平ふくろう掲示板
小川・川前地区の保健師さんにおいでいただきました
【みみらんど、教育相談室の見学】 【学校の様子の説明】
今回は小川・川前地区の保健師さんに見学いただき、パイプがつながったことで、乳幼児検診などで、聞こえの気になるお子さんやその保護者へのサポート体制が強化されました。
乳幼児教育相談(みみちゃん教室)では『豊かな親子のかかわりを育む』ため、
・楽しい活動を通してお子さんの音への気づきや興味を育みます
・親子での共有体験を通して人とのかかわり、ことばへの興味と理解を育みます
・聞こえやことば、子育てに関する情報の提供を行います
・関係機関と連携しながら、地域でサポートしていきます
(大好きな人との心の通じ合いは、「こころとことばの育ちの基礎」になります)
今後は、市内の各地域の保健福祉機関に訪問し市内の保健福祉機関との連携強化、そして浜通りの保健福祉機関との連携を一層強化し、子どもたちの健やかな成長のサポートをしていければと考えています。
※地域支援センター『みみらんど・いわき』では、みみちゃん教室(乳幼児早期教育相談)の他、出かける支援(保育所・幼稚園・小学校への相談支援)、ことばときこえの学習会などの事業を行っています。
平成29年度いわき地区特別支援教育研究会教育セミナーⅠ
本校からも分科会の話題提供者として、また学習者として多くの教員が参加しました。
話題提供をした分科会では「きこえにくいってどういうこと?~<きこえ>について知ろう~」というテーマでお話しさせていただきました。
【補聴器と人工内耳について】
話しを聞いてもらうだけではなく、実際に補聴器をつけてどのように聞こえるか、また、耳に指で栓をしてテーマに沿って話しをしてもらいました。
体験を通しての感想
①口形がにていることばの読み取り(はし・はち・はり)
・母音が同じ言葉は口形だけ見ると全て同じように見えた。
・子音は読み取れない。
・集中して見ていたのにわからない。ずっと集中しなければと思うと辛い。
・思ったより、音に頼っているということがわかった。
②1対1での会話
・話す側の口の動かし方などに配慮が必要と感じた。
・会話を楽しむというより分かろうと必死になる。
・話ができるとうれしくなる。
・1対1で話すことに集中しているので、他の人から話かけられたら分からないと思った。
③集団での会話
・みんながなぜ笑っているのか、うなずいているのか分からず、寂しい、取り残された気持ちになった。
・話しが分からず適当に返事をすることがあった
・ジェスチャーがあると分かりやすかった。
・聞こえる子だけが通じているようで、聞こえない子は寂しい思いをしているのかもしれないと思った。
【グループ内での感想発表】
この後、難聴の教員から「健聴者にありがちな誤解」について4つ、話をしてもらいました。
<健聴者にありがちな誤解>
①補聴器をつけていれば、何でもみんなと同じようにきこえている。
②みんなと同じように行動できているから困っていることはない。
③補聴器をつけていれば、どこからの音でもきこえている
④音声言語(はなしことば)でコミュニケーションできるので、だれとでも、どんな場面でも通じ合える。
これらの誤解を解消し、子どもたちがより分かりやすい生活や授業が受けられるようにするためには、どんなことが事が必要かについても考え話し合いました。その内容は以下の通りです。
①について
・「ゆっくり」話し、時間や活動のゆとりをもってできるようにする。
・理解して行動できるような配慮(文字・実物・絵)をし、見通しがもてるようにする。
・本人が伝えられる環境作りと、意思表出するための手段を伝える。
②について
・「いつまで」「どのくらい」「誰と」などの内容を見通しがもてるよう視覚化(文字・絵)で表示・提示する。
・話し合い活動のときは、書いて知らせる。
・話す人は、「ゆっくり」「はっきり」「ジェスチャー」を交えて話す。
③について
・スピーカーの位置の確認。
・座席の位置に配慮する。(左右どちらの聴力がよいか、全体を見渡せる位置か)
・緊急時の約束事を決めておく。
④について
・短いことばで指示したり、話したりする。
・本人が分かっているか、伝わっているかどうか確認の方法に工夫が必要。
・文字や絵などの視覚支援があるとよい。
・話しのポイントを視覚化する。
2時間半という時間ではありましたが、参加者が子どもの立場になって感じたり、今後どのように関わっていくかを考えたりする、とでもいい時間となりました。
受講できなかった方々、もっと具体的で詳しい話が聞きたいという方、お子さんの聞こえが気になる保護者の方など、いつでも本校の地域支援センター「みみラらんど・いわき」の職員をはじめ、全職員がバックアップさせていただきます。お気軽に、ご相談ください。
福島県立聴覚支援学校平校内
地域支援センター「みみらんど・いわき」
平成29年度福島県特別支援教育研究会・言語障がい教育専門部研修会
午前は、3つの分科会(「主体的な学びに関して」「豊かなコミュニケーションに関して」「自己を見つめ、社会生活を見据えたコミュニケーション」)に分かれて学習会が行われました。
午後には信州大学から教職支援センター教授である庄司和史先生をお迎えして「聴覚障がい教育における話し合い活動について」の講演をいただきました。
講演会では、幼児期の言語の発達過程や特徴、また、小学部以降での口声模倣(言われた言葉を真似て言う)の意義や指導する上で大事なことをお話しいただきました。
<指導する上で大事なこと>
①聴覚活用を重視し、聞こえやすい環境でことばをかける
②歯科雨滴に、互いの口元や表情、身振り、手の動きなどが見えやすいように注意すること
③多語文にこだわらず、できるだけシンプルに置き換える。
④曖昧なこと、はっきり分からないことは、無理しない。
⑤継続したやりとりの中で、言葉に置き換えること。
さらに、聾学校(聴覚支援学校)の課題もお話しいただき、一同、課題解決のために一人一人がやらなければならないことを確認する場ともなりました。
講演会の最後に聞いた『一番大事な専門性は「やる気」である。やろうと思ったら明日からでもできる。その、やる気が大事なんだ』と言う言葉が胸に刺さりました。
この研修を活かして、2学期の指導にあたりたいと思いました。
校内ミニ学習会
第一回の今回の学習は、「子どもの聞こえにくさを体験し、情報保証の大切さを知る」と言う内容で行われました。
始めに授業の一場面を想定し、体験を行いました。
まず二人組になり、一方の人は、難聴者役(ヘッドホンをして周囲の声が聞こえないくらいの大音量を耳から入れ)、もう一方の人は情報保証役(授業や会話の内容を紙面に書き起こす人)になりました。
【先生を見て話を聴いたり、情報保証を見て確認しながらの話し合い】
テーマは、「夏祭りの出し物」について。
グループで何をやりたいかを話し合い、話し合いでの内容を発表すると言う流れで進みます。また、グループから吸い上げた出し物をどのように運営するか、だれが準備をするか、出し物をする時間は何時からにするか、などを話し合いました。
(グループ学習→一斉指導)
結果→<難聴役>の先生からは、
・ゆっくり話してもらうと分かりやすかった。
・全体の話し合いになると誰が話しているかわかりにくかった。
・ずっと集中して見る(聴く)ことが大変だと言うことが分かった。
・ジェスチャーや手話を入れてもらえると話がわかった。
<情報保証>の先生からは
・先生から子どもたちへの質問を続けて行ったとき、誰がなんと
言ったのか、スピードが速くて書いて伝えることが難しかった。
と言う、感想がでました。
次に、役割を交代して「夏休みにしたいこと」というテーマで話し合いをしました。(一斉指導)
結果→<難聴役>の先生からは、
・みんなでの話し合いはどこを見ていいかわからなかった。
・手を上げてから話してもらうと誰が話しているか分かったと思う。
・積極的に手を上げられなかった。
・集中力が途切れてしまった。
<情報保証役>の先生からは
・伝わったかどうか聞き直す必要性があると感じた。
・要点を絞って書かないと話について行けない。
・全部は伝えられない。
という、感想がありました。
まとめ
〇子どもたちは分かる言葉やキーワードを手がかりに話の内容を推測している。その言葉を獲得するのには、経験が大事。
〇人によって言葉のとらえ方の得手不得手がある(口話を読み取れる、文字があるとわかる、手話で読み取るなど)ので、難聴者が分かりやすい方法で伝える。
〇手話の技術の向上をはかる。
〇情報の受け取り方、伝え方を教える。
〇短い時間で覚えやすくして教える。
〇自分で調べることができないことは教える。
今回の校内ミニ学習会では、聴覚支援学校の教員として、子どもの聞こえにくさを体験し、情報保証の大切さを再確認する場となりました。
不定期ではありますが、このようなミニ学習会を年間を通して実施し、教員の専門性を高めていきます。
七夕子供笹飾りコンテスト
吹き流しは、子どもたちが大好きなアンパンマンとコキンちゃんにしました。お花紙をたくさんくさん丸めて丸めて丸めて…。
【お花紙を丸める様子】
そして、顔の形の張り子に貼り付けます。
【アンパンマンの張り子にお花紙を貼り付ける様子】
「くるくる」「ぺったん」「べたべた」など、擬態語をたくさん使って制作しました。先生にもちょっと手伝ってもらいましたが、かわいらしいアンパンマンとコキンちゃんが完成しました。
平七夕祭は8月6(土)・7(日)・8(月)日の三日間。展示場所は平本町通り丸伊(まるい)酒店前です。ぜひ、足を運んでご覧ください。
第1学期終業式
式では、分校長から夏休みの過ごし方についての話がありました。担任からも常々話しを聞いているのですが、分校長からも同じ内容の話を聞き、「先生みんなが同じこと言うんだ。そうか、大事なことなんだ」と納得して聞いている様子でした。
【「早寝・早起きをしましょう」】
【「午前中の涼しい時間に勉強や手伝いをするといいよ」】
生徒指導担当の教員からも夏休みの過ごし方について話がありました。
【安全に楽しく夏休みを過ごすためのおはなし】
1つめは「規則正しい生活をしよう」
2つめは「事故に気をつけよう」
3つめは「補聴器の点検を毎日しよう」
とのはなしがありました。具体的にはどういうことなのかといった説明を、神妙な面持ちで聴く児童が多くいました。
夏休みにしかできないような体験をたくさんして、家族の協力を得ながら安全で楽しい休みになるといいですね。
トマトの収穫祭をしました
終業式前日である昨日、赤く実ったトマトを使ってピザを作りました。収穫したトマトはとても甘く、生で食べてもとてもおいしかったのですが、児童がみんなに食べてもらいたいとの願いでピザにすることにしました。
ピザを作るときには、簡単な手順表を読み、進めていきました。
【収穫したトマトを使ってのピザ作り】
ピザが完成すると、小学部の全員を呼んできて、一緒に食べました。みんなからは「おいしい」との感想が聞かれ、うれしそうにしていました。そして、次の野菜を育てた時にも、ごちそうを振る舞う約束をしました。育てて嬉しい、振る舞えて嬉しい時間となりました。
2学期には、いったいどんな野菜を育てるのでしょうか。今からごちそうが楽しみです。
パン屋さんに行きました!
二人は、大好きなアンパンマン、ドキンちゃんのパンを選び、自分でお金を払う経験をしました。
【パン屋さんでおかあさんと一緒に】
パン屋さんを後にし、近くの公園で買ってきたパンを早速食べました。大好きなキャラクターパンを目の前に、二人はとても喜んでいました。
【パン屋さんの近くの公園で「いただきまーす」】
さて、自分で作ったパンと、パン屋さんで買ったパンは、どちらがおいしかったかな。
水泳の授業が始まりました
新一年生もいることから、注意事項などを確認してから出発しました。
プールの中では、人工内耳や補聴器をつけていられないので、先生の手話や口形を逃さずよく見ることが重要になってきます。経験のある上学年の児童は、「これが終わったら先生からの話がある」と予想をつけて時々先生の方向を見ることがありますが、まだ慣れない下学年の児童は友達や先生から注目するよう促されることもあります。「先生の話をよく見る、よく聴く」ことは安全に楽しく学習するために毎回確認される事項です。
【視覚支援を行いながらの学習】
初回は、みんなが水に慣れるよう、なじみのある『貨物列車』をやったり、先生がつくったトンネルをくぐったりして楽しみました。
【『貨物列車』じゃんけんで勝った人の後ろに負けた人がつながります】
水泳の学習は能力に応じて9月初旬まで続きます。
七夕お楽しみ会
まず、会の始まる前にみんなが作ってきた飾りを笹に飾り付けました。司会進行は5年生が務めました。
七夕のお話を聞いた後、願い事の発表がありました。
【七夕のお話】
願い事の発表では、事前に書いた短冊を読み上げました。お願い事は次の通りです。
「アリエルに会いたい」「フィンランドに行ってムーミンに会いたい」「ブロックを長くつなげたい」「プールに入りたい」「ザリガニをたくさん育てたい」「速く走れるようになりたい」「ピザ屋さんになりたい」「将棋が強くなりたい」「ディズニーランドに行きたい」「パティシエになりたい」「hikakinに会いたい」「大工さんになりたい」
【願い事の発表】
願い事の発表の後はゲームを行いました。今年のゲームは「花いちもんめ」です。6年生がやり方の説明をしてくれ、ゲームの始まりです。チームで誰が欲しいかを相談して決めました。ゲームを進行する中で上級生が下級生への気配りをしたり、下級生は上級生にリードされてたりして楽しく進めることができました。
【ゲーム『花いちもんめ』】
【記念撮影】
最後にプレゼントをもらい、子どもたちは目を輝かせていました。
「子どもたちが、毎日の学習や家庭での手伝いを頑張ることで、願い事が叶いますように」
「パン屋さんごっこ」
パン屋さんを開くために、粉をこねるところから始めました。丸めたパン生地にアンパンマンの顔のパーツをつけて、オーブンで焼きました。本物の"アンパンマン"ができました。
【アンパンマン作り】
【アンパンマンの完成】
小学部の子どもたちにお客さん、一方、幼稚部の子どもたちはパン屋さんに変身し、「あんぱんまん」「どうぞ」などと、やりとりのれんしゅうをしています。
【パン屋さん練習】
今後は、実際にパン屋さんに行って買い物をしてくる予定です
小学部1・2年 本文校交流会
交流会では、自己紹介の後、各校が主催のゲーム大会を行いました。初めは、緊張していた二人でしたが、ゲームが始まると笑顔と元気にあふれ、各校の友達と楽しく活動することができました。
【自己紹介】
【平校主催ゲーム 貨物列車】
同じ学年の友達とかかわる機会を得、友達を見て学び、認め、尊敬したりと、普段の学習では得られない気づきがあったようです。
幼稚部から経験している本文校交流会ですが、年齢が上がるにつれ感じることも違ってくるようですね。
下校時、玄関で本校の児童に見送られ「またね、ばいばい」とハイタッチをして帰ってきました。
来年の交流会では心も体も大きくなって会えるといいなと思います。交流会あとも、手紙を書いてやりとりを続ける予定です。
いわき市小学校陸上競技大会地区大会
【女子80メートルハードル走】
児童の感想:「目標にあと3cm足りなくて悔しかった。思ったより楽しかっ
た。横山先生から緊張をほぐす方法を教えてもらって、やってみ
たら本当に緊張が解けていくみたいでなくなった。」
【女子ソフトボール投げ】
児童の感想:「足がずれてビリになってしまった。足がずれないようにできればよ
かった。でも、目標達成できてよかった。」
二人とも、自分の持てる力を十分発揮したようで、晴れ晴れとした表情で報告してくれました。
いわき市小学校陸上競技大会壮行会
これまでの約2ヶ月、毎日練習してきた二人からは練習での記録を上回りたいとの発表がありました。
【出場種目と目標の発表】
下級生からは、その目標が達成できるようにと熱いエールが送られました。
【下級生からのエール】
地区予選は明後日28日。練習してきた成果を記録更新という形で結果を出せるといいですね。
【記念撮影】
校内研修会
本年度の研究テーマは、個別の教育支援計画を基に『チームで進める"自立活動の視点"を活かした授業づくり~幼児児童の言葉の育ちを捉えた"分かる"授業作り~』として、研究を進めています。本日、幼稚部は総合活動『パン屋さんごっこ』、小学部は第一学年国語『くちばし』の授業を行いました。
【幼稚部・『パン屋さんごっこ』】
【小学部一年国語『くちばし』】
研究授業を行った学級だけでなく、各学部各教員の指導の悩みや授業作りの工夫など、助言をいただく時間を設け、それぞれの教員の専門性の向上につなげました。
【幼稚部勉強会】
【小学部勉強会】
研修の最後に「何かを話しかけられる回数が多い子どもは、必然的に多くの言葉を話すようになる。」というお話をいただき、とても印象的でした。言葉のシャワーを浴びることが語彙獲得の近道だということを改めて確認しました。
表彰式
名前を呼ばれた児童は自慢げで、そして嬉しそうな表情で分校長の前に立ちました。
【5学年 徒競走第2位】
賞状をもらった児童は来年も賞状がもらえるように、そして賞状をもらえなかった児童は賞状をもらえるよう、練習をがんばることを決意した瞬間でした。
第1回 授業参観
本日(6月11日)第一回、授業参観を実施しました。
小学部は、1校時と3校時を幼稚部は総合活動の時間を見ていただきました。授業の内容は以下の通りでした。
幼稚部3・4歳 「さつまいものなえをうえよう」
小学部1年 1校時 算数「いくつと いくつ」、
「あわせて いくつ、ふえると いくつ」
3校時 国語「わけを はなそう」、「はなの みち」
小学部2年 1校時 算数「あわせて いくつ」
3校時 国語「ことばを 見つけよう」
小学部3年 1校時 社会「いわき市」
3校時 理科「たねをまこう」
小学部3・5年 1校時 日常生活の指導「朝の会」
3校時 生活単元学習「父の日のプレゼント作り」
小学部5年 1校時 国語「生き物は円柱形」
3校時 理科「魚のたんじょう」
小学部6年 1校時 国語「カレーライス」
3校時 社会「天皇中心の国づくり」
※写真は授業参観日当日のものではありませんが、このような形で授業が行われています。
【幼稚部3歳】
2校時の時間帯には、保護者の方々に奉仕作業をして頂きました。いつも行き届かない学校内の清掃をしていただき大変助かりました。ありがとうございました。
日赤「歌と踊りのコンサート」
このコンサートでは、しんちゃんの素敵なピアノと、さとちゃんの素敵な歌声を聴くことができました。『ともだちになるために』は手話を交えて歌っくださり、よりわかりやすく楽しむことができました。
【さとちゃん(左)と しんちゃん(右)】 【記念撮影】
会の終了後、こどもたちに何が楽しかったかインタビューすると、「きのこのダンス」という答えが多く聞かれました。
日本赤十字の皆さん、楽しい会を提供してくださり、ありがとうございました。
移動図書館
【本を返却しているところ】 【本を選んでいるところ】
車内は二人がすれ違うのがやっとの広さなので「すみません、通してください。」と言って、お目当ての本のあるところに移動したり、「並んで。わたしの後ろ。ここ。」と上級生が下級生に声をかけたりしてくれています。
子どもそれぞれに興味のある物を借りたり、友達が借りていておもしろそうだったから借りたりと、借り方にはいろいろあるようです。
子どもたちは絵や文字を追って、探したり、気づいたり、事実を知ったり、想像したりして本が誘う楽しい世界へと足を踏み入れています。
羽化しました!
子どもたちのいない休日に羽化してしまったのが残念ですが、卵から幼虫、サナギ、蝶へと変化する生き物の成長の変化を観察することができました。
後援会総会開催
会では、後援会会長をはじめ会員の参加があり、平成28年度の会務・会計報告がありました。会務報告では、パワーポイントを使って子供たちの学校生活の様子を見ていただき、学校での活動や後援会費の使い道など知っていただくことができました。
しかし、昨年度に比べて後援会の会員数が減っていることが懸念されています。会員を増やすためのアプローチなども話し合いました。
このHPをご覧の皆さんの中で本校の後援会に賛同いただける方は是非とも入会をお願いします。
福島県立聴覚支援学校平校後援会会則(抜粋)
第3条 本会は、本会の趣旨に賛同する者および団体を持って組織し会員を下記のとおりに 分ける
普通会員(一般後援者) 特別会員(市町村・各種団体)
第4条 本会は前条の目的を達成するため下記の事業を行う。
1、聴覚障がい教育(聾教育を含む)の施設充実の促進
2、聴覚支援教育(聾教育を含む)の普及啓蒙及び就学奨励
3、聴覚支援教育(聾教育を含む)の研究、調査の助成
4、その他、本会の目的達成に必要と認める事業
第5条 会員は、下記の通り会費を負担する。
普通会員 1000円(一口)以上
特別会員 3000円(一口)以上
振込先については、本校後援会事務局【電話0246-34-2202】までお問い合わせください。
大きなかぶ
毎日水をあげて育ててきたので、スーパーで売っているような大きさになりました。S君に収穫する日を決めてもらうと、カレンダーの5月26日の欄に「かぶをぬく」と書き込み、楽しみにしてきました。
大きく育ったかぶを初めて抜くときには、どのくらい力を入れたらいいかわからずはじめはそっと、徐々に力を加えていきました。「うんとこしょ、どっこいしょ」と『おおきなかぶ』の台詞をいいながら抜きました。かぶを大事にそっと抜き、小さい順に並べました。
「これは、あかちゃん。これは、幼稚部。これは小学生。これは大人」と、かぶを人に見立て、話してくれました。
この後、きれいにかぶを洗い、袋に詰め大事に抱えて持ち帰りました。とても心に残る体験だったようで、家庭で「おおきなかぶ」のお話を朗読したり、どうやって抜いたのかを何度も話したとのことです。
持ち帰ったかぶはお味噌汁にして食べたそうで、「あまくて、おいしかった」といった感想も聞かれました。
現在s君はトマトを育てています。トマトも大きく育ち、たくさん収穫できるといいですね。
5年生 -草野小との交流田植え-
5月26日(金)小学部の5年生2名は、草野小学校との交流で、田植えに行ってきました。天気予報は雨でしたが、みんなの気持ちが伝わったのか、雨は降らず、無事に田植えをすることが出来ました。
本校の児童たちは、草野小のみんなと一緒に裸足で田んぼに入り、一生懸命に田植えをしていました。「ドロの感触が気持ちいい!」と、普段は味わえない感触を楽しんだり、本当にうれしそうに笑顔で田植えをする様子が見られたりと、とてもいい経験になりました。
今回植えた稲は、11月の交流秋祭りで餅つきをして食べる予定です。元気に育っておいしいお餅ができるといいですね。
全校集会
分校長先生のお話のあとの連絡事項では、学級から発表したいことやお知らせしたいことなどの連絡が行われることがあります。
本日の連絡発表は小学部3年生から。理科で勉強、飼育している「モンシロチョウ」についてでした。
「モンシロチョウの幼虫がさなぎになりました」
とても嬉しそうな表情で、全校生の前で連絡発表してくれました。
卵から幼虫が生まれ、毎日食べ残された古いキャベツや糞を取り除き、入れ物をきれいに洗って新鮮なキャベツを与えて育ててきました。5月19日(金)にはまだ幼虫でしたが、今朝容器を覗いてみるとさなぎになっていたそうです。子どもたちの気づきやよぎった感情も大切にしながら全校集会が行われます。
さて、さなぎはいつ「チョウ」になるのでしょうか。
交流春の大運動会
小学部の児童は4月より草野小学校に出向いて、競技の練習を重ねてきました。また高学年の児童は準備係の担当となり、下学年の競技で使用する道具の出し入れの練習なども行いがんばってきました。練習が終わって学校に戻ってくると「今日は○番だった」「今日は○組が勝ったよ」「今日はこうなって負けたから今度はみんなで協力して勝つ!」などたくさんの話が聞かれました。
【入場行進】
【たけとりものがたり】
【やさい 大すき】
【つなひき】
【鼓笛パレード】
【ソーラン節】
【じょうずに はこぼう】
【準備係】
当日はあいにくの天候ではありましたが、保護者の方々や友達の声援をいっぱいに受け、練習の成果を出すことができました。競技後の子どもたちは充実感に満ち、晴れ晴れとしていました。
大きなかぶ
実際にかぶを育てることを通して、各部分の名称や形、においなどにも触れ、自分の経験を言葉で押さえる学習にもつながりました。
抜けないときはどうするか、かぶの花はどんな花なのか、種はどこにあるのか等児童からの疑問をもとにやりとりしながら学習を進めてきました。S君も大きくなったかぶの収穫をとても楽しみにしています。
「大きな大きなかぶになれ。あまいあまいかぶになれ!」
5月下旬に収穫する予定です。
放課後子ども教室の開室式
放課後子ども教室は、小学部の児童と幼稚部の幼児が学年を超えてかかわることのできる場になっています。子どもたちは、子ども教室が始まるのをとても楽しみにしていました。毎週、月曜日から木曜日の放課後、元気に活動します。
本だいすき!
平校の子どもたちは本が大好きです。
春の遠足
今年はいわき駅の近くにある「丹後沢公園」に行きました。学校から草野駅を目指して歩き、いわき駅までは電車に乗りました。
電車に乗りときや移動の際には下級生に自然に声をかけ、手をつないで歩く上級生の姿が見られました。
公園内の広場では自分たちで遊びを工夫し、ぼう落としやおにごっこ、シャボン玉など時間ギリギリまで汗だくで遊び、充実した時間を過ごすことができました。
PTA総会
草野小学校との交流1年生をむかえる会
平校の児童は交通安全教室を兼ねて、草野小学校まで歩いて行きました。はじめに係の先生から交通ルールについての話があり、歩道を歩くことや細い道は一列になって歩くことなどを確認してから、草野小学校までがんばって歩きました。
草野小学校と平校の全校児童が体育館に集まり、かわいらしい1年生を拍手で迎えました。お互いの学校の校歌を歌ったり、太鼓の音をきいて仲間集めゲームをしたりして楽しい時間を過ごしました。
そのあと交流学級ごとにわかれ、自己紹介をしたりゲームをして遊んだりしました。これから1年間、行事や教科などを通して交流を深めていきます。
FM補聴システム・Roger研修会
この研修で学んだことを日々の生活や授業に生かしていきたいと思います。
鈴木さん、ありがとうございました!
交通安全推進委員の任命式
平校では24日に交通安全教室を行います。一人一人が交通ルールを守って、気をつけて実施したいと思います。
入学おめでとう会
新入生は自分の名前や好きなことなど、担任の先生とやりとりしたことをみんなの前で発表することができました。また、プレゼントをもらったり、じゃんけんゲームをしたりして、友達とかかわりながら楽しい時間を過ごすことができました。
平成29年度がスタートしました
また春らしい陽気の中、来賓の方々や上級生に見守られ、入学式が温かな雰囲気で執り行われました。ピアノの伴奏で体育館に入場してきたのは、3名のかわいらしい新入生です。今年度は小学部に2名幼稚部に1名、計3名の新入生が平校の仲間に加わりました。
少し緊張している様子も見られましたが、入学許可の場面では、名前を呼ばれると元気に返事をして分校長先生から帽子をもらうことができました。今日から新しい生活がはじまります。平校での生活に早く慣れ、上級生の友達と楽しく遊んだりやりとりをしたりする姿が見られることを楽しみにしています。
今年度も、聴覚支援学校平校をよろしくお願いいたします。
離任式
<お世話になった先生への花束贈呈> <お見送りでのやりとりの様子>
先生方、長い間たいへんお世話になりました。
また、転校してしまうお友達のお見送りもしました。友達から「がんばってね。」とメッセージをもらい「がんばるよ。」と答えていました。
お別れはとても寂しいですが、一緒に平分校で過ごした大切なお友達です。離れていても応援しています。また会えることを楽しみにしています。
修了式
在校生が全員そろいました。 修了証書授与
卒業式
以下、卒業担任からのコメントです。
〇幼稚部卒業担任
入園した頃のことを思い出すと胸がいっぱいになりました。お別れの言葉を話す姿は堂々としていて立派でした。ここまで育ったのだと頼もしく感じました。春からは一年生。自信を持って1年生がんばれ!卒業おめでとう。
〇小学部卒業担任
4月に国語で学習した「支度」という詩を思い出しました。「心の支度は もうできましたか」との問いかけに「中学校生活への心の支度ができました。大丈夫です」と答えてくれましたね。 6年生になったばかりの頃は、不安でいっぱいだったあなたが、今では平分校のリーダーとして、みんなをまとめる頼もしい存在になりました。学習面では、つらいことやなかなか上手くいかないことも、あきらめないで努力し続けました。先生も中学生活の心の支度はできていると思うよ。心強い言葉を聞けてうれしかったです。卒業おめでとう。
卒業生 入場
卒業証書授与 幼稚部 お別れの言葉
小学部お別れの言葉 クラスメートといっしょに
卒業・進級おめでとう会
幼稚部の発表 言葉をいっぱい覚えたよ
アイロンビーズでつくったよ。 在校生に残したメッセージ
卒業おめでとう記念 校外学習
湯本駅に到着 温泉はあったかいな!
足湯を体験したよ。 喫茶店でランチ
猫ちゃんをみつけました。 丹後沢公園
みみちゃんサロン
「幼児期に大切にしてきたことはどんなこと?」
お母さん同士でお話しました。
昨年度、小学部を卒業した児童のお母さんと、今年度小学部を卒業する児童のお母さんをお迎えして、幼稚部在園のお母さんと乳幼児教育相談に来校しているお母さんとで、おしゃべり会を行いました。
先輩お母さんが、我が子に寄り添い共に過ごしてきた時間、共に乗り越えてきた様々な出来事、親としての思いや願い、大切なことをお母さん同士で共有することができた、みみちゃんサロンでした。
お母さん同士が真剣な表情でお互いの話をきく姿がとても印象的でした。私たち教員も勉強になりました。
交流6年生を送る会
聾学校校歌を歌いました。 6年生にメッセージをわたしました。
鼓笛の引き継ぎ 在校生に渡したしおり「夢」
横浜FC「夢で会えたら」草野小交流学習
お二人からは「夢という目標を持ち続けることの大切さ」や「自分の夢を堂々と語ることのできる人になってほしい」との話があったそうです。授業の後の作文には、自分の夢を言ってもよいのかという不安や緊張した思いが綴られ、それでも勇気を出して発表したと書かれていました。だれでも夢を語るとき、こんな私が・・という思いがありますね。そんな気持ちを胸に、草野小学校の友達の前で話したのだと思います。作文の最後には、二人の選手から贈られた「自分の夢をあきらめなければ、夢は必ず叶う」という言葉を宝にして努力していきたいと書かれていました。もうすぐ卒業を迎える6年生です。この時期に、こうした機会に恵まれたことは貴重な経験でした。
「横浜FC」のみなさん、ありがとうございました。
選手と話す 本校6年生
駅伝大会 スローガン発表
さて、練習とは別に小学部の5.6年生が駅伝大会のスローガンを考えてくれました。
「力をあわせて たすきと心をつなごう」
子供たちから最初に「力をあわせる」「たすき」というキーワードが出てきたそうです。そこで担任から「つなぐのは たすきだけなの?」という投げかけをしたところ「心もつなぐんだよ」という答えが返ってきたそうです。そこからこのスローガンができあがったそうです。「何だか駅伝っていいな」と思わせてくれる子供たちの言葉だと思いました。駅伝の本質を言い当てていますね。駅伝大会は24日(金)です。応援よろしくお願いします。
小学部 豆まき会
心の鬼の発表では、自分の心に中にひそむ鬼ともむきあい、そのあとの豆まきで追い出しました。まだまだ寒い日が続きますが、寒さを吹き飛ばす豆まき会でした。
心の鬼を発表しました。 鬼は外! 福はうち!
本気の豆まき としおんなの5年生から福豆が配られました
駅伝大会 全体練習(2回目)
花の一区のみなさん、気合いがはいっています。 ゴールテープめがけて全力疾走
今日の優勝チーム「うま」チーム ドッチボール ボールが大きい!
ボールが当たらなかった皆さん
生活単元学習「大豆をそだてよう」
今日の作業は、昨日から水に浸しておいた大豆を圧力鍋でやわらかく煮て、その後フードプロセッサーで細かく砕き、こうじと塩を混ぜて味噌玉をつくり樽に詰めました。ここまでの作業を一時間半ほどで行いました。煮た大豆はとっても良いにおいがして、そのまま食べてもとても美味しかったです。混ぜたり丸めたり、粘土遊びのように感触が楽しく、鼻歌を歌いながら作業していました。今年の夏が終わる頃、食べ頃になります。味噌の完成が楽しみです。
鍋に大豆を入れます。 米麹と塩と大豆をまぜます。
味噌玉を作っておけにポン!
おしょうがつあそび
<かるたあそびの様子>
各家庭で、冬休み中に触れた言葉についてやりとりをして、それをかるたにしました。お正月に食べたものや遊んだものの名前、中には初詣をした経験をかるたにしてきてくれたお友達もいました。「札をとりたい、勝ちたい」とい強い気持ちで、子どもたちは真剣に読み手の先生の顔や口の形をよく見て取り組んでいました。きいて、記憶して、とって、伝えて、確認することでたくさん言葉に触れながら活動することができました。
<はねつきあそびの様子>
「はねつき」と「はごいた」。間違いやすい言葉ですが、遊びを繰り返すことで整理されてきました。学校では本物のはねの代わりに風船を使って遊んでいます。負けると「かく」「かかれる」を確認しながら顔に墨で落書きされるので、子どもたちは必死です。最近では、先生たちが真剣勝負で挑んでも子どもたちに負けてしまうほど、みんな上手になりました。休み時間も自分たちで試合をする人と審判を決めて遊ぶ姿もみられるようになっています。
羽根つきやかるた遊びなど、日常的に目に触れる機会は少なくなってきていますが、今の季節だからこそ触れたい言葉でもあります。子どもたちの興味関心ともすり合わせながら活動を計画し、遊びの中でたくさんの言葉に触れています。
初任者研修「他校参観研修」
先生方を前にした子どもたちは、若い先生が来たぞ!遊び相手が来たぞ!と大いに盛り上がり、休憩時間にはサッカーをしたり、色鬼をしたりとたくさん遊んでもらい大満足でした。
特別支援教育では、幼児・児童の障がいの理解や障がいに応じた教育についての理解が欠かせません。日頃は、聾教育とは異なる障がいの学校で教育に携わっている先生方ですが、今回の研修を通して聾教育への理解が少しでも深まればと思っています。
全校集会で自己紹介 先生、遊ぼう!こっちだよ。
平分校の卒業生と勉強したことがある先生でした。 サッカーで盛り上がりました。
浜通り地区聴覚障がい児を育てる親の会
所在地
〒970-0116
福島県いわき市平馬目字馬目崎61
TEL 0246-34-2202
FAX 0246-34-5137
fukushima-sd-taira☆fcs.ed.jp
(☆を@に変えてください)
2024/10/1 令和7年度福島県立聴覚支援学校幼稚部入学者募集要項.pdfをアップしました。
令和6年度
平ふくろう祭のお知らせ
10月26日(土)9時30分~11時30分
聴覚支援学校平校の体育館で開催いたします!
チラシをアップしました平ふくろう祭チラシ.pdf
聴覚支援学校平校