日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

放課後子ども教室 開室式

 子どもたちがとても楽しみにしていた、放課後子ども教室がはじまります。
 放課後子ども教室が開室されるにあたり、初日の今日は開室式が行われ、分校長先生や指導員の先生、担当の先生のお話を聞き、「みんなで仲良く楽しく遊びましょう。」とみんなで約束しました。
 放課後子ども教室は小学部と幼稚部の子ども達が、学年や学部を越えて一緒に遊ぶことのできる機会でもあります。その中で昨年度は、上級生が下級生の面倒をみたり、お手本になったり、友達と遊具を譲り合ったりするなど、子どもたち同士のかかわりもたくさん見られました。今年度も友達と元気いっぱい、楽しく仲良く遊びます。
 
 放課後子ども教室は、毎週月曜日~木曜日の14:30~16:30に活動しています。
指導員の先生方、今年度もよろしくお願い致します。

交流春の大運動会②

交流春の大運動会のつづきです。
 
           
  運動会の花、6年生による「鼓笛」です。5年生の時に鍵盤ハーモニカの課題が出され試験がありました。鍵盤ハーモニカの演奏が一定水準以上の児童から、希望する役を選ぶことができます。人気のポンポンを、草野小学校の児童と競い合ってつかみました。あこがれのコスチュームににっこりです。


         
 5年生と6年生は運動会の運営にも携わります。準備係として、用具の出し入れをしたり、競技の補助をしたりして、自分の競技以外でも大忙しでした。

    
お昼休みの楽しみはお弁当。大好きなおかずが並びます。両親や祖父母、兄弟と一緒ににぎやかにお昼を囲みました。おいしかったね。

    
 幼稚部の友達が応援にきてくれました。くじら組の2人は、「来年は1年生」に参加しました。
ノートと折り紙をもらって大満足。小学校の様子もちょっとだけのぞけました。

交流春の大運動会①

5月14日(土) 晴天の空の下、風はやや強かったですが「交流春の大運動会」が行われました。

今年のスローガンは「燃えろ草野魂! 見せてやれ!!」でした。スローガン通り、最後まで全力を出し切る児童の姿が見られ、保護者も教員も、地域の方も見応えのある運動会でした。

〇低学年
      
団体競技「大玉転がし」(2年生)            紅白対抗リレー(選抜)
 
 体より大きい玉を一生懸命転がす姿がかわいいですね。2学年の徒競走で2番になり「紅白対抗リレー」のメンバーに選ばれました。バトンを持って走るのは大変でしたが、最後まで順位をキープ。紅白対抗リレーは紅組が勝ちました。

〇中学年
         
             「ソーラン節」 
 3・4年生のダンスです。今年は金八先生バージョンで踊りました。練習時間が短い中で、必死に振り付けを覚えました。本番は笑顔で踊りきることができました。

〇高学年
     
 閉会式「聾学校校歌 指揮と手話」(5年生)  「親子、ドン」 チャンス走(6年生)

 大観衆の前で緊張しましたが、やりきりました。自信になったと思います。
6年生の親子競技です。お母さんと仲良く二人三脚でゴールしました。 

幼稚部 交流保育①

 今日は、あさひ保育園との交流保育の1回目でした。くじら組の子どもたちは、久しぶりに会えるお友達にドキドキワクワク。とても楽しみにしていました。今回が初めての交流になる、らっこ組といるか組の子どもたちは、少し緊張しながらもみんなの前で自己紹介をしたり、ダンスの発表をしたりすることができました。
 また、少し時間をいただき、スーパー補聴器くんの人形と一緒に「補聴器くんの得意なこと、苦手なこと」についてもお話させていただきました。「大きい音や引っ張られることは苦手だよ。」「みんなのお話をよく聞くのが得意だよ。」などの話に、保育園の園児たちは、みんな真剣な表情で耳を傾けてくれました。
  
  
 園庭での自由遊びでは、子どもたち同士の自然なかかわりが見られ、お友達を誘ったり、一緒に遊んだりする様子も見られました。
 交流保育は、大きな集団の中での活動を通して、子どもたちが貸し借りや順番などについて学ぶ機会でもあります。
 これから月に1回程度、あさひ保育園との交流を継続していきます。9月には交流運動会も実施する予定です。

春の交流大運動会

 いよいよ今週末は草野小学校と「春の交流大運動会」です。本番まであと五日になり、練習も熱をおびてきました。それぞれの学年競技に加えて、開閉会式や応援合戦など全校児童で行うものもあります。そのため、忙しい毎日をおくっています。
 さて、聾学校の児童にとって、校庭で行われる運動会は、聞こえのコンディションがあまり良いとは言えません。特に、この時期、草野地区は風が強く、放送の音が風に流されたり、補聴器や人工内耳に風切り音がまざり、なかなか先生の指示を聞き取るのは難しい状況です。そこで、開閉会式では手話通訳をつけて、小学校の先生の話が伝わるようにしています。学年の競技では、集団の動きを見て理解できることも多いですが、競技の細かなルールや注意事項など、その場で理解が難しい時もあります。練習の後にそれぞれの児童の実態に合わせて確認が欠かせません。運動会は、普通小学校の学習のスピードを体験する貴重な機会であり、情報をどう拾っていくか試される機会でもあります。いつも以上に、神経を使わなければならない毎日ですが、あともう少し、体調を整えて本番に力が出せるよう、頑張ってほしいです。

       
借り物競争の説明を聞いています。         練習の合間に、ちょっと息抜き

春の遠足

 今日は小学部と幼稚部合同の「春の遠足」で松が丘公園に行ってきました。
 朝は小雨が降っていたので心配しましたが、学校を出発する頃には雨もあがり、たくさん体を動かしても暑すぎない遠足日和でした。
 小学部の児童は学校から駅まで歩き、電車に乗って駅から再び松が丘公園まで歩きました。今回の遠足では電車を利用するため、事前の学習の中で公共のルールや交通ルールを守ることについても学びました。帰りも同じルートで学校に戻ってきました。途中、表情に疲れをにじませながらも、最後まで歩ききり、その姿はとても頼もしかったです。
  
 友達と遊具でたくさん体を動かしたり、小学部と幼稚部の子どもたちがまじって鬼ごっこをしたりする姿も見られ、どの子もいい笑顔でした。
   
  
 たくさん体を動かした後に、みんなで一緒に食べたお弁当はとてもおいしかったようです。食後はお菓子を交換するなど、子どもたち同士のかかわりがたくさん見られました。
 楽しい思い出になりました。

春の遠足

 28日に予定されていた春の遠足が、雨のため延期となってしまいました。
 遠足を、心から楽しみにしていた子どもたちはがっかり。予備日5月2日は、絶対に晴れてほしいという気持ちを込めて、幼稚部みんなで「てるてるぼうず」を作りました。
   
   
 できあがったたくさんの「てるてるぼうず」は、どこに吊すかみんなで相談して、空がよく見える廊下の窓に吊すことにしました。
 みんな並んで空に向かって「晴れますように!!」とお願いしたので、子どもたちの思いはきっと届いたのではないかと思います。5月2日の遠足が楽しみです。

PTA総会

 27日にPTA総会が開催されました。ご多忙中にもかかわらず、保護者の皆さまが出席してくださり、和やかな雰囲気で会をすすめることができました。
 係からは、昨年度の活動報告や今年度の計画について話があり、校長先生からは合理的配慮についての話もありました。
 今後、学校行事や会報などを通して、子どもたちがよりよい学校生活を送れるよう、教職員と保護者の皆さまが共通理解を図り、協力し合いながら活動していきたいと思います。今年度もどうぞ、よろしくお願い致します。
  

小学部 交流1年生を迎える会

4月20日(水) 草野小学校で交流1年生を迎える会がありました。いよいよ今年度の交流共同学習の始まりです。交流1年生を迎える会の前に、平分校の児童紹介を全校児童の前で行いました。今年度は9名の児童が5学級に入ります。交流1年生を迎える会では、1年生の学級紹介、1年生と触れあえる「仲間集めゲーム」をしたりしました。交流の行事では必ず両校の校歌を歌います。5年生の児童2人が指揮と手話で初登場しました。始まる前から緊張していた2人でしたが、本番はがんばっていました。草野小学校の児童も、平分校の校歌を自分の学校の校歌と同じように練習して歌ってくれます。行事のたびに聴きますが、いつも感動する瞬間です。

                                  


 その後は交流学級にわかれて、自己紹介やゲームをしたりして顔合わせをしました。4年生の交流学級では、お互いの好きなことなどを記した自己紹介カードを交換しました。平分校の男の子は恐竜とサッカーをするのが大好きです。交流学校の友達からもらった自己紹介カードをみながら、恐竜の絵をみせたいな、サッカーを一緒にやりたいなと、今年の交流でやりたいことを話していました。今年も、お互いの学校にとって実りのある交流共同学習になればと思います。

幼稚部 おはなみにいったよ

 幼稚部では、桜が散ってしまう前にお花見に行ってきました。一緒に三色団子も作りました。
 はじめはサラサラしていた粉は、ぬるま湯を加えるとドロドロになり、さらに電子レンジで温めると固まって手で丸められるようになります。子どもたちは感触を楽しみ、感触に関する言葉にも触れながら、お団子を丸めていました。
  
   
 できあがった三色団子を持って外に出て、桜の木の下で食べました。少し風は強かったですが、外で食べたお団子の味は格別で、楽しい思い出になりました。

委嘱状交付式

13日(水)に「家庭の交通安全推進員」の委嘱状交付式があり、今年度も、平中央警察署草野駐在所の方が平分校に来校してくださいました。
 県下の小学6年生を対象に毎年行っているもので、学校や家庭で積極的に交通安全を推進するリーダになってもらうことを目的としています。

 交付式では、平分校の6年生の児童1名が家庭の交通安全推進員に任命されました。
 

草野小学校交流顔合わせ会

 4月13日(水) いわき市立草野小学校で、交流共同学習の教員顔合わせ会がありました。この日の顔合わせでは、一年間の交流計画を確認し、交流担当学級の先生と打ち合わせを行いました。草野小学校は各学年2~3学級編成のため、すべての児童と交流できるよう、毎年交流する学級が変わります。学年で交流する機会もありますが、交流学級の教室で授業を受けることが多いため、「ぼくのところに、今年は聾学校の友だち来ないの?」と言われたこともあります。去年の学級と分かれるのはさみしくもありますが、多くの児童と友達になれると思うと楽しみです。
 さて、草野小学校と平分校の交流共同学習は38年にわたり続いてきました。今ではお互いの学校の特色ある教育活動の一つになっています。しかし、市内の小学校で、これほど多くの行事や教科で交流共同学習を行っている学校はありません。そのため、今年度転入された先生の多くが、聾学校の児童と授業を行う経験はほとんどなく、お互いの綿密な打ち合わせが欠かせません。児童の様子を話したり、時間割を交換して、どの時間のどの教科に入って授業を受けるのかなどを話しました。私の学年は2人児童がいますが、1人は主に体育と算数、もう1人は音楽の授業を一緒に受けることになりました。今回の打ち合わせは時間が短く概要のみになりましたが、今後は学級担任同士で電話やメールなどでやりとりしながら進んでいきます。
 来週は「交流一年生をむかえる会」があり、交流学級の児童と平分校の児童の顔合わせを行います。それが終わると、5月の運動会に向けて、紅白分けや紅白対抗リレーの選手ぎめがあり、運動会の練習が本格的に始まります。38年にわたり続いてきた歴史を感じながら、互いに学び合う気持ちを大切にして、今年の交流共同学習をスタートしたいと思います。

                                     

幼稚部 新しいお友達が増えました

   
 学校の桜も、少しずつ散り始めてきてしまいました。
 4月から幼稚部に仲間入りした新入生のお友達は、入学から1週間が過ぎ、少しずつ学校生活に慣れてきたところです。自由遊びの時間や給食などを通して、子どもたち同士がかかわる様子も見られています。くじら組のお友達は、らっこ組といるか組のお友達にとても優しくかかわっていて、すっかりお姉さんの顔です。
  
 幼稚部では、活動の内容に応じて合同、学級、個別での活動を計画しています。楽しかったこと、驚いたこと、悲しかったことなど、たくさんの経験を通して、子どもたちの心動く瞬間をみんなで共有しながら日々、元気に活動しています。4人になってパワーアップした幼稚部、ますます楽しくなる予感がします。

FM補聴システム研修会

 4月11日(月) FM補聴システムの研修会を行いました。FM補聴システムとは、FM 電波を利用して補聴器や人工内耳をつけた子どもたちに、話し手の声を直接届けるシステムです。騒がしい教室や話し手との距離が遠い場合、周囲の騒音が大きいときなどに有効です。本校では、学級での教科学習や、小学部全員で行っている音楽の授業、草野小学校での交流共同学習のときに活用しています。
 今回の研修会は、本校教員を対象に行いました。子どもたち一人一人の使用実態について教職員間で情報交換した後に、FM補聴システムの販売会社の方を講師に招き、操作方法や有効な使用方法などについて話を伺いました。使用していての疑問や最新の機器情報などのお話をうかがい、疑問に思っていたことや、曖昧だったことがはっきりしました。FM補聴システムは、研修日の翌日から運用が始まります。子どもたちの聞こえをサポートし、できる限り聞こえやすい環境を整えながら運用していきたいと思います。なお、詳しい本校での活用状況については、今後HPでご紹介していきます。


        


平成28年度入学式

 平成28年度の入学式が挙行され、今年度平分校には、3名の新入生が入学しました。新入生は少し緊張している様子も見られましたが、来賓の方々や保護者の皆様、在校生たちに見守られながら、しっかりとした足取りで入場し、式に臨んでいました。
  
 新入生はこれから毎日学校に通って、さまざまなことを学んでいきます。
 元気いっぱいの新入生。これからが楽しみです。
   入学、おめでとう!!

新年度がスタートしました

 新年度が始まりました。久しぶりに顔を合わせた友達や先生との話に花が咲き、春休み中は静かだった校舎が、一気ににぎやかになりました。
 着任式では、新しく平分校に着任された3名の先生方の紹介がありました。子どもたちは「どんな先生かな…」と興味津々で、新しい先生方の話をきいていました。
  

卒業制作 花壇の石

 卒業式から少し日がたってしまいましたが、今年度の卒業生が制作した卒業制作がとても素敵なので、ご覧頂きたいと思います。
 今年の卒業制作は、夏井川の石をペイントして、小学部の花壇や砂場を囲む石を作りました。
寒さ厳しい2月、河川事務所の許可をもらい石の採集に出かけました。その後は、体育館のギャラリーで、みんなに内緒でこっそり制作を続けてきました。個性の光る絵、後輩に残したい言葉など、6年生2名と幼稚部卒業生1名の思いのこもった卒業制作ができあがりました。卒業おめでとう会で披露された後、砂場と花壇に設置されました。日々の生活の中で使っていける素敵な卒業制作です。

       
  これどう?それいいね!                  3人で協力しながら作りました。

                        
                                                      
                  
みんなにご披露しました。        砂場にひとつひとつ設置します。                         

                                 
                             砂場の 完成! みんな 遊んでね。  

離任式

3月25日(金) ご退職、ご転出される先生方とのお別れの式、「離任式」が行われました。今年度は4名の先生とお別れすることになりました。離任式では、それぞれの先生方から平分校の思い出や、子どもたちへの思いのこもったお話をいただきました。今回、転出される先生の中には、本校に7年間おられた先生がいます。幼稚部の頃から教えて頂いた子どもたちも多く、数年前の卒業生もお別れにきていました。
 それぞれの先生方から教えて頂いたことを心にとめながら、残る私たちが、さらに魅力あふれる平分校をめざしていかなければと思った離任式でした。

      
         かかわりの深い子どもたちから花束贈呈 


         
         いっぱい遊んでくれて、ありがとう!

     
 定年をむかえられる校長先生          会津に赴任される分校長先生  



修了式

3月23日(水) 修了式が行われました。修了証書を受け取り全員新しい学年に進級します。この一年、子どもたちも保護者も、そして私たち教員も、子どもたちの学びが深まるように、前の学年よりもさらに成長できるようにと願いながら共に頑張ってきました。それぞれに、修了証書を受け取って、様々な思いがよぎったことと思います。
  
   「進級おめでとう! 一年間よくがんばりました。」
 
 来年度は4月6日(火)に入学式、始業式が行われます。小学部に1名、幼稚部に2名の新しい友達が加わります。桜が咲いたら新学期。4月6日に会いましょう。

      
分校長先生から修了証書を受け取りました。         進級できたよ! 

         
                                     
                            校庭200周以上走った子どもたちに賞状がでました

卒業式

 春のあたたかい日差しがふりそそぐ中で、平分校の卒業証書授与式が17日に行われました。今年度は幼稚部5歳児1名、小学部6年生2名の卒業生が、井戸川校長先生より保育証書と卒業証書を授与され、幼稚部と小学部を巣立っていきました。
 卒業した幼稚部幼児は4月から本校小学部に入学し、8名の上級生ととともに小学部の新しい生活を歩むことになっています。また、小学部の卒業生は市内の中学校と郡山本校の中学部にそれぞれ入学します。二人はこれまで、幼稚部、小学部とずっと一緒に過ごしてきましたが、4月からは別天地での中学校生活がスタートします。
 3名とも様々な不安や心配があることと思いますが、あなたたちなら大丈夫です。毎日、笑顔と元気を忘れずにがんばってください。平分校のみんなが応援していますよ。 
 「卒業おめでとう!」、そして、「ガンバレ!」

   

   

防災授業

 3月11日の東日本大震災の5周年に合わせ小学部で防災授業を行いました。最初に全員で黙祷したあと、5・6年生が社会科でまとめた東日本大震災について調べたことを発表しました。
 その後、係の先生から「自分の身を守る」という視点でお話がありました。昨年度は一人でいる時やスーパー等にいる時に大地震があったらどうするか、学習しましたが、今回は津波について学習しました。
 気象庁で行った津波の模擬実験の様子を見て、児童たちはみんな驚き、津波の破壊力に圧倒されていました。「地震があったら海や河口には絶対に近づかない。」「高台に避難する。」学習が終わったあと、児童たちは強く肝に銘じていました。

   

「ももいろグラデーション」百瀬寿さんワークショップ

 3月11日(金) 画家の百瀬寿さんのワックショップがひらかれました。岩手県盛岡市から来ていただきました。グラデーションをテーマとして、絵の具のにじみや配列を工夫した作品を多数発表されています。ワークショップでは、百瀬さんの生い立ちや画家を生業としたいきさつ、作品作りへの思いなどを伺った後、作品作りが始まりました。素材は和紙と絵の具です。子供たち、保護者、教員それぞれに思い思いの色を塗ったり、重ねたり、ぼかしたり、感性のままに色の世界に没頭したワークショップでした。彩色した和紙を4×7の配置で並べて、どの組み合わせが良いか、みんなで考えて最終的な配置を決めました。組み合わせ次第で、ガラリと雰囲気が変わるおもしろさがあります。できあがった作品は、個の感性が溶け合った大変おもしろい作品になりました。今回のワークショップを通して、表現する楽しさを知った子どもたちでした。
 ワークショップを企画していただいた、いわき市立美術館の皆さん、そして百瀬寿さんに深く感謝いたします。ありがとうございました。

                                  
          
      百瀬 寿さん                       和紙を彩色しています。
          
お母さんと一緒に作品作りをしました。          和紙の配置を話し合っています。

                   
                   完成作品 題名はこれから決めます。

放課後子ども教室閉室式

 福島県の放課後支援事業で行っている今年度の平分校放課後子ども教室が3月10日で終了するため、閉室式を行いました。
 幼児児童から放課後子ども教室で楽しかったことの発表があった後、一年間お世話になった指導員の先生方からもお話しをいただきました。平分校の幼児児童はみんな放課後の子ども教室を楽しみにしていて、学校にいる時よりも目を輝かせ生き生きと活動していました。
 来年度は5月から実施する予定です。指導員の先生方ありがとうございました。

   

誕生会をしました

 幼稚部では、3月生まれの誕生会をしました。
 息の調節も上手になり、ろうそくの火を「ふう~~~」と長く一息で吹き消せるようになりました。3月生まれの幼児と、なにを作って食べたいか事前にやりとりをして決め、ホットケーキを作ることになりました。
 年齢に触れた場面では、自分の年齢と比べたり、自分は次の誕生日が来たらいくつになるのかなど、自分の経験に基づいたさまざまな話題が出てきました。
  
  
 お祝いする方もされる方も、みんな笑顔で元気な「おめでとう」が飛び交う楽しくておいしい誕生会になりました。
 このメンバーで誕生日をお祝いするのは最後になってしまいましたが、また一つ楽しい思い出が増えました。

ALT来校

 今年度最後のALT来校日でした。
 一年間お世話になったロジャー先生へ、子どもたちからプレゼントを渡しました。
幼稚部からは、ロジャー先生の似顔絵と、前回一緒に紙粘土でつくったドーナツのマグネット、小学部からは図工の授業にロジャー先生をモデルにして描いた似顔絵を渡しました。
  
  
 ロジャー先生とのかかわりは、外国の文化に触れたり英語の発音をきいたりするなど、子どもたちのにとってよい経験となりました。ロジャー先生、ありがとうございました!

リクエスト献立

 3月8日は、待ちに待った平分校のリクエスト献立の日でした。 
 給食を食べ始める前に、自分たちで話し合って決めたリクエスト献立の表を見返したことで、誰が考えた献立かを思い出したり、献立表と実際の献立を照らし合わして、会話が弾みました。
 中でもグラタンが大人気で、完食して担任の先生と喜びを分かち合っている様子も見られました。リクエスト献立を通して、自分たちで考えたり調べたり選択したりしたことが、食育にもつながりました。
  

幼稚部 おわかれ遠足

 幼稚部では、4日(金)に「海竜の里センター」へおわかれ遠足に行ってきました。
 風は少し冷たかったですが、外で元気よく体を動かして、たくさん遊んできました。幼稚部の幼児3人と保護者の方々、教員が参加してみんなで一緒に楽しい思い出をつくってきました。
 3人とも事前学習でおわかれ遠足に行くことを知ってから、「おべんとうがたのしみ」「あした えんそく!」と、この日をとても楽しみにしていました。
  
   みんなでドラゴンコースター!         みんなでおべんとう!
   「はやいよー!きゃー!!」    おやつの交換はじゃんけんで盛り上がりました。
   
     みんなで記念撮影。         みんなで握手。「ぎゅっぎゅっぎゅ」 

 約束を確認したあとは自由遊びの時間でしたが、子どもたち同士お互いの動きを意識する様子が見られ、「ぼく(わたし)は〇〇で遊びたいから〇〇にいこう。」と友達を誘ったり、友達からの誘いをうけて「いいよ。」「わたしは△△で遊びたいよ。」など自然なやりとりも生まれていました。
 まだまだ教師の仲介が必要な場面もありますが、自分の思いを相手に伝えることや、相手の考えを知りたいからこそ、きこうとする姿勢も育ってきていることから、子どもたち同士のかかわりも以前に比べ増えてきたと感じます。
 おわかれ遠足を通して、楽しい思い出ができました。

交流卒業生を送る会

 3月4日(金)にいわき市立草野小学校で「交流卒業生を送る会」が行われました。会ではそれぞれの校歌斉唱の後、5年生から6年生に贈る言葉があり、全学年によるふれあいタイムでゲームが行われました。6年生が主役のゲームはボール運びやジャンケンゲームがあり、みんなが盛り上がり楽しく過ごしました。
 その後、下級生全員から6年生にお祝いのメッセージが渡され、最後に鼓笛の引き継ぎが行われました。6年生として、最後の鼓笛演奏があり、それぞれの楽器や道具等が5年生に渡され、5年生が気持ちを込めて鼓笛の演奏をしました。
 このように、草野小学校と平分校の伝統はそれぞれ下級生に立派に引き継がれました。6年生のみなさん、ごくろうさまでした。

    

   

みみらんど学習会

 2月26日(金)に、みみらんど学習会「親子でたのしく発音教室」が開催されました。
 この学習会は、地域支援センターみみらんど・いわきが中心となって実施した学習会で、発音の基礎である声や息の出し方、口や唇、舌の動かし方を、親子で楽しみながら活動することをねらいとしています。
     
 校内と外部から参加者を募り、今回は4組の親子が参加してくれました。
 音楽にあわせて元気に声を出したり、紙風船を使ったイキ息レースでたくさん息を使ったりして、親子で楽しく活動しました。イキ息レースでは子ども部門、お母さん部門、親子部門に分かれ、それぞれがゴールを目指して白熱した戦いが繰り広げられました。
   
 楽しみながら口の動かし方や息の使い方を学ぶことのできた、笑顔あふれる学習会となりました。各家庭に戻ってからも親子で楽しめる遊びが、また一つ増えました。

第2回 聾学校平分校駅伝大会②

 それぞれが練習の成果を発揮して走りきった駅伝大会。表彰式で分校長先生からメダルと参加賞、講評をいただいたあとは、幼稚部の教室に全員が集まり、家から持参したおにぎりと手作りの豚汁で会食をしました。
 小学部の児童と教員が、野菜を切ったり味付けをしたりして手作りした豚汁は具だくさんで、栄養と愛情もたっぷりでとてもおいしく、子どもたちは友達や先生との会話を楽しみながら、たくさんおかわりをして食べていました。
  
  
 学年の枠を越えた子どもたち同士の自然なかかわりが見られるのは、平分校のよいところの一つです。駅伝大会を通して、さらに絆が深まりました。
 

第2回 聾学校平分校駅伝大会①

 快晴にも恵まれた中、聾学校平分校駅伝大会が開催されました。今年度で2回目になり、幼児児童と教員の混合チームをつくり、3つのチームに分かれてたすきをつなぎました。
 この日のために、こどもたちは毎日校庭を走って体力をつけたり、チームごとに作戦を立てたりして臨みました。
 
大勢の保護者の方々も応援に駆けつけて下さり、子どもたちは熱い声援を受けながら、途中で抜かされても、転んでも、あきらめずに最後まで一生懸命走りきりました。
 6年生にとっては最後の駅伝大会となりました。感想発表の際に「来年僕たちはいないけれど、みんなで力を合わせて頑張って下さい。」といった発表も聞かれ、児童はそれぞれがさまざまな気持ちで受け止めているのではないか、と感じました。
 学校全体が気持ちをひとつにして取り組む駅伝大会は、これからも平分校で受け継がれていきます。
 勝ったチームも勝てなかったチームも、それぞれがさまざまな思いを抱えて駅伝大会を終えました。幼稚部では絵日記、小学部では日記等を通して振り返りの学習も行います。
  
  

おにはそと!

 3日の「せつぶん」では、幼稚部でも豆まきをしました。
 「ドンドンドン!」とドアをたたく大きな音。「ガラガラガラ」と入り口のドアが開き、「こんにちは。」という低い声が聞こえてきました。
 子どもたちはドアをたたく大きな音にびっくりしながらも、ドアの開く音やおにの声に耳を澄まして一生懸命きいていました。
 子どもたちが、おそるおそる「はーい。」と返事をすると、姿をあらわしたのはなんと「みどりおに」でした。
 子どもたちは「きゃー。」「こないで。」と言って逃げまわりながらも、おにに向かって元気いっぱい豆を投げていました。

 
  
    「おにはそと!」 「えい!」            おにと記念写真
 節分が終わってからも、幼稚部ではおにの話題でもちきりです。

地球温暖化防止のための福島議定書表彰式

 2月8日(月)に地球温暖化防止のための福島議定書表彰式があり、平分校は最優秀賞をいただきました。表彰式には最上級生の6年生児童2名が出席し、福島県知事や教育長から賞状をいただきました。児童はとても緊張していましたが、卒業を前にとっても良い思い出ができました。
 平分校では教室の照明の消し忘れがないか確認したり、手を洗うときに水を出しすぎないように量を調節したりしています。節電や節水の他にも、ゴミの量を減らしたり、好き嫌いをしないで給食の残飯をださないように取り組みました。これからも、いっそう努力していきます。

   

研修会(松本末男先生来校)

  5日(金)に、筑波大学付属聴覚特別支援学校から松本末男先生をお呼びして、研修会を行いました。松本末男先生には朝早い時間から、各学級をまわって参観していただいたり、子どもたちとのやりとりの場面を見せていただいたりしました。
 指導助言をいただいたあとは、「今後の平分校と課題」と題しての全体講話もあり、教員は真剣な表情で参加していました。末男先生からは、子どもたちの成長を豊かにするための日々のやりとりや言語化のあり方について、また、チームとして機能するための教員集団のあり方についてご助言いただきました。
 松本末男先生、ありがとうございました。今後、さらに私たちは努力してまいります。
  
  

ドラムセットがきました

 先週、ピカピカのドラムセットが学校にきました。音楽担当の先生がずっとお願いしていた楽器です。平分校の楽器はとにかく古く、今年の聾学校合奏コンクールで使用した木琴と鉄琴は昭和50年代に購入されたものです。音も??? という年代物です。そんな平分校に新品の楽器、それもこんな大型のものがきたので、子どもたちも先生方も大興奮で弾いてみました。子どもたちの笑顔いっぱいの顔がすてきです。音楽の授業の中でどう使っていくかはこれからですが、楽器に触れて音を楽しむ経験をどんどん積ませたいと思います。

                    
   椅子に座ると、ぼくたち足がとどかない!   でもやりたいんだ!   ダンダンダダダダダ

                   

小学部 豆まき会

 2月3日 は節分でした。今年も節分の由来にふれながら、子どもたちに日頃の生活を振りかっえてもらい「心の鬼」を退治しました。子どもたちの書いた心の鬼は・・・・

            「後回し鬼」   「しらんぷり鬼」    「ゲーム大好き鬼」   などなど
           
 子どもそれぞれ、問題意識を持っているところは違いますが、今よりもっともっと素敵な自分になりたい!という思いが伝わってきますね。心の鬼にむかって豆まきをして、明日から頑張ります。

 節分が終わると立春です。暦の上では春ですが、いわきでは先週末に雪が降り、日陰にはまだ雪が残っています。豆まき会では、「明日は立春ですよ」と話したのですが、子どもたちにはなかなか実感できませんでした。花壇のチューリップの芽を見せたり、日が長くなったことを話したりしました。とはいえ、寒い時期はまだまだ続きます。縄跳びやマラソンを頑張りながら、寒い季節を乗り切りたいです。



        
   「心の鬼」を発表しました。               巨大な鬼の顔に貼り付けています。

        
 年女の5年生から福豆をもらいました。           心の鬼にむかって豆まき!

ALTの先生と一緒に

 ALTのロジャー先生が来校されました。
 小学部の3年生は、ロジャー先生からカナダの冬について教えてもらったり、雪だるま作りを通して、英語に親しんだりしました。
 紙など身近なものを雪玉に見立て、雪玉を投げ合って、雪合戦を楽しみました。
 また、ロジャー先生からカナダの雪だるまは「スノーマン」と呼ばれていることを教えてもらいました。日本では2段に重ねてつくることが多いけれど、カナダでは雪玉を3段に重ねてつくるということに、子どもたちはとても驚いていました。
 

校外学習(アクアマリンふくしま)

 小学部の4年生は、国語科で学習する「ウナギのなぞを追って」の事前学習として、アクアマリンふくしまへ校外学習に行ってきました。
 実物のウナギを見て、ウナギについて調べるためです。
 ウナギは卵から孵ること、その卵はガラスみたいだということ、「レプトセファルス」というのはウナギの赤ちゃんの名前であることなど、校外学習を通して知ることができました。
 子どもたちは、ウナギの様子を観察したり、流れている映像や説明文などを見て、熱心にメモをとったりしていました。
  
 
 学校に帰ってきてからは、ウナギを食べて味も確かめました。
 実際に見たり、触れたり、味わったりすることを通して、ウナギについての知識も増えました。
 これから国語科で「ウナギのなぞを追って」を学ぶ中で、さらに知識を深めていきます。

駅伝大会の練習①

 平分校には、幼稚部・小学部・教員が全員参加する行事として、駅伝大会があります。
 「体力の向上と健康の保持増進」 「お互いを認め合い、達成感を味わう」の2つをねらいとして、昨年度からはじまりました。3つのチームに分かれ、全員でタスキをつなぎます。
 今日は1回目の全体練習があり、チームに分かれてチーム名や走る順番を決めたあと、体育館で実際に走る練習を行いました。
  
 
 今年のテーマは「その一歩をとびだせ!!」です。
 2月26日の本番に向けて、一人一人目標を決めて、日々の練習に励んでいます。

つくるのだいすき

 自由遊びの時間に、教室の一角にあるおもちゃのキッチンで、おままごとをして遊んでいます。 
 お家ごっこやお店屋さんごっこなど、日々遊び方が発展していく中で、どんどん遊びが広がってきています。
 「すいはんきをつくりたい!」「ピザつくりたい!」
 段ボールや紙皿などを使い、自分なりのイメージをもって作ることも増えてきました。
  
 子どもたちの心が動く楽しい遊びの中でも、たくさんの言葉に触れています。

かきぞめ

 幼稚部では、かきぞめの活動を行いました。
 墨の色やにおい、感触を確かめたり、道具の名前などを聞いたり言ってみたりしながら、今年の干支である「さる」を、半紙いっぱいに元気よく書きました。
 使い慣れない筆に苦戦しながらも、一人一人が自分なりの「さる」を書いていました。
  
  
      「せーの、さる!!」

補聴器や人工内耳の管理

 全校集会で補聴器や人工内耳の管理についてお話しがありました。平分校の幼児児童は全員補聴器や人工内耳を装用しており、健聴者にとっての「耳」と同じ役割である補聴器や人工内耳を自分で管理することはとても大切なことです。集会では、担当の先生から、管理の仕方や電池の確認などのお話しがあり、幼稚部の幼児たちも含めて全員真剣にお話しを聞いていました。
 幼児児童たちは、朝登校すると電池の残量を自分で確認するようにしており、幼児の段階から管理の仕方を少しずつ覚えていきます。

  

学校給食習慣の献立で日本旅行

 平分校の給食は平養護学校でつくってもらっていますが、今週は学校給食習慣のため特別な献立になっています。日本各地の郷土料理が給食の献立に用意されていて、月曜日は北海道メニューで、「とりめし」「鮭サンギ」「ジャガイモのみそ汁」などがでました。
 係の先生から、献立のお話しを聞いたあと、児童たちはさっそく大きな口をあけて北海道メニューに舌鼓を打っていました。給食は子どもたちにとって楽しみな時間ですが、平分校では献立や食材などの名前を覚える時間にもなっています。

  

小中学生版画展見学実施計画

 1月19日(火) 小中学校版画展を見にいわき市立美術館に行って来ました。版画展には、平分校の作品も展示されています。今年の作品は、絵本、ミロコマチコの「オオカミがとぶひ」(こどもプレス)を題材にして作品づくりをしました。1年生から6年生までの児童による共同作品です。版画の技法は、スチレン版画やゴム版画など学年によって様々ですが、絵本の世界を表現した勢いある作品でした。
  市立美術館では、展覧会にあわせて版画体験も行っています。今年は、フロッタージュでオリジナルカードづくりをしました。フロッタージュは、紙の下に型紙をおいて、クレヨンなどでこすり出す技法です。思い思いの型紙を選んで作品づくりをしていました。 
  市内の小中学生の版画は、学校ごとに特色があり、単色づり、多色づり、個人作品、集合作品など様々です。小学校の友達の作品から、子どもたちそれぞれ、お気に入りのものを見つけていました。 来年も楽しい作品づくりをしようと意欲を新たにした子どもたちでした。

               
  平分校の作品の前で記念撮影             私が作った作品はこれ!

                                                       フロッタージュでカード作り

3学期が始まりました

 冬休みが終わり、3学期がはじまって約1週間が経ちました。
 8日(金)の第3学期始業式には怪我や事故などもなく、全員が無事に登校することができました。
 久しぶりに会えた友達や先生とあいさつを交わしたり、冬休みの思い出などについて話をしたりしている様子があちこちで見られています。分校長先生からは「いろいろなことにチャレンジしてください。」とお話がありました。
 
 6年生とくじら組の幼児児童は、卒業式も控えています。
 3学期はまとめの学期です。今年度も残すところあとわずかですが、「たくさん見て、たくさん聞いて、たくさん伝え合って」最後まで気を引き締めて、学校全体で頑張っていきたいと思います。
今年度もよろしくお願い致します。

福島魅力発掘プロジェクトプレゼンテーション大会

 12月25日(金)郡山市民文化センターで福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が行われました。経験したことのない大舞台でしたが、堂々と旅のプランを発表できました。緊張のあまりいつもの調子ではなかった子もいたのですが、自分たちがやってきたことを精一杯伝えようとしていました。初参加でしたが、プロジェクトを通していわきの魅力にふれることができ、さらに大舞台での発表もでき、得がたい経験ができたと思っています。「楽しかったよ!先生!」と話す児童もいて、参加して良かったな!としみじみ思いました。旅行プランに御協力いただきました、関係施設の皆様、主催者、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。

     
郡山市民会館中ホールで発表しました。      プレゼンテーションする児童
     
     詩の朗読をする4年生  草野心平の詩の世界観を表現しました。
     
 いわきにきてくんちえ!(いわき方言)     フェイジョアの模型を見せました
     
 発表がおわって楽しいお弁当             参加者と記念撮影

第2学期終業式

 12月24日(木) 第2学期終業式が行われました。
分校長先生からは、学習を振り返るお話がありました。2学期は一年間で一番長い学期だけに、お話の内容も盛りだくさんでした。ふくろう祭をはじめ大きな行事もありました。日々の学習では、1学期の学習をさらに充実、発展させるべく教員も子どもたちも精一杯走り続けた学期でした。そんなに前の話ではないのですが、そういえば、あんなこともあったな!と改めて思い出されました。
 終業式を終えてからは、漢字力テストと計算力テストの表彰がありました。この二つのテストは、既習事項の到達度を確認するために、小学部教員が作成したテストを月1回実施しています。80点以上で合格。学年ごとに級が設定されていて、合格すれば賞状と副賞のノートがもらえます。自分の実力を知る機会になり、友達と競い合いながら頑張っています。今回は、それぞれのテストで2名の合格者がでました。3学期も頑張って欲しいです。


    

お楽しみ会

 18日(金)にお楽しみ会があり、平分校にもサンタさんとトナカイさんがやってきました!
 
 学部ごとの出し物では、小学部がリコーダーや鍵盤ハーモニカで「きよしこの夜」を演奏したり、幼稚部が大好きな絵本の一部を演じたりしました。先生たちもサンタバンドを結成して「聖者の行進」を演奏しました。
 体育館では、サンタチームとトナカイチームに分かれてミニ運動会をしました。二人三脚やパン食い競争、つなひきなどで競い合い、中でもパン食い競争は、大きな口をあけて手を使わずにパンをとるのが難しく苦戦しましたが、みんな笑顔で最後まで頑張りました。大きくあけた口に負けないくらい大きな声で応援も頑張りました。
  
  
 サンタさんからは、本のプレゼントがありました。プレゼントの中身は、担任の先生が一人一人の顔を思い浮かべながら、読んでほしいと思って選んだこだわりの本です。
 最後はおいしい給食とケーキを囲んで、全員で楽しい会食をしました。とても楽しい時間を過ごしました。

いただきます ふくしまさん事業

 いただきますふくしまさん事業で、食育に関する教材を購入させていただきました。
 幼稚部ではおままごとのセットを購入していただき、教室にキッチンスペースを作ったことで、幼児たちは毎日そこで遊ぶことを楽しみにしています。
 食べ物や調理器具の名称、調理する際の動作の音など自然な遊びの中で触れる言葉も多く、お母さんの真似をしてみたり、食べる真似をした友達に「おいしい?」と聞いたりするなど、幼児同士のかかわりもみられています。
  
 
 「上手に切れたよ!」
 「みかんは皮を手でむいて食べるけれど、オレンジは包丁で切って食べるね。」
 「包丁で切るときは猫さんの手で切るんだよ。」
 毎日新しい発見がいっぱいです。
 

家庭科の学習の様子

 5・6年生は、栄養バランスなどに気をつけながら一食分の献立を考え、お弁当作りをしました。はじめてのお弁当作りに緊張気味の3人でしたが、やる気は十分で、調理方法を確かめながら上手に作ることができました。 
 玉子焼き、アスパラガスのベーコン巻き、ハムとチーズのレタス巻きの3品を作りました。   
  
  
 お弁当箱への詰め方は、それぞれの個性が光っていました。お弁当は家に持ち帰って、出来を家族へ自慢する3人でした。またひとつ、自分でできることが増えました。

             

福島魅力発掘プロジェクト

 12月25日(金)に福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が開かれます。場所は郡山市民文化センター(中ホール)です。いよいよプレゼン大会にむけて練習を開始しました。学校あたりの持ち時間は10分と短く、その間にPRビデオや出入りの時間も含まれるので、子どもたちが使える時間は5分ほどです。目玉は、4年生の詩と一年生のパホーマンスです。4年生は、草野心平記念文学館でみつけた「秋の夜の会話」という詩を朗読します。蛙の詩人といわれた草野心平の独特の世界が表現されています。2匹の蛙の心情を4年生二人の朗読で表現できればと思います。一年生は楽しかったアクアマリン福島と、スパリゾートハワイアンズの思い出を、踊りと寸劇で表現します。今大会、最年少参加の1年生3人のかわいらしいパホーマンスは必見ですよ。今回の大会は、特別支援学校からは平分校のみの参加です。小中高等学校と同じ土俵で競うので、一般の方々に思いを伝えるよい経験になると思います。平分校の元気な子どもたちの声とパホーマンスをみなさんに届けられるよう、がんばります。プレゼンテーション大会の平分校の登場は、11:00頃です。応援よろしくお願いします。


    

                

リクエスト献立のメニューが決まりました

 全校幼児児童で「かぜに負けるな!強い体を作るぞ!」というテーマのもと、リクエスト献立を考えました。
 主菜は1年生、副菜は5・6年生、汁物は3・4年生、デザートは幼稚部が担当しました。
 旬の食材や栄養バランスなどに関連する言葉にも触れながら、それぞれが食べたい献立を考え、最後は、全校幼児児童と教員が投票して献立を決定しました。  
 投票数の多かったものが、3月8日の給食にリクエスト献立として登場します。みんなで決めた献立なので、とても楽しみです。

授業参観、給食試食会

 7日に、授業参観と給食の試食会がありました。
 試食会は初めての試みで、保護者の方が子どもたちの食事内容について理解を深めたり、家庭での食事に活かしたりすることを目的として実施されました。
メニューは「ごはん、メンチカツ、五目納豆、煮干し出汁のみそ汁、ピーチコンポート」です。
 試食会には10名の保護者の方が参加してくださり、給食が作られる様子をクイズ形式になっているビデオで見たり、実際に子どもたちと同じ給食を食べたりしました。
  
  試食会のアンケートには、保護者の方々から「バランスが良い給食になっていて安心し  
 た。」「また試食会があったら参加したい。」等の感想が寄せられました。
 よく噛む、舌を動かす、口をひらく、ことなどは、聾学校の子どもたちにとって、とても大切なことです。

サッカー教室

 あさひ保育園との今年度最後の交流保育で、サッカー教室に参加してきました。
今回は3回目ということで、最初に比べるとボールの扱い方も上手になってきました。集団での活動に混ざって、一緒にボールを追いかけている姿や、保育園の友達と一緒に勝利を喜んでいる姿などを見ると、交流保育でしかできない貴重な経験をしていると感じます。
   
 はじめは集団に圧倒されていたのに、その中に入っていこうとする姿や、転んでも転んでも涙をこらえて走り続ける姿を見て、交流保育の中でまたお姉さんになったと感じました。
 今年度の交流保育は終わってしまいましたが、また来年、あさひ保育園のお友達に会えることを楽しみにしています。

本分校交流会②

 11月20日(金) に2回目の本分校交流会があり、本校と各分校の幼児と保護者の方が郡山の本校に集まって、みんなで焼き芋をつくって食べました。
 はじめは緊張している様子も見られましたが、お友達と一緒に焼き芋を食べたり、お話をしたりして、楽しい時間を過ごしました。
  
 「ママと一緒にさつまいもを入れたよ。」  「やきいも、おいしかったよ!」
  
  「あれ?さつまいもじゃないぞ!」       「また、あそぼうね。」

 パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に共有体験をしたことで、おうちでも「あのとき〇〇だったよね。」「〇〇ちゃんは、どんな気持ちだったの?」など、やりとりの幅が広がります。
 心が動いたことを、やりとりを通して絵日記に描き残すことは、その場にいなかった友達や先生に出来事や気持ちを伝える手段や、あとで活動を振り返る際の手がかりにもなります。
 どんな絵日記を描いてきてくれるか、来週がとても楽しみです。

避難訓練

 11月30日に、抜き打ちの避難訓練を実施しました。
 子どもたちは、避難を呼びかける急な放送に動きをとめて耳を傾け、先生の話をよく聞いて全員無事に避難することができました。
 事後学習では担当の先生より、竜巻から身を守るためにすべき行動について話がありました。子どもたちは、「自分だったら…」という視点で自分なりに考えている姿が見られました。
  
 災害から身を守るために必要な知識を身につけることはとても大切なことです。
そして、それと同時に、自分で必要な情報を選び、その情報をもとに自分ですべきことを判断することがとても大切です。
 平分校ではさまざまな場面で、思考を深め、自分の考えを相手に伝える活動を大切にしています。

聾学校平分校校内研修会

 11月27日(金)に筑波大学学校教育局教育長補佐 筑波大学教授 松本末男先生が来校されました。松本末男先生は、筑波大学聴覚支援学校で長く教鞭をとられていた先生です。本校とのご縁は、かれこれ10年近くになります。毎年ご指導いただいていて、学校の実情や子どもたちの実態を詳しくご存じの先生です。当日は、授業を参観いただき、教員への指導助言をいただきました。また、乳幼児教育相談「みみちゃん教室」では、お母さん方に経験を交えながら「言葉をそだてる」というテーマでお話しいただきました。私たち教員も、的確な指導をいただき、授業改善のヒントをつかむことができました。次回は来年2月頃にきていただきます。それまでに、教員に対しては末男先生から宿題が出されています。なかなか難しい課題ばかりなのですが、今回の指導を思い返しながら日々の授業に取り組みたいと思います。末男先生、ありがとうございました。

                                    

祝 聾学校合奏コンクール一次審査通過


 聾学校合奏コンクールの一次審査に通りました。曲目は「聖者の行進」です。2学期に入り音楽の時間や休み時間を使いひたすら練習してきた成果が実りました。指導していた音楽の先生もほっと一安心。子どもたちは早くも2次審査へと頭を切り換えて、朝練に取り組んでいます。2次審査の締め切りは2学期の終業式前です。残された時間で、それぞれの課題を克服し、満足のいく演奏ができればと思います。がんばれ!小学部のみんな

              

和歌山県からみかんをいただきました。

第70回国民体育大会(紀の国わかやま国体)と第15回障がい者スポーツ大会が行われた和歌山県から、被災3県の小学生に温州みかんが届けられました。 「スポーツの力を東北へ」を合い言葉に開催されたそうです。本校でも幼児児童みんなでおいしくいただきました。ちょうど小学部4年生は県名を覚えているところで、みかんがいっぱいとれる和歌山県の話をしながら食べていました。遠い和歌山から送られたみかん、とってもおいしかったです。


      

朗読の発表

 全校集会で6年生の児童が学習のまとめとして、国語で学習している「やまなし」の朗読発表を行いました。
  
 平分校は全校幼児児童数の少ない学校ですので、週に一度みんなが集まる全校集会は、他の友達や先生の前で発表をしたり、自分の考えを伝えたりする場でもあります。
 他学年の発表を見て、「〇年生になったら、こういう学習をするのか」と見通しをもったり、自分がすでに学習したところの発表を聞くことは、自分自身の復習にもなったりします。幼稚部の子どもたちにも分かるよう、説明を工夫したり、よく聞こえるように声の出し方を調整したりと、相手に伝える、伝わるためにはどうしたらよいか、を考えるきっかけにもなっています。

いもほりをしました

 6月にみんなで優しく土をかけてうえたさつまいもの苗が育ち、収穫のときをむかえました。
「よいしょ、よいしょ」とさつまいものつるとつなひきをしたり、さつまいもを見つけて一生懸命に土をかき分けたりしていました。
  
  
 幼稚部では「見て、聞いて、触って、においをかいで、食べて…」といった活動を、大切にしています。
 子どもたちが実体験の中から色や形、重さ、におい、感触、味など、その言葉の周辺情報を知ることは、言葉を押さえる上でとても大切なことだからです。

福島魅力発掘プロジェクト

 福島魅力発掘プロジェクトでお世話になっている「ゆうゆうファーム」の丸山さんからフェイジョアが届きました。フェイジョアはニュージーランド原産の果物で、日本で栽培しているのは「ゆうゆうファーム」だけという大変珍しい果物です。これまで、小学部3年生の児童が、丸山さんの農園にうかがって、栽培の方法やフェイジョアの食べ方を教えて頂いたのですが、実物を味わってみないと想像がつかずにいました。11月に収穫ということで、子どもたちも楽しみにしていたところです。ようやくフェイジョアが届き、みんなで味わうことができました。見たことのない果物に興味津々の子どもたち。食べてみると「洋なしのように甘いね」、「皮がすっぱいね」「においがとってもいいね」という感想がきかれました。なかなか表現しずらい味ですが、こんなめずらしい果物をいわき市の小川町で作っていることを知り、みな驚いたようです。今回の福島魅力発掘プロジェクトは、私たちが住む町の良さを再発見する意味もあります。いわき市の魅力をまた一つみつけることができました。
  

                         

いわき市 総合作品展

11月13日~11月15日まで、いわき ら・ら・ミュウで「いわき市 総合作品展」が行われました。いわき市内の特別支援学級、養護学校、聾学校の児童生徒が作成した、作文、工作、絵画作品などが展示されました。本校からは、スチレン版画、砂絵、作文、短歌などを出品しました。いわき ら・ら・ミュウに立ち寄った方々に、日頃の学習成果を見て頂く機会となりました。作品展後の全校集会では、参加した児童に賞状が手渡されました。賞状を頂き満足げな子どもたちでした。

     

               

          


  

交流秋祭り

11月14日(土) 草野小学校で交流秋祭りがありました。それぞれの学年ごとに、地域の方と触れ合いながら学習が展開されました。
 1年生は、2年生が招待してくれた「わくわくフェスティバル」にいき出店で遊びました。2年生が準備してくれたお店はどれもおもしろく楽しかったです。
 3年生は地元の絵手紙教室の皆さんに絵手紙を教わりました。サツマイモと好きな果物を墨と絵の具で描き、思い思いの言葉を添えました。子どもの描く絵手紙には独特の魅力があり、先生方からも大変ほめられました。
 4年生は、LEDイルミネーションプレートづくりをしました。福島高専の方が教えて下さいました。あわせて、福島高専の研究成果も大きなトラックに積んでもってきてくださり興味深く見てきました。
 5年生は、これまで行ってきたお米にづくりの発表会を行い、その後、お餅をついて全校児童にふるまいました。
 6年生は「日本文化に親しもう」というテーマで、茶道・華道・墨絵のゲストティーチャーをお招きして教わりました。本校の6年生は華道に参加し作品を作ってきました。
 お昼には、草野小学校のPTAの皆さんと5年生がつくってくれた、お餅と豚汁を食べて、大満足の楽しい1日でした。

       
                   
                   



   

平ふくろう祭⑥

今年度、小学部の児童は福島観光交流課主催の「福島子ども魅力発掘プロジェクト」に参加し旅のプランを作っています。平ふくろう祭では、5・6年生がこれまでの成果を発表しました。「ひとのやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅 inいわき」というテーマで、子どもたち目線で発掘した場所を2泊3日のプランにまとめました。バリアフリーの旅ということで、旅プラン作成では難しい面もあったのですが、校外学習に出かけて調べる中で、私たちが住むいわき市の良さを再発見することができました。また、旅プランに登場する方々とお話ししたり、触れあったりする中で感じたこともありました。こうした思い自分たちの言葉にまとめ、平ふくろう祭で5・6年生が代表して発表しました。詳しい内容については、主催者が作成する冊子とDVDにまとめられます。また、12月25日には、郡山市民文化センターでプレゼンテーション大会があります。こちらも応援頂ければと思います。

               

平ふくろう祭⑤

 がんばったふくろう祭も終わり、休み明けに登校すると、幼稚部の教室の窓に、大きなかまきりを発見しました。
 子どもたちは、劇「だんごむしのだいぼうけん」にも登場したかまきりに興味津々、おそるおそる近づいて観察していました。 「かまきりさん、ふらいぱんかして。」と自然に、劇のセリフを声に出している様子も見られ、劇を振り返っていました。
 
 今は、かまきりのえさやかまの動き、うんちの話などで持ちきりです。子どもたちは登校するとまず、かまきりの様子を見に行きます。
  
 ふくろう祭の振り返りの活動も行い、自分の一番心に残ったことを絵に描き残しました。
 幼稚部では、自分の経験や触れた言葉を、しっかり押さえるためにも、やりとりと振り返りの活動をとても大切にしています。

平ふくろう祭④

 幼稚部は7日(土)のふくろう祭で、劇「だんごむしのだいぼうけん」と、ダンス「かいぞく体操」を発表しました。
 劇「だんごむしのだいぼうけん」は幼稚部の子どもたちが今、興味をもっていることからお話を広げ、今、触れてほしい言葉を取り入れながら、子どもたちと一緒にセリフを考えました。
 パネルシアターで話の内容をつかみ、確認して、紙芝居を見たりごっこ遊びを繰り返したりする中で、子どもたちはセリフを覚え、自然と声が出るようになりました。
  
 劇を通して「いいよ。」「いってきます。」「またね。」など、生活の中で自信をもって使える言葉も増えました。
 一人一人が「わかって伝える」ことのできた劇発表でした。

ヤングアメリカンズ!!

 ヤングアメリカンズは、教育と音楽公演の活動を行っている非営利活動団体です。
 今年度もじぶん未来クラブが、東日本大震災で被災した子どもたちを支援するためにツアーを実施するということで、平分校にもキャストの方が来てくださって、一緒にとても楽しい素敵な時間を過ごしました。
    
  
 子どもたちは聴覚だけでなく全身で音楽を感じとり、体を自由に動かしたり、堂々と大きな声を出したりして、ワークショップ(練習)にとても積極的に参加していました。そして、楽しい気持ちを爆発させて全身と満面の笑みで表現していました。
 最後にはお揃いのTシャツを着て、観に来てくださった保護者の方や母子訓練センターの皆さんの前で「ショー」という形で、今までのワークショップの成果を見ていただきました。
 最初から最後まで笑い声の絶えない、とても楽しい「ショー」になりました。子どもたちの心を動かし、揺さぶった思い出に残る一日となりました。

平ふくろう祭③

小学部音楽発表は「ドレミのうた」と「聖者の行進」の2曲を発表しました。「ドレミの歌」は2グループに分けて歌唱とドレミ体操を披露しました。ドレミ体操で身体表現をしながら、楽しく歌うことができました。「聖者の行進」は、今年度の聾学校合奏コンクール出品曲です。合奏は、曲のテンポやリズムをほかの演奏者と合わせなければならず、聾学校の児童にとっては非常に難しい課題です。発表までには、朝や昼の空き時間jを練習に当てて、それぞれの児童がひたすら練習してきました。ただいま、合奏コンクールの一次審査に応募しているところです。その努力の成果を、今回の音楽発表でお見せすることができました。緊張していましたが、力を出し切った子どもたちでした。

    

             

平ふくろう祭②

小学部の劇は加古里子原作の「どうろぼうがっこう」でした。1年生から6年生まで総勢10名で力を合わせて劇を作り上げました。内容は「くまさかとらえもん」校長先生ひきいる「どろぼうがっこう」の生徒たちが繰り広げるドタバタ喜劇で、最後は刑務所を金持ち屋敷と勘違いして泥棒に入り捕まってしまうというものです。どこかおかしみのあるこのお話は、練習中から子どもたちに評判が良く、たいへん楽しく演じることができました。台詞は、口話と手話で演じ、お客さんに劇のおかしみが伝わるように頑張りました。演じた後にはお客さんから沢山の拍手を頂くことができ、自信にみちた子どもたちの笑顔を見ることができました。

   

             

平ふくろう祭①

 本日、平ふくろう祭が開催されました。
 この日を迎えるにあたり、幼児児童たちは劇やダンス、発表の練習など本当に一生懸命、準備をしてきました。
 家族や来場された方々があたたかく見守ってくださる中、日頃の成果を発揮し、一人一人が輝く素晴らしいふくろう祭となりました。
 体育館の入り口付近には、子どもたちの学習の様子や作品なども掲示され、来場された方々は足を止めて見入っていらっしゃいました。
   
  
 また、交流企画では全員参加型の「やーやーやーじゃんけん」を行いました。
二人組になってじゃんけんをして、負けたら顔にシールを貼るというルールで、会場のあちこちから笑い声が聞こえてくる、とても楽しい時間となりました。
 お互いの顔を見て笑顔になり、最後には全員で「幸せなら手をたたこう」を歌って、さらに笑顔になりました。
  
 今年度のテーマである「みんなでエンジョイ 心ひとつに平ふくろう祭」にふさわしく、子どもたちだけでなく先生や保護者の方々、来場された方々が、心をひとつにすることのできた、ふくろう祭でした。
 見に来てくださり、本当にありがとうございました。 ふくろう祭、大成功!!

交流いも煮会

 11月6日(金) 同じ敷地内にある富岡養護学校のみなさんから、いも煮会のお誘いがあり行ってきました。前日から富岡養護学校のみなさんが野菜を切ったりして準備して下さり、今日はかまどをつくり、大鍋でおいしい「とんじるうどん」を作ってくれました。秋晴れの下、本校幼稚部、小学部全員でごちそうになりました。みんな、2はい、3ばいとおかわりして大満足のいも煮会でした。富岡養護学校のみなさんは、東日本大震災後、今は本校の校庭に仮設校舎を建てて勉強しています。普段は授業時間が異なるため、同じ敷地内でもなかなか一緒になる機会は少ないのですが、今日はお互いに豚汁うどんを食べながら交流することができました。富岡養護学校のみなさん、ごちそうさまでした。
                      
                           

もうすぐ ふくろう祭

  今年度は11月7日(土)に、ふくろう祭が行われます。
 テーマは「みんなで エンジョイ  心ひとつに 平ふくろう祭」です。
 本番まで2週間を切りました。子どもたちは毎日ふくろう祭に向けて、劇の練習や作品制作などに一生懸命取り組んでいます。
  
 ふくろう祭を通して、さまざまな言葉に触れると共に、みんなで一つのものを作り上げるという貴重な経験もしています。
 11月7日(土)は、ぜひ、平分校の体育館にお越しください!

招待状をもらいました

 平分校の隣に富岡養護学校の仮設校舎があります。
 校庭や体育館などで富岡養護学校の児童生徒のみなさんと顔を合わせ、挨拶などを交わす機会もあります。
 昨年度に引き続き「いも煮会」を行うということで、富岡養護学校の生徒のみなさんが来校され、代表して幼稚部の幼児たちが招待状をもらいました。
  
 昨年の楽しかった経験を覚えていて、子どもたちはみんな、一緒に外で行う「いも煮会」を楽しみにしています。

防災講話

 福島地方気象台より2名の講師の方をお招きして、防災講話「自然災害から身を守るために」のお話しいただきました。
 ニュースなどで見聞きする機会はあるものの「特別警報」とは実際どのようなものなのか、天気の急変、地震等の自然災害から身を守るためにとるべき行動、などについてパワーポイントを使いながら分かりやすくお話しいただきました。
   
 事実、一時期よりも、地震などに対する危機感が薄くなってしまっているところはあり、これをきっかけにもっと常日頃から、意識して生活をしていかなければならない、と感じた講話でした。合わせて、災害時に聾学校の子どもたちに危険が差し迫っていることや、その時にとるべき行動をどのように伝えていくかなどについても、再度、確認していくことの必要性を感じました。

目のはなし

 全校集会の中で、養護の先生から「め」についてのお話しがありました。10月10日は目の愛護デーということで、紙芝居「なぞなぞめめめ」の読み聞かせがありました。
 
 子どもたちは「まゆげ」や「まつげ」の役割を聞いて自分や友達の顔を触って確認したり、両目ならば自分の顔の前で左右の人差し指をぴったりつけられるのに、片目をつむると難しいと聞いて、実際にやってみて不思議そうな顔をしたりしていました。
 聾学校の子どもたちにとって、「きく」ことと同様に「みる」ことは理解の手がかりになるため、とても大切です。

ALT来校

 ALTのロジャー先生が来校しました。
 朝、教室に行く途中でロジャー先生を見つけて、子どもたちはわくわく。幼稚部に来てくれることをとても楽しみにしていました。
 ロジャー先生が教室に入ってくると「はろー!」と挨拶をする様子や「一緒にあそぼう!」と誘う様子も見られました。
  
 ロジャー先生とお別れするときには「明日もくる?」という声も聞かれました。
 みんなで「またね!」「ばいばーい!」と元気に声を出してお別れしました。

人工内耳研修会

 10月5日(月)の15:00から教員と保護者を対象に人工内耳の研修会が行われました。
今回はコクレア社から山本さまをお招きして、人工内耳の基礎的な内容から最新情報まで幅広い内容をお聞きすることができました。質問にも丁寧にお答えしていただき、教員も保護者の方たちも真剣な表情で耳を傾けていました。 
 
人工内耳のお子さんも増えている中、私たち教員も日々勉強をしていかなければならない、という思いで、自分たちの専門性を高めるためにもこのような研修会を開いています。

本を寄付していただきました

 市内の統廃合した小学校から、たくさんの本を寄付していただきました。
全校集会で分校長先生から本の紹介があり、子どもたちは興味をもって見てました。
いただいた本は今後、図書館において自由に手にとることができるようにする予定です。
  
 子どもたちの読書活動がさらに充実しました。大切に読みます。ありがとうございました。

みみらんどいわき学習会

9月28日(月)の14:30~みみらんどいわき・PTA合同の学習会が行われました。
今回の講師は、平分校の幼稚部、小学部を卒業したお子さんをお持ちの先輩お母さんです。
お子さんとのこれまでの生活の中で大切にしてきたことを中心に、幼少期から成人した今に至るまでの貴重なお話しを、たくさん伺うことができました。
お話しを聞いた保護者の方からも、「子どものために何が一番よいのか。家庭と学校とで一緒に考えていくことが大事。とおっしゃっていたことが心に残りました。」等の感想が寄せられ、みなさんの心に響くたいへん充実した学習会となりました。本当にありがとうございました。
  
   輪になって座談会をする様子       当時の貴重な日記など

ようちぶ図書室

 北校舎の耐震工事が終わり、幼稚部の場所が移ったことに伴って幼稚部の新しい図書室ができました。自由に絵本を選び、マットの上や机などで見たり読んだりすることができます。
  
 また、各家庭でもたくさんの本に触れて、興味、言葉、動きなどをもとにパパやママとやりとりをしてほしいという思いから、借りたい本を3冊まで選んで借りることもできます。、貸し出しファイルとカードがあるので、親子で相談して借りたい本を決め、本の題名を書くなどの手続きをします。今日は金曜日で早い下校だったので、帰りの会のあとママと一緒に図書室に寄って、好きな本を借りました。本が大好きな子が増えたら嬉しいです。
 

交流運動会【幼稚部】

 9月19日(土)に、あさひ保育園との交流運動会を行いました。
 前日まではあいにくの雨で当日の天気が心配でしたが、「晴れますように!」とてるてるぼうずにお願いをしたかいもあってか、青空が広がる中での実施となりました。
 交流保育の回数を重ねていく中で、お友達の名前を覚えたり、お友達に会うことを楽しみにしたりする様子も見られています。
 運動会に向けては、保育園や学校で練習を積み重ねるとともに、動きに関する言葉などを扱ったり動作化したりして、言葉と意味、動きをつなげて理解も深めてきました。
 子どもたちは運動会を通して、また少したくましくなりました。
  
   「がんばるぞー、おー!!」       親子種目もがんばりました
  
   盛り上がった紅白リレー            みんな、がんばったね!

こども福島魅力発掘プロジェクト

 小学部の児童は、福島県観光交流局主催の子ども「ふるさと福島」魅力発掘プロジェクトに参加しています。このプロジェクトは、身近なところから県内全域にいたるまで子ども目線で福島の魅力を発掘し、新しい旅行プランをつくる、というものです。本校のテーマは「人のやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅inいわき」です。日頃の学習と関連させながら、いわきの魅力を発信します。夏休みには、参加する小中高等学校が一堂に会し、結団式が行われました。さらに、子どもたちから旅行プランに盛り込む候補地を募集し、2学期からは調査研究を開始しました。10月末には旅行プランをまとめ提出予定です。
                            
       
結団式(県立博物館 7/22) 全員       草野心平記念文学館(9/3) 小4                          
       
フェイジョアゆうゆうファーム(9/9)小3     とまとランド(9/16) 小3

 調査研究していた先々で、いろんな人と話をしたり質問したりするなかで、感じたことや考えたことを旅行プランに丁寧に反映させたいです。そして、子どもたちが住んでいるいわき市の良さを発見でき、みんなに伝えられたらと思います。

FM補聴システム、ロジャー研修会

(月)                                                                                                                

  
   研修会の様子              補聴システムの使用状況

 外部講師を招いて、教職員対象の補聴援助システムの研修会をしました。補聴援助システムは、話し手の声をFM電波やデジタル無線にのせて、直接、補聴器や人工内耳にとどけるというものです。騒音が多い場所や、大人数の教室では、聴きたい音以外の騒音や雑音を拾ってしまい、大事な情報を聞きとれないことがあります。そんなときに、補聴援助システムを使います。本校では、木造校舎ということもあり、騒音や生活音が響きやすい環境下にあります。できるだけ軽減するために、国語や算数、音楽などの授業で使用しています。また、草野小学校での交流及び共同学習のときも利用しています。その他にも、パソコンやオーディオ機器に接続して使うこともできる大変便利な機器です。普段から、聾学校教員は音環境を整えることに神経を使っていますが、補聴援助システムは大変有効な機器といえます。今回の研修では、取り扱い上の留意点や、最新の機器の説明をお聞きすることができました。今後の指導に生きる研修でした。


職場体験 【大野中学校】

 7日、8日の2日間、大野中学校から4名の生徒さんが職場体験のために来校しました。はじめはお互い緊張する様子も見られましたが、次第に打ち解けて中学校のお兄さんお姉さんと一緒に遊んだり、給食を食べたりしてたくさん交流をすることができました。
  
 大好きなだんごむしを見せたよ。     給食を一緒に食べました。
 
 2日目の交流会では、お兄さんお姉さんが考えて手作りしてくれたボウリングとわなげをしました。手話ソング「せかいじゅうのこどもたちが」のプレゼントもありました。
 高学年の児童にとっては、中学生とかかわるよい経験でした。
お互いに理解を深めることのできた2日間になりました。
大野中の4名の生徒さん、ありがとうございました。

第2学期の始業式 【幼稚部】

 幼稚部の始業式が行われました。いよいよ2学期が始まります。
友達と久しぶりに会えたことがうれしくて、笑顔があふれていました。
式の中で、写真を見ながら夏休みの思い出を振り返ると、自分の経験とすりあわせて「同じ同じ!」「どーん(花火)」など、みんなに伝えながら、とても興味をもって見ていました。
なんだか顔つきが、それぞれ夏休み前よりもほんの少し、お兄さん、お姉さんになったような感じがします。
どんな夏休みの思い出が飛び出すか、子どもたちの話を聞くことをとても楽しみにしています。
  
                        「2学期もがんばるぞ、えいえいおー!!」

こえみる研修会

 
  
 8月26日(水) 第2学期始業式の後、音声認識システム「こえみる」の講習会を行いました。「こえみる」は、NTTソフトウエアが開発し、福島県立聾学校が実証研究を行っているものです。具体的には、教師の声を文字化して幼児・児童生徒に見せることで、より正確に必要な情報を伝えることができるシステムで「音を見える化」するものです。マイクを通して教師が話したことがリアルタイムでテレビやタブレット端末に文字化されてでてきます。今まで、聞き取りだけではあやふやだった内容が、文字化することにより、より正確に、確実に児童生徒に伝えることができます。とはいっても、まだまだ音声認識の課題や、授業の中でどう使うかは研究途上なので、今回の実証研究により、より使いやすく便利なシステムに改善できればと思っています。テクノロジーの進歩を上手に取り入れ、子どもたちに還元できたらと感じた講習でした。

第2学期の始業式 【小学部】

 たくさん楽しいことがあった夏休みも終わり、いよいよ今日から第2学期がはじまりました。休み中は大きな事故やけがもなく、あいにくの雨模様ではありましたが、みんな元気に登校することができました。久しぶりに会った友達との話に花が咲き、校舎に子どもたちの元気な声が響いていました。始業式で分校長先生が、実物投影機で花火や平の七夕の様子などを映し出すと、「花火を2回見たよ。」「わたしもいわき踊りを踊った。」など、それぞれが自分の経験と結びつけながら、夏休みを思い出していました。

 また、北校舎の耐震化工事が夏期休業中に終わり、校舎の中に入れるようになりました。あたたかい色合いの壁面で、床もピカピカしています。児童はさっそく中に入って、いろいろな教室を探索していました。幼稚部と乳幼児相談の教室、特別教室などがあります。幼稚部の始業式は9月1日(火)に実施します。
 

浜通り地区聴覚障がい児親の会が開かれました


 平分校の保護者が中心になって組織する「浜通り地区聴覚障がい児親の会」のレクレーションが7月19日(日)に開かれました。この会は保護者や家族の親睦を兼ね、対象の幼児・児童・生徒が学年や学校の枠をこえて交流や体験活動等を行うものです。
 今年も平分校以外の方の参加があり、子どもたちはプールやすいかわり、流しそうめん等でにぎわいました。暑い中、準備が大変だったお父さん、お母さん方ご苦労様でした。

     

第1学期の終業式を行いました

 幼児児童全員で第1学期の終業式を無事に迎えることができました。終業式では分校長先生の話の他にも、実物投影機を使って係の先生から、毎日補聴器をつけることや水の事故に気をつけることなど、夏休みの過ごし方についての話もあり、みんな真剣に話を聞いていました。
 また、たなばた展の表彰や、5年生による「給食の主な食材と生産地」についての発表もありました。社会科の学習の中で、自分なりに疑問を持ったことについてさまざまな方法で調べ、模造紙にまとめた力作でした。とてもよくまとまっており、分かりやすい説明で、学習の成果がよく表れた発表でした。
  

交流保育

 平分校の幼稚部では、近隣の保育園との交流活動を行っています。一学期は月に一回程度、保育園の友達と一緒に遊ぶ活動を通して、少しずつ子ども同士のかかわりも見られるようになってきたところです。
 5月に行った対面式では、平分校の教員が補聴器の人形を用いて、補聴器の得意なことと苦手なことについて、保育園の友達に話をする機会もいただきました。その後の子ども同士のかかわりの場面では、近くにきてから話しかけたり、肩を優しくトントンとしてから話をする姿も見られるようになりました。幼稚部の子どもたちにとって、交流保育は集団活動のさまざまなことを学ぶ機会でもあります。子どもたちは保育園の友達の名前を覚えて、会うことをとても楽しみにしています。
 二学期には交流運動会があるので、運動会に向けて練習も一緒に行う予定です。
  

福島・弘済会スクールコンサート


 7月14日(火)に福島弘済会によるスクールコンサートが平分校で開催されました。このコンサートは東日本大震災被災県対象の教育支援事業の一環として、県内の特別支援学校を対象に今年度と来年度にかけて実施されるものです。
 コンサートでは、聴いたことがある曲や小学部児童が昨年度合奏コンクールで演奏した「見上げてごらん夜の星を」の曲などもあり、幼児児童たちは真剣に聞き入っていました。また、一緒に楽器を鳴らしたり、踊ったりなどして大いに楽しみました。
 音楽を聴くことは聴覚活用につながる大事な活動になります。平分校の幼児児童たちは日頃から合奏したり、音楽を聴いたりしているため、コンサートでも十分に楽しみ笑顔がたくさん見られました。 

  

  

修学旅行の事前学習


 5・6年生は9月に本・分校合同の修学旅行があります。一泊二日で仙台方面に行きますが、二日目は班行動に分かれて仙台市内を見学するため、どこを見学するか自分たちで計画を立てることになりました。明日の本分校合同の事前学習で、自分たちが考えた旅程を発表するため、児童たちは、いつもより真剣な表情でタブレット端末を使いながら見学場所について調べました。 
 平分校では調べ学習以外でも、パソコンやタブレット端末等の情報機器を授業の中でよく活用します。児童にとって聴覚からの情報ととともに、視覚からの情報は理解に繋がる有効な手段となるからです。
 

  

幼稚部のプール開き


 7月8日(水)に幼稚部のプール開きがありました。毎年幼稚部幼児用の簡易プールを教室の前に設置していましたが、今年は耐震改修工事を行っているため、簡易プールを設置することができず、母子訓練センターのプールをお借りして、プール開きを行いました。
 午前中、薄日が差すまずまずの天候の中、幼児たちはプールの中で大はしゃぎ、休み時間には小学部の児童たちもやってきて「いいなあー」のひとこと・・・
 プールに入る時には補聴器をはずして入りますが、終わったあとは、耳の中までよくふいてから補聴器をつけます。プールに入る時には補聴器の管理についても、幼稚部の段階から少しずつ覚えていきます。

  

七夕お楽しみ会

 平分校では、ちょうど七夕の今日に合わせて、七夕お楽しみ会を行いました。
全校生で七夕の歌を歌い、織姫と彦星のお話しをペープサートで見ながら聞いたあと、それぞれが短冊にかいた願い事を、みんなの前で発表しました。バスケやピアノが上手になりたい、など自分の頑張りたいことに関する内容や欲しい物についての内容、家族の健康を願う内容などさまざまでしたが、みんな一生懸命考えて、思いを込めて書いていました。
  
 短冊と手作りの飾りは、本物の笹に飾り付けました。最後には全員でゲームをしたりプレゼントをもらったりして、とても楽しい会になりました。
 このような行事の活動は、幼稚部と小学部が合同で行っています。高学年の児童が小さい友達の面倒を見たり、高学年のお兄さんお姉さんが身近なお手本になったりなど、幼児児童にとってお互いに良い刺激になる場になっており、小さい学校ならではの良さが見られます。

全校集会での児童の活躍


 平分校では他の小学校と同じように児童の係活動を重視しています。少ない人数ではありますが、高学年の児童が中心となって毎週月曜日の全校集会を運営しています。
 7月6日(月)の全校集会では、保健委員会と図書委員会の児童からお知らせがありました。保健委員会からは衛生検査の実施について、図書委員会からは夏休み中の課題図書の紹介についてそれぞれお話しがあり、下級生たちが真剣にお話しを聞いていました。全校集会は上級生の姿を見て学ぶ場になっています。

  

研修会の様子

 6月26日(金)と7月2日(木)の2日間、筑波大学附属聴覚支援学校より、鎌田ルリ子先生、江代充先生の2人の先生方をお招きしました。鎌田先生には幼稚部の授業を参観していただき、江代先生には小学部の授業を参観していただきました。それぞれ指導助言をいただき、その後、全体での講演会という運びとなりました。江代先生の講演会には、外部の先生方の参加者も募り、近隣の中学校、特別支援学校の先生方の参加もありました。
  
 <6月26日 鎌田先生の講演会>  <7月 2日 江代先生の講演会>
毎日の子どもたちへのかかわり方や指導方法、「ことば」について、大変貴重で学びの多い
講演会となりました。今後も子どもたちのために、教員一人一人の専門性の向上に努めていきたいと思います。

幼稚部もロジャーさんと一緒に勉強しました


 幼稚部幼児もALTのロジャーさんと一緒に勉強しました。
 今日は「ロジャーさんが好きな果物や動物はな~に?」というクイズで始まりました。幼児たちはロジャーさんの英語の発音を、口元を見ながらを一生懸命に聴き取り、口声模倣で応えました。ことば絵辞典を見ながら「いちご」や「いるか」だということが分かり幼児たちは大喜び。
 英語の活動になりますが、聾学校では聴覚を活用する学習とともに日本語としてのことばの学習にもなります。「ロジャーさん、楽しい活動をありがとうございます。」
 
     
 
 

読書活動の充実(幼稚部)

 幼稚部4・5歳学級では、だんごむしに興味をもったお友達がいたので「だんごむし」の本の読み聞かせを行いました。だんごむしのころちゃんが他の虫たちに挨拶をする場面では一緒に挨拶をしたり、かまきりやもぐらに食べられそうになる場面では一緒にハラハラしたりして、興味をもって聞いていました。特に、「ころころころ…ストーン!」と穴の中に入ってしまう場面がお気に入りで、それぞれ「ころころ…」と声を出して指でなぞって楽しんでいます。
  
読み聞かせのあとで、外にだんごむしを探しに行きました。
 
 大きな石をどけたら、だんごむしがたくさんいてびっくり。宝探しのようにわくわくしながら、次々と石の下をのぞきこむ様子も見られました。
 だんごむしが幼稚部4・5歳学級に仲間入りしました。「葉っぱ食べるんだよ。」と教えてくれたり、くるんと丸くなる様子を真似したりするなど、だんだん、だんごむし博士になってきました。

陸上大会の激励壮行会

 6月18日(木)に市内平地区の小学校6年生による陸上大会があり、平分校からも2名の6年生が1000m走と100m走に出場します。
 16日の全校集会では選手として出場する6年生の激励壮行会がありました。聾学校の名前入りのユニホームを着た6年生が目標タイム等を発表したあと、小学部5年~3年の児童が応援団になり、大きな声で「フレー、フレー!」と声援を送りました。幼稚部幼児も一緒になって大きな拍手をおくりました。 
 大会当日はみんなで陸上競技場に応援に応援に行きます。小さい学校ですが、2名の6年生は在校生の心あたたかい応援を背に受け、力を十分に発揮してくれるでしょう。
 「フレー! フレー! 6年生!」 「ガンバレー! 平分校!」