日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

おしょうがつあそび

 元気いっぱい3学期が始まりました。今、幼稚部ではカルタや羽根つきなど、お正月遊びをして楽しんでいます。

<かるたあそびの様子>
 各家庭で、冬休み中に触れた言葉についてやりとりをして、それをかるたにしました。お正月に食べたものや遊んだものの名前、中には初詣をした経験をかるたにしてきてくれたお友達もいました。「札をとりたい、勝ちたい」とい強い気持ちで、子どもたちは真剣に読み手の先生の顔や口の形をよく見て取り組んでいました。きいて、記憶して、とって、伝えて、確認することでたくさん言葉に触れながら活動することができました。
  

<はねつきあそびの様子>
 「はねつき」と「はごいた」。間違いやすい言葉ですが、遊びを繰り返すことで整理されてきました。学校では本物のはねの代わりに風船を使って遊んでいます。負けると「かく」「かかれる」を確認しながら顔に墨で落書きされるので、子どもたちは必死です。最近では、先生たちが真剣勝負で挑んでも子どもたちに負けてしまうほど、みんな上手になりました。休み時間も自分たちで試合をする人と審判を決めて遊ぶ姿もみられるようになっています。
  
 羽根つきやかるた遊びなど、日常的に目に触れる機会は少なくなってきていますが、今の季節だからこそ触れたい言葉でもあります。子どもたちの興味関心ともすり合わせながら活動を計画し、遊びの中でたくさんの言葉に触れています。

初任者研修「他校参観研修」

 1月25日(水) 県立平養護学校、県立いわき養護学校、県立富岡養護学校の初任者14名が来校し、他校参観研修が行われました。授業の参観をしたり、聾教育についての講話をきいたり、幼児児童とふれあったりして1日を過ごしました。
 先生方を前にした子どもたちは、若い先生が来たぞ!遊び相手が来たぞ!と大いに盛り上がり、休憩時間にはサッカーをしたり、色鬼をしたりとたくさん遊んでもらい大満足でした。
 特別支援教育では、幼児・児童の障がいの理解や障がいに応じた教育についての理解が欠かせません。日頃は、聾教育とは異なる障がいの学校で教育に携わっている先生方ですが、今回の研修を通して聾教育への理解が少しでも深まればと思っています。
 
      
     全校集会で自己紹介           先生、遊ぼう!こっちだよ。

      
 平分校の卒業生と勉強したことがある先生でした。   サッカーで盛り上がりました。

浜通り地区聴覚障がい児を育てる親の会

 1月21日(土) 浜通り地区聴覚障がい児を育てる親の会「新年会」が行われました。今回は「もちつき」を行いました。14家族、総勢45名が集い「よいしょ、よいしょ」のかけ声にあわせて、元気いっぱいつきました。うすでついた餅は、ちぎったり丸めたりして柔らかい感触を楽しみました。「やわらかい」「手にくっつく」 子どもたちの反応は様々です。遊んだ後は、お母さんたちが作ってくれた「のりもち」「きなこもち」と「豚汁」をいただきました。久しぶりに卒業した先輩にあったり、体育館で遊んだり、お腹も心も大満足の楽しい会になりました。

    

    

    
       
            

第三回 平分校駅伝大会の練習始まる

 今年も平分校に駅伝シーズンがやってきました。幼稚部と小学部の全児童と教職員が3チームに分かれて競います。学校周辺の田んぼのあぜ道と農道を駆け抜けます。小さい子どもたちは800mコース、高学年は1000mコースを走ります。
 1月23日の全校集会では、チーム編成が発表されました。5・6年生のリーダーを中心に練習が進みます。どのチームも一番になりたいので、どうすれば勝てるか、走る順番を決めるのも真剣そのもです。これから全体練習を4回ほど行い本番にのぞみます。始業の前には自主練習をする子どもたちもいて、駅伝大会の2月24日まで練習が続きます。今年も怪我なく、チームで助け合いながらがんばりたいです。

            

第13回 そろばんオリンピック

 全国珠算教育協会主催の「第13回 そろばんオリンピック大会」において、本校小学部2年生が金メダルを取りました。競技の内容は「学年別 総合」というものです。全問正解、100点満点での受賞でした。下校後に珠算教室に通い練習を積んできたそうです。がんばりました。

              
           

いわき市小中学校版画展 見学

 1月12日(木) 小学部全員でいわき市立美術館に「いわき市小中学校版画展」を見に行ってきました。平分校の作品を見るだけでなく、市内の小学校の作品も見てきました。技法も様々、扱うテーマも様々です。国語の教材と関連させた作品や自画像などもあり、同じ学年の友達がどんな作品を作成しているのか、興味深く見てきました。作品展示と併せて、フロッタージュの技法を使った体験活動にも参加してきました。思い思いの型紙を作って、はがきサイズの作品を作りました。つくった作品は、いわき市立美術館に展示されています。
 版画展の見学の後は、高学年と低学年に分かれて活動しました。高学年は、市役所と議場の見学をしてきました。低学年は、図書館にいき本を読んだり借りたりしてきました。それぞれこの機会を利用して様々な経験をしてくることができました。

     
平分校の作品の前で記念撮影         市内の小学校の作品を見ました

     
     フロッタージュの技法でオリジナルカードをつくりました。

     
 いわき市議会の議場の見学         昼食も食べてきました。


 図書館でいっぱい本を読みました。

3学期 始業式

 あけまして おめでとうございます。今年も平分校をよろしくお願いします。

 さて、1月10日(火) 第三学期の始業式が行われました。
 始業式の日に元気に登校した子どもたち、早速、冬休みの出来事を担任の先生にお話ししていました。短い休みでしたが、楽しいことが沢山あった冬休みだったようです。話し出すと止まらない子どもたちでした。
 始業式では、進級や卒業にむけて、目標を持って過ごしましょう!とのお話がありました。今年度のまとめの時期です。毎日の授業を大切にしながら過ごしていきたいと思います。

    

第2学期 終業式 

 今日は、第2学期 終業式でした。夏の終わりから秋、冬と三つの季節にまたがる、長い学期も今日で終わりです。終業式では、分校長先生のお話、生徒指導部の先生からのお話を聞きました。冬休みに入ってすぐのクリスマス、お正月にお年玉、子どもたちの心は明日からの楽しい冬休みに飛んでいっているようでした。
 終業式の後には、各学級の担任の先生から「通知表」や「学校生活のお知らせ」が渡されました。そこには、今学期の生活や学習の記録が入っています。子どもたちががんばっていたこと、伸びているなの感じたこと、すてきな姿が見えたときのことが、詳しく記されています。家庭での今学期の振り返りに役立てていただければと思います。
  明日からの冬休み、思う存分楽しんでほしいです。
   次は1月10日(火) 第三学期 始業式に会いましょう。良いお年をお迎えください。


      

掲示物の紹介

  明日は第3学期の終業式です。大きな怪我などなく、無事に明日を迎えられそうです。子どもたちが怪我をしたときや具合の悪いときに、頼りにしている養護教諭の先生は、毎月、保健室前の掲示板にさまざまな工夫をしています。
 今回は、地域の感染症にかかっている子どもの数を視覚的に見えるようにすることで、感染症予防の意識を高めてもらおうと、インフルエンザ等の感染症で学校を休んでいる人数のお知らせのコーナーを作ってくれました。子ども達は保健室の前で足をとめ、「こんなにいっぱいいるんだね。」「気をつけよう。」などといった予防の意識が高まっているようでした。
 その他、クイズや実際に子ども達が手にとって動かしたりすることのできる掲示物などの工夫もあって、子どもたちは毎回足を止めて見入っています。毎月楽しみにしています。明日からいよいよ冬休みです。インフルエンザ等には十分気をつけて、有意義に過ごしてほしいと思います。
  

クリスマスお楽しみ会

  今日は子どもたちが楽しみにしていたクリスマスお楽しみ会でした。このお楽しみ会は幼稚部と小学部の合同で行う活動で、ミニ運動会をしたり学部ごとに音楽の発表をしたり、一緒に給食を食べたりします。
 みんなで協力してツリーに飾りをつけ、わくわくして待っているところにサンタさんとトナカイさんが登場し、子どもたちは大喜びでした。サンタさんへの質問コーナーも盛り上がりました。
  
 「上手!と小学部のお兄さんにほめられたよ。」 サンタさんとトナカイさん

  
 ミニ運動会では、サンタチームとトナカイチームに分かれて①2人3脚②キャタピラ競争③パン食い競争を行いました。高学年の児童が中心となって組み合わせを考えたり順番を決めたりするなど、各チームとも綿密な作戦会議を行って臨んでいました。
   
 各学部ごとの発表では、ハンドベルに挑戦しました。小学部はタイミングを合わせて「ジングルベル」を幼稚部は先生をよく見て「きよしこの夜」を演奏しました。先生方もサプライズでクリスマスソングを歌いました。
  
 サンタさんにプレゼントをもらって、楽しい会になりました。

いわき市小中学生 版画展

 今年も、いわき市小中学生版画展に出展する作品ができあがりました。今年度は、絵本「かいじゅうたちのいるところ」を題材にして作品作りを行いました。1年生から6年生までの共同作品なので、それぞれの実態に合わせて版画の手法も工夫されています。高学年は、ゴム版を彫刻刀で削り多色づりで仕上げました。低学年は、タイヤやコンクリート壁などの模様に紙をあててクレヨンで写し取り、それらを組み合わせて絵本に出てくる「かいじゅう」を作りました。



        
 
 作品の展示は、いわき市立美術館で来年1月5日(木)~1月15日(日)に行われます。小学部の児童も期間中に見学に行く予定です。お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

授業参観

 
  7日(水)に授業参観があり、子どもたちの学校での学習や活動の様子を、保護者の方々に参観していただきました。また、普段あまり見る機会のない他学部の授業を参観する機会にもなりました。
  
 
 また、授業参観と共に給食試食会も実施しました。学校給食と食育についての理解を深めていただくきっかけになればと、昨年度より実施しています。給食の内容だけでなく、子どもたちが普段、どんな様子で給食を食べているのかをぜひ知っていただきたいと考え、今年度は「一緒に食べる」という形式をとりました。
 保護者の方々からは「家とは違う味付けや食材もあったので、家でも作ってみようと思う。」「子どもの給食時の様子を見ることができてよかった。」などの声が聞かれました。お忙しい中、参加してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
 

家庭科の調理実習(5.6年生)

 5.6年生の家庭科では、「ごはんと味噌汁を手順よくおいしく作ろう」というめあてのもと、調理に使う道具の名前を確認しながら、「ごはん」と「味噌汁」作りに挑戦しました。
 まずは、透明な鍋を使ってごはんが炊ける様子を観察しました。火加減に気をつけながらおいしいごはんが炊けました。
 味噌汁作りでは、昆布と鰹の合わせ出汁、にぼし出汁の2種類を準備して味比べを行いました。それぞれが考えて選んだ味噌汁の具も、切り方を工夫しながら入れました。とてもおいしい味噌汁になりました。
  
  
 できあがった「ごはん」と「味噌汁」は、みんなで試食をしました。子どもたちの作ったものを試食をした担任の先生たちからも、「心がこもっていて優しい味だった。」「丁寧に出汁をとったお味噌汁はとてもおいしかった。」などと大絶賛でした。

聾学校平分校校内研修会

 1129日(火) 今年も筑波大学より松本末男先生をお迎えして校内研究会が行われました。末男先生と平分校とのご縁はかれこれ10年ほどになります。子どもたちの姿を継続的に見ていただいており、授業参観の後には言葉の育ちをふまえた助言をいただきました。 

 講義では「幼児・児童の言葉の育ちをとらえた授業づくり」というテーマでお話いただきました。 一番にお話しされていたのが「子どもを受け止め、認め、褒め、共感的なかかわりをすること」でした。ことばを育てていくためには、子どもを大事にし、心のこもった言葉で応えていくことです、というお話が印象的でした。
 日々の授業に取り組んでいますが、時々、焦る気持ちがわき出てくることがあります。こうした指導者の揺れに対して、末男先生からは、あきらめない強さと、子どもの一生懸命さを敬い、指導の長期的な展望をもとに焦らないことが大切という助言をいただきました。気持ちを柔らかくして、子どもたちに向き合う大切さを思った研修でした。
末男先生、ありがとうございました。

        

第12回全国聾学校作文コンクール

 小学部6年生が「第12回 全国聾学校作文コンクール」で入賞しました。
 
 題名「伝えたい、自分の思いを」

 草野小学校の友達とのやりとりから考えたことをもとに、主に自立活動の時間や国語の時間に自分と向き合い書いた作文です。 作文を書くことを通して、体験を言葉にして思考をめぐらし、体験を体験で終わらせることなく経験にしていく、その経験をもとに次なる一歩を踏み出すことを確実に行っていきました。
 いろいろな面で心の成長が見られたと思います。佳作に入賞、本当におめでとうございます。
今回の入賞を自信にして、これからもがんばって欲しいと思います。

            

校外学習②

 18日に2回目の校外学習に行ってきました。場所は今回も21世紀の森公園です。前回の校外学習で子ども達に人気だったのはローラー滑り台で、先生やお母さんたちも一緒にみんなでつながってすべったのがおもしろくて、学校に戻ってから、みんなで長い長いローラー滑り台を制作して、ドングリなどを転がして遊びました。
 
 風は少し冷たかったですが、今回も天気に恵まれ、絶好の校外学習日和でした。
  
  今回もローラー滑り台を楽しみました。  高いところまで登れるよ。「たか~い!」
   
 蜘蛛の巣みたいな遊具は、前回怖くて先生と一緒に登っていましたが、何回か挑戦するうちに、ロープをしっかりつかみ自分で足を進められるようになりました。体の使い方が上手になりました。
 
 みんなでおいしいお弁当を食べたあとは、恒例のお菓子交換会もはじまり、おなかも気持ちも大満足の校外学習でした。
 月曜日のなかよしタイムは「絵日記の発表」です。今日は校外学習で一番楽しかったことや自分の気持ちなど、休み中に各家庭でやりとりをして描いてきてくれた絵日記をみんなの前で発表しました。

草野小3年生との交流会

 11月16日(水)に草野小学校の3年生が平分校に来てくれました。平分校では年間を通して、草野小学校との交流学習を継続的に行っていますが、小学部の3年生は欠学年のため、草野小学校の3年生との交流はありませんでした。今回、草野小学校3学年の先生方からぜひ交流したいという声をいただき、草野小3年生と平分校の交流会が実現しました。
  
 最後の全体会では、各校の代表者が感想の発表をしました。
     
 自己紹介や平分校の子ども達が考えたゲームをしました。 
 
 草野小の子ども達も、歌や紙芝居などを用意してくれました。

 1回目の今回は、一緒に活動することを通して、お互いを知ることをねらいとして、各学年のグループに分かれ、自己紹介をしたりゲームをしたりしました。各教室からは元気な声が響き渡り、笑顔あふれる交流会になりました。これからもふれあいの機会をもちながら交流を深めていきたいと思います。

幼稚部 さつまいも調理

 小学部が振替休日の欠食日、幼稚部では、さつまいもを使って調理をして自分たちの昼食を作りました。メニューは「さつまいもごはん」「いも汁」「やきいも」です。いも汁には「さつまいも」「じゃがいも」「さといも」の3種類のいもを入れて「いもづくし」の一品にしました。
    
 キッチンばさみで切るよ。お友達と協力!  ピーラーを使って皮むき。真剣です。
     
 さつまいも、じゃがいも、さといもを入れるよ。  さつまいもごはん「いいにおい・・・」
 
 「最高~!!」自分たちで作るとおいしいね。
 「う~ん、おいしい!」 子どもたちは、おかわりをしてたくさん食べていました。

 さつまいもは、育つ過程を見て、実物に触れて、「さつまいも」に関連する言葉をたくさん聞いて、においをかいで、今回調理して食べることを通して、五感でさまざまな体験をすることができました。

幼稚部 いもほり

 今年の5月、幼稚部教室前の畑にさつまいもの苗を植えました。季節の移り変わりと共につるがぐんぐん伸び、葉っぱもたくさん増えました。そして、無事に収穫の日を迎えました。
  
 つるをしっかりつかんでよいしょ!   大きいさつまいもがとれたよー!
     
 なかなかぬけないなぁ・・・  見て見て!たくさんとれたよー!
 
 「見て見て!こんなに大きいよ。」「重~い!」「さつまいも!」
 大きいさつまいもや小さいさつまいも、細いさつまいも、タマネギみたいな形のさつまいもなどなど、いろいろな形のさつまいもがありました。
 さつまいもを収穫した経験を作品作りにつなげたり、イモ判にして3学期の単元につなげたりする予定です。

本分校交流会

 11月9日に郡山本校、福島分校、会津分校、平分校の幼稚部9名が集まり、今年度2回目の本分校交流会がありました。今回の交流内容は「やきいも」でした。
 お父さん、お母さんと一緒にさつまいもを新聞紙で包むなど準備ができたら、中庭のたきびで焼き芋にしました。焼き上がるまでの間は「やきいもグーチーパー」の歌を歌ったり、じゃんけん列車をしたりして盛り上がりました。
 焼き芋の中には紫色の焼き芋も混ざっていて、子どもたちはびっくり。「おいしい!」「半分こね。」「わたしは黄色い焼き芋の方がすきかな。」お父さんやお母さんと分け合って食べました。
 子どもたちは2回目の交流ということで、他校のお友達の名前を覚え、みんなに会えることを楽しみにしていました。
  
  「かちー!」後ろにつながってね。    最初はグー、じゃんけん・・・
   
 焼きたての焼き芋はおいしかったよ!  みんなとお弁当も一緒に食べました。  
 
 交流会の最後には、頑張ったことや楽しかったことの発表もしました。お土産に焼き芋をもらって大満足な1日でした。
 幼稚部では近隣の保育園との交流保育の他に、1年に2回の本分校交流会を実施しています。他校のお友達と一緒に遊んだり、保護者の皆さんが互いに情報交換をする場にもなっています。来年度も実施する予定です。