日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

防災学習を行いました

3月11日を前に、小学部では防災学習をしました。年に2回の避難訓練に加えての学習です。

6年生、5年生は、2011年の3月11日のことを覚えており、「揺れが大きくて、立っていられなかった」と話してくれました。1年生の子どもたちは、生まれて間もなかったため、高学年の友達の話を神妙な面持ちで聴いていました。

 

    

        【 高学年の児童の発表 】

 

命を守るためにどうしたらよいか。

大きな地震が起きたときは「頭を守る」ために、机の下に身を隠す。

  

【 机の下に頭を隠す演習・津波の強さについて 「ここにあった家は津波に流されたよ」 】

 

大きな地震が起きた後には津波が来る。津波は速い。家や車を流してしまう。

津波から命を守るためには「高いところへにげる」

忘れ物をしても「もどらない」

 

ということを学習しました。

 

最後に、東日本大震災でなくなった方々に黙祷を捧げました。

     【 黙祷の様子 】

 

校内研修を行いました

 2月28日(水)筑波大学付属学校教育局次長の松本末男先生をお迎えして、研修会を行いました。

  午前中は、幼稚部・小学部の両学部の授業の参観、指導助言をいただきました。

      

          【 幼稚部の授業参観 】

  

            【 研修のまとめ発表会の様子 】

 

 午後からは、授業での悩みや指導法についての質疑に応じていただきました。また、校内研修の発表会に参加いただいた際には、これまでの研修の取り組みについて、指導助言とお褒めの言葉をいただきました。

 とてもお忙しい中、来校くださった松本先生の助言を、今日から実践し、指導力の向上と子どもちの学力向上のために役立てていきたいと思います。

 

 

福島県かきぞめ展表彰

 2月26日(月)の全校集会で、福島県かきぞめ展の表彰式がありました。

小学部の子どもたち全員が、12月・冬休み・1月と、練習を続けてきました。

 

                 【 練習の様子 】

 

 1年生は「こけし」、2年生は「メダル」、3年生は「いぬ年」、5年生は「早春の光」、6年生は「冬の祭典」という課題に沿って練習しました。

 

 

                【 表彰の様子 】

 

 結果は…。

 惜しくも、特賞はいただけませんでしたが、金賞や銀賞を受賞し、満足そうな表情の子どもたちでした。

 

 

 

 

表千家

 2月22日(木)校長先生が本格的な表千家の流儀で、お茶をたててくださいました。
 昨年度経験のある子どもたちは、部屋に入ると、毛氈(もうせん=「赤い布」)に背筋を伸ばして正座し始めました。非日常のキリリとした空気感が漂っていました。

 まず、校長先生から、道具の名前やその使い方などを教えていただきました。

     【「ふくさ」の説明 】

   【  お茶を たてている様子  】

 そして、6年生からお茶をたてていただきました。「お先に」「どうぞ」「いただきます」といった言葉のかけ方や、茶碗を2回、回したり、手を床に着いてお辞儀をする、飲み終わった後は飲み口を指でふき取って壊紙で指を拭くなど、表千家のマナーなども教えていただきました。

【 お茶を いただいている様子 】

 お茶を飲み終えると、お茶の道具に興味津々の子どもたちが、釜の前に集まってきました。「やってみる?」の一言に子供たちは大喜びで一列に並び始めました。そして、「担任の先生や授業担当の先生たちにお茶をたてたい」とはりきって挑戦しました。

【 茶せんの動かし方を教えてもらう様子 】

 茶せんの動かし方が見ているより難しかったようですが、ある児童はたてたお茶の表面にできた”池”(泡だっていないところ)が「とてもいい」とほめられました。

 このお茶会は、子どもたちだけでなく、私たち教員にとっても非日常を味わえる貴重な時間となりました。

生の演奏を聴きました

 音楽の学習の時間に筝と尺八で演奏される『春の海』という楽曲をDVDにて鑑賞しました。 低学年の児童も、初めて見る和楽器の名前をすぐ覚える関心の高さで、本物の音に触れることができるよう鑑賞の時間を設けました。

       【 曲紹介 】 
 
 筝の奏者4名、尺八の奏者1名に来校いただき、学習した『春の海』や、お正月などでよく耳にする『六段の調べ』、既習の『さくらさくら』『もみじ』『さんぽ』を演奏していただきました。『もみじ』や『さんぽ』は演奏者の方たちと一緒に歌いました。

     【 曲目『さくらさくら』 】

 また、鑑賞を終えた後、実際に楽器に触れて音の響きを感じたり、息の吹き込み方の難しさを体感したりすることができました。

 

        【 筝と尺八の 体験コーナー 】

 子供たちのために来校してくださった皆さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

第3回みみらんど・いわき学習会を実施しました。

 1月29日(月)に宮城教育大学の菅井裕行先生を講師としてお迎えし、みみらんど学習会を行いました。

 午前は乳幼児教育相談の様子を見ていただき、保護者との懇談・指導助言をいただきました。     
 午後には、「ことばに課題のある子の支援を地域で考えよう」をテーマに保健師さんや特別支援教育コーディネーターの方々などとディスカッションを行いました。菅井先生から宮城県での取り組みを紹介いただき、サポートの方向性を話し合ったり、アドバイスをいただいたりしました。菅井先生からは、「支援をしていく上で一番大事なのは、一人で悩まずに、支援者が一同に会し、知恵を出し合うこと」というお言葉をいただきました。
 本校は今後も「ことばに課題のある子の支援」を積極的に行い、浜通り地区のセンター的役割を果たしていきたいと思っています。

豆まきをしました。

 2月2日、小学部では一日早く「豆まき」をしました。
 
 「節分」の由来の話を聞いた後、自分の退治したい「心の鬼」を発表しました。


        【 節分の由来 】 


     【  退治したい「心の鬼」の発表   】
 
「豆まき」の歌の後、鬼が登場。それぞれの心の鬼を退治しようと、豆まきを行いました。


     【 鬼は外!福は内! 】
 
 みんなが健康で幸せな一年になりますように。

駅伝大会が開かれました  

 1月22日(月)『スピード・ボルトGTX』『チーター』『ライオン・タイガー』の3チームに分かれて競い合いました。


    【  始めの言葉  】

 当日は、雪の予報のため、開始時間を15分繰り上げてのスタートです。

 準備運動をして、ウォーミングアップを終えたら各チーム気合を注入。「優勝するぞ」「一位になるぞ」の意気込みが体から見えるようでした。


           【  気合注入  】
 
 スタートの合図とともに勢いよく走り出した子どもたち。練習のときよりペースを上げて駆け抜けていきました。
 風が強かったのですが、沿道からは保護者の方々から声援を受け、強い風にも負けずに走る子どもたちのさらなる力となりました。


   【 アンカーの残り30メートルの走り 】

 優勝は、「チーター」チーム。勝ったチームも、負けてしまったチームも、それぞれの思いが伝わる熱い走りでした。

 応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
 

いわき市立美術館に行ってきました

 いわき市立美術館には、「いわき市 小・中学生版画展」に作品を出品し、後期展示の見学に行ってきました。

 本校で出品した作品のテーマは「十二支のはじまり」です。児童一人ひとりが干支の動物と十二支のお話しに出てくる神様やねこを選んで作りました。

 美術館では、たくさんある作品の中から自分の作品を見つけて嬉しそうにしていました。見学の中で、他校の同じ学年の友だちがどのような作品を作っているか、何をテーマに版にしているか、などを見て学ぶいい機会となりました。学年によっては、展示されている作品の中から「素敵だなと思う作品をさがす」こともしてきました。

 見学を終え、体験コーナーへ。学芸員さんに「ステンシル」や「「フロッタージュ」という技法を使っての版作りを教えていただき、作品を作ってきました。2枚作ったうちの一枚は美術館に展示していただき、もう一枚は持ち帰りました。

      【ステンシルでの版の作り方 】



   【 型を使ってステンシルの版作り 】

 型は同じでも、色や柄の配置の違いで、それぞれの個性があふれる作品に仕上がりました。

 学校へ帰ってからは、美術館見学だけなく道中などのさまざまな経験を言葉にしたり、これまで学習してきたこととつなぎ合わせてたりしての学習が行われました。

駅伝大会があります

 今年も体育の授業で駅伝大会が開かれます。駅伝は幼稚部・小学部合同で行い、3チームに分かれて実施します。各チームに教員が1名参加することになっています。
 先週には走順やチーム名を子どもたちが相談して決めたので、意欲が高まっています。「早くたすきを渡せるように」と、1校時が始まる前には校庭を走って練習に取り組んでいます。

 
 1月22日(月)が本番です。お近くの方は、子どもたちの走りを見に来てください。皆様の応援が子どもたちの力になります。

3学期が始まりました

 本日、第3学期始業式が行われました。
 欠席の幼児・児童もなく皆元気に登校することができました。

 3学期始業式では、分校長から「3学期にがんばってほしいこと」の話がありました。
 ①健康
 ・栄養のバランスを考え食べる
 ・休息をとる
 ・運動をする

 ②ことば
 ・友だちとたくさんお話をしながら遊ぶ
 ・相談しながら進めたり、意見を聞いたりする

 ③勉強
 ・宿題をする
 ・本をたくさん読む

 
 3学期は、1年間の学習のまとめの大事な時期となります。例年2月くらいにはインフルエンザの流行がみられるので、かぜやインフルエンザにかからないように健康に注意しながら元気に学習活動ができるといいなと思います。


ミニ学習会がありました

 本校では、自立活動・聴覚活用係りが主となって、校内ミニ学習会を月に一度行っています。今月は聴力測定についての学習を行いました。
 
 校内にあるオージオメーターの使い方、どの周波数から検査をするか、検査に当たっての注意点、オージオグラムの記入の仕方などについての学習や確認を行いました。


    
      【 オージオメーターの使い方の説明と実技 】
 
 学校で行う検査は、耳鼻科医が行う検査とは異なり、教育的観察の一環として行うもので、聴力がわかることで、日ごろの学習指導に生かすために行います。

 来月は、「手話言語と日本語」の学習を行う予定です。

スイートポテトやさん

 幼稚部では、春から育ててきたサツマイモを使ってスイートポテトを作りました。
小学部の友だちに引き換えチケットを配り、スイートポテト屋さんの開店です。

     
           【スイートポテト屋さんオープン】
 
 幼稚部の子どもたちは店員を小学部の子どもたちはお客さんになって
「お願いします」「どうぞ」などのやり取りをしました。

お楽しみ会をしました

 12月15日(金)全校生でお楽しみ会をしました。
 お楽しみ会は、毎年子どもたちが楽しみにしている活動のひとつです。初めに、みんなで『赤鼻のトナカイ』を歌いました。そこへサンタクロースが来てくれました。サンタクロースは教員とサンタバンドを結成し『星に願いを』『きよしこの夜、ジングルベルメドレー』を演奏してくれました。

   
      【 サンタバンド 】
 サンタバンドの後は、子どもたちの出番。お楽しみ出し物がありました。幼稚部は「いないいないばあ」の絵本を読んだり、手遊びを披露してくれたりしました。また、小学部は音楽の時間に学習した『こぎつね』の演奏してくれました。
      
     【 幼稚部の発表 】         【 小学部の発表 】
 
 お楽しみ出し物の次は、クリスマス・ミニ運動会です。ミニ運動会ではサンタチーム、トナカイチームに分かれて二人三客やパズルリレー、パン食い競争を行いました。チーム対抗の二人三脚やパズルリレーでは、勝負に勝つにはどうしたらいいか、高学年の児童がリードして作戦を練る姿が見られました。
     
         【 ミニ運動会 パズルリレー  】

          
          【 ミニ運動会 パン食い競争 】
 
 ミニ運動会では、サンタクロースやトナカイ、友だちや先生と体を動かしながら、チームで協力して競技をしたり、活動を楽しむことができました。
 最後にサンタクロースからプレゼントをもらって会は終了となりました。
         【 サンタクロースからのプレゼント・記念撮影 】

         
 来年も来てもらえるといいですね。

学校給食試食会がありました

 
子どもたちが毎日食べている給食。味や食感、栄養のバランスなど、献立表やお便りだけでは分からない部分を、実際に食べて知っていただこうと毎年企画しています。

 昨年度からは、子どもたちが普段、どんな様子で給食を食べているのかを知って頂きたいと考え、保護者のみなさんと一緒に給食を楽しむ形式にしています。

今年度の試食会の献立は、鶏のから揚げ、ミネラルサラダ、豆腐とわかめの味噌汁、オレンジでした。

 
            【 給食試食会の様子 】 

 参加してくださった保護者の皆様、アンケートへの御協力ありがとうございました。

 給食を作ってくださっている平支援学校さんへもお伝えし、よりよい学校給食にしていきたいと思います。

低学年の走ろう会がありました。

 昨日まではポカポカ陽気で過ごしやすかったのですが、一転今日は冷たいか風が吹く陽気となりました。そのような中でしたが、1年生から3年生までは元気に「走ろう会」に参加してきました。
 
 
 これまでの練習から、それぞれに自分の目標を決めて走りました。1・2年生は校庭を3周、600メートルを4年生は校庭を4周、800メートルを走りました。
 
      【  3年生の走ろう会の様子①  】

 今もてる自分の力を精一杯出し、自分に満足できた児童・目標に届かず悔しい思いをした児童など様々でしたが、最後まで諦めないで走りきったことを誇りにしてほしいと思います。
 
      【  3年生の走ろう会の様子②  】

 来週は、高学年の走ろう会があります。6年生にとっては小学校生活最後の走ろう会ですので悔いの残らないような走りができるといいですね。

走ろう会があります

 今週の30日(木)には1~3年生が、12月4日(月)には5年生、6日(水)には6年生の走ろう会が、草野小学校で行われます。
 今週まで数回、学年体育に参加させていただき、当日に向け気持ちも高まってきて「昨年より早い順位になりたい」「賞状もらいたい」などの声が聞かれます。
 

    【 2年生の練習の様子 】

 こどもたちは、目標に向かってがんばっています。

卒業生が来校してくれました

 本日、突然卒業生が訪ねてくれました。手にはたくさんのお土産を持って。
平校を卒業したのは12年前のこと。卒業後もこうして訪ねてくれて、とても嬉しく思いました。
 
 ちょうど、子どもたちは音楽の時間で音楽室にいたのですが、お土産を持ってきてくれた先輩に感激し、「一緒に遊びたい」「おにごっこして遊ぼう」と声をかける児童もいました。

    【 「大好きなお菓子のお土産をありがとう!」  】
 
 昼休みは、全員で「氷鬼」をやり、楽しい時間となりました。
   【 体育館で凍り鬼をする先輩と子どもたち  】
 
 先輩、ま休みの日に訪ねて来てくれてありがとうございました。また遊びに来てくださいね。

校内研修で松本末男先生にお越しいただきました。

 11月20日(月)筑波大学教授の松本末男先生にお越しいただき、研修を行いました。1時間目には、小学部3年、5年、6年の授業を、2時間目には小学部3・5年、2年、1年の国語の授業を、さらに3時間目には幼稚部の授業を見ていただきました。
 

      【 幼稚部の授業 】

 松本先生にご指導いただくのは今年で10年目となります。私たちが10年の間ご指導いただいたことについての教育実践について評価をしていただきました。また、今回の研修でも、すぐに授業に活かせるお話をたくさんお聴きすることができました。聴いたお話をこれからの授業で実践し、子どもたちの成長につなげていきたいと思います。

避難訓練をしました

 本日、今年度2回目の避難訓練を実施しました。今回は、地震により大津波警報が発令された設定での訓練です。
 本校は海抜5メートル、海から最短距離で約2.5キロメートルということもあり、近くの小高い山にある衣山神社付近まで避難しました。

 衣山神社付近に避難後、避難時に大切なこととその理由などの話を聴きました。子どもたちはその話を聴きながら、自分の行動を振り返っていました。


【学校へ戻ってからのお話】
 
 学校へ戻ってからもう一度、自分の命を守るために避難するときに大事なこと、津波警報があるときの避難について復習しました。