しい情報を教えていただいたり、手順を確認したりすることができる貴重な機会でもあります。

実際の緊急時を想定した実技講習では、「幼児など小さな子どもの場合は?」「出血やケガをしているときは?」など具体的な質問も多く出され、その度に丁寧に答えて頂きました。今回学んだことを実践する機会がないことが一番望ましいですが、「もしも」に備えて正しい知識を身につけておくことは大事です。子どもたちを迎える2学期を目前に、とても充実した講習会となりました。

      

研修の振り返り

 1学期中に行った平分校の研修会について報告します。
 
 6月30日と7月12日に筑波大学附属聴覚特別支援学校から講師の先生をお招きし、授業を参観していただいたり講演会に参加したりして、研修会を行いました。

 
 (6月30日 小学部の研修)
 眞田先生には小学部5年生の国語の示範授業をしていただき、練り上げられた問いかけをもとに、児童から出てきた考えを丁寧に受け止めてやりとりを重ね、学習に迫る授業から、日々の教材研究の大切さや児童の考えを引き出す発問、児童の思考を妨げない授業展開など、多くのことを学びました。
 また、「児童の言葉の実態をとらえた授業づくり」についてもご講演いただき、実践を通した具体的な話を伺うことができました。

 
(幼稚部の研修 7月12日) 
 鎌田先生には幼稚部授業を参観していただき、
幼児一人一人の課題や言葉を大切にした指導などについてご助言をいただきました。
 また、「言葉を育てるために~乳幼児に大切なこと~」と題した講演会では本校職員の他、保護者の方や保育園の先生方などが参加され、真剣に耳を傾けていました。
その中で、幼児の年齢に応じた社会性を育てていくために、年齢と発達段階を考えながら少しずつ自分のことを当たり前にできる子どもに育てていくことや、幼児たちにとって一番大切なことは「きくこと、わかること、理解すること」であるということなどをお聞きし、指導について振り返ったり、大事なことを再確認したりすることができました。
  
 
 
 これらの研修を通して学んだことを胸に、それぞれの教員が夏季休業中、さまざまな研修会への参加や、二学期からの授業の準備、教材作りなど、限られた時間を有効に活用しながら、自身の専門性の向上に努めています。また、夏季休業中も乳幼児教育相談が行われており、小さいお子さんたちの元気な姿も見られます。

平七夕祭り

 幼稚部の子どもたちが、一学期最後の活動で、平七夕祭りに出品する吹き流しを作りました。
 近くの田んぼで見つけて飼育観察した「おたまじゃくし」と「カエル」のかわいい吹き流しです。
お花紙をたくさん丸めてぺたぺた貼り付け、みんなで協力して作りあげました。
 先日、作品を無事、搬出してきました。平七夕祭り期間中、展示される予定です。

 場所はいわき駅近くの丸伊酒店さん付近です。
 ぜひ、かわいい吹き流し見にいらしてください。

  
                                 終業式で 「七夕祭り」に来てね!と宣伝しました。