日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

2学期が始まりました。

 8月28日、長いそして涼しい夏休みを終え2学期の始業式が行われました。怪我もなく、事故もなく、全員が登校できたこと嬉しく思います。
 始業式では、夏休みの約束について振り返りました。約束を忘れていた児童もいましたが、怪我をせず元気に登校できたことが約束を守っていた何よりの証拠?ですね。また、家庭で、たくさんお手伝いをした児童もおり、充実した夏休みになったようです。
                

 さて、2学期にも、各学年、各学級でいろいろな学習が計画されています。
 9月には本分校の5・6年生が合同で修学旅行があります。11月には全校で力を入れている「ふくろう祭(学習発表会」が、そして12月にはクリスマスお楽しみ会などが予定されています。さらに、草野小学校との交流学習も継続して行っていきます。

 保護者の方々をはじめ、後援会会員の皆様、地域の皆様のご支援と、ご協力をいただきながら、楽しく充実した学習活動になるよう務めて参ります。2学期もご支援とご協力をいただければ幸いです。

小川・川前地区の保健師さんにおいでいただきました

 本日、小川・川前地区の保健師さんにお出でいただき、早期教育相談の教室や幼稚部の教室などを見学いただきました。また、幼稚部・小学部の1年間の様子をパワーポイントにてご覧頂きました。
 
      
  【みみらんど、教育相談室の見学】     【学校の様子の説明】

 今回は小川・川前地区の保健師さんに見学いただき、パイプがつながったことで、乳幼児検診などで、聞こえの気になるお子さんやその保護者へのサポート体制が強化されました。
 
 乳幼児教育相談(みみちゃん教室)では『豊かな親子のかかわりを育む』ため、
・楽しい活動を通してお子さんの音への気づきや興味を育みます
・親子での共有体験を通して人とのかかわり、ことばへの興味と理解を育みます
・聞こえやことば、子育てに関する情報の提供を行います
・関係機関と連携しながら、地域でサポートしていきます

(大好きな人との心の通じ合いは、「こころとことばの育ちの基礎」になります)

 今後は、市内の各地域の保健福祉機関に訪問し市内の保健福祉機関との連携強化、そして浜通りの保健福祉機関との連携を一層強化し、子どもたちの健やかな成長のサポートをしていければと考えています。

 ※地域支援センター『みみらんど・いわき』では、みみちゃん教室(乳幼児早期教育相談)の他、出かける支援(保育所・幼稚園・小学校への相談支援)、ことばときこえの学習会などの事業を行っています。

平成29年度いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ

7月28日(金)、福島県立いわき支援学校において「平成29年度 いわき地区特別支援教育研究会 教育セミナーⅠ」が開催されました。
 本校からも分科会の話題提供者として、また学習者として多くの教員が参加しました。
 話題提供をした分科会では「きこえにくいってどういうこと?~<きこえ>について知ろう~」というテーマでお話しさせていただきました。

        
                   【補聴器と人工内耳について】

 話しを聞いてもらうだけではなく、実際に補聴器をつけてどのように聞こえるか、また、耳に指で栓をしてテーマに沿って話しをしてもらいました。

 体験を通しての感想
口形がにていることばの読み取り(はし・はち・はり)
・母音が同じ言葉は口形だけ見ると全て同じように見えた。
・子音は読み取れない。
・集中して見ていたのにわからない。ずっと集中しなければと思うと辛い。
・思ったより、音に頼っているということがわかった。
1対1での会話
・話す側の口の動かし方などに配慮が必要と感じた。
・会話を楽しむというより分かろうと必死になる。
・話ができるとうれしくなる。
・1対1で話すことに集中しているので、他の人から話かけられたら分からないと思った。
集団での会話
・みんながなぜ笑っているのか、うなずいているのか分からず、寂しい、取り残された気持ちになった。
・話しが分からず適当に返事をすることがあった
・ジェスチャーがあると分かりやすかった。
・聞こえる子だけが通じているようで、聞こえない子は寂しい思いをしているのかもしれないと思った。



【グループ内での感想発表】

この後、難聴の教員から「健聴者にありがちな誤解」について4つ、話をしてもらいました。

<健聴者にありがちな誤解>
①補聴器をつけていれば、何でもみんなと同じようにきこえている。
②みんなと同じように行動できているから困っていることはない。
③補聴器をつけていれば、どこからの音でもきこえている
④音声言語(はなしことば)でコミュニケーションできるので、だれとでも、どんな場面でも通じ合える。


 これらの誤解を解消し、子どもたちがより分かりやすい生活や授業が受けられるようにするためには、どんなことが事が必要かについても考え話し合いました。その内容は以下の通りです。

①について
・「ゆっくり」話し、時間や活動のゆとりをもってできるようにする。
・理解して行動できるような配慮(文字・実物・絵)をし、見通しがもてるようにする。
・本人が伝えられる環境作りと、意思表出するための手段を伝える。
②について
・「いつまで」「どのくらい」「誰と」などの内容を見通しがもてるよう視覚化(文字・絵)で表示・提示する。
・話し合い活動のときは、書いて知らせる。
・話す人は、「ゆっくり」「はっきり」「ジェスチャー」を交えて話す。
③について
・スピーカーの位置の確認。
・座席の位置に配慮する。(左右どちらの聴力がよいか、全体を見渡せる位置か)
・緊急時の約束事を決めておく。
④について
・短いことばで指示したり、話したりする。
・本人が分かっているか、伝わっているかどうか確認の方法に工夫が必要。
・文字や絵などの視覚支援があるとよい。
・話しのポイントを視覚化する。

 2時間半という時間ではありましたが、参加者が子どもの立場になって感じたり、今後どのように関わっていくかを考えたりする、とでもいい時間となりました。

 受講できなかった方々、もっと具体的で詳しい話が聞きたいという方、お子さんの聞こえが気になる保護者の方など、いつでも本校の地域支援センター「みみラらんど・いわき」の職員をはじめ、全職員がバックアップさせていただきます。お気軽に、ご相談ください。

福島県立聴覚支援学校平校内 
     地域支援センター「みみらんど・いわき」
     電話 0246ー34-2202
        FAX 0246ー34-5137

平成29年度福島県特別支援教育研究会・言語障がい教育専門部研修会

 7月26日福島県立聴覚支援学校郡山本校において、「平成29年度 福島県特別支援教育研究会・言語障がい教育専門部研修会」が開かれ、平校の職員も研修会に参加してきました。

      
 午前は、3つの分科会(「主体的な学びに関して」「豊かなコミュニケーションに関して」「自己を見つめ、社会生活を見据えたコミュニケーション」)に分かれて学習会が行われました。
 午後には信州大学から教職支援センター教授である庄司和史先生をお迎えして「聴覚障がい教育における話し合い活動について」の講演をいただきました。
 講演会では、幼児期の言語の発達過程や特徴、また、小学部以降での口声模倣(言われた言葉を真似て言う)の意義や指導する上で大事なことをお話しいただきました。

<指導する上で大事なこと>
①聴覚活用を重視し、聞こえやすい環境でことばをかける
②歯科雨滴に、互いの口元や表情、身振り、手の動きなどが見えやすいように注意すること
③多語文にこだわらず、できるだけシンプルに置き換える。
④曖昧なこと、はっきり分からないことは、無理しない。
⑤継続したやりとりの中で、言葉に置き換えること。


 さらに、聾学校(聴覚支援学校)の課題もお話しいただき、一同、課題解決のために一人一人がやらなければならないことを確認する場ともなりました。

 講演会の最後に聞いた『一番大事な専門性は「やる気」である。やろうと思ったら明日からでもできる。その、やる気が大事なんだ』と言う言葉が胸に刺さりました。
 
 この研修を活かして、2学期の指導にあたりたいと思いました。

校内ミニ学習会

 7月25日(火)研修部の教員が講師となり、ミニ学習会を行いました。
 第一回の今回の学習は、「子どもの聞こえにくさを体験し、情報保証の大切さを知る」と言う内容で行われました。
 始めに授業の一場面を想定し、体験を行いました。
 まず二人組になり、一方の人は、難聴者役(ヘッドホンをして周囲の声が聞こえないくらいの大音量を耳から入れ)、もう一方の人は情報保証役(授業や会話の内容を紙面に書き起こす人)になりました。

【先生を見て話を聴いたり、情報保証を見て確認しながらの話し合い】

テーマは、「夏祭りの出し物」について。
 グループで何をやりたいかを話し合い、話し合いでの内容を発表すると言う流れで進みます。また、グループから吸い上げた出し物をどのように運営するか、だれが準備をするか、出し物をする時間は何時からにするか、などを話し合いました。
(グループ学習→一斉指導)
 
 結果→<難聴役>の先生からは、
       ・ゆっくり話してもらうと分かりやすかった。
       ・全体の話し合いになると誰が話しているかわかりにくかった。
       ・ずっと集中して見る(聴く)ことが大変だと言うことが分かった。
       ・ジェスチャーや手話を入れてもらえると話がわかった。
    <情報保証>の先生からは
       ・先生から子どもたちへの質問を続けて行ったとき、誰がなんと
        言ったのか、スピードが速くて書いて伝えることが難しかった。
     
と言う、感想がでました。
 
 次に、役割を交代して「夏休みにしたいこと」というテーマで話し合いをしました。(一斉指導)
 
 結果<難聴役>の先生からは、
       ・みんなでの話し合いはどこを見ていいかわからなかった。
       ・手を上げてから話してもらうと誰が話しているか分かったと思う。
       ・積極的に手を上げられなかった。
       ・集中力が途切れてしまった。
    <情報保証役>の先生からは
       ・伝わったかどうか聞き直す必要性があると感じた。
       ・要点を絞って書かないと話について行けない。
       ・全部は伝えられない。

という、感想がありました。
 
 まとめ
〇子どもたちは分かる言葉やキーワードを手がかりに話の内容を推測している。その言葉を獲得するのには、経験が大事。
〇人によって言葉のとらえ方の得手不得手がある(口話を読み取れる、文字があるとわかる、手話で読み取るなど)ので、難聴者が分かりやすい方法で伝える。
〇手話の技術の向上をはかる。
〇情報の受け取り方、伝え方を教える。
〇短い時間で覚えやすくして教える。
〇自分で調べることができないことは教える。

 今回の校内ミニ学習会では、聴覚支援学校の教員として、
子どもの聞こえにくさを体験し、情報保証の大切さを再確認する場となりました。

 不定期ではありますが、このようなミニ学習会を年間を通して実施し、教員の専門性を高めていきます。

七夕子供笹飾りコンテスト

 夏休みに入る前、幼稚部では「第15回平七夕子供笹飾りコンテスト」に七夕飾りを出品するために吹き流しを制作しました。
 吹き流しは、子どもたちが大好きなアンパンマンとコキンちゃんにしました。お花紙をたくさんくさん丸めて丸めて丸めて…。
【お花紙を丸める様子】

 そして、顔の形の張り子に貼り付けます。

【アンパンマンの張り子にお花紙を貼り付ける様子】

 「くるくる」「ぺったん」「べたべた」など、擬態語をたくさん使って制作しました。先生にもちょっと手伝ってもらいましたが、かわいらしいアンパンマンとコキンちゃんが完成しました。

 
 平七夕祭は8月6(土)・7(日)・8(月)日の三日間。展示場所は平本町通り丸伊(まるい)酒店前です。ぜひ、足を運んでご覧ください。

第1学期終業式

 本日、幼稚部・小学部の1学期終業式が行われました。
 式では、分校長から夏休みの過ごし方についての話がありました。担任からも常々話しを聞いているのですが、分校長からも同じ内容の話を聞き、「先生みんなが同じこと言うんだ。そうか、大事なことなんだ」と納得して聞いている様子でした。

      
    【「早寝・早起きをしましょう」】

    
【「午前中の涼しい時間に勉強や手伝いをするといいよ」】

 生徒指導担当の教員からも夏休みの過ごし方について話がありました。  

【安全に楽しく夏休みを過ごすためのおはなし】

1つめは「規則正しい生活をしよう」
2つめは「事故に気をつけよう」
3つめは「補聴器の点検を毎日しよう」
とのはなしがありました。具体的にはどういうことなのかといった説明を、神妙な面持ちで聴く児童が多くいました。
 
  夏休みにしかできないような体験をたくさんして、
家族の協力を得ながら安全で楽しい休みになるといいですね。

トマトの収穫祭をしました

 小学部2年生の生活、「野菜を育てよう」という学習の中で児童がトマトを選び育ててきました。ミニトマトではないので、「元気に育つか」「トマトの実がなるか」不安ではありましたが、毎日水をあげて世話をしてきました。
 終業式前日である昨日、赤く実ったトマトを使ってピザを作りました。収穫したトマトはとても甘く、生で食べてもとてもおいしかったのですが、児童がみんなに食べてもらいたいとの願いでピザにすることにしました。
 ピザを作るときには、簡単な手順表を読み、進めていきました。


       
    【収穫したトマトを使ってのピザ作り】

 ピザが完成すると、小学部の全員を呼んできて、一緒に食べました。みんなからは「おいしい」との感想が聞かれ、うれしそうにしていました。そして、次の野菜を育てた時にも、ごちそうを振る舞う約束をしました。育てて嬉しい、振る舞えて嬉しい時間となりました。
 2学期には、いったいどんな野菜を育てるのでしょうか。今からごちそうが楽しみです。

パン屋さんに行きました!

 7月12日、幼稚部の2名でパン屋さんに行ってきました。継続して行ってきたパン屋さんごっこの総まとめです。
 二人は、大好きなアンパンマン、ドキンちゃんのパンを選び、自分でお金を払う経験をしました。


【パン屋さんでおかあさんと一緒に】

 パン屋さんを後にし、近くの公園で買ってきたパンを早速食べました。大好きなキャラクターパンを目の前に、二人はとても喜んでいました。


【パン屋さんの近くの公園で「いただきまーす」】

 さて、自分で作ったパンと、パン屋さんで買ったパンは、どちらがおいしかったかな。 

水泳の授業が始まりました

 小学部では、体育の時間に草野小学校のプールをお借りして水泳の学習も進めています。10日、月曜日が本年度、第1回目の授業となりました。
 新一年生もいることから、注意事項などを確認してから出発しました。

 プールの中では、人工内耳や補聴器をつけていられないので、先生の手話や口形を逃さずよく見ることが重要になってきます。経験のある上学年の児童は、「これが終わったら先生からの話がある」と予想をつけて時々先生の方向を見ることがありますが、まだ慣れない下学年の児童は友達や先生から注目するよう促されることもあります。「先生の話をよく見る、よく聴く」ことは安全に楽しく学習するために毎回確認される事項です。

 
  【視覚支援を行いながらの学習】

 初回は、みんなが水に慣れるよう、なじみのある『貨物列車』をやったり、先生がつくったトンネルをくぐったりして楽しみました。

 
【『貨物列車』じゃんけんで勝った人の後ろに負けた人がつながります】

 水泳の学習は能力に応じて9月初旬まで続きます。

七夕お楽しみ会

 七夕の前日ではありますが、七夕お楽しみ会が開かれました。

 まず、会の始まる前にみんなが作ってきた飾りを笹に飾り付けました。司会進行は5年生が務めました。

 七夕のお話を聞いた後、願い事の発表がありました。

   【七夕のお話】

 願い事の発表では、事前に書いた短冊を読み上げました。お願い事は次の通りです。
「アリエルに会いたい」「フィンランドに行ってムーミンに会いたい」「ブロックを長くつなげたい」「プールに入りたい」「ザリガニをたくさん育てたい」「速く走れるようになりたい」「ピザ屋さんになりたい」「将棋が強くなりたい」「ディズニーランドに行きたい」「パティシエになりたい」「hikakinに会いたい」「大工さんになりたい」

 【願い事の発表】

 願い事の発表の後はゲームを行いました。今年のゲームは「花いちもんめ」です。6年生がやり方の説明をしてくれ、ゲームの始まりです。チームで誰が欲しいかを相談して決めました。ゲームを進行する中で上級生が下級生への気配りをしたり、下級生は上級生にリードされてたりして楽しく進めることができました。

 【ゲーム『花いちもんめ』】


         【記念撮影】
 
 最後にプレゼントをもらい、子どもたちは目を輝かせていました。

「子どもたちが、毎日の学習や家庭での手伝いを頑張ることで、願い事が叶いますように」

「パン屋さんごっこ」

 幼稚部では友達を意識したやりとりを発展させるため、現在は総合活動の時間に「パン屋さんごっこ」をしています。
 パン屋さんを開くために、粉をこねるところから始めました。丸めたパン生地にアンパンマンの顔のパーツをつけて、オーブンで焼きました。本物の"アンパンマン"ができました。

      【アンパンマン作り】


     【アンパンマンの完成】

 小学部の子どもたちにお客さん、一方、幼稚部の子どもたちはパン屋さんに変身し、「あんぱんまん」「どうぞ」などと、やりとりのれんしゅうをしています。


    【パン屋さん練習】

 今後は、実際にパン屋さんに行って買い物をしてくる予定です

小学部1・2年 本文校交流会

 6月30日、郡山本校において、福島校、会津校、郡山本校、そして平校が集まって本文校交流会が開かれました。

 交流会では、自己紹介の後、各校が主催のゲーム大会を行いました。初めは、緊張していた二人でしたが、ゲームが始まると笑顔と元気にあふれ、各校の友達と楽しく活動することができました。

    【自己紹介】


【平校主催ゲーム 貨物列車】

 同じ学年の友達とかかわる機会を得、友達を見て学び、認め、尊敬したりと、普段の学習では得られない気づきがあったようです。
 幼稚部から経験している本文校交流会ですが、年齢が上がるにつれ感じることも違ってくるようですね。
 下校時、玄関で本校の児童に見送られ「またね、ばいばい」とハイタッチをして帰ってきました。

 来年の交流会では心も体も大きくなって会えるといいなと思います。交流会あとも、手紙を書いてやりとりを続ける予定です。

いわき市小学校陸上競技大会地区大会

 開催場所は、いわき陸上競技場。昨日の天気予報では、雨の予報でしたが、予報に反し雨は降らずにとどまってくれました。暑くもなく陸上競技をするにはちょうどいい天候の中、大会が開催されました。


【女子80メートルハードル走】

児童の感想:「目標にあと3cm足りなくて悔しかった。思ったより楽しかっ
       た。横山先生から緊張をほぐす方法を教えてもらって、やってみ
       たら本当に緊張が解けていくみたいでなくなった。」



【女子ソフトボール投げ】
 
児童の感想:「足がずれてビリになってしまった。足がずれないようにできればよ
       かった。でも、目標達成できてよかった。」

 二人とも、自分の持てる力を十分発揮したようで、晴れ晴れとした表情で報告してくれました。

いわき市小学校陸上競技大会壮行会

 本日の全校集会が終了後、「いわき市小学校陸上競技大会」平地区予選に出場する六年生二人の壮行会が開かれました。
 これまでの約2ヶ月、毎日練習してきた二人からは練習での記録を上回りたいとの発表がありました。

【出場種目と目標の発表】
 
 下級生からは、その目標が達成できるようにと熱いエールが送られました。
【下級生からのエール】

 地区予選は明後日28日。練習してきた成果を記録更新という形で結果を出せるといいですね。


   【記念撮影】

校内研修会

 本日、校内研修の一環として筑波大学付属聴覚特別支援学校より鎌田ルリ子先生と眞田進夫をお迎えしました。
 本年度の研究テーマは、個別の教育支援計画を基に『チームで進める"自立活動の視点"を活かした授業づくり~幼児児童の言葉の育ちを捉えた"分かる"授業作り~』として、研究を進めています。本日、幼稚部は総合活動『パン屋さんごっこ』、小学部は第一学年国語『くちばし』の授業を行いました。


【幼稚部・『パン屋さんごっこ』】

【小学部一年国語『くちばし』】

 研究授業を行った学級だけでなく、各学部各教員の指導の悩みや授業作りの工夫など、助言をいただく時間を設け、それぞれの教員の専門性の向上につなげました。

【幼稚部勉強会】
 
【小学部勉強会】

 研修の最後に「何かを話しかけられる回数が多い子どもは、必然的に多くの言葉を話すようになる。」というお話をいただき、とても印象的でした。言葉のシャワーを浴びることが語彙獲得の近道だということを改めて確認しました。

表彰式

 6月13日㈫の全校集会では、先月行われた「交流春の大運動会」の表彰式が行われました。表彰されたのは、個人競技で1位から3位までに入賞した児童。
 名前を呼ばれた児童は自慢げで、そして嬉しそうな表情で分校長の前に立ちました。     

    
      【5学年 徒競走第2位】

 賞状をもらった児童は来年も賞状がもらえるように、そして賞状をもらえなかった児童は賞状をもらえるよう、練習をがんばることを決意した瞬間でした。

『千里の道も一歩から』そして、『継続は力なり』
 

第1回 授業参観

 本日(6月11日)第一回、授業参観を実施しました。
 小学部は、1校時と3校時を幼稚部は総合活動の時間を見ていただきました。授業の内容は以下の通りでした。
 
  幼稚部3・4歳       「さつまいものなえをうえよう」
  小学部1年   1校時 算数「いくつと いくつ」、
                「あわせて いくつ、ふえると いくつ」
          3校時 国語「わけを はなそう」、「はなの みち」
  小学部2年   1校時 算数「あわせて いくつ」
          3校時 国語「ことばを 見つけよう」
  小学部3年   1校時 社会「いわき市」
          3校時 理科「たねをまこう」
  小学部3・5年 1校時 日常生活の指導「朝の会」
          3校時 生活単元学習「父の日のプレゼント作り」 
  小学部5年   1校時 国語「生き物は円柱形」
          3校時 理科「魚のたんじょう」
  小学部6年   1校時 国語「カレーライス」
          3校時 社会「天皇中心の国づくり」


※写真は授業参観日当日のものではありませんが、このような形で授業が行われています。
【幼稚部3歳】

    【小学部 1年生】

 2校時の時間帯には、保護者の方々に奉仕作業をして頂きました。いつも行き届かない学校内の清掃をしていただき大変助かりました。ありがとうございました。

日赤「歌と踊りのコンサート」

 今年度も、日本赤十字社の復興教育支援の中の一つ「学校支援事業」で「歌と踊りのコンサート」が開かれました。
 このコンサートでは、しんちゃんの素敵なピアノと、さとちゃんの素敵な歌声を聴くことができました。『ともだちになるために』は手話を交えて歌っくださり、よりわかりやすく楽しむことができました。

         
 【さとちゃん(左)と しんちゃん(右)】         【記念撮影】

 会の終了後、こどもたちに何が楽しかったかインタビューすると、「きのこのダンス」という答えが多く聞かれました。
 日本赤十字の皆さん、楽しい会を提供してくださり、ありがとうございました。

移動図書館

 今日は、月一回の移動図書館の日。今年度は3回目となりました。学校の図書室から借りるのとは違い、子どもたちがとても楽しみにしている活動です。

       
【本を返却しているところ】     【本を選んでいるところ】

 車内は二人がすれ違うのがやっとの広さなので「すみません、通してください。」と言って、お目当ての本のあるところに移動したり、「並んで。わたしの後ろ。ここ。」と上級生が下級生に声をかけたりしてくれています。

 子どもそれぞれに興味のある物を借りたり、友達が借りていておもしろそうだったから借りたりと、借り方にはいろいろあるようです。

 子どもたちは絵や文字を追って、探したり、気づいたり、事実を知ったり、想像したりして本が誘う楽しい世界へと足を踏み入れています。