日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

地球温暖化防止のための福島議定書表彰式

 2月8日(月)に地球温暖化防止のための福島議定書表彰式があり、平分校は最優秀賞をいただきました。表彰式には最上級生の6年生児童2名が出席し、福島県知事や教育長から賞状をいただきました。児童はとても緊張していましたが、卒業を前にとっても良い思い出ができました。
 平分校では教室の照明の消し忘れがないか確認したり、手を洗うときに水を出しすぎないように量を調節したりしています。節電や節水の他にも、ゴミの量を減らしたり、好き嫌いをしないで給食の残飯をださないように取り組みました。これからも、いっそう努力していきます。

   

研修会(松本末男先生来校)

  5日(金)に、筑波大学付属聴覚特別支援学校から松本末男先生をお呼びして、研修会を行いました。松本末男先生には朝早い時間から、各学級をまわって参観していただいたり、子どもたちとのやりとりの場面を見せていただいたりしました。
 指導助言をいただいたあとは、「今後の平分校と課題」と題しての全体講話もあり、教員は真剣な表情で参加していました。末男先生からは、子どもたちの成長を豊かにするための日々のやりとりや言語化のあり方について、また、チームとして機能するための教員集団のあり方についてご助言いただきました。
 松本末男先生、ありがとうございました。今後、さらに私たちは努力してまいります。
  
  

ドラムセットがきました

 先週、ピカピカのドラムセットが学校にきました。音楽担当の先生がずっとお願いしていた楽器です。平分校の楽器はとにかく古く、今年の聾学校合奏コンクールで使用した木琴と鉄琴は昭和50年代に購入されたものです。音も??? という年代物です。そんな平分校に新品の楽器、それもこんな大型のものがきたので、子どもたちも先生方も大興奮で弾いてみました。子どもたちの笑顔いっぱいの顔がすてきです。音楽の授業の中でどう使っていくかはこれからですが、楽器に触れて音を楽しむ経験をどんどん積ませたいと思います。

                    
   椅子に座ると、ぼくたち足がとどかない!   でもやりたいんだ!   ダンダンダダダダダ

                   

小学部 豆まき会

 2月3日 は節分でした。今年も節分の由来にふれながら、子どもたちに日頃の生活を振りかっえてもらい「心の鬼」を退治しました。子どもたちの書いた心の鬼は・・・・

            「後回し鬼」   「しらんぷり鬼」    「ゲーム大好き鬼」   などなど
           
 子どもそれぞれ、問題意識を持っているところは違いますが、今よりもっともっと素敵な自分になりたい!という思いが伝わってきますね。心の鬼にむかって豆まきをして、明日から頑張ります。

 節分が終わると立春です。暦の上では春ですが、いわきでは先週末に雪が降り、日陰にはまだ雪が残っています。豆まき会では、「明日は立春ですよ」と話したのですが、子どもたちにはなかなか実感できませんでした。花壇のチューリップの芽を見せたり、日が長くなったことを話したりしました。とはいえ、寒い時期はまだまだ続きます。縄跳びやマラソンを頑張りながら、寒い季節を乗り切りたいです。



        
   「心の鬼」を発表しました。               巨大な鬼の顔に貼り付けています。

        
 年女の5年生から福豆をもらいました。           心の鬼にむかって豆まき!

ALTの先生と一緒に

 ALTのロジャー先生が来校されました。
 小学部の3年生は、ロジャー先生からカナダの冬について教えてもらったり、雪だるま作りを通して、英語に親しんだりしました。
 紙など身近なものを雪玉に見立て、雪玉を投げ合って、雪合戦を楽しみました。
 また、ロジャー先生からカナダの雪だるまは「スノーマン」と呼ばれていることを教えてもらいました。日本では2段に重ねてつくることが多いけれど、カナダでは雪玉を3段に重ねてつくるということに、子どもたちはとても驚いていました。
 

校外学習(アクアマリンふくしま)

 小学部の4年生は、国語科で学習する「ウナギのなぞを追って」の事前学習として、アクアマリンふくしまへ校外学習に行ってきました。
 実物のウナギを見て、ウナギについて調べるためです。
 ウナギは卵から孵ること、その卵はガラスみたいだということ、「レプトセファルス」というのはウナギの赤ちゃんの名前であることなど、校外学習を通して知ることができました。
 子どもたちは、ウナギの様子を観察したり、流れている映像や説明文などを見て、熱心にメモをとったりしていました。
  
 
 学校に帰ってきてからは、ウナギを食べて味も確かめました。
 実際に見たり、触れたり、味わったりすることを通して、ウナギについての知識も増えました。
 これから国語科で「ウナギのなぞを追って」を学ぶ中で、さらに知識を深めていきます。

駅伝大会の練習①

 平分校には、幼稚部・小学部・教員が全員参加する行事として、駅伝大会があります。
 「体力の向上と健康の保持増進」 「お互いを認め合い、達成感を味わう」の2つをねらいとして、昨年度からはじまりました。3つのチームに分かれ、全員でタスキをつなぎます。
 今日は1回目の全体練習があり、チームに分かれてチーム名や走る順番を決めたあと、体育館で実際に走る練習を行いました。
  
 
 今年のテーマは「その一歩をとびだせ!!」です。
 2月26日の本番に向けて、一人一人目標を決めて、日々の練習に励んでいます。

つくるのだいすき

 自由遊びの時間に、教室の一角にあるおもちゃのキッチンで、おままごとをして遊んでいます。 
 お家ごっこやお店屋さんごっこなど、日々遊び方が発展していく中で、どんどん遊びが広がってきています。
 「すいはんきをつくりたい!」「ピザつくりたい!」
 段ボールや紙皿などを使い、自分なりのイメージをもって作ることも増えてきました。
  
 子どもたちの心が動く楽しい遊びの中でも、たくさんの言葉に触れています。

かきぞめ

 幼稚部では、かきぞめの活動を行いました。
 墨の色やにおい、感触を確かめたり、道具の名前などを聞いたり言ってみたりしながら、今年の干支である「さる」を、半紙いっぱいに元気よく書きました。
 使い慣れない筆に苦戦しながらも、一人一人が自分なりの「さる」を書いていました。
  
  
      「せーの、さる!!」

補聴器や人工内耳の管理

 全校集会で補聴器や人工内耳の管理についてお話しがありました。平分校の幼児児童は全員補聴器や人工内耳を装用しており、健聴者にとっての「耳」と同じ役割である補聴器や人工内耳を自分で管理することはとても大切なことです。集会では、担当の先生から、管理の仕方や電池の確認などのお話しがあり、幼稚部の幼児たちも含めて全員真剣にお話しを聞いていました。
 幼児児童たちは、朝登校すると電池の残量を自分で確認するようにしており、幼児の段階から管理の仕方を少しずつ覚えていきます。

  

学校給食習慣の献立で日本旅行

 平分校の給食は平養護学校でつくってもらっていますが、今週は学校給食習慣のため特別な献立になっています。日本各地の郷土料理が給食の献立に用意されていて、月曜日は北海道メニューで、「とりめし」「鮭サンギ」「ジャガイモのみそ汁」などがでました。
 係の先生から、献立のお話しを聞いたあと、児童たちはさっそく大きな口をあけて北海道メニューに舌鼓を打っていました。給食は子どもたちにとって楽しみな時間ですが、平分校では献立や食材などの名前を覚える時間にもなっています。

  

小中学生版画展見学実施計画

 1月19日(火) 小中学校版画展を見にいわき市立美術館に行って来ました。版画展には、平分校の作品も展示されています。今年の作品は、絵本、ミロコマチコの「オオカミがとぶひ」(こどもプレス)を題材にして作品づくりをしました。1年生から6年生までの児童による共同作品です。版画の技法は、スチレン版画やゴム版画など学年によって様々ですが、絵本の世界を表現した勢いある作品でした。
  市立美術館では、展覧会にあわせて版画体験も行っています。今年は、フロッタージュでオリジナルカードづくりをしました。フロッタージュは、紙の下に型紙をおいて、クレヨンなどでこすり出す技法です。思い思いの型紙を選んで作品づくりをしていました。 
  市内の小中学生の版画は、学校ごとに特色があり、単色づり、多色づり、個人作品、集合作品など様々です。小学校の友達の作品から、子どもたちそれぞれ、お気に入りのものを見つけていました。 来年も楽しい作品づくりをしようと意欲を新たにした子どもたちでした。

               
  平分校の作品の前で記念撮影             私が作った作品はこれ!

                                                       フロッタージュでカード作り

3学期が始まりました

 冬休みが終わり、3学期がはじまって約1週間が経ちました。
 8日(金)の第3学期始業式には怪我や事故などもなく、全員が無事に登校することができました。
 久しぶりに会えた友達や先生とあいさつを交わしたり、冬休みの思い出などについて話をしたりしている様子があちこちで見られています。分校長先生からは「いろいろなことにチャレンジしてください。」とお話がありました。
 
 6年生とくじら組の幼児児童は、卒業式も控えています。
 3学期はまとめの学期です。今年度も残すところあとわずかですが、「たくさん見て、たくさん聞いて、たくさん伝え合って」最後まで気を引き締めて、学校全体で頑張っていきたいと思います。
今年度もよろしくお願い致します。

福島魅力発掘プロジェクトプレゼンテーション大会

 12月25日(金)郡山市民文化センターで福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が行われました。経験したことのない大舞台でしたが、堂々と旅のプランを発表できました。緊張のあまりいつもの調子ではなかった子もいたのですが、自分たちがやってきたことを精一杯伝えようとしていました。初参加でしたが、プロジェクトを通していわきの魅力にふれることができ、さらに大舞台での発表もでき、得がたい経験ができたと思っています。「楽しかったよ!先生!」と話す児童もいて、参加して良かったな!としみじみ思いました。旅行プランに御協力いただきました、関係施設の皆様、主催者、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。

     
郡山市民会館中ホールで発表しました。      プレゼンテーションする児童
     
     詩の朗読をする4年生  草野心平の詩の世界観を表現しました。
     
 いわきにきてくんちえ!(いわき方言)     フェイジョアの模型を見せました
     
 発表がおわって楽しいお弁当             参加者と記念撮影

第2学期終業式

 12月24日(木) 第2学期終業式が行われました。
分校長先生からは、学習を振り返るお話がありました。2学期は一年間で一番長い学期だけに、お話の内容も盛りだくさんでした。ふくろう祭をはじめ大きな行事もありました。日々の学習では、1学期の学習をさらに充実、発展させるべく教員も子どもたちも精一杯走り続けた学期でした。そんなに前の話ではないのですが、そういえば、あんなこともあったな!と改めて思い出されました。
 終業式を終えてからは、漢字力テストと計算力テストの表彰がありました。この二つのテストは、既習事項の到達度を確認するために、小学部教員が作成したテストを月1回実施しています。80点以上で合格。学年ごとに級が設定されていて、合格すれば賞状と副賞のノートがもらえます。自分の実力を知る機会になり、友達と競い合いながら頑張っています。今回は、それぞれのテストで2名の合格者がでました。3学期も頑張って欲しいです。


    

お楽しみ会

 18日(金)にお楽しみ会があり、平分校にもサンタさんとトナカイさんがやってきました!
 
 学部ごとの出し物では、小学部がリコーダーや鍵盤ハーモニカで「きよしこの夜」を演奏したり、幼稚部が大好きな絵本の一部を演じたりしました。先生たちもサンタバンドを結成して「聖者の行進」を演奏しました。
 体育館では、サンタチームとトナカイチームに分かれてミニ運動会をしました。二人三脚やパン食い競争、つなひきなどで競い合い、中でもパン食い競争は、大きな口をあけて手を使わずにパンをとるのが難しく苦戦しましたが、みんな笑顔で最後まで頑張りました。大きくあけた口に負けないくらい大きな声で応援も頑張りました。
  
  
 サンタさんからは、本のプレゼントがありました。プレゼントの中身は、担任の先生が一人一人の顔を思い浮かべながら、読んでほしいと思って選んだこだわりの本です。
 最後はおいしい給食とケーキを囲んで、全員で楽しい会食をしました。とても楽しい時間を過ごしました。

いただきます ふくしまさん事業

 いただきますふくしまさん事業で、食育に関する教材を購入させていただきました。
 幼稚部ではおままごとのセットを購入していただき、教室にキッチンスペースを作ったことで、幼児たちは毎日そこで遊ぶことを楽しみにしています。
 食べ物や調理器具の名称、調理する際の動作の音など自然な遊びの中で触れる言葉も多く、お母さんの真似をしてみたり、食べる真似をした友達に「おいしい?」と聞いたりするなど、幼児同士のかかわりもみられています。
  
 
 「上手に切れたよ!」
 「みかんは皮を手でむいて食べるけれど、オレンジは包丁で切って食べるね。」
 「包丁で切るときは猫さんの手で切るんだよ。」
 毎日新しい発見がいっぱいです。
 

家庭科の学習の様子

 5・6年生は、栄養バランスなどに気をつけながら一食分の献立を考え、お弁当作りをしました。はじめてのお弁当作りに緊張気味の3人でしたが、やる気は十分で、調理方法を確かめながら上手に作ることができました。 
 玉子焼き、アスパラガスのベーコン巻き、ハムとチーズのレタス巻きの3品を作りました。   
  
  
 お弁当箱への詰め方は、それぞれの個性が光っていました。お弁当は家に持ち帰って、出来を家族へ自慢する3人でした。またひとつ、自分でできることが増えました。

             

福島魅力発掘プロジェクト

 12月25日(金)に福島魅力発掘プロジェクトのプレゼンテーション大会が開かれます。場所は郡山市民文化センター(中ホール)です。いよいよプレゼン大会にむけて練習を開始しました。学校あたりの持ち時間は10分と短く、その間にPRビデオや出入りの時間も含まれるので、子どもたちが使える時間は5分ほどです。目玉は、4年生の詩と一年生のパホーマンスです。4年生は、草野心平記念文学館でみつけた「秋の夜の会話」という詩を朗読します。蛙の詩人といわれた草野心平の独特の世界が表現されています。2匹の蛙の心情を4年生二人の朗読で表現できればと思います。一年生は楽しかったアクアマリン福島と、スパリゾートハワイアンズの思い出を、踊りと寸劇で表現します。今大会、最年少参加の1年生3人のかわいらしいパホーマンスは必見ですよ。今回の大会は、特別支援学校からは平分校のみの参加です。小中高等学校と同じ土俵で競うので、一般の方々に思いを伝えるよい経験になると思います。平分校の元気な子どもたちの声とパホーマンスをみなさんに届けられるよう、がんばります。プレゼンテーション大会の平分校の登場は、11:00頃です。応援よろしくお願いします。


    

                

リクエスト献立のメニューが決まりました

 全校幼児児童で「かぜに負けるな!強い体を作るぞ!」というテーマのもと、リクエスト献立を考えました。
 主菜は1年生、副菜は5・6年生、汁物は3・4年生、デザートは幼稚部が担当しました。
 旬の食材や栄養バランスなどに関連する言葉にも触れながら、それぞれが食べたい献立を考え、最後は、全校幼児児童と教員が投票して献立を決定しました。  
 投票数の多かったものが、3月8日の給食にリクエスト献立として登場します。みんなで決めた献立なので、とても楽しみです。

授業参観、給食試食会

 7日に、授業参観と給食の試食会がありました。
 試食会は初めての試みで、保護者の方が子どもたちの食事内容について理解を深めたり、家庭での食事に活かしたりすることを目的として実施されました。
メニューは「ごはん、メンチカツ、五目納豆、煮干し出汁のみそ汁、ピーチコンポート」です。
 試食会には10名の保護者の方が参加してくださり、給食が作られる様子をクイズ形式になっているビデオで見たり、実際に子どもたちと同じ給食を食べたりしました。
  
  試食会のアンケートには、保護者の方々から「バランスが良い給食になっていて安心し  
 た。」「また試食会があったら参加したい。」等の感想が寄せられました。
 よく噛む、舌を動かす、口をひらく、ことなどは、聾学校の子どもたちにとって、とても大切なことです。

サッカー教室

 あさひ保育園との今年度最後の交流保育で、サッカー教室に参加してきました。
今回は3回目ということで、最初に比べるとボールの扱い方も上手になってきました。集団での活動に混ざって、一緒にボールを追いかけている姿や、保育園の友達と一緒に勝利を喜んでいる姿などを見ると、交流保育でしかできない貴重な経験をしていると感じます。
   
 はじめは集団に圧倒されていたのに、その中に入っていこうとする姿や、転んでも転んでも涙をこらえて走り続ける姿を見て、交流保育の中でまたお姉さんになったと感じました。
 今年度の交流保育は終わってしまいましたが、また来年、あさひ保育園のお友達に会えることを楽しみにしています。

本分校交流会②

 11月20日(金) に2回目の本分校交流会があり、本校と各分校の幼児と保護者の方が郡山の本校に集まって、みんなで焼き芋をつくって食べました。
 はじめは緊張している様子も見られましたが、お友達と一緒に焼き芋を食べたり、お話をしたりして、楽しい時間を過ごしました。
  
 「ママと一緒にさつまいもを入れたよ。」  「やきいも、おいしかったよ!」
  
  「あれ?さつまいもじゃないぞ!」       「また、あそぼうね。」

 パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に共有体験をしたことで、おうちでも「あのとき〇〇だったよね。」「〇〇ちゃんは、どんな気持ちだったの?」など、やりとりの幅が広がります。
 心が動いたことを、やりとりを通して絵日記に描き残すことは、その場にいなかった友達や先生に出来事や気持ちを伝える手段や、あとで活動を振り返る際の手がかりにもなります。
 どんな絵日記を描いてきてくれるか、来週がとても楽しみです。

避難訓練

 11月30日に、抜き打ちの避難訓練を実施しました。
 子どもたちは、避難を呼びかける急な放送に動きをとめて耳を傾け、先生の話をよく聞いて全員無事に避難することができました。
 事後学習では担当の先生より、竜巻から身を守るためにすべき行動について話がありました。子どもたちは、「自分だったら…」という視点で自分なりに考えている姿が見られました。
  
 災害から身を守るために必要な知識を身につけることはとても大切なことです。
そして、それと同時に、自分で必要な情報を選び、その情報をもとに自分ですべきことを判断することがとても大切です。
 平分校ではさまざまな場面で、思考を深め、自分の考えを相手に伝える活動を大切にしています。

聾学校平分校校内研修会

 11月27日(金)に筑波大学学校教育局教育長補佐 筑波大学教授 松本末男先生が来校されました。松本末男先生は、筑波大学聴覚支援学校で長く教鞭をとられていた先生です。本校とのご縁は、かれこれ10年近くになります。毎年ご指導いただいていて、学校の実情や子どもたちの実態を詳しくご存じの先生です。当日は、授業を参観いただき、教員への指導助言をいただきました。また、乳幼児教育相談「みみちゃん教室」では、お母さん方に経験を交えながら「言葉をそだてる」というテーマでお話しいただきました。私たち教員も、的確な指導をいただき、授業改善のヒントをつかむことができました。次回は来年2月頃にきていただきます。それまでに、教員に対しては末男先生から宿題が出されています。なかなか難しい課題ばかりなのですが、今回の指導を思い返しながら日々の授業に取り組みたいと思います。末男先生、ありがとうございました。

                                    

祝 聾学校合奏コンクール一次審査通過


 聾学校合奏コンクールの一次審査に通りました。曲目は「聖者の行進」です。2学期に入り音楽の時間や休み時間を使いひたすら練習してきた成果が実りました。指導していた音楽の先生もほっと一安心。子どもたちは早くも2次審査へと頭を切り換えて、朝練に取り組んでいます。2次審査の締め切りは2学期の終業式前です。残された時間で、それぞれの課題を克服し、満足のいく演奏ができればと思います。がんばれ!小学部のみんな

              

和歌山県からみかんをいただきました。

第70回国民体育大会(紀の国わかやま国体)と第15回障がい者スポーツ大会が行われた和歌山県から、被災3県の小学生に温州みかんが届けられました。 「スポーツの力を東北へ」を合い言葉に開催されたそうです。本校でも幼児児童みんなでおいしくいただきました。ちょうど小学部4年生は県名を覚えているところで、みかんがいっぱいとれる和歌山県の話をしながら食べていました。遠い和歌山から送られたみかん、とってもおいしかったです。


      

朗読の発表

 全校集会で6年生の児童が学習のまとめとして、国語で学習している「やまなし」の朗読発表を行いました。
  
 平分校は全校幼児児童数の少ない学校ですので、週に一度みんなが集まる全校集会は、他の友達や先生の前で発表をしたり、自分の考えを伝えたりする場でもあります。
 他学年の発表を見て、「〇年生になったら、こういう学習をするのか」と見通しをもったり、自分がすでに学習したところの発表を聞くことは、自分自身の復習にもなったりします。幼稚部の子どもたちにも分かるよう、説明を工夫したり、よく聞こえるように声の出し方を調整したりと、相手に伝える、伝わるためにはどうしたらよいか、を考えるきっかけにもなっています。

いもほりをしました

 6月にみんなで優しく土をかけてうえたさつまいもの苗が育ち、収穫のときをむかえました。
「よいしょ、よいしょ」とさつまいものつるとつなひきをしたり、さつまいもを見つけて一生懸命に土をかき分けたりしていました。
  
  
 幼稚部では「見て、聞いて、触って、においをかいで、食べて…」といった活動を、大切にしています。
 子どもたちが実体験の中から色や形、重さ、におい、感触、味など、その言葉の周辺情報を知ることは、言葉を押さえる上でとても大切なことだからです。

福島魅力発掘プロジェクト

 福島魅力発掘プロジェクトでお世話になっている「ゆうゆうファーム」の丸山さんからフェイジョアが届きました。フェイジョアはニュージーランド原産の果物で、日本で栽培しているのは「ゆうゆうファーム」だけという大変珍しい果物です。これまで、小学部3年生の児童が、丸山さんの農園にうかがって、栽培の方法やフェイジョアの食べ方を教えて頂いたのですが、実物を味わってみないと想像がつかずにいました。11月に収穫ということで、子どもたちも楽しみにしていたところです。ようやくフェイジョアが届き、みんなで味わうことができました。見たことのない果物に興味津々の子どもたち。食べてみると「洋なしのように甘いね」、「皮がすっぱいね」「においがとってもいいね」という感想がきかれました。なかなか表現しずらい味ですが、こんなめずらしい果物をいわき市の小川町で作っていることを知り、みな驚いたようです。今回の福島魅力発掘プロジェクトは、私たちが住む町の良さを再発見する意味もあります。いわき市の魅力をまた一つみつけることができました。
  

                         

いわき市 総合作品展

11月13日~11月15日まで、いわき ら・ら・ミュウで「いわき市 総合作品展」が行われました。いわき市内の特別支援学級、養護学校、聾学校の児童生徒が作成した、作文、工作、絵画作品などが展示されました。本校からは、スチレン版画、砂絵、作文、短歌などを出品しました。いわき ら・ら・ミュウに立ち寄った方々に、日頃の学習成果を見て頂く機会となりました。作品展後の全校集会では、参加した児童に賞状が手渡されました。賞状を頂き満足げな子どもたちでした。

     

               

          


  

交流秋祭り

11月14日(土) 草野小学校で交流秋祭りがありました。それぞれの学年ごとに、地域の方と触れ合いながら学習が展開されました。
 1年生は、2年生が招待してくれた「わくわくフェスティバル」にいき出店で遊びました。2年生が準備してくれたお店はどれもおもしろく楽しかったです。
 3年生は地元の絵手紙教室の皆さんに絵手紙を教わりました。サツマイモと好きな果物を墨と絵の具で描き、思い思いの言葉を添えました。子どもの描く絵手紙には独特の魅力があり、先生方からも大変ほめられました。
 4年生は、LEDイルミネーションプレートづくりをしました。福島高専の方が教えて下さいました。あわせて、福島高専の研究成果も大きなトラックに積んでもってきてくださり興味深く見てきました。
 5年生は、これまで行ってきたお米にづくりの発表会を行い、その後、お餅をついて全校児童にふるまいました。
 6年生は「日本文化に親しもう」というテーマで、茶道・華道・墨絵のゲストティーチャーをお招きして教わりました。本校の6年生は華道に参加し作品を作ってきました。
 お昼には、草野小学校のPTAの皆さんと5年生がつくってくれた、お餅と豚汁を食べて、大満足の楽しい1日でした。

       
                   
                   



   

平ふくろう祭⑥

今年度、小学部の児童は福島観光交流課主催の「福島子ども魅力発掘プロジェクト」に参加し旅のプランを作っています。平ふくろう祭では、5・6年生がこれまでの成果を発表しました。「ひとのやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅 inいわき」というテーマで、子どもたち目線で発掘した場所を2泊3日のプランにまとめました。バリアフリーの旅ということで、旅プラン作成では難しい面もあったのですが、校外学習に出かけて調べる中で、私たちが住むいわき市の良さを再発見することができました。また、旅プランに登場する方々とお話ししたり、触れあったりする中で感じたこともありました。こうした思い自分たちの言葉にまとめ、平ふくろう祭で5・6年生が代表して発表しました。詳しい内容については、主催者が作成する冊子とDVDにまとめられます。また、12月25日には、郡山市民文化センターでプレゼンテーション大会があります。こちらも応援頂ければと思います。

               

平ふくろう祭⑤

 がんばったふくろう祭も終わり、休み明けに登校すると、幼稚部の教室の窓に、大きなかまきりを発見しました。
 子どもたちは、劇「だんごむしのだいぼうけん」にも登場したかまきりに興味津々、おそるおそる近づいて観察していました。 「かまきりさん、ふらいぱんかして。」と自然に、劇のセリフを声に出している様子も見られ、劇を振り返っていました。
 
 今は、かまきりのえさやかまの動き、うんちの話などで持ちきりです。子どもたちは登校するとまず、かまきりの様子を見に行きます。
  
 ふくろう祭の振り返りの活動も行い、自分の一番心に残ったことを絵に描き残しました。
 幼稚部では、自分の経験や触れた言葉を、しっかり押さえるためにも、やりとりと振り返りの活動をとても大切にしています。

平ふくろう祭④

 幼稚部は7日(土)のふくろう祭で、劇「だんごむしのだいぼうけん」と、ダンス「かいぞく体操」を発表しました。
 劇「だんごむしのだいぼうけん」は幼稚部の子どもたちが今、興味をもっていることからお話を広げ、今、触れてほしい言葉を取り入れながら、子どもたちと一緒にセリフを考えました。
 パネルシアターで話の内容をつかみ、確認して、紙芝居を見たりごっこ遊びを繰り返したりする中で、子どもたちはセリフを覚え、自然と声が出るようになりました。
  
 劇を通して「いいよ。」「いってきます。」「またね。」など、生活の中で自信をもって使える言葉も増えました。
 一人一人が「わかって伝える」ことのできた劇発表でした。

ヤングアメリカンズ!!

 ヤングアメリカンズは、教育と音楽公演の活動を行っている非営利活動団体です。
 今年度もじぶん未来クラブが、東日本大震災で被災した子どもたちを支援するためにツアーを実施するということで、平分校にもキャストの方が来てくださって、一緒にとても楽しい素敵な時間を過ごしました。
    
  
 子どもたちは聴覚だけでなく全身で音楽を感じとり、体を自由に動かしたり、堂々と大きな声を出したりして、ワークショップ(練習)にとても積極的に参加していました。そして、楽しい気持ちを爆発させて全身と満面の笑みで表現していました。
 最後にはお揃いのTシャツを着て、観に来てくださった保護者の方や母子訓練センターの皆さんの前で「ショー」という形で、今までのワークショップの成果を見ていただきました。
 最初から最後まで笑い声の絶えない、とても楽しい「ショー」になりました。子どもたちの心を動かし、揺さぶった思い出に残る一日となりました。

平ふくろう祭③

小学部音楽発表は「ドレミのうた」と「聖者の行進」の2曲を発表しました。「ドレミの歌」は2グループに分けて歌唱とドレミ体操を披露しました。ドレミ体操で身体表現をしながら、楽しく歌うことができました。「聖者の行進」は、今年度の聾学校合奏コンクール出品曲です。合奏は、曲のテンポやリズムをほかの演奏者と合わせなければならず、聾学校の児童にとっては非常に難しい課題です。発表までには、朝や昼の空き時間jを練習に当てて、それぞれの児童がひたすら練習してきました。ただいま、合奏コンクールの一次審査に応募しているところです。その努力の成果を、今回の音楽発表でお見せすることができました。緊張していましたが、力を出し切った子どもたちでした。

    

             

平ふくろう祭②

小学部の劇は加古里子原作の「どうろぼうがっこう」でした。1年生から6年生まで総勢10名で力を合わせて劇を作り上げました。内容は「くまさかとらえもん」校長先生ひきいる「どろぼうがっこう」の生徒たちが繰り広げるドタバタ喜劇で、最後は刑務所を金持ち屋敷と勘違いして泥棒に入り捕まってしまうというものです。どこかおかしみのあるこのお話は、練習中から子どもたちに評判が良く、たいへん楽しく演じることができました。台詞は、口話と手話で演じ、お客さんに劇のおかしみが伝わるように頑張りました。演じた後にはお客さんから沢山の拍手を頂くことができ、自信にみちた子どもたちの笑顔を見ることができました。

   

             

平ふくろう祭①

 本日、平ふくろう祭が開催されました。
 この日を迎えるにあたり、幼児児童たちは劇やダンス、発表の練習など本当に一生懸命、準備をしてきました。
 家族や来場された方々があたたかく見守ってくださる中、日頃の成果を発揮し、一人一人が輝く素晴らしいふくろう祭となりました。
 体育館の入り口付近には、子どもたちの学習の様子や作品なども掲示され、来場された方々は足を止めて見入っていらっしゃいました。
   
  
 また、交流企画では全員参加型の「やーやーやーじゃんけん」を行いました。
二人組になってじゃんけんをして、負けたら顔にシールを貼るというルールで、会場のあちこちから笑い声が聞こえてくる、とても楽しい時間となりました。
 お互いの顔を見て笑顔になり、最後には全員で「幸せなら手をたたこう」を歌って、さらに笑顔になりました。
  
 今年度のテーマである「みんなでエンジョイ 心ひとつに平ふくろう祭」にふさわしく、子どもたちだけでなく先生や保護者の方々、来場された方々が、心をひとつにすることのできた、ふくろう祭でした。
 見に来てくださり、本当にありがとうございました。 ふくろう祭、大成功!!

交流いも煮会

 11月6日(金) 同じ敷地内にある富岡養護学校のみなさんから、いも煮会のお誘いがあり行ってきました。前日から富岡養護学校のみなさんが野菜を切ったりして準備して下さり、今日はかまどをつくり、大鍋でおいしい「とんじるうどん」を作ってくれました。秋晴れの下、本校幼稚部、小学部全員でごちそうになりました。みんな、2はい、3ばいとおかわりして大満足のいも煮会でした。富岡養護学校のみなさんは、東日本大震災後、今は本校の校庭に仮設校舎を建てて勉強しています。普段は授業時間が異なるため、同じ敷地内でもなかなか一緒になる機会は少ないのですが、今日はお互いに豚汁うどんを食べながら交流することができました。富岡養護学校のみなさん、ごちそうさまでした。
                      
                           

もうすぐ ふくろう祭

  今年度は11月7日(土)に、ふくろう祭が行われます。
 テーマは「みんなで エンジョイ  心ひとつに 平ふくろう祭」です。
 本番まで2週間を切りました。子どもたちは毎日ふくろう祭に向けて、劇の練習や作品制作などに一生懸命取り組んでいます。
  
 ふくろう祭を通して、さまざまな言葉に触れると共に、みんなで一つのものを作り上げるという貴重な経験もしています。
 11月7日(土)は、ぜひ、平分校の体育館にお越しください!

招待状をもらいました

 平分校の隣に富岡養護学校の仮設校舎があります。
 校庭や体育館などで富岡養護学校の児童生徒のみなさんと顔を合わせ、挨拶などを交わす機会もあります。
 昨年度に引き続き「いも煮会」を行うということで、富岡養護学校の生徒のみなさんが来校され、代表して幼稚部の幼児たちが招待状をもらいました。
  
 昨年の楽しかった経験を覚えていて、子どもたちはみんな、一緒に外で行う「いも煮会」を楽しみにしています。

防災講話

 福島地方気象台より2名の講師の方をお招きして、防災講話「自然災害から身を守るために」のお話しいただきました。
 ニュースなどで見聞きする機会はあるものの「特別警報」とは実際どのようなものなのか、天気の急変、地震等の自然災害から身を守るためにとるべき行動、などについてパワーポイントを使いながら分かりやすくお話しいただきました。
   
 事実、一時期よりも、地震などに対する危機感が薄くなってしまっているところはあり、これをきっかけにもっと常日頃から、意識して生活をしていかなければならない、と感じた講話でした。合わせて、災害時に聾学校の子どもたちに危険が差し迫っていることや、その時にとるべき行動をどのように伝えていくかなどについても、再度、確認していくことの必要性を感じました。

目のはなし

 全校集会の中で、養護の先生から「め」についてのお話しがありました。10月10日は目の愛護デーということで、紙芝居「なぞなぞめめめ」の読み聞かせがありました。
 
 子どもたちは「まゆげ」や「まつげ」の役割を聞いて自分や友達の顔を触って確認したり、両目ならば自分の顔の前で左右の人差し指をぴったりつけられるのに、片目をつむると難しいと聞いて、実際にやってみて不思議そうな顔をしたりしていました。
 聾学校の子どもたちにとって、「きく」ことと同様に「みる」ことは理解の手がかりになるため、とても大切です。

ALT来校

 ALTのロジャー先生が来校しました。
 朝、教室に行く途中でロジャー先生を見つけて、子どもたちはわくわく。幼稚部に来てくれることをとても楽しみにしていました。
 ロジャー先生が教室に入ってくると「はろー!」と挨拶をする様子や「一緒にあそぼう!」と誘う様子も見られました。
  
 ロジャー先生とお別れするときには「明日もくる?」という声も聞かれました。
 みんなで「またね!」「ばいばーい!」と元気に声を出してお別れしました。

人工内耳研修会

 10月5日(月)の15:00から教員と保護者を対象に人工内耳の研修会が行われました。
今回はコクレア社から山本さまをお招きして、人工内耳の基礎的な内容から最新情報まで幅広い内容をお聞きすることができました。質問にも丁寧にお答えしていただき、教員も保護者の方たちも真剣な表情で耳を傾けていました。 
 
人工内耳のお子さんも増えている中、私たち教員も日々勉強をしていかなければならない、という思いで、自分たちの専門性を高めるためにもこのような研修会を開いています。

本を寄付していただきました

 市内の統廃合した小学校から、たくさんの本を寄付していただきました。
全校集会で分校長先生から本の紹介があり、子どもたちは興味をもって見てました。
いただいた本は今後、図書館において自由に手にとることができるようにする予定です。
  
 子どもたちの読書活動がさらに充実しました。大切に読みます。ありがとうございました。

みみらんどいわき学習会

9月28日(月)の14:30~みみらんどいわき・PTA合同の学習会が行われました。
今回の講師は、平分校の幼稚部、小学部を卒業したお子さんをお持ちの先輩お母さんです。
お子さんとのこれまでの生活の中で大切にしてきたことを中心に、幼少期から成人した今に至るまでの貴重なお話しを、たくさん伺うことができました。
お話しを聞いた保護者の方からも、「子どものために何が一番よいのか。家庭と学校とで一緒に考えていくことが大事。とおっしゃっていたことが心に残りました。」等の感想が寄せられ、みなさんの心に響くたいへん充実した学習会となりました。本当にありがとうございました。
  
   輪になって座談会をする様子       当時の貴重な日記など

ようちぶ図書室

 北校舎の耐震工事が終わり、幼稚部の場所が移ったことに伴って幼稚部の新しい図書室ができました。自由に絵本を選び、マットの上や机などで見たり読んだりすることができます。
  
 また、各家庭でもたくさんの本に触れて、興味、言葉、動きなどをもとにパパやママとやりとりをしてほしいという思いから、借りたい本を3冊まで選んで借りることもできます。、貸し出しファイルとカードがあるので、親子で相談して借りたい本を決め、本の題名を書くなどの手続きをします。今日は金曜日で早い下校だったので、帰りの会のあとママと一緒に図書室に寄って、好きな本を借りました。本が大好きな子が増えたら嬉しいです。
 

交流運動会【幼稚部】

 9月19日(土)に、あさひ保育園との交流運動会を行いました。
 前日まではあいにくの雨で当日の天気が心配でしたが、「晴れますように!」とてるてるぼうずにお願いをしたかいもあってか、青空が広がる中での実施となりました。
 交流保育の回数を重ねていく中で、お友達の名前を覚えたり、お友達に会うことを楽しみにしたりする様子も見られています。
 運動会に向けては、保育園や学校で練習を積み重ねるとともに、動きに関する言葉などを扱ったり動作化したりして、言葉と意味、動きをつなげて理解も深めてきました。
 子どもたちは運動会を通して、また少したくましくなりました。
  
   「がんばるぞー、おー!!」       親子種目もがんばりました
  
   盛り上がった紅白リレー            みんな、がんばったね!

こども福島魅力発掘プロジェクト

 小学部の児童は、福島県観光交流局主催の子ども「ふるさと福島」魅力発掘プロジェクトに参加しています。このプロジェクトは、身近なところから県内全域にいたるまで子ども目線で福島の魅力を発掘し、新しい旅行プランをつくる、というものです。本校のテーマは「人のやさしさにふれる旅 バリアフリーの旅inいわき」です。日頃の学習と関連させながら、いわきの魅力を発信します。夏休みには、参加する小中高等学校が一堂に会し、結団式が行われました。さらに、子どもたちから旅行プランに盛り込む候補地を募集し、2学期からは調査研究を開始しました。10月末には旅行プランをまとめ提出予定です。
                            
       
結団式(県立博物館 7/22) 全員       草野心平記念文学館(9/3) 小4                          
       
フェイジョアゆうゆうファーム(9/9)小3     とまとランド(9/16) 小3

 調査研究していた先々で、いろんな人と話をしたり質問したりするなかで、感じたことや考えたことを旅行プランに丁寧に反映させたいです。そして、子どもたちが住んでいるいわき市の良さを発見でき、みんなに伝えられたらと思います。

FM補聴システム、ロジャー研修会

(月)                                                                                                                

  
   研修会の様子              補聴システムの使用状況

 外部講師を招いて、教職員対象の補聴援助システムの研修会をしました。補聴援助システムは、話し手の声をFM電波やデジタル無線にのせて、直接、補聴器や人工内耳にとどけるというものです。騒音が多い場所や、大人数の教室では、聴きたい音以外の騒音や雑音を拾ってしまい、大事な情報を聞きとれないことがあります。そんなときに、補聴援助システムを使います。本校では、木造校舎ということもあり、騒音や生活音が響きやすい環境下にあります。できるだけ軽減するために、国語や算数、音楽などの授業で使用しています。また、草野小学校での交流及び共同学習のときも利用しています。その他にも、パソコンやオーディオ機器に接続して使うこともできる大変便利な機器です。普段から、聾学校教員は音環境を整えることに神経を使っていますが、補聴援助システムは大変有効な機器といえます。今回の研修では、取り扱い上の留意点や、最新の機器の説明をお聞きすることができました。今後の指導に生きる研修でした。


職場体験 【大野中学校】

 7日、8日の2日間、大野中学校から4名の生徒さんが職場体験のために来校しました。はじめはお互い緊張する様子も見られましたが、次第に打ち解けて中学校のお兄さんお姉さんと一緒に遊んだり、給食を食べたりしてたくさん交流をすることができました。
  
 大好きなだんごむしを見せたよ。     給食を一緒に食べました。
 
 2日目の交流会では、お兄さんお姉さんが考えて手作りしてくれたボウリングとわなげをしました。手話ソング「せかいじゅうのこどもたちが」のプレゼントもありました。
 高学年の児童にとっては、中学生とかかわるよい経験でした。
お互いに理解を深めることのできた2日間になりました。
大野中の4名の生徒さん、ありがとうございました。

第2学期の始業式 【幼稚部】

 幼稚部の始業式が行われました。いよいよ2学期が始まります。
友達と久しぶりに会えたことがうれしくて、笑顔があふれていました。
式の中で、写真を見ながら夏休みの思い出を振り返ると、自分の経験とすりあわせて「同じ同じ!」「どーん(花火)」など、みんなに伝えながら、とても興味をもって見ていました。
なんだか顔つきが、それぞれ夏休み前よりもほんの少し、お兄さん、お姉さんになったような感じがします。
どんな夏休みの思い出が飛び出すか、子どもたちの話を聞くことをとても楽しみにしています。
  
                        「2学期もがんばるぞ、えいえいおー!!」

こえみる研修会

 
  
 8月26日(水) 第2学期始業式の後、音声認識システム「こえみる」の講習会を行いました。「こえみる」は、NTTソフトウエアが開発し、福島県立聾学校が実証研究を行っているものです。具体的には、教師の声を文字化して幼児・児童生徒に見せることで、より正確に必要な情報を伝えることができるシステムで「音を見える化」するものです。マイクを通して教師が話したことがリアルタイムでテレビやタブレット端末に文字化されてでてきます。今まで、聞き取りだけではあやふやだった内容が、文字化することにより、より正確に、確実に児童生徒に伝えることができます。とはいっても、まだまだ音声認識の課題や、授業の中でどう使うかは研究途上なので、今回の実証研究により、より使いやすく便利なシステムに改善できればと思っています。テクノロジーの進歩を上手に取り入れ、子どもたちに還元できたらと感じた講習でした。

第2学期の始業式 【小学部】

 たくさん楽しいことがあった夏休みも終わり、いよいよ今日から第2学期がはじまりました。休み中は大きな事故やけがもなく、あいにくの雨模様ではありましたが、みんな元気に登校することができました。久しぶりに会った友達との話に花が咲き、校舎に子どもたちの元気な声が響いていました。始業式で分校長先生が、実物投影機で花火や平の七夕の様子などを映し出すと、「花火を2回見たよ。」「わたしもいわき踊りを踊った。」など、それぞれが自分の経験と結びつけながら、夏休みを思い出していました。

 また、北校舎の耐震化工事が夏期休業中に終わり、校舎の中に入れるようになりました。あたたかい色合いの壁面で、床もピカピカしています。児童はさっそく中に入って、いろいろな教室を探索していました。幼稚部と乳幼児相談の教室、特別教室などがあります。幼稚部の始業式は9月1日(火)に実施します。
 

浜通り地区聴覚障がい児親の会が開かれました


 平分校の保護者が中心になって組織する「浜通り地区聴覚障がい児親の会」のレクレーションが7月19日(日)に開かれました。この会は保護者や家族の親睦を兼ね、対象の幼児・児童・生徒が学年や学校の枠をこえて交流や体験活動等を行うものです。
 今年も平分校以外の方の参加があり、子どもたちはプールやすいかわり、流しそうめん等でにぎわいました。暑い中、準備が大変だったお父さん、お母さん方ご苦労様でした。

     

第1学期の終業式を行いました

 幼児児童全員で第1学期の終業式を無事に迎えることができました。終業式では分校長先生の話の他にも、実物投影機を使って係の先生から、毎日補聴器をつけることや水の事故に気をつけることなど、夏休みの過ごし方についての話もあり、みんな真剣に話を聞いていました。
 また、たなばた展の表彰や、5年生による「給食の主な食材と生産地」についての発表もありました。社会科の学習の中で、自分なりに疑問を持ったことについてさまざまな方法で調べ、模造紙にまとめた力作でした。とてもよくまとまっており、分かりやすい説明で、学習の成果がよく表れた発表でした。
  

交流保育

 平分校の幼稚部では、近隣の保育園との交流活動を行っています。一学期は月に一回程度、保育園の友達と一緒に遊ぶ活動を通して、少しずつ子ども同士のかかわりも見られるようになってきたところです。
 5月に行った対面式では、平分校の教員が補聴器の人形を用いて、補聴器の得意なことと苦手なことについて、保育園の友達に話をする機会もいただきました。その後の子ども同士のかかわりの場面では、近くにきてから話しかけたり、肩を優しくトントンとしてから話をする姿も見られるようになりました。幼稚部の子どもたちにとって、交流保育は集団活動のさまざまなことを学ぶ機会でもあります。子どもたちは保育園の友達の名前を覚えて、会うことをとても楽しみにしています。
 二学期には交流運動会があるので、運動会に向けて練習も一緒に行う予定です。
  

福島・弘済会スクールコンサート


 7月14日(火)に福島弘済会によるスクールコンサートが平分校で開催されました。このコンサートは東日本大震災被災県対象の教育支援事業の一環として、県内の特別支援学校を対象に今年度と来年度にかけて実施されるものです。
 コンサートでは、聴いたことがある曲や小学部児童が昨年度合奏コンクールで演奏した「見上げてごらん夜の星を」の曲などもあり、幼児児童たちは真剣に聞き入っていました。また、一緒に楽器を鳴らしたり、踊ったりなどして大いに楽しみました。
 音楽を聴くことは聴覚活用につながる大事な活動になります。平分校の幼児児童たちは日頃から合奏したり、音楽を聴いたりしているため、コンサートでも十分に楽しみ笑顔がたくさん見られました。 

  

  

修学旅行の事前学習


 5・6年生は9月に本・分校合同の修学旅行があります。一泊二日で仙台方面に行きますが、二日目は班行動に分かれて仙台市内を見学するため、どこを見学するか自分たちで計画を立てることになりました。明日の本分校合同の事前学習で、自分たちが考えた旅程を発表するため、児童たちは、いつもより真剣な表情でタブレット端末を使いながら見学場所について調べました。 
 平分校では調べ学習以外でも、パソコンやタブレット端末等の情報機器を授業の中でよく活用します。児童にとって聴覚からの情報ととともに、視覚からの情報は理解に繋がる有効な手段となるからです。
 

  

幼稚部のプール開き


 7月8日(水)に幼稚部のプール開きがありました。毎年幼稚部幼児用の簡易プールを教室の前に設置していましたが、今年は耐震改修工事を行っているため、簡易プールを設置することができず、母子訓練センターのプールをお借りして、プール開きを行いました。
 午前中、薄日が差すまずまずの天候の中、幼児たちはプールの中で大はしゃぎ、休み時間には小学部の児童たちもやってきて「いいなあー」のひとこと・・・
 プールに入る時には補聴器をはずして入りますが、終わったあとは、耳の中までよくふいてから補聴器をつけます。プールに入る時には補聴器の管理についても、幼稚部の段階から少しずつ覚えていきます。

  

七夕お楽しみ会

 平分校では、ちょうど七夕の今日に合わせて、七夕お楽しみ会を行いました。
全校生で七夕の歌を歌い、織姫と彦星のお話しをペープサートで見ながら聞いたあと、それぞれが短冊にかいた願い事を、みんなの前で発表しました。バスケやピアノが上手になりたい、など自分の頑張りたいことに関する内容や欲しい物についての内容、家族の健康を願う内容などさまざまでしたが、みんな一生懸命考えて、思いを込めて書いていました。
  
 短冊と手作りの飾りは、本物の笹に飾り付けました。最後には全員でゲームをしたりプレゼントをもらったりして、とても楽しい会になりました。
 このような行事の活動は、幼稚部と小学部が合同で行っています。高学年の児童が小さい友達の面倒を見たり、高学年のお兄さんお姉さんが身近なお手本になったりなど、幼児児童にとってお互いに良い刺激になる場になっており、小さい学校ならではの良さが見られます。

全校集会での児童の活躍


 平分校では他の小学校と同じように児童の係活動を重視しています。少ない人数ではありますが、高学年の児童が中心となって毎週月曜日の全校集会を運営しています。
 7月6日(月)の全校集会では、保健委員会と図書委員会の児童からお知らせがありました。保健委員会からは衛生検査の実施について、図書委員会からは夏休み中の課題図書の紹介についてそれぞれお話しがあり、下級生たちが真剣にお話しを聞いていました。全校集会は上級生の姿を見て学ぶ場になっています。

  

研修会の様子

 6月26日(金)と7月2日(木)の2日間、筑波大学附属聴覚支援学校より、鎌田ルリ子先生、江代充先生の2人の先生方をお招きしました。鎌田先生には幼稚部の授業を参観していただき、江代先生には小学部の授業を参観していただきました。それぞれ指導助言をいただき、その後、全体での講演会という運びとなりました。江代先生の講演会には、外部の先生方の参加者も募り、近隣の中学校、特別支援学校の先生方の参加もありました。
  
 <6月26日 鎌田先生の講演会>  <7月 2日 江代先生の講演会>
毎日の子どもたちへのかかわり方や指導方法、「ことば」について、大変貴重で学びの多い
講演会となりました。今後も子どもたちのために、教員一人一人の専門性の向上に努めていきたいと思います。

幼稚部もロジャーさんと一緒に勉強しました


 幼稚部幼児もALTのロジャーさんと一緒に勉強しました。
 今日は「ロジャーさんが好きな果物や動物はな~に?」というクイズで始まりました。幼児たちはロジャーさんの英語の発音を、口元を見ながらを一生懸命に聴き取り、口声模倣で応えました。ことば絵辞典を見ながら「いちご」や「いるか」だということが分かり幼児たちは大喜び。
 英語の活動になりますが、聾学校では聴覚を活用する学習とともに日本語としてのことばの学習にもなります。「ロジャーさん、楽しい活動をありがとうございます。」
 
     
 
 

読書活動の充実(幼稚部)

 幼稚部4・5歳学級では、だんごむしに興味をもったお友達がいたので「だんごむし」の本の読み聞かせを行いました。だんごむしのころちゃんが他の虫たちに挨拶をする場面では一緒に挨拶をしたり、かまきりやもぐらに食べられそうになる場面では一緒にハラハラしたりして、興味をもって聞いていました。特に、「ころころころ…ストーン!」と穴の中に入ってしまう場面がお気に入りで、それぞれ「ころころ…」と声を出して指でなぞって楽しんでいます。
  
読み聞かせのあとで、外にだんごむしを探しに行きました。
 
 大きな石をどけたら、だんごむしがたくさんいてびっくり。宝探しのようにわくわくしながら、次々と石の下をのぞきこむ様子も見られました。
 だんごむしが幼稚部4・5歳学級に仲間入りしました。「葉っぱ食べるんだよ。」と教えてくれたり、くるんと丸くなる様子を真似したりするなど、だんだん、だんごむし博士になってきました。

陸上大会の激励壮行会

 6月18日(木)に市内平地区の小学校6年生による陸上大会があり、平分校からも2名の6年生が1000m走と100m走に出場します。
 16日の全校集会では選手として出場する6年生の激励壮行会がありました。聾学校の名前入りのユニホームを着た6年生が目標タイム等を発表したあと、小学部5年~3年の児童が応援団になり、大きな声で「フレー、フレー!」と声援を送りました。幼稚部幼児も一緒になって大きな拍手をおくりました。 
 大会当日はみんなで陸上競技場に応援に応援に行きます。小さい学校ですが、2名の6年生は在校生の心あたたかい応援を背に受け、力を十分に発揮してくれるでしょう。
 「フレー! フレー! 6年生!」 「ガンバレー! 平分校!」

  

本て楽しいな!(読書活動の充実②)

 小学部では毎週一回、読書活動の時間があります。今回は小学部1年生と3年女子児童の読書活動の様子を紹介します。
 このグループでは、読み聞かせを中心に読書活動をしています。「あれ?なんだろう?おもしろい!こんど自分で読んでみよう!」と子どもたちが思ってくれればしめたもの。読み聞かせで取り上げた本を、休み時間に手に取る児童もでてきていて、読書の楽しみがじわじわ拡がっています。男の子が多いグループなので、乗り物やお化けの本、科学絵本などが登場することが多いですが、子どもたちの知りたい気持ち、分かりたい気持ちを刺激できるような本をどんどん読んでいきたいと思っています。

                
                 お化けの本を読んでいます。

町探検をしよう(小学部1年生)

 1年生が入学して早2ヶ月が過ぎました。本校幼稚部から進学した3人組もすっかり小学生らしくなってきました。そこで最近の授業の様子を紹介します。一年生の授業には生活科があります。学校探検を終えて、最近は学校の周りの様子に関心を持つようになってきました。聾学校平分校がある草野地区を中心に、交通安全上のルールを身に付けたり、草野地区のお店や公共施設に関心を持ったりする学習をしています。今年の一年生が男の子3人組ということもあり、乗り物大好き、自動車大好きだったので、一番最初に関心を示したのはガソリンスタンドでした。おうちの方と立ち寄った経験もあり、ガソリンスタンドについて、どんなところなのか、それぞれの経験をもとに話し合い活動をしました。その過程で、給油機と洗車機を作ってみようということになり、段ボールで作りました。制作したり遊んだりするのも楽しいのですが、聾学校なのでしっかり言葉の勉強もしました。楽しい経験を共有しながらの話し合い活動は言葉の習得につながります。これから学校の周りにどんどん探検に出かけたいと思います。

      
洗車機 幼稚部と一緒に試運転しました      後ろに見えるのが給油機です

むしばよぼうデー

 幼稚部には歯みがきが嫌いなワニくんと、歯みがきが好きなワニちゃんが遊びにきてくれました。虫歯になってしまって泣いているワニくんが登場したときに、子どもたちは今までの自分の経験から、「はいしゃさんにいけばいいんじゃない?」「はみがきをする。」などの意見を出していました。「は」「くち」「むしば」「はみがき」などの言葉に触れながら、自分の歯の汚れ具合を見るために赤く染め、養護教諭の先生からは、優しくみがく、細かくみがくなどブラッシングの仕方についても教えてもらいました。
 
 
 学校では歯の仕上げみがきのときに、「あー」と声を出しながら奥歯をみがいたり、「いー」と声を出しながら前歯をみがいたりしています。生活の流れの中で、口や舌の筋肉を動かしたり、息を調節したりすることを意識して活動を行っています。
 みんなの歯は、とてもピカピカになりました。

学級討論会をしよう(小学部6年生)

  5月29日(金)に交流学校の草野小学校で、学級討論会に参加してきました。肯定派と否定派にわかれてそれぞれの主張を出し合ったあとに、討論を聞いていたグループが結論を出すという流れで行いました。討論のはじめには聾学校の児童から「話すときはマスクをはずして口元を見せて欲しい」ことや「はっきりゆっくり話して欲しい」ことなどを、草野小学校の児童にお願いしてから始まりました。
 討論のテーマは「幽霊がいるのかどうか」「学校でのシャープペンシルの使用は是か非か」でした。討論ではFM補聴システムを使いました。討論中はダイナマイクというマイク型の送信機で児童の意見をひろって、聾学校の児童が聞き取りやすいように配慮して進みました。
 聾学校の児童の感想です。「討論の進め方がよくわかりました。」「いろんな意見があるんですね。」とのことでした。普段は、児童2名と担任で授業が進むため、大人数での討論会では様々な気づきがあったようです。


   

読書活動の充実


 本校では学校経営運営ビジョンの取り組みの柱として「読書力と社会性の育成」というテーマを掲げています。読書活動については、読み取る力や表現する力など言語力を高める活動につながることから、本校では様々な形で取り組んでいます。
 
 毎月初めにはいわき市の移動図書館がやってきます。幼児児童は、学校の図書館にはない本を目を輝かせながら選び何冊も借りています。教室に戻ると、さっそく借りてきた本を広げて見入っていました。

  

ALT のロジャーさんと勉強しました。

 5月28日(木)にALTの先生による英語の授業が行われました。
 聾学校でも、普通小学校と同じように、5年生と6年生で週1時間の外国語活動の時間があります。その他の学年と幼稚部は、月に一度、ALTのロジャー先生と遊んだり、給食を食べたり、英語でいろんなことを教えてもらったりしています。どの子もロジャー先生との勉強を楽しみにしていて、今回も大変楽しい時間を過ごすことができました。

 聾学校の英語というと「発音は大丈夫かな?」「ききとれるのかな?」と心配がありますが、聴くという面では日頃の勉強と全く同じです。「なんて言ったの?」と耳をそばだててロジャー先生のお話をきいていますよ。そしてまねようと頑張っています。ロジャー先生も分かりにくいときは絵に描いたり、カタカナを書いたり、いろいろと工夫してくださいます。英語に親しみながら、ロジャー先生と楽しい時間を過ごすことができました。

   


 

平成27年度 後援会総会が開催されました

  聾学校平分校の応接室にて平成27年度後援会総会が開催されました。会員の皆様におかれましてはご多忙の中、総会に出席していただきまして、まことにありがとうございました。
 分校長からは、学校行事や交流している小学校、保育園との交流の様子や、後援会の皆様からお預かりした会費の使用用途などについて、パワーポイントで紹介がありました。会員の皆様は笑顔を浮かべられ、時折拍手がわき起こるなど、和やかな雰囲気の中で見入っていらっしゃいました。
 
 今年度の後援会総会も、活発な意見の飛び交う、会員の皆様の熱い思いが込められた
総会となりました。本当にありがとうございました。
 会員の皆様からいただいた会費は教育活動の充実に向け、大切に使わせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

田植えを行いました。


 5年生の児童は、交流及び共同学習を行っている小学校の田植えに参加しました。
ぬるぬるした田んぼの中に入って、足をとられながらも、一本一本大切に苗を植える経験をしました。この苗は餅米の苗で、秋の「交流秋祭り」では収穫した米で餅つきをして食べることになっています。
 社会科の授業では農業について学習することになっており、この経験が様々な学習にも生きてきます。

  

聾学校の掲示(ことばを豊かに!)

 聾学校での言語指導は、日々の学習の中で特に力を入れている分野です。平分校の校舎の中を歩くと、そこかしこに「子どもたちのことばを豊かにしよう」という気概あふれる掲示物があります。それらを見ると、聾学校でどのように言葉を扱い、子どもたちにことばの習得を促しているか見えてくると思います。

 


 

 上の写真は、子どもたちに人気の妖怪を題材にした掲示物です。「妖怪にはことばのなぞがかくされているので~す」とあります。聾学校のみんなに知って欲しい言葉だらけなので、勉強してねという先生の思いが伝わってきますね。
 「さむがり」の絵を見てみましょう。妖怪を説明する穴あき文になっています。子どもたちは、穴にどんな言葉が入るのか考えます。さらに「さむがりってどんなひと?」との問いかけに、付箋をはってやりとりします。「さむがり」を的確に説明している付箋もあれば、こんな言葉の理解だったんだ!とおもわず頭をひねってしまうものもあります。 付箋ひとつひとつに赤ペンでさらに思考をうながすコメントが書かれています。
 言葉を注入するのではなく、自分で考えて「あー!そういうことなのね」と納得してことばを学んで欲しいという先生の願いあふれる掲示物です。

交流春の大運動会

 5月17日(日)に草野小学校と合同で「交流春の大運動会」が行われました。土曜日はあいにくの雨となり翌日に順延になりましたが、運動会当日は晴天となり盛大に運動会が実施されました。連休明けから本格的な練習が始まり、平分校と草野小学校を行き来する生活が続いていました。本番では、そうした練習の成果を出し切り、力一杯がんばる児童の姿が見られました。また、草野小学校の児童とも交流を深めた運動会でした。

    
 鼓笛演奏(6年生)フラッグで参加       だるまはこび(1・2年生)

    
80m走(3年生)2位入賞しました    入場行進 1年生はプラカード保持者になりました。

本校の運動会は地元の小学校と共同開催です。健聴児の中で活動することで、自分のコミュニケーション能力がどの程度通用するのか試すチャンスになります。団体種目の勝ち負けに一喜一憂したり、運動会の係活動を草野小学校の児童と協力して頑張ったりするなかで、同年齢の友達とわかり合う経験を積むことができた運動会でした。

交流運動会の練習がんばっています


 小学部は近隣地域にあるいわき市立草野小学校と交流及び共同学習を行っていますが、運動会も「交流春の大運動会」という形で合同の運動会となっています。
 
 連休明けから本格的な練習を積み重ねてきました。最上級生の6年生は平分校の校旗をもって入場します。また、児童はそれぞれの学年の種目に一緒に参加するので、個人種目では着順に一喜一憂する場面もあります。さらに、団体種目では同学年の集団に入って共に活動することの喜びを味わうことができます。 
 交流春の大運動会は5月16日(土)に草野小学校で行われます。雨天時は翌17日(日)です。
児童の元気なたくましい姿を是非ご覧下さい。

  

母の日のプレゼント

 幼稚部4・5歳の学級で、母の日のプレゼントを作りました。写真を見ながら描いた似顔絵を、色を塗ってかざりつけた写真立てに入れました。「ママにはないしょにしよう。」「しーだよ。」など、子どもたちは「ないしょ」なことに、わくわくしながら活動に取り組みました。
              
  
 幼稚部では、活動を振り返ったり、友達同士で共通の話題で話をしたり、家族とやりとりをしたりする手段の一つとして、毎日絵日記をかいて、目に見えるかたちで残すようにしています。今日も「プレゼントだれがだれに渡すの?」「なんて言って渡そうね。」など、絵日記をもとにしてやりとりをしました。
 それぞれが、ちょっと恥ずかしそうな表情や誇らしげな表情で「まま、ありがとう。」と声で伝え、できあがったプレゼントをお母さんに渡すことができました。
 

日々の授業(小学部5年算数)

小学部5年生の算数の授業です。聾学校でも、通常の小中学校と同じ教科書を使って授業が行われています。しかし、そこは聾学校なので、どんな授業でも言葉を非常に大切に扱って日々の授業が行われています。
 この授業は「直方体や立方体のかさの表し方を考えよう」という算数の授業です。
先生と活発にやりとりしながら授業が進みます。注目して欲しいのが黒板です。耳からの情報だけでは大切なことが流れてしまうことがあるため、授業の中で押さえて欲しいキーワードが囲み枠のなかにしっかり書かれています。書き方もチョークの色を変えたり、囲み文字にしたりして、押さえて欲しい言葉が一目瞭然です。
また、黒板の下側には沢山の短冊がぶら下がっていますね。これは、授業の中で取り上げた言葉が書かれた短冊です。一度の授業だけでは定着が難しい場合は、いつでも確認できるようにする工夫です。聾学校ならではの言葉を大切に扱う授業です。

     

春の遠足


 4月28日(火)、素晴らしい晴天の下、春の遠足で勿来の関公園に行ってきました。 
 
 幼稚部は保護者と一緒に現地集合・解散でしたが、小学部は電車を利用し、公園までの坂道をがんばって歩きました。高学年の児童の中には自力通学に向け、電車を利用して練習している児童もいますが、今回は一年生も含めて自分で切符を買って、往復1時間の電車の旅を満喫しました。
 幼稚部幼児も大好きなお父さんやお母さんと一緒に遊具で遊んだり、お弁当を食べたりして楽しい遠足となりました。
 

  
 

  

PTA総会


 4月27日(月)に授業参観、学級懇談、PTA総会があり、大変お忙しい中保護者の皆様に参加いただきました。PTA総会では今年度の活動計画や予算案が審議されたあと、役員の選出が行われました。旧役員の皆様、お疲れ様でした。新役員の皆様、よろしくお願いいたします。
 

 

たんじょうかいをしたよ

4月うまれのおともだちの誕生会をしました。
お誕生者のリクエストで、みんなでプリンを作りました。たまごを「ぱかっ」と割ったり、泡立て器で「ぐるぐる」混ぜたり、真剣な表情で取り組んでいました。
おともだちからプレゼントをもらったり、みんなで歌を歌ったりして、とても楽しい会になりました。
ろうそくの火を「ふぅ~~」と、一息で消せるようになった姿に、頼もしさも感じました。
たんじょうび おめでとう!
 
  お花のアーチで迎えました。          「ふぅ~~~~!」
 
    プレゼントをもらったよ。           プリンできあがり!

入学・進級おめでとう会


 4月17日(金)に平分校で入学・進級おめでとう会を行いました。
 11名のうち、入学生は小学部1年生の3名、他はみんな進級です。みんなで新入生を迎えたあと、新入生、在校生ともに自己紹介をし、プレゼントを贈呈したり、みんなでダンスを楽しんだりしました。
 平分校全体の活動は高学年の児童が中心になって会を企画・進行します。高学年の姿を低学年の児童や幼児たちが見て学ぶ機会ともなり、このような活動は貴重な学習の場となっています。

  

  

歯科検診


 きょうは、歯科検診がありました。幼稚部、小学部ともに、ほとんどの幼児児童が「虫歯なし」でした。また、歯垢や歯肉炎などのお口の異常もなく、日頃から歯磨きをしっかり行っている成果が確認できた検診でした。歯とのおつきあいは一生涯続きます。これからも、しっかり歯磨きをして、バランスの良い食事を心がけ、ピカピカの歯を守っていきたいと思います。
  
 「虫歯なし」のカードをもらいました。  しっかり口を開けて受診できました。

小学部と草野小学校との交流及び共同学習が始まりました


 本校の小学部はいわき市立草野小学校との交流及び共同学習を行っています。これは、30年以上も続いているもので、合同の運動会をはじめ、交流秋祭り等の行事を一緒に行ったり、教科の学習を草野小学校の児童と一緒に学んだりしています。 分校の中では小人数の授業を通して基礎的な力をしっかりと身に付けるようにしており、交流及び共同学習においては同学年の多人数の中で社会性や他者とのかかわりを身に付けるようにしています。
 
 今年度は4月15日(水)に交流1年生を迎える会があり、自己紹介をしたり、一緒にゲームをしたりしました。平分校の1年生3名も大きな集団の中に入って元気に活動しました。また、全体での活動が終わった後はそれぞれの学年の交流学級に入って活動しました。 
 交流及び共同学習は幼稚部でも近隣の保育所と取り組んでいます。

  

  

じぶんのかおをかいたよ

 今週の金曜日に、入学・進級おめでとう会が行われます。幼稚部では、自己紹介をすると  
きにみんなに見せる、自己紹介カードをつくりました。
  
  
 「パイナップルとりんごと、さくらんぼと…」「いっぱいあってなやむね。」など、先生とやりとりをしながら、好きな果物、好きな動物を一つずつ決めて、絵を描きました。自分の顔も「目はどこにあるかな?」「髪の毛は長い?短い?」など話をしながら、描くことができました。  

図工で「希望の花」を描きました


 南相馬市で開催される「ハッピー・フラワー・プロジェクト"希望の花を咲かせよう"」プロジェクトに平分校の児童が描いた作品を展示してもらうために、図工で「希望の花」を描きました。
 児童たちは花の写真を参考にしながらも、「どんな花を描こうかな?」と、真剣に考えながら「希望の花」に挑戦しました。
 

  

放課後子ども教室の開室式がありました

 聾学校平分校では、平成22年度から福島県放課後支援事業の一環として、「放課後子ども教室」を設置しています。
 本校の幼児児童は居住地がいわき市内に分散しており、下校後や休日等近隣の子どもたちと遊ぶ経験があまりありません。「放課後子ども教室」は迎えを待つ時間帯に、幼稚部と小学部の子ども同士が一緒に遊んだり、大きい子どもが小さな子どもの面倒を見たりする貴重な触れ合いの時間にもなっています。
 開室式では、本事業を委託されている母子訓練センターの先生の話や「放課後子ども教室」の先生方のあいさつを聞いたあとに、一人ずつ、楽しみにしていることの発表を行いました。
 
「体育館で遊ぶのが楽しみです。」「お楽しみ会を楽しみにしています。」「みんなといっぱい遊びたい。」など、それぞれが自分の言葉で、楽しみにしていることを発表することができました。

小学部合同の体育


 小学部は1年生~6年生まで合同で体育を行います。内容によっては学年のグループに分かれて行うこともありますが、今週から授業が始まり、しばらくは集団行動と体力づりが中心になり、全員一緒に活動します。新1年生も今日が2回目の体育です。上級生を見本としながら一緒に活動しています。
 

  

ジャガイモの種イモを植えました


 小学部6年生の2名がジャガイモを使って光合成の実験を行うため種イモを植えました。自分たちで花壇の草むしりを行い、鍬やスコップで耕したあとに畝を作って作業しました。実験がとても楽しみです。

 

たんぽぽべんとう

今日は久しぶりの晴れ。少し風は冷たかったけれど、子どもたちは外に飛び出し、元気いっぱい体を動かしました。
 
 「あ、あった!」「こっちも!」「みつけた!」
ブランコやすべり台の近くに咲いていた、たんぽぽも見つけました。
たんぽぽをたくさん集めて、木の枝をお箸に見立てて、

「たんぽぽべんとう、いただきます!」

「家庭の交通安全推進員」の委嘱状交付式がありました


 平中央警察署草野駐在所のおまわりさんが来校してくださり、2名の6年生を対象に「家庭の交通安全推進員」の委嘱状交付式がありました。これは県下の小学6年生を対象に毎年行っているものであり、学校や家庭で積極的に交通安全を推進するリーダになってもらうことを目的としています。
 交付式では2名の児童から「がんばります。」と、頼もしい返事がありました。

  

給食開始

今日から給食がはじまりました。
メニューはハヤシライス、かぼちゃサラダ、はるキャベツスープ、オレンジです。


久しぶりの給食をおいしくいただきながら、お友達との会話もはずみました。

入学式

心配していた天気にも恵まれ、あたたかい日差しのもと、平成27年度の入学式が行われました。ピカピカのランドセルを背負った新入生3名が、元気に入学しました。
       
   入学・進級おめでとう!          校庭の桜も咲きました。

離任式

今日はお世話になった2名の先生方の離任式でした。
在校生と保護者のみなさん、それから巣立っていった卒業生も離任式、お見送りに参加して、あちこちで感謝の言葉や、声をつまらせながらのお別れの言葉などが聞かれました。
笑いあり、涙ありの、聾学校平分校らしい離任式になりました。

本当にありがとうございました!
  

修了式をしました。

平成26年度の修了式を行いました。
分校長先生から、代表の児童が修了証書を受け取りました。春休みの過ごし方の話を聞いたり、元気いっぱい大きな声で校歌を歌ったりしました。
 

表彰

 算数テストと漢字力テストの表彰が行われました。
 賞状と副賞のノートを受け取り、みな誇らしげです。
  

生活科の発表

 2年生の生活科。自分が育ってきたアルバムをまとめて発表しました。自分の名前に込められた意味や赤ちゃんのころからみんなに愛されていることなど、アルバムにまとめた内容を友だちや先生を前に発表してくれました。